2016/07/10 のログ
■テイア > 「…ふふ…このように想いを告げるのは恐らくそなたが初めてだぞ?。」
これまで生きてきて、男性とお付き合いをしたことがないわけではない。
けれど、向けられる好意も、伝えられる愛の言葉も実感は湧かずどこか他人事めいて聞いているだけだった。
恋愛というものに興味がなく、経験のための付き合いもそんな感じで長続きしたことはない。
触れ合うだけの口づけを受けて、そう告げる。信じられないだろうが、それが事実だった。
興味もなかったから、そういった方面の知識もあまりない、というよりも右から左に流していたというのが指輪の件でもわかるだろう。
「んぅっ…これで…あっんん…まだ、足りない…とは…ふ、ぁああっ」
さきほど行った、無欲という言葉は撤回だ。
男自身がいった通り欲深い。もはや強欲とも呼べるほどに女を染めたがるその言葉、行為。
けれど、嫌悪など抱くはずもなく寧ろ嬉しさと愛しさがこみ上げてくる。
もっともっと染めてほしいという欲求まで。
髪のひと房、細胞のひとかけらまで余すところなく彼の色に染まりたいと雌の本能が訴える。
月の光に包まれ、女神に見守られる中額同士を重ね合わせてごく近い距離で見つめ合う。熱に潤んだ二色の彩は快楽にとろけ濡れた宝石のような光と熱を孕む。
「――っっぁあああっ…あっ…っ私も、だ…そなたを…愛している…んっ」
女を埋め尽くすかのように突き刺す熱の塊が、膣を更に押し広げ、子宮を押し上げながら膨らんでいく。
少しの隙間さえなくすかのように、腹部に浮き上がる輪郭はより鮮明になっていく。
――そして、排卵するのと同時に爆発するその熱。
濁流が子宮を押し広げるかのように子宮底を打ち抜きマグマのように熱いそれが胎内を満たしていく。
排卵の悦と、中に熱を溜め込むその激しい快楽にがくっがくっと激しく体は痙攣を起こして、その悦びに満たされていく。
背中を押し付けているガラスは、その激しすぎる痙攣にガタガタと共振して、膣は押し広げた熱塊を逃がさぬように、その最後の一滴まで絞ろ取ろうとするかのようにきつくきつく締め付け続けて。
雌としての本能のまま、夫に愛される妻としてどこか恍惚としたとろけた表情で精を受け止める女。
■イーヴィア > そうか? 其れなら男冥利に尽きるさ。 ……其の初めて、在り難く忘れない様胸に仕舞うぜ。
(女の生き方が、其の歴史が、女に普通を許さなかったのは想像に難くない
或いは、女が自らその道を選び、望んだのかも知れないが――だからこそ
今、己にこうして、今まで無かった姿を見せてくれるのは…余りにも、幸福で、幸運で
其の事実に浮かれないよう自制しながらも、けれど、素直に己が思いは伝えてから
――ふと、女の耳元に伝えるだろう。 有難う、と。)
……だから言っただろ? 俺は欲深いって、なァ?
