2015/10/22 のログ
■ヘルガ > 「じゃあ、どうして……」
溜息をも唾液に湿る耳のなかに注ぎ込んだ。
腹部を撫で回す手が、エプロンの内側に入り込む。
傍目には見えない、エプロンの下の街服をたくしあげていく。
先日のベッドでしたように、だいぶ体温の戻った掌で滑らかな肌を味わいながら。
「やめて、と一言、言えばいいじゃないか…きみは?」
「私を介抱して、食事の世話までしてくれようとしている。それくらいは言ってもいいのに?」
下着ごしに肥沃な乳房を弄ぶ。
エプロンの裏側で、締め付けられるものを下からそっと弾ませて。
上にずらす。直に肌と肌がふれあい、左右から中央に寄せるように揉み、
上下に、円を描くように。次第に熱をいれて、掌が探りだす。
「ほんとうに振りほどかないと………また、だよ」
くく、と喉から溢れる卑猥な笑声。
背後からきつく抱きしめる。恋人にするように。
だがその臀部、スカートごしに押し当てられる硬い熱は、
恋情とは違った凶暴な欲望を宿していた。
言葉を急かすように、両の乳房の先端を、ぎゅぅ、と指でつまみ上げる。
■カタリナ > 「……どうして」
どうしてだろう。
何故振りほどけないんだろう。
ヘルガの愛撫に全くの嫌悪も抱けず。
ただ昂ぶって行く感情だけが全てで。
エプロンの下で服はたくし上げられ、ヘルガの掌がどんどんと肌に近づいてくる。
「そう、だよね。やめてって……言わない、と」
魘された様に繰り返しながら、いよいよ下着もずらされ、直に彼女の胸の愛撫が始まる。
―――期待してた?
ぐにぐにと、エプロンで見えないのをいい事にいいように弄られていく。
ヘルガの言葉がまるで悪魔のささやきみたいに。
直接とろ、と流し込まれるみたいに。
「……ぁ」
抱き付かれ、最初に感じるのはヘルガの温もり。
そして温もり以上に熱く、存在感を伴って。
「んぅっ」
先端を摘み上げられビクンと跳ねれば、ヘルガに軽く寄り掛かる。
全部を彼女に預ける様に。
「また……する?」
魘される様にヘルガの顔を瞳を今日初めて見据えて。
潤んだ瞳でそう女は問うた。
■ヘルガ > 自分の顔を見上げてくる潤んだ瞳を覗き込み、
向けられた言葉には興奮からだろうか、
紅い瞳の瞳孔がぶわりと広がって涙の膜が張った。
顔を近づけ、赤い舌を伸ばし、その問いかけた唇をちろり、蛇のように舐める。
「違う、だろう?カタリナ…そうじゃない……」
上唇と下唇の内側を舌先でくすぐりながら、
少しずつ荒れた吐息を押し付けていく。
ぐにゅりと揉み解す手は、彼女の動きを強制するように、
その指先を先端部の突起に押し込み、爪の硬さでつねるような衝撃を与えた。
「私がどうしたいかなんて、わかりきっているだろう?」
「呪いのせい…呪いのせいで、…ほら、いまもきみの邪魔をしているんだから」
ぴちゃり、と幾度か舌はその唇をなめらかにするために往復して、
グロスを引いたように艶を持った唇に、ふぅ、と熱っぽい吐息を吐きかける。
「……きみがどうしたいのか、きみのくちから聞きたいかな」
どちらにせよ、この柔らかな日差しが差し込む薄暗い店内に、
新たな性の匂いが敷かれることは避けられない。
そっとカタリナの上体を、カウンター席にうつ伏せにさせ、そして上から覆いかぶさる。
ぎゅう、と潰れた乳房のなか、指先は突起をころころと転がし続け。
■カタリナ > 「ん―――」
唇を舌で撫でられ、また息を吐く。
