2016/08/28 のログ
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テイア > 「身分も、権力もいらないさ…。そなたが、そなたであればいい。その言葉だけで私には十分すぎる。」

どんなときでも味方でいてくれる者がいる、それはなにより得がたい安心だった。
囁かれる言の葉に女も応え、なんども唇を啄み合う。

「――っっふっ、ぁあっ、んんぁあっ」

子宮口を押し広げ、頸部を擦り上げ子宮底へとその熱塊の先端が叩きつけられる。
ぐぼん、とその摩擦と衝撃が下腹部に響いてがくがくと激しく痙攣は続く。
絶頂の痙攣の最中も、当然のように熱塊は完全に弱みへと変えられたその場所を抉り、擦り上げ、子宮を揺すり立てる。
びくっびくっと跳ねる体を押さえ込むように抱きしめられ、その衝撃を逃がすこともできない。
あまりの衝撃の強さに、涙を滲ませて悦に染まるその様は独特の色香を漂わせていることか。
それを見ることが叶うのは、きっと女を抱きしめる男だけのはずで。

「――っはぁっ、はぁ…これだけ魔力を流し込んでも問題はないからな。
 しかし、他の客に売るものにこういった付加効力をつけるのは勧めない、がな。――んっぅぅ…」

絶頂に至る前に男が言った言葉にようやく返事ができる程度まで落ち着くと、今女を灼く指輪の効力の事を指しながらも、
その作品の出来自体は間違いなく自信をもっていいものだろうと言外に伝えて。
脱力した体を抱き起こされ、繋がりあったまま男の膝の上へと座る形へと変わる体勢。
上体を男へと預けるようにもたれかけさせ、頬を寄せ合う。
未だに熱塊の先には、微細に震える子宮の振動が伝わっていることだろう。
そこを捏ね上げ、軽く突き上げられるのに小さな甘い声が男の耳朶を擽り、その動きが絶頂後の体を燻らせ続ける。

イーヴィア > ……おう、俺は俺さ。 其れは誰にも変えられないぜ。

(例え、目の前の女でも。 其の根幹を変える事は無いだろう
其れが支えると言う事で、其れが、この女の傍に居るという事なのだから
腕の中、逃れる事も出来ずに快楽へと翻弄される其の体躯を抱き締めながら
ただ快楽だけじゃない、愛しているのだと伝える様に優しく、口付ける
女の身体をゆっくりと抱え起こせば、両脚を伸ばして互いに抱き締め合う形
絶頂を極めて間もない、まだ震えの収まらぬ子宮を何度も小突いては
再び燻る火種を、焔へと変えて行く)

――――……いや、いや、流石にネーよ。 こんな趣味に傾いた物売れる訳が無い。
第一、こんな渾身の作が二個も三個も出来て堪るかってのも在るしなァ?

(未だ、指輪の魔力は女自身を苛み続けて居るだろう
収まる事無く流れ込む其の魔力は、最早子宮だけでは無く、両翼までをも目覚めさせ
其の本懐を、其の役割を果たせと、強烈なる疼きへ変えて行く
子宮の奥底だけではなく、例えば胎側の壁や、腰側の壁を、雁首や裏筋で意地悪く擦り上げては
其処もまた、奥底並みの性感帯へと変えて仕舞おうとするかの様で
其れもまた女の、女としての、雌としての、本能を煽り立てて行く
―――孕んでしまえと、誘惑するかに。)

テイア > 「…まあ、そうだろうがな…。…何十年、いや何百年か先には容易に作り出すようになっているかもしれないじゃないか。」

今はそれが最高傑作であったとしても、この先もっともっと腕前を磨いていくだろう男にその可能性を伝えて。
まだ若く、上を目指し続ける彼ならば女の言葉を現実にする力を秘めているだろう。