……足りないさ、もっと、もっと…御前が欲しいからな。
だから、遠慮なんかしないぜ? ……誰よりも…、……愛してやるよ。
(他の誰にも、負けはしない。 注ぎ込む愛情の強さは、決して
本当に大切なものは、何に変えても守り通す。 其れは一族が受け継いできた信念であり
血に刻まれた誇りでも在る、そして今、己にとって何よりも守らねばならないものは…この腕の中に在る
だから、誰にも渡しはしない、奪わせはしない、己が色に何処までも染め上げて
誰の色にも決して染まらぬ様にと。 ――そう願いながら、其の身を抱くのだ
月の光に照らされた二色の瞳は、己が見てきたどんな鉱石よりも美しく
まるで、其の瞳に魅入られたかのように、距離が縮まって行けば
きっと、其れは其の儘、深い口付けへと変わる、か。)
………最後まで…、……受け止めろよ…テイア…。
……まだ、まだ…、……お前の子宮、溺れるまで…、……飲ませて、やるぜ…。
(強烈に、痙攣染みて跳ね上がる女の身体を腕の中へと閉じ込める。
火山の噴火めいて噴き上がる精の奔流が、子宮を押し広げて行く度に
甘く軋む子宮其の物が、ヒドイ悦楽信号を放ち暴れ行くのが、女には自覚出来るだろうか
子を産み落とした分、そして幾度か己が熱情を受け止めてきた分、柔らかさを帯びた其の子宮ならば
きっと、より柔軟に膨れ上がり、人並み外れた其の吐精の量を、より一杯に受け止められるのだろうか
普通ならば、長くても十数秒で終わってしまうだろう吐精は、長く、永く、繰り返される
其れこそ、時計の針が進むほどに、時間を掛けて子宮を精に屈服させて行くのが、この雄の遣り方
其の間も、きっと重ね合う瞳が、女の蕩けた表情を、じっと、見詰めている事だろう
愛おしい、そして、快楽に咽び蕩けていながらも、やはり美しい其の顔を――飽きる事無く)
■テイア > 「そなたといると、初めてのことだらけだな…」
子を成したこと、子宮の中まで熱塊を受け入れたこと、理性も飛びそうなほどの快楽に溺れること、――そしてなにより愛すること。
胸にしまって大切にしてくれるというのに、告げられる礼の言葉を女もまた胸の中に大切に仕舞っていく。
「ああ、前言…撤回だ…んぅっ…私も、そなたが欲しい…んっ…もっともっと、と…際限なく…。遠慮などいらない…体の組織、心の片隅まですべて愛して…」
たとえ、ほかの男に抱かれて快楽を感じることがあったとしても、この男以上に上書きをされることがないように。
それが、感覚を無理やり狂わされた上でも、この男に刻まれた快楽を忘れる事がないように。
その存在が、常にこの身とともにあるように。
自身の片目の色とは、また少し色合いの違うやさしい紫。
熱と快楽に潤み、涙の流れる瞳で見つめればその距離が近くなりやがて0になる。
深く深く、舌と舌を絡み合わせ唾液を混ぜ合わせて貪り合う。
「――はっ…んんっ…子宮が、膨れていくっ…あっああ…」
跳ね上がる体を腕の中に閉じ込められ、その感覚すらもより深く刻まれていく。
子に乳を与えるために、産む前よりも一回り以上大きくなっている乳房、抱きしめられることで押しつぶされじわりと乳白色の液体があふれて男の衣服に染み込んでいき。
子宮が際限なく注ぎ込まれる白濁で押し広げられ、膨らんでいる感覚が伝わってくる。
子を宿し、何度も何度も熱精を受け入れてそうなるように仕組まれた器官は、柔軟にそれを受け入れ膨れ上がっていく。
熱塊の形がくっきりと顕となっていた下腹部は、次第にその輪郭が曖昧になりぽってりと全体が膨らんでいるか。
まるで、そこに胎児が宿っていたかのように。
卵巣から飛び出した卵子は、男側の遺伝子の片割れと出会うが、その熱精の濁流に翻弄され根付くことはできずに。
腹を膨らませられるほどの吐精にも、それを快楽として仕込まれた女に苦痛はなく、胎内を満たされる悦に溺れる。
■イーヴィア > 長く生きてても、まだ知らないことが沢山あるって事、だろ?
