2016/11/24 のログ
ご案内:「ハテグ周辺、名もなき戦場」に銀時計の男さんが現れました。
銀時計の男 > どこか荒廃した風が吹き抜ける場所に一つの人影が現れる。
戦場にはふさわしくない紳士然とした身なりの男で鎖につながれた懐中時計を眺めながら悠然と歩を進めている。

ここは戦場。
言葉よりも銀旋を持って語る場所だ。
男が望むのはそれそのもの。彼は争いを求めていた。
さてさて、美しい戦いはどこかで起きているだろうか?

銀時計の男 > どうやらこの辺りでは美しい戦いは起きていないようだ。
戦争とはそういうものかもしれないがより力あるものが相手を見ることなくつぶしていくという戦いはあまり好きではなかった。
ため息を一つつき、懐中時計のふたをぱちりと閉じたあと男は歩き出す。
その後ろ姿は揺らぐように消え、戦場へと溶けていった

ご案内:「ハテグ周辺、名もなき戦場」から銀時計の男さんが去りました。