「んっ…あっ…ふぅぅぅっ…」

子宮へと送られる魔力は熱を孕ませ、全身へと広がっている。
その感覚は途切れることなく、子宮に抱え込んだ焔は女を灼き続けている。
両翼に繋がる器官は、腫れぼったく首をもたげ内部で成熟した遺伝子の片割れが生まれ出てようとしているか。
熱塊を飲み込む膣は、蜜をあふれさせ跨る男の脚まで濡らしていることだろう。
子宮の内側、あらゆる場所を擦り上げられるのに腰をはねさせ甘い掠れた声が上がり続ける。
膨れ切った卵巣の片方から、ぷつりと細胞壁を食い破り遂に成熟した命の欠片が押し出されていくか。
その鈍い痛みに、その感覚すら甘く感じるように覚え込んでしまった体。びくびくっと腹部を痙攣させ。

イーヴィア > ―――……いや、そうかも知れんけどなァ…一応うちの鍛冶屋は真っ当なんでね。
そう言うのが欲しい輩が来られても困るっつーか、うん。
……まぁ、でも何時かは其れ位出来る様に、腕を上げたいね。

(あくまで己の技術力を高める、と言う意味では確かだけれど
じゃあ実際其れを売り物にして大々的に稼ぐかと言われたら
先ず間違い無く無いだろう、いや、真面目な付加効果ならば良いとして
あからさまに悪用されそうなコレばかりは、この結婚指輪が最初で最後だ
ただ、今回の製作で掴んだ物も当然在る、何もかもを糧として腕を磨き
何時か、今の最高傑作が、当然の作品と為る事を目指す――其れが、鍛冶屋なのだから

―――そっと、両掌を女の下胎へと滑らせる
甘く熱で蕩け切った吐息と共に、びくびくと震える腹筋を優しく撫ぜては
今、きっと、其の奥底で命の欠片を産み落としただろう両翼を愛でる様
熱塊の角度を変え、女の胎側へと押し上げる様にしてやれば、其の細くしなやかな胎の上へと
熱塊の輪郭が、そして、女自身の形が微かに浮き上がり)

――――……テイア…胎から、出来るだけ力抜きな。
……もっと、もっと…産ませてやるから。

(――親指が、ふと、女の胎を僅かに押し込み――両翼を、押さえ込む、か
ぼってりと膨らんだ其の器官を、胎の上からぐにぐにと捏ね上げ、転がして
既に吐き出し終えた方も、未だ吐き出さぬ方も、疼きを強めてやる様に、施してやる愛撫
未だ終わらせてやらぬとばかりに、卵巣すらも弄ばれる悦を刻み込んでやりながら
ゆったりと腰を揺らし続けては――其の内に
女にも、僅かな変化…或いは違和感を、感じ取る事が在るやも知れぬ
女の尻肉の真下、菊孔の辺りに押し当たる、弾力
其れが、未だ精を放つ事無く、煮詰まり、膨れ上がっては
異様さを思わせる程に、重く張り詰めている陰嚢で在る、と言う事に)。

テイア > 「だから、勧めないといってるだろう?作れたとしても、ほいほいと売るようなそなたではないと分かっている…。んっ…くっ、あ、んんっ…」

実際に作り、売り出したとしてもつける側の魔力量に依存する為に使い手を選ぶアイテムなのは間違いない。
男の言葉に苦笑気味に笑みを浮かべると、そう伝えて。
指輪の機能を知るのは、今は二人だけ。
そしてこれからも、きっとそうだろう。

排卵を終えたそこと、熟して膨れるもう一方を抱える腹を男の手のひらが撫でる。
熱塊が角度を変える為に動くだけで、ぐりっと子宮の内側を抉られて腰を震わせ、ぐっと腹部のほうへと押し上げられれば女のその白い腹にその形が浮き上がる。
子宮を軽く引っ張り上げるようなその感覚に、きゅうっと内部が締まり熱塊を締め付けて蠢き。