だったら、これからもっと、教えて遣れるだろうさ。 ……勿論、こう言う事以外にも…な。
(快楽だけじゃない、溺れる事だけじゃない、己と居る事で女に少しでも変化を与えられるのなら
其れより嬉しい事は無いだろう。 誰かを愛する事が初めてだと言うのならば、其処から生まれる何もかもを
他の誰でもない己が、教えてやりたいと願う…それも、また一種の欲望、と言えるのかも知れず)
――なら、遠慮なし、だ。 ……子宮で…この熱さ…覚えて置けよ…。
頭だけじゃない…身体で、心で…、……魂で…俺を、覚え込みな…。
(其処に独占欲が無い筈は無い。 今、この瞬間だけは、押さえ込む事をしない其の欲望で
女を只管に愛し抜く――其れこそが、きっと、己にとっても、女にとっても、確かな拠り所となる筈だから
深く絡み合わせる口付けだけを切り取れば、きっと、余りにも甘く穏やかな
けれどその実繋がったままの下肢では、止め処ない吐精に膨れ上がった子宮が
既に孕んだかの如き丸みを帯びて、行為の苛烈さを示している
余りにも苛烈な快楽と行為は、逆に命を根付かせるには至らなかったとしても
きっと、同じくらい大切なものを女の心へと宿すのだ。 己が愛を、そして、熱を。)
………前よりも、大きくなってる、な。 ……胎も…胸も。
……テイア…、……ちゃんと…しがみ付いて、な。 ……もう少し…虐める、ぜ?
(窓枠に、少しだけ女の身体を腰掛けさせては。 身体は出来るだけ密着させた儘、掌が滑る
女の下腹、今もなお膨らみ行く其の子宮の形を、包み込む様に一度掌を這わせたなら
其の形を、軽く揉み込むようにして、揺さぶるようにして、腹の上から愛撫しようか
そうして、其の内にふと、指先が捉える、子宮の両翼、其処に微かに示される膨らみ
其の場所を指先で捉え、そして、ゆっくりと捏ね回す様に刺激を齎せば
排卵を為し、完全に熟れ切って膨らむ卵巣を、其れこそ酷く直に愛撫しながら
排卵の、あの衝動を。 既にたまごを吐き出し終えたばかりの器官へと煽り立ててやれば
其れこそ、空射精のように、卵巣が必死めいて脈打つ其の狂おしさを
女へと、教え込んでしまおう、か)。
■テイア > 「…興味がなかったからな…。むしろ邪魔になると思って敢えて知らぬようにしていた部分もあるし…。けれど、今は知りたいと思う…」
愛するということを知らなければ、この行為もただの遺伝子を残すための生殖行動。
それが強烈な快楽をもたらすことがあるというのは、知っていたが、そこに『愛』が入ればよりいっそう体だけでなく心まで満たされるだなんて知らなかった。
だから、色々と教えてくれと耳元で囁いて。
「…っ…ああ…熱さも何もかも…そなたの全てを注ぎ込んで…っ」
ちゅ、ちゅ…と時折唇を離しては、唇に吸い付いて、そして再び舌を絡ませ合い、歯列をなぞって頬の粘膜や舌の裏側を舐めて唾液を絡ませあう。
そんな行為の下では、子宮をふくれあがらせるほどに熱塊から放たれた熱が女を支配し、それは男から注ぎ込まれる愛と熱。
それが快楽として隅々にまで刻み込まれていく。
「あっ…んん…乳の出はいいからな…作るために授乳中は通常よりも大きくなるもの、らしい。…んっ…あっ…ふ、ぅぅんんっ…はぁ…あっ」
最初ほどの勢いはないものの、吐精は未だ続いている。
どくん、どくん、とまるで心臓がそこにあるかのような熱と脈動にふるふると体が震える。
溢れ出した乳白色の液体は、とろとろと膨れ上がる胎へと伝い落ちていき。
男の言葉に、首に回した手に力を込める。
窓枠に、少し腰をかけるような格好で膨らみ続ける胎に手を滑らされてぴくっと敏感に震え。
そして、排卵したばかりのそこを腹の上からこりっこりっと愛撫される。
刺激を受けた卵巣が、びくびくっと痙攣するのが分かりそれに連動するように声があがり、膣も同じように痙攣して足をピンとつっぱらせて背を少し仰け反らせ。
ご案内:「ルミナスの森 城」からテイアさんが去りました。
ご案内:「ルミナスの森 城」からイーヴィアさんが去りました。