胸の先端部を刺激され、荒い息をヘルガへと吹きかけて行く。
「そう、わたし……今ごはん作ろうと」
してたんだっけ、そうぼんやりと目の前にあるはずの料理が何処か遠く感じて。
口付ではなく唇を舐められ、淡い刺激を与えられもどかしげに唇が蠢いた。
彼女の吐息も熱く、静かなまだ開店していない店内に荒い二人の息が響く。
「わたしは……」
考える。
うつ伏せにされ、覆いかぶさられながら。
ヘルガの手は彼女の胸と机に滑り込み、彼女の先端を愛撫し続ける。
「わたしは……」
その答えはあっさりと見つかる。
嫌じゃなかった。
あの時も昨日も今も。
ではどうなのだろう。
言われ続けた言葉。
否定していた言葉。
単純な話。
「―――シよ?ううん。シたい。だからシよ?」
覆いかぶさるヘルガの唇を求める様に、顔をヘルガに向け近づけて行く。
■ヘルガ > 「そう。…それが、きみの本音なんだろ……?」
女なんてみんなそんなものだと、
奇妙な安堵と強烈な興奮に、滲むように笑みが深まっていく。
醜くすらある興奮の感情表現のまま、するりと片手がカウンターとカタリナの間から逃げた。
「……昨日だって途中から、いや、ほとんど最初から……欲しがっていたものね」
「あんなに嬉しそうな笑顔で……いまみたいに」
差し出されるように近づく唇を、自らのそれでついばむ。
朝、まだほとんど街路に起きだしたものの姿のない時間に、
ぷちゅり、と小さいリップ音が、唇と唇の間で立ち始める。
最初はくすぐるようなふれあいを続け、深い接触を避けるように押し付けあう。
ささやかな音でも、この静けさでは殊の外、吐息にまぎれてよく響いてしまうはずだ。
「……こちらにも、聞いてみようか?」
そう告げながら、背筋に指先を走らせる。捲り上げたことで露わになった尾てい骨から、
柔らかな臀部をスカート越しに触れた。
細指ゆえに乱雑さはなく、しかしその長さは器用に。
彼女の防壁たるスカートは、簡単にたくし上げられて、下着ごしに臀部の肉を撫でる。
「……これで、カタリナが満足してくれるかどうか、を…」
献身的な女性から、雌に堕した唇に、
次第に耐え切れないとばかりに、舌を押し込み、深い口付けを誘って行く。
臀肉の割れ目から滑り降り、布越しにカタリナの中心に触れる。
最初はくすぐるように触れて、押し込み、指は秘部の突起を捏ねた。
そして臀の割れ目に沿わされる、太く硬い、熱。
昨晩、幾度もカタリナを貫いた灼熱の杭を擦り付け、すべてを克明に思い出させていく。
■カタリナ > 「うん、気持ちいい事……気持ちいいから好き……」
単純な話である。
気持ちいい事を拒む理由が彼女に見つからなかっただけで。
それだけである。
ついばまれる唇をもっと、と言わんばかりに求める様に小さなその音でも堪らなく彼女を昂ぶらせていく。
「ん……いいよ、もっと……下、触ってぇ……」
背筋から伸びる指先に堪らずおねだりをあげる。
期待通りにスカートの上を愛撫され、そしてその下へと指先が延びれば肉付きのいい太腿を擦り合わせる。
既に下着は湿り気を帯びておりくちゅ、と軽く音を立てた。
「んっ……んん」
ヘルガの舌が潜り込めばその舌を這わせて愛撫する。
唇同士が重なり合えば傍目など気にせずその唇を貪ろうとしていた。
「ん……ちゅ……ぷぁ」
秘部の突起の捏ねれば甘ったるい言葉が漏れる。
敏感になって行く感覚。
臀に当てられているモノの再度認識すれば、ゆっくりと手を伸ばす。