「…は、…んんっ…あっくぅぅっ、んぁっ」

男の親指が正確にその器官の場所を暴き出す。
腹筋や脂肪の壁を経てぐにぐにと捏ね上げ転がる感覚が卵巣へと伝わり、なんとも言えぬ感覚が広がっていく。
命の欠片、それを生み出すその器官を更に高め、押し出させようとする愛撫に熟したままのもう一方がまた、欠片を産み落とす。
また訪れた甘い鈍痛に腹部が震えるのは、愛撫する手にはしっかりと伝わったことだろう。
産み落としたあとも、愛撫の手は止まらずにまた次の欠片を生み出すために卵巣はその機能を高めていく。
くちっくちっと腰が揺れるたびに、溢れた蜜が捏ねられ小さな水音を響かせているか。
繋がりあった場所から後ろの方に感じる熱と、その弾力。
その射精量から、かなりの容量をもつそこは限界ぎりぎりまで膨れ上がっている。
その感触を感じ取れば、女は片手を背中側から伸ばして煮えたぎる精で張り詰めるそこを指先でくすぐり、男が痛がったり不快を示さなければそのまま揉み込んで刺激を与えていくか。

イーヴィア > 判ってるさ、其れに特別だからなァ、コイツは、世界にひと揃えだけだよ。

(くすりと、笑い飛ばしては。 改めて互いの薬指に輝く指輪を、重ね合わせよう
今度は悪戯をする為じゃなく、ただ、確かめ合う為に
指輪を扱えるのは、己と、この女だけ。 特に女の指に在る代物は
凡百の人間が手に入れたとて、魔力の小ささ故に扱えず、其の価値も判らぬ儘だろう
だから、これは一寸した秘密なのだ。 己と女の間にだけ存在する、誰にも知られぬ、秘密)

……エルフってのは…性欲に乏しい、ってのは本当なんだっけか。
……でも、御前の場合はもう、完全に華開いちまってるよな…テイア。
こうやって…周期なんて無視して排卵させられちまってるってのに…、……幸せそうな顔、してるぜ?

(――さて、其れは、果たして女だけの事だろうか。
其の幸せそうに蕩けた顔を覗きこむ雄の、其の表情だってまた
きっと、何よりも愉しそうで、そして幸せそうに、女の瞳へ映るだろう
指先へと伝わる腹部の震えが、女が再び、排卵を為した事を伝えてくれる
拒むでもない、女としての尊厳へと踏み込むかの背徳の行為の筈だ
けれど其れを受け入れ、赦してくれる其の事が、何よりも嬉しく、愛しい
調子に乗って、繰り返す卵巣への愛撫によって、再び排卵の衝動を昂ぶらせてやりながら

――ふと、刹那、びくりと震わせた腰が跳ね上がり、女の子宮を少しだけ強く穿っただろうか
女の指先が、重く張り詰めてゴム鞠の様な弾力すら帯びた陰嚢へと触れる
最も弱き其の場所へと触れられる、其の瞬間こそ僅かに驚いたけれど
けれど、女が再び触れるなら、双眸を細め、其の後は嫌がる事も、拒む事も無かっただろう
受け入れて、触れさせる。 其の奉仕を、赦して、望む
揉み込む愛撫に震える陰嚢は、収縮と僅かな弛緩を繰り返しながら
其処に溜め込まれている精の熱さを、そして重みを、伝えるか
時折、ぎゅう、と陰嚢が強く収縮するのは、きっと不規則に訪れる射精衝動を堪えた瞬間
今にも輸精管へ雪崩れ込もうとしている精が、其の寸前で塞き止められ
僅か指先を押し込めば、其の並外れた射精量を支える大きな睾丸と副睾丸が
脈打つかに震えているのが、きっと、感じ取れる筈、で)

