2016/08/31 のログ
■インヴィリア > 「気のせいだったのでしょうか。」
呟き首を引っ込めてから、神父は少し考え椅子に座り
「仮に人間だったとしても、誰も信じないでしょう。」
そう言って考え直せば教会の奥へと神父は姿を消していきます。
その後には静寂さだけが支配して
ご案内:「とある教会」からインヴィリアさんが去りました。
ご案内:「ルミナスの森 城」にテイアさんが現れました。
ご案内:「ルミナスの森 城」にイーヴィアさんが現れました。
■イーヴィア > (こうして、この腕の中に彼女を抱き締めている事に、此れだけの満足感と幸福感を得られる
ただ快楽だけじゃない、と言う事が果たして彼女に伝わるか如何かは判らないけれど
少なくとも、相手を壊しかねないこの獣欲を、受け止めさせようと思えるのは
女を其れだけ愛し、そして、何よりも信頼しているからに他ならないだろう
卵管へと押し入った精は、程なくして両翼までを蹂躙して行き
女の中に育まれている命の欠片全てに、己が刻印を刻み付けようとするのだろう
そうして繰り返される吐精の果て、放って置けば間違い無く壊されていた筈の女の身体
けれど、新たに其の身体へと与えられた力は、女をきっと、破滅より救い出す、か)
―――……、……前に…、……他の誰かに孕まされるとか…少し、話してたよな。
……其れが…俺の、もう一つの応え、さ。 ……子宮に飲み込んだ精を、魔力に変換出来る…もしもの為の、切り札其の二、てな。
(―――正直に言えば、其の如何足掻いてもサキュバスの其れとしか思えぬ力は、不評かも知れぬと思う
けれど、薬や薬草、他者の魔術やらに頼るよりも、余程便利だと思えたのだ
まだ、吐精は繰り返されている。 けれど、女の子宮は撃ち込まれた分だけを喰らい尽くし
其の儘全てを魔力へと変換して行くだろう、子宮底に響く重い衝撃だけは繰り返され
魔力を吸い上げる子宮は、発情とは又少し違った感覚で、大きな熱を帯びている筈
―――まだ、抱き締める腕から力は、抜かない。 身体を強く密着させた儘に
爆ぜる熱塊を、何度も、何度も…女の奥底へと、擦り付けるだろうか)。
■テイア > 「――っぁ…はぁっ…なる、ほどな…量の多いそなたのものとも…んっ、ぁっ…相性がよさそう、だ…んんっ…」
乾いた大地に水が吸い込まれていくかのように、子宮を壊しそうなほどに吐き出されていた精は魔力へと変わり完全に吸収されていた。
あれほどまでに膨らんでいた腹部は、その余韻にびくっびくっと戦慄きながらももとの状態にまで萎んでいる。
苦しげであった女も、圧迫するものがなくなれば言葉を発する余裕が生まれ苦笑を浮かべながら冗談めかす。
サキュバスのようだと思わなくもないが、実際問題望まぬ妊娠を避けられることも、伴侶の男の欲望を全て受け止められるというのも喜ばしいことであった。
子宮を満たすそれがなくなり、打ち込まれる感覚が、熱塊を擦りつけられる感覚が余計に強く感じられる。
その度に腕の中で女の体は跳ねて、敏感に反応を返して秘肉が強く熱塊をしめあげていくか。
■イーヴィア > ――――――……まぁ…全く考えなかった訳じゃ無いけどな…、……作り出してからだぜ、気付いたの。
(――ちょこっとだけ、言い訳。 まぁ、モノがモノだけにアンマリ信用されない気もするが
次第に、爆ぜる熱塊は其の儘なれど、女の身体を再び、ゆっくりと抱き上げては
其の両腕から力を抜き、其の背筋を柔らかく撫ぜ上げ始めよう
どうせ、放っておけば此の儘止まりはしない。 今までよりも遥かに
存分に女の子宮へと、精を撃ち込まれ、擦り込まれる感覚を刻んでやりながら
女の目元へと、微かな口付けを、じゃれる様に触れさせ始めよう)
―――――………全部…使う機会が無い方が、安心なんだけど、な。
……少しでも…御前の助けに為れば良いと、想ってる。
……もし、御前がソイツを使ったら…俺には、伝わる様になってるから