掌でズボン越しに亀頭部分を優しく撫でる様にゆっくり、ゆっくりと刺激していく。
それはまるで焦らすように。
昨日これが己に入っていたと思いだす度、考える度、想像する度。
はああ、と恍惚したように息を吐き瞳は更に潤んでいく。
■ヘルガ > 湿りを見つけた指は不意に離れ、溌剌とした腿の肉が擦り合わされる狭間にが入り込む。
わざとらしく焦らすように、半ばほどから上へもぞもぞと手首を動かしながら上昇し、
そして指が再び、ねだられた場所へと到達する。
腰を振れば擦り付けられるように、縦長の割れ目にぴたりと添えて、
窮屈な肉の間で摩擦する、曲げた指先がそのたびに秘核を捏ねてかすめていった。
「んふ、…ぁ、ふ……いやらしい、…だが…いまのカタリナが一番、良い…」
窓の外に通り掛かるものが居れば目撃されるやもしれないのに、
憚らずに唇を押し付け、わずかに離れれば互いの顔の間でくちゅりと舌と舌を擦れ合わせる。
逆に、より深くに貪るように押しこめば、
相手の呼吸を奪い、苦しくなるほどに互いの腔内を貪り合う。
「は、…ぁ…♥ …ふふ、大胆になってきた、じゃないか…?」
「もっと、強く触ってもいい、のに……それとも、じらしているつもり、かな…?」
少女の滑らかな掌がその熱の塊に這うと、
陵辱者はびくりと耐えがたげに肩を竦め、眼を閉じて震えた。
まるでカタリナの肌を叩くように、触れられるたび、悪魔がもたらした剛直はびくびくと跳ね回る。
なればと、普段は剣を振るう足腰を使って――ずるり。
挿入時のことを思い出させるように、尻の谷間を荒々しく、肉棒が前後し、
その亀頭を竿の硬さを、掌に自らも擦り付けて見せた。
「……じゃぁ、私も、焦らしてしまおう、かな……っ…ふ、ふふ……」
「いやらしい――きもち良いことが大好きな、カタリナ…?きみはこれで、満足かい?」
秘部から指が離れる。ぬとりと糸を引きながら、その手は果実の皮でも剥くように
カタリナのショーツを膝まで引き下ろした。
隠すもののなくなった秘部に、細指がぐぷりと押し込まれる。
昨日、あれからも散々注ぎ込んだ白濁の熱を、かきだすように、乱暴に激しい指使いで、中を責める。
■カタリナ > 「いじわる……」
焦れるような愛撫にわざとらしく不機嫌を装った声をあげる。
擦れる度に腰を落として秘所をヘルガの指に擦りつけようとする。
少しでも快楽を貪る為に。
「そう……?うれしい」
あは、と快活ではあるがどこかねっとりとした笑い。
外など全く気にせず、舌に舌を絡め、そしてまた貪り合う。
いっそ見てくれ、と見せつける様に。
「ヘルガも、気持ちよくシてあげたいからぁ……」
媚びるような声。
ヘルガの反応を見て満足そうににたぁと笑う。
跳ねる度に肌に当たるソレを愛おしそうにゆっくり、さっきよりかは少しだけ強く。
「♥」
前後する感覚にうっとりと昨日を思い出す。
思い出せば思い出すほどに身体が秘所が熱くなるのを感じる。
―――ああ。
「あぅ……あっんっあ、ひぅっ!」
膝までずり降ろされ、そのまま乱暴にされる愛撫に声をあげる。
「あ……だめっ♥んん~~っ♥」
ぷしゃ、と秘所から吐き出された潮がヘルガの指を濡らす。
堪らずへた、とカウンターにしな垂れかかった。
荒い息をあげ顔をヘルガに向けた。
もう、限界だ、という顔で。
「へるがっ♥むりっ♥もう、がまんできないぃ……♥」
尻をヘルガに更に突きだし、股を大きく開き、自分で秘所を広げる。