テイア > 「ん…そなたの想いが篭っているからな…。」

左手の指輪を重ね合わせるのに、男の左手の指に自らの指を絡めて、愛おしそうに笑みを浮かべる。
指輪を交わし、誓い合った二人だけが知る指輪の力。

「はっ…性欲に関しては、個人差が大きい、だろうな…んっ…旺盛なものもいれば、乏しい者もいる…ぁっ…んっ…私は、今でも…んぅっ、乏しい、ほうだと思うがな…そう見えるなら、誰かさんの所為だ…んんっ…あっ…」

甘い声をあげて、排卵の悦を受け入れ蕩ける表情。
説得力がないと言われても仕方のない事だが、今でも女自身そこまで性欲は旺盛ではないと言える。
相手が愛する男だからこそ、肌を重ね合わせたいと願い男の齎す感覚も、背徳も受け入れ許容するのだと幸せそうなその顔に触れて柔らかな笑みを浮かべる。
両方が排卵を終えて、休息へと向かおうとする器官。しかし、愛撫の手は止まらずに休息へ向かうことを許さない。
じくじくと生まれ出る熱はその器官に滞留して、再び欠片を産み落とす準備に入る。
暫くすれば、また成熟した欠片を生み出して女は体を震わせる。
なんども、なんども、まるで調教するかのように器官を高ぶらせ、その感覚を刻み込まれてその度に女は甘く声を上げて熱塊を締め付け、蜜を溢れ出させて蕩けていく。

「――はっ、ぁあっ…んっ…ここももう、パンパンになっているな…。気持ちいいか…?」

熱精を滞留させ張り詰めるそこへと触れた瞬間、強く子宮を穿たれて女の背がのけぞった。
その刺激に、びくっびくっと体も膣も震わせてより熱塊を刺激しながら落ち着けば、再びそこへと指を這わせて。
くすぐる様に指先で圧したり撫でたりして、そしてやんわりと揉み込んでいく。
指が殆ど沈みこまないほどに張り詰めたそこ、それでも指先に軽く力を込めれば脈打ち震えるのが伝わってくる。
限界まで溜め込んだその精を、産み落とした欠片に交わらせるために胎内に欲しいと本能が訴える。
指先は、精を作り出すのを助長するように、解放すればいいと誘惑するようにその重く熱い器官をこね回す。

イーヴィア > ――――……俺と一緒に居る時の御前は、そう見えるんだけどなァ。
……判ってる、何もかも、俺にだけ赦されてるんだってのは、な。
其のことは、忘れない様に胸ン中に留めておくさ。

(――相手が、己だからだ、と。 そうこともなげに断言してくれる事が、どんなに喜悦か
だからこそ、己はもっと、もっと、この腕の中の女の事を、良く知らなければ為らないと想う
何もかもを、知ることで、より深く愛する事が出来る様に
互い絡み合う視線を重ねながら、ふ、と笑みを交わしては
唇を重ね、熱を帯びた呼吸をも混ぜ合い、快楽に啼く其の吐息を受け止めて、貪ろう
全ての背徳を赦されるのなら、己は全てを掛けてこの女を愛し抜くだけだ
繰り返される卵巣への愛撫によって、次第、女の両翼へと覚え込ませる排卵の悦
愛撫を齎す方もまた、女の卵巣を弄ぶ手管に慣れ始めたなら
より的確に疼きを与え、欠片を産み落とす衝動へと繋げては
産み落とさせる感覚を、間隔を、次第に短くして行こう
其れを調教と言わずして、何と表現するのかを己は知らない
射精のように、何度も何度も、命の欠片を搾り出させては
――卵巣其の物を、まるで、鍛え直してしまうかのよう、に)

―――……っ…、……は…、……其処は…イイ、けど…キツイ、な…。
……余裕無いトコに…もっと、余裕が無くなっちまう…ッ…!

