2022/05/12 のログ
ご案内:「ギルドから始まる短期の冒険行」にクラウソニアさんが現れました。
■クラウソニア > ダンジョンに潜ることになった。
戦いにおいてはドラゴンが相手だろうと遅れを取らぬソリチュード。
なれど、それだけではどうにもならぬ事もままあるのがダンジョンだ。
それに対処できる人材―――シーフやスカウト、マジックユーザーなどを一時雇用すべく、孤高の女騎士は朝の冒険者ギルドを訪っていた。
受付嬢に話を通した後、ギルド酒場の1席を陣取って、高価な酒をつまみと共にちびちびやりつつ条件に見合う相手が現れるのを待つ。
例え条件に合わずとも、数々の危難を乗り越えてきた手練としての勘に反応する人物なれば、こちらから声を掛けてみるつもりもあった。
緩く編んだ金髪の戦乙女めいて凛々しい美貌。
金装飾も荘厳な白鎧と、背に負いし両手剣の抜かずとも分かる