2016/08/29 のログ
■イーヴィア > ―――……まだだ、まだ…足りないぜ。
……だってそうだろ? 何せ俺達は…まだ、新婚なんだから、なァ?
(――確かに、夫婦と言う形として結ばれたのは、今宵の事
ならば女と己との時間は、今、まだ始まったばかりなのだ
今が幸福の絶頂である筈が無い、此れより先歳を重ね、共に歩み
もっと、もっと、己が女へと与えてやれる事が沢山在る筈だ
だから――誰にも、譲る筈なんて、ない。 未来を奪わせはしない。
口付けの合間に紡ぐは、覚悟と宣言、領主たる彼女を、英雄たる彼女を
己こそが支えてやるのだと言う、意思を、篭めて)
―――……本気で抱いたら、壊しちまうかも知れないから、な…。
……けど、御前相手に遠慮する理由も無い、か。 ……テイア…、……もっと、…声、聞かせな。
……イイ声で…啼けよ。
(女の腕が、己が首筋へと絡みつく
逃げる心算がないと意志を示すかに、互いの視線が絡み合うなら
其の体躯を、ぎゅう、と力強く抱き締めて――吐息を、詰めた
放たれる吐精の衝撃だけで、震撼する子宮は熱塊へと突き上げられているかの衝撃に戦慄く
粘膜へとへばりつき、其の濃厚さと質量故に、堆積する精の固まりは、埋め尽くされた子宮の中で、異様なる重みを生みながらに、ぎゅる、ぎゅる、と渦を巻いて
其の流れが、子宮の粘膜全てを擦り上げ、刺激すれば――きっと其れは
この吐精でしか与えられぬ、堕落の極み
脈動の度に歪に浮き上がる女の胎は、孕んで行く過程を急速に辿るかに膨れ上がり
つい先刻まで愛撫を施していた卵巣の形すら浮き上がらせては、其の気管が
びくり、びくりと歓喜に蠢いている様すらも、互いの視界に映し出して仕舞う筈
――其れでも、今までならば、きっと
女の胎が臨月間際と為る頃には、吐精の勢いは緩やかと為る筈だったろう
けれど、今宵はきっと、異なる。 次第女の体躯を抱き締めたまま、体を前へと傾けて行けば
自らの身体で、四肢で、女を閉じ込めて逃さない
吐精することに意識を全て傾け、其れこそ獣の様な荒い呼吸を女の唇へ触れさせながら
本能染みて、ぐつっぐつっ、と腰を押し込む動きばかりを繰り返しては
其の精の全てをも、根付かせようと、するかの様で)。
■テイア > 「…そうだな、まだまだ…そなたとともにいれば幸福を感じる事はあるのだろう…。けれど、今はこれ以上ないくらいに幸せを感じているんだ…。」
夫婦としてともに歩み、今以上の幸福を感じていくことができるのだとわかっているが、今この時もこれまで生きてきた中で絶頂とも言える幸せを感じているのだと伝えて。
「…私を誰だと思っているんだ?…前にも言っただろう、受け止めてやる…全てを受け止めてみせる、と…。はぅっ…あっ、く、ああっ…」
熱塊が付き上げるのとは違い、弾丸を打ち込まれるかのような衝撃に子宮が、全身が震える。
固形に近いそれが、大量に打ち込まれ粘膜にはりつき押し広げ満たされた子宮の中で、更にあとから注ぎ込まれるものが渦を作り出す。
しつこく張り付く粘液を引き剥がすかのように動き擦り上げる奇妙な感覚は弱みへと変えられた子宮を狂わせるには十分すぎるほどの悦楽を生み出していくか。
ガクガクと体を震わせながら、唾液が口の端しを伝うほどにその快楽に染まり蕩けて甘い声をはねさせる。
ぼこぼことその膨大な量故に一気に臨月ほどにまで腹部を膨らませながらも苦痛の色が見えないのは、今までの調教といってもいい交わりの成果といえるだろう。
「あぅっ、あっ…――ひっ、んんっ…」