……ッ…テイア…、……止めないと…、……押さえられない…ぜ…、……全部…、……全部…飲ませたく、なっちまう…ッ 

(―――まだ、己が衝動を堪えていた理由が、其れだ。
今の己では、女の身体を思いやれる自信が、ないのだ、と
溜め込まれ過ぎた精の重みは、製作へと打ち込み続けた此処最近の禁欲的な生活が原因
これ以上、其処を愛撫され続けてしまえば――堪えが、利かなくなる、と
こつり、互いの額を重ね合わせて、女へと伝える一種の忠告は
けれど逆に言えば、赦されるならば、全て受け止めさせてやりたいという
一種嗜虐的な願望の裏返しでも在る、か

指先を埋め込まれ、捏ね回される睾丸がびくりと戦慄けば、応えるかに更なる張り詰めを帯びる器官
この期に及んで皿に増産され行く精が、もう、程なくして決壊を迎えるのは目に見えている
――いいのか、と、熱に溺れた、何処か余裕の無い視線が、女を見詰めて)

テイア > 「そなたといる時は『女』になっている自覚はあるがな…。そう、心まで許すのは今はそなただけだよ、イーヴィア…はっ…んっ…んぅ…っ…」

そう、自身もまた『女』なのだと自覚させたのは目の前の男だ。
なにかを求める代償として、体を差し出すわけでもなくただ肌を重ねたいと、ふれあいたいと想い触れ合う。
心まで預けて、感じる体温に、吐息に震え、快楽に蕩ける。
そこに愛があるから。
お互いに笑みを浮かべ、唇を重ね合わせる。
貪り合いながらも、卵巣への愛撫は未だに続き時折甘い声が漏れ、体が跳ねる。
的確にそこを捉え、なんどもなんども排卵する感覚。
成熟していないものまで排卵するほどに、その間隔は短くなり絞り出す感覚に幾度か絶頂して体を戦慄かせる。

「どうせなら…んっ…そなたにも気持ちよくなってほしいから、な…。私ばかりせめられるのも不公平、だろう?
 …今止めて、抑えられるのか…?」

イイと言われるのに、笑みを浮かべる。
与えられるばかりでなく、自ら相手へと与えられるのは嬉しいものがあった。
やわやわと揉み込む手はそのままに、少し悪戯っぽい笑みを女は浮かべた。
溢れた蜜が伝い落ちて、ぬるつく感触を伴って指は陰嚢を撫でては揉み込む。
こつりと額が合わされての忠告にじっとその紫を見つめて。
今さら抑えられるのかと問いかけるのは、すこし意地悪だろうかなんて考えて。

「そなたの愛も欲望も…全て受け入れるさ…。私は、そなたの妻だからな…」

余裕のない熱の篭った視線を受け止めると、
ふっと笑みを浮かべると、熱の篭った吐息で囁くように告げる。

イーヴィア > そう言って貰えると、男冥利に尽きるっつーか…俺は幸せなんだな、全く…。
……御前は、間違い無く俺の女だ。 ……絶対に、誰にも譲らないから、な。

(一方的ではない、相手からも与えられる愛情と言う物は
こんなにも幸福感を与えてくれる物なのかと想う
幸せだと、嬉しいと、こんな風に素直に伝えられるのは信頼と愛の証だ
仲間とは違う、家族と言う絆の中に、間違い無く彼女は居るのだと
そう確信を持てば、口付けの最中、僅かに瞼を瞑り――身体から、全ての強張りを、解いた

親指の先、排卵を繰り返す卵巣の蠢きが、ひっきり無しと為り始める
初めこそ穏やかだった膨らみの動きが、次第射精染みた睾丸の其れを思い起こさせ
収縮と、弛緩を交互に起こして、命の欠片を産み落として行く
其の末に、一瞬親指の愛撫を強めては、強烈に追い立てる卵巣
そうして、漸く女の胎から指を離せば、再び女の腰を、背を、ぎゅうと抱き締めて身体を重ね
――最早、己が愛撫が無くとも。 快楽を糧に吐き出し続ける両翼の様を
女へと、自覚させてしまえれば、良い)

―――……十分、俺だって気持ち良いけど、なァ…?
……嗚呼、でも…、……もう、止めろっても無理、だな…、……は、突き飛ばして逃げるなら、今の内、だぜ?