其の時は…、……もし、その時俺が傍に居なけりゃ、全力で、御前を探し出すぜ。
(囁いて、そっと、自らの左手を翳してみよう
薬指に嵌められた指輪は、女の指輪と共鳴するかに輝いているけれど
離れていても、其れは通じ合うのだ、と)
■テイア > 「んっ……ほんとうに?…っ…まあ…んっ…どちらにしろ、私への負担を気遣ってくれたのには、礼をいう…。んんっ…ぁっ…」
言い訳には苦笑を浮かべて、けれどやはり指輪の機能から感じられるのは女を気遣う意図のものばかりで穏やかな声が紡がれる。
抱え込み、押し付けるようにされていたのを抱き起こされお、男の脚にまたがった状態のまま未だ吐精の勢いは衰えずに子宮底へと熱が叩きつけられる感覚、それを擦込むかのように動く熱塊に声を上げながら、じゃれつくような口づけを受けて笑みを深める。
「…そうだな、機会がないにこしたことはないが…。
…リアルタイムでそなたに伝わってしまう事になるのか…。うーん……。」
囁きとともに翳された男の左手の指輪。それを見れば共鳴するように赤い宝石が仄かに輝きを帯びていた。
それに、すこし思案顔をしてしまうのは男のそばにいない状態でそれが輝いてしまえば、それだけ男に心労を与えることになるのではないかと思ったからだ。
もし仮に、他の男に抱かれる事になったとしても隠すつもりはない。
けれど、危機を脱して、無事な状態になってからこういう事があったのだと、女の口から告げるのと今まさに、という状態を知りどうしようもないのとでは、その焦燥は圧倒的に後者のほうが強いだろうと考えてのこと。
■イーヴィア > ……本当だぞ。 ……言ったろ、俺は御前の弱みに為る心算は無いってな。
俺が居る事で、御前に隙が生まれる、何て事にはしたくないのさ。
(――其れでは、己の存在は、女が女で在る事の役には立てても
領主である為にただ、邪魔なだけに為ってしまいかねないから
だから、其れだけは、何よりも自分が自分を赦せない
今まで通り、女が胸を張って前を向ける様に尽力するのは…
夫としてだって、鍛冶屋としてだって、当然の事なのだ、と
背を撫ぜていた掌を、そっと女の後頭部へと乗せては
柔く撫ぜてやりながら、其の透き通る髪糸を梳いてやり)
……いや、変換魔法なんざ、使うタイミングは一番最後だろうしな。
呪いとかの解除に対抗魔法使う場合も、逆襲か、脱出出来るチャンスに、だろ?
それに、もし戦闘中に指輪を使う嵌めに為るような状況だったら、一刻を争うからなァ。
(――それに、己が気付いて探し始めたと、例えば女が他の男に抱かれている其の場所へ
其の最中に辿り着ける事は、正直な所、中々ないだろう
己としては精精、女が長期間拘束されるような状況に、いち早く気付ければ
其れで十分に御の字だと、そう思って居る位だ
だから、何処か悩ましげな表情浮かべている女へと、小さく笑いかければ
―――己はそんなに弱くない、と、其の耳元で、断言してやり)
■テイア > 「ふふ…そなたのそういうところが、本当に好ましくて愛おしい限りだ…っ…んっ…」
彼のその心持ちは、本当に女の心を穏やかにしてくれる。
以前の自分、男と出会う前の自分であったなら、みくびるな、とその気持ちを突っぱねていたかもしれない。
それくらい、硬い殻で心を武装していたのだ。
けれど、事あるごとに女を気遣い、その為に行動を起こすこの男の心に触れてそんな必要がなくなってしまった。
素直に甘えればいい、と自分に赦すことができる。
後ろ髪を撫でるその手に目を細めると、未だ胎内への刺激に息をすこし荒げながら男の唇に口づけを贈る。
「…まあ、そうだろうが、な…。指輪が光ってもあまり心配しすぎないでくれると嬉しい…難しい話しだとは思うが…。」
弱くない、と断言する男に頷くもののそれを知る時の男の心うちを思えば表情は完全には晴れない。
だから歯切れ悪くそう伝えて。
■イーヴィア > ……つーか、だ。 ……其の位の根性が無くて、どうやって稀代の英雄を嫁にしよう、何て思えるんだって話だぜ?