いつも以上のと吐精は未だその量も勢いも収まりを見せず、前に傾いだ体が、腕が女を閉じ込めて膨れ上がった腹を圧迫されより一層精に埋め尽くされる感覚を女へと与えていく。
腰をなんども押し込む動きに、膣はからみつくように締め付け、搾り出すかのように蠢いていく。
■イーヴィア > ―――……今までのお前が、不幸だったって言う心算は無いぜ。
でも…、……今までの御前にはなかった幸せを、俺が与えてやれるってなら。
……其れ以上の幸せは、無いぜ。
(荒ぐ吐息の中で、女の鼓膜へと響かせる、声。
未だ受け止めて見せている女の子宮が、臨月の其れにまで膨れ上がり
そして尚も膨らみを増して行くならば、きっと、其処で一度目の決壊は訪れる、か
びくりと、散々に命の欠片を吐き出した卵管へ、卵巣へと、ゆっくりと
其の重い質量故に、余りにもゆっくりと押し込まれて行く、精の熱さ
其れもまた調教の成果だとでも言うかに、逃げ場を求めて迫る精が
女の中で、根源たる両翼までをも満たそうとすれば
僅かな猶予が生まれるやも知れぬ、けれど、それでも
矢張り途方も無く注がれる精が、止まる様相を見せなければ
女の身体が、何処までを受け止めきれるのかは判らない
双子を孕み、元の柔軟性も相まって耐えている其の器官が、けれど、もしも堪え切れなくなってしまうなら
――其の刹那、きぃん、と、女の指先で指輪が仄かに光るだろう
まるで、己を使えと、言うかの如くに
もし女が、ただ、其れに応えるならば――指輪が、一つの力を女へと与える、筈
注がれる精を子宮にて、魔力へと変換し喰らい尽くす――淫魔の如き、力を)
――――……
■テイア > 「――っっ、はっ…ああっぁあっ…んっ、んん」
抱きしめられた耳元で、男の声が聞こえる。
不幸だと思ったことはなかった、今まで生きた道筋も自身が望んだ結果であったから。
けれど、これほどの幸福に満たされたこともまたなかったと言える。
だから、男に出会えたのは奇跡といってもいい。
それを言葉にしようとしたけれど、子宮から生じる衝撃のような快楽に言葉にならずに喘ぐ声が出てしまう。
その代わりにぎゅっとその首に絡めた腕に力を込めて。
ぼこり、と卵管の出口が固形に近いその熱精の侵入を許した。
そこもまた、男によって調教、開発されておりそこを押し広げられる感覚にまた女が絶頂する。
びくっびくっと体を戦慄かせながら、じわりじわりと通常の精とは違った速度で押し広げ侵食していくか。
生まれいでたばかりの命のかけらたちに無数の精子が群がり完全なる命のもとへと結合を遂げていく。
あまりにも無数に吐き出された欠片全てが根付くことはないだろうが、子宮の中を埋める精の海に流されないだけの力をもつ命が根付いていくことになるのだろう。
卵管に流れ込んだといっても、その器官の許容量などたかがしれており、膨らむ腹は止まらない。
みしっと流石に膨らみきった腹、子宮から軋む音が聞こえ始める頃には嬌声に苦悶の声が混じり始めて。
その時、小さな音とともに薬指の指輪が光を放つ。
呼吸を荒げながら指輪へと視線を送り、指輪から発せられる力を自らの魔力の流れに乗せて取り込んでいく。
「――ふっ、ぁあっ…んっ…な、に…」
力を取り込んだ瞬間から、急速に子宮の中の精を魔力として自身の体へと取り込まれ始めるその感覚。
子宮に新たな魔力回路が形成され、そこから魔力へと変換された力が全身、指の先まで行き渡っていくのを感じる。
暫くすれば、腹部の膨らみはその殆どを吸収されて消えていくだろう。
ご案内:「ルミナスの森 城」からイーヴィアさんが去りました。
ご案内:「ルミナスの森 城」からテイアさんが去りました。