―――――……愛してる、テイア。 ……孕ませる、ぜ。

(――言い切った。 かも知れない、ではなく、孕ませる、と。
もう止められはしない、突き飛ばせば、何て戯言に過ぎず、実際は絡みつく両腕が
女が逃げる道など当に奪い、受け止めさせる選択しか与えていない
けれど、女は言う。 自分こそが妻であると、主張するから
ならば、其の夫である己は、ただ、其の瞬間だけは、きっと、甘えれば良いんだろう

――陰嚢が、刹那、急激な膨らみを帯びて
そして反動の如く強烈な収縮を帯びる
熱塊が連動したかの様に膨れ上がり、其の硬さを増しては、子宮を深く、深く押し上げ
鈴口を、間違い無く女の最も弱い、奥底の一点へと押し込み、捉えた其の瞬間

――最早其れは、液、と呼べるようなシロモノではなかったろう
強烈な爆発と共に、撃ち込まれるのは砲弾の如き、衝撃
女の子宮が浮き上がる程に強烈な、異様な重みを伴った灼熱が
文字通り、詰め込まれて行く。 其の子宮に、精塊と呼ぶべき質量が。
睾丸内にて煮詰められ、淘汰され、生命力其の物と化した命の欠片が
一瞬にして其の器を満たし、膨れ上がらせる段階にまで到達させては

途方も無い、膨大で、長い、永い、射精の
――其処からが、漸く始まりと、言える、か)。

テイア > 「私に、女としての幸せをくれたのはそなただからな…幸せだと、思ってくれるならこれほど嬉しいことはない…。譲ってもらっては困る…そなた以外に心を許す気はないからな…。」

女として愛される喜びも、母となる嬉しさも全てこの男が与えてくれたのだ。
だからこそ、己といることで幸せだと思ってもらえるのが嬉しい。
言の葉を紡ぐために離しては、再び唇を重ね合わせて吐息を混じり合わせる。

「んんっ…んっ…あっ…――――くぅぅぅっ」

なんどもなんども排卵へと導かれ、男の指がこね回すたびに腹をびくびくっと戦慄かせてなんともいえない快楽を経験する。
そして最後にとどめと言わんばかりに、愛撫を強められればより一層強い快楽が全身を走り抜けて体が跳ね上がり痙攣を起こす。
びくり、びくりと戦慄く体を抱きしめられながら落ち着きを取り戻しても、ずくん、ずくん、と鈍い痛みとじくじくとした熱は両翼に残っており未だに戦慄いている。

「それでもそなたは、いつも余裕があるように見えるから、な…。逃げるくらいなら煽ったりはしない…私も、そなたを愛している…――んっ、んんっああ…っ熱っ…」

言葉とは裏腹に、抱きしめる両腕は逃がす心算などないと言っているようなもの。
孕ませると言い切ったその言葉に、一つ頷くと陰嚢へと伸びていた手をどけて両腕を男の首筋に絡ませる。
ぐぐ、っと一気に太さも硬さも、その長さも増す熱塊。
子宮を押し上げるようなその膨張に、ぐりゅっと強く奥底へと押し込まれてびくっと腰がわななく。
そして開放を促すかのようにぎゅうっとひときわ強く膣は熱塊を締め付けて緩み刺激を与えて。
その刹那、ぼこっと腹部が膨らむほどの衝撃を伴って射精が始まったのに声が上がる。
熱い、固形といっていいほどの精が子宮へと殺到し満たし膨らませていく。
熱塊が脈打ち、ポンプのように精を発射するたびにぼこっぼこっと腹部が震え膨らみを増していく。
その感覚ですら、受け入れられるようになった女は表情を蕩けさせて甘く高い声をあげていくか。