(其の重圧を、娶る前から予見できない訳が無い。 其の上でこの指輪を渡したのだと、言い切る
別に、女を信用していない訳でも、見くびっている訳でもない
寧ろ、誰よりも其の強さと高潔さを、そして領主として民を支えて来た知性を理解して居るからこそ
あくまで、『最後の一手』と為る物を創り出したのだ
口付けを受けながら、そっと、女へと頬を摺り寄せる
其の体温と柔らかさを堪能しながら、女の後頭部を、ぽむぽむと叩いて)
――――………心配するなって。 ……御前は、安心して前を向きな。
たまーに振り向いて欲しい時は、俺から言うからよ。
■テイア > 「…そなたは会った時からストレートで迷いがないな…。」
そう、出会った時からこの男は真っ直ぐだった。
英雄とたたえつつも、その立場に怯むことなくその裏にいる『女』を見て、抱いたのだ。
触れるだけの口づけを離せば、頬をすり寄せられて女からも猫が戯れあうように摺り寄せていく。
後頭部を叩く手を感じながら、その肩に甘えるように頭を預けて。
「……そうだな。心配しすぎて身動きがとれなくなっては、それこそそなたに心配をかけることになってしまうな。」
男の言葉に、すこし困ったような笑みを浮かべたあと一度瞳を閉じる。
そして、再び開いた時にはいつもの女の顔に戻って男へと微笑みを贈る。
■イーヴィア > ハハッ、其れが取り柄なんでね。
(一度そうと決め込んだら、決して曲げないのが己が信念でも在る
肩書きを尊敬こそすれど、其の瞳に捕らえるのは背負った其の者
鍛冶屋の本質を捉える瞳は、人が相手でも変わりはしないのだ)
……俺のこと心配してたら、何も出来なくなるぜ?
良いのさ、御前は御前のままで良い、変われ、だなんて言う心算はないぜ?
俺は、在りのままの御前が好きなんだからなァ、テイア・ルア・ルナミス
(――其れで良い、と、己もまた笑い返そう
何も恐れる必要は無い、何も怯える必要は無い
なぜなら、彼女はルナミスなのだから
そして、己が其の背を支えるのだから)
■テイア > 「これから先も、ずっと、そなたのままでいてくれ…。」
移ろいゆくときの中、心の有り様もまたうつろいやすいもの。
特に、今の時代は陰の方向へと移ろいやすい。
まるで陽射しのような、暖かな男の有り様をずっとと望む。
それこそが、女を安堵させ、人の世に生きる苦痛を慰めてくれるから。
「…そなたに好きと言ってもらえる私でいよう。そなたに信じていてもらえるような私で…」
前を向こう。この男に恥じることのないように、光の方へと歩み続けよう。
そして、疲れた時はこの腕に寄りかかり抱きしめてもらえばいい。
そっと男の頬を両手で包み込むと、誓うようにまた口づけを贈る。
■イーヴィア > 当たり前さ、俺は俺のまま、変わることなんてありやしない
第一、俺が変わっちまったら…御前に嫌われるだろ?
(人は、変わり行く物だ。 けれど、其の本質は、根の部分は、変わらずに在り続ける事が出来る
女の存在が、例えるならば月なのだとすれば、己が太陽と為りて、月の輝きを支えれば良い
勿論、己が彼女と同等の存在で在ると主張する心算ではない
そう在りたいと、願っているという事だ)
……お前が、前の正しいと思う道を歩き続けてれば大丈夫さ
もし其れが間違ってりゃ…其の時は、俺もシルキーも後ろからどつくしなァ?