広げられた秘所からはつぅ、と愛液が腿を伝い地面を濡らしていく。
はあ、はあと息は落ち着くことは無く。
「はやくっ♥はやくぅ!♥そのふっといの……かたりなにっ♥」
切なそうに、発情した雌はただソレだけを待ち望んで。
■ヘルガ > 女性を辱めることだけを楽しむのではない。
いまにも女体に包まれたがる肉棒が、カタリナの掌のなかで暴れ、跳ね、
先端からこぼれ落ちた白濁色の雫が、とろりと流れ落ちてカタリナを汚す。
「……確かに、そのようだね?指をすこしいれたくらいで、これだ」
掃除の行き届いた床にぱしゃりと飛び散る蜜の飛沫。
それを見て愉快げにほくそ笑みながら、カタリナに覆いかぶさっていた体を起こす。
後ろを振り向くならば、夜の時と同じように大きく反り上がる肉の剣が、
どく、どくと脈打ちながら威嚇するように…あるいは魅了するようにその眼前にそそり立つ。
「こんな朝早くから、これが欲しくてたまらないんだね…?」
むちりとした尻肉が降られるなら、掌がそこに落ちる。
ぱちん、と尻を叩くような勢いで添えられた掌が、
そのまま強引に尻をつかむと、同じように左右に開いた。
彼女自身も晒すことで、阻むもののない、経験の浅めであろう肉襞に
カタリナの掌のぬくもりと、先走り液の湿りを纏う穂先があてがわれる。
「もう出立するから……残らず全部、吐き出させてもらわないと―――ね…ッ!」
腰を揺らめかせる。ぽってりとした先端が、その入口をくちくちと擦る。
いまにも押しこめそうな位置で焦らし、焦らし―――
不意を撃つように、蜜をたたえた秘肉を肉剣がみぢみぢと割り開き、勢い良く子宮奥を押し込んだ。
そのために、ポニーテイルに結われた髪を掴み、カタリナの胸をのけぞらせ。
「ほら、みてごらん…自分の顔を、ッ…! …これが、きみのほんとうの姿、だよ…っ!」
力強く、震える尻に腹を押し付ける。反動で引きぬいた肉棒を、間髪いれずに突き立てる。
がつがつと乱雑に様々な角度で押し込みながら、
カタリナの視線の先、磨かれた窓硝子を指し示す――犯される自らの姿が透明に映しだされている様を。
■カタリナ > 「欲しい♥朝とか関係ないのぉ♥」
後ろを向きヘルガの顔を、その剛直を。
泣きそうな顔をして。
ぐい、と更に広げられた先にツン、と穂先が当てられる。
「はやっ……くぅ♥へるがの……♥……~~~♥」
焦らされ切なく善がりなく。
しばらく焦らされ、焦らされる感覚に慣れようか、という先―――ずぷ、と一気にその最奥まで貫かれる。
その余りの衝撃に目は見開かれ、舌はぴん、と張りつめ口の端からは涎が零れ落ちた。
更にぐい、と引っ張り上げられ、上半身を起こす。
窓ガラスにうっすらと映る自分。
蕩けた顔で、突き立てられるたびに快楽に眉を歪め、口の端からは涎を垂らし、胸の先端はぴん、と勃起し、ただただ厭らしい肢体をそのガラスに晒していた。
何のことは無かった。
発情した雌が其処に居るだけだった。
「あは、は♥」
嗤う。
そうか、これが本当の。
「うん、かたりなはいやらしいこだから」
猫なで声。
認める。
認識する。
「へるがのもういっかいぜんぶ、わたしにちょーだい?♥」
きゅぅ、とヘルガのモノを締め付ける。
まるで彼女の意志が反映したように。
ご案内:「「旅の雨宿り」亭」からヘルガさんが去りました。
■カタリナ > (中断)
ご案内:「「旅の雨宿り」亭」からカタリナさんが去りました。