(己は、この女を支える腕と為る。 自らの命と職と技能とを尽くして、だ
送られる相手からの口付けに、己も応えて口付けを送り返しては
――ふと、女の身体を抱えながら――窓へと、歩んで往こうとする、か
カーテンを開き、差し込む月の明かりを取り入れ、互いの姿を照らす
何時かの夜のように、光を浴びて、祝福を浴びて――女を、ぎゅう、と抱き締める
そうして、女の耳元へ、小さな、小さな囁きを零すのだろう
孕んでくれ、と――今度は確かな、望みを篭めて)。
■テイア > 「そうだな…もし変わってしまったら、早々に見切りをつけようか…。」
冗談めかしていうものの、信じている。
木漏れ日のように、風の流れでその光が揺らぐことはあっても光が消えてしまうことはない。
空にある日の光のように、消えることなく己を照らしてくれるのだと。
「それは随分と痛そうだ。間違った心持ちもすぐに吹き飛んでしまうな。…んぅっ…んっ…」
言いようにクスクスと笑う。
何度かお互いに口づけあい、誓い合う。
不意に男が立ち上がり、歩み始めるのに繋がったままであるそこへと緩慢になりかけていた刺激が変わりびくり、と体がわななく。
一歩歩みを進めるたびに、びくっびくっと体を震わせ振動と、走り抜ける快楽に染まり。
布により遮られていた月の光が降り注ぎ、お互いをしっかりと照らし出す。
しっかりと抱きしめられ、そして耳元へと囁きが滑り込む。
その男の確かな望みに、女は一つ確かに頷いてぎゅっと首筋に絡めた腕に力を入れた。
■イーヴィア > ほーらなァ? クク、だから絶対に変わらないさ。
―――御前に相応しい、肩を並べられる存在にまで、上り詰めてやるよ。
(この、腕一つで。 女の隣へ胸を張り並び立てる事を、目指す
夫で在るからと言うだけじゃない、後ろ指を指されぬ程の腕と名声を手に入れるのだと
確り、女に囁き掛けては――ただ二人だけだった部屋の中から
月の女神が覗く窓際へと、共に、佇む
もしも、この大地にまだ女神が居るのならば…祝福を授けて欲しい
この女と、我が子達に、其の加護を与えて欲しい…そう、祈る
そして、叶うならば――今、宿されようとしている、新たな命にも)
……此れは…、……俺の、我儘だ。 ……愛してる、テイア。
………指輪を…止めな。
(――孕むには、どうすれば良いのか、何て
女の奥底へと腰を押し付け、確りと女の奥底を開かせてやってから
再び、解放する、精の濁流――今は、指輪に与えられた力により、全て魔力へと変えられているけれど
其の力を、止めてしまえば、再び女の子宮は精の蹂躙に晒されるだろう
――吐精は、もう、きっと最後の噴出に差し掛かっている
僅かに息を張り詰め、女の腰を、力強く抱き締めたなら
――最後の砲撃が、女の子宮へと、襲い掛かる、か)。
■テイア > 「…ああ、期待している…」
今の男が、隣に並び立つのに不相応だなんて思っていないけれど、彼はもっともっとと高みを目指すのだろう事がわかりきっている。
夫として、父親として、鍛冶屋として男として…
目指すものへと真っ直ぐに突き進む姿は好ましく、眩しい。
「…ん…んっ…あっ…私も、愛している…ああっ、ふ、くぅっ…っ」
抱き上げられ、抱きしめあった姿勢のままその白い脚を男の腰へと絡めながら、指輪の力を止める。
再び動き始めた男の腰が、ぐりっと押し付けられるのに腰を震わせぎゅうっと絡めた脚に力を込めればより一層密着することとなるだろう。
打ち出された精を即座に吸収していた力は止み、どくり、どくりと命の奔流が子宮へと叩きつけられ再び膨らむほどに溜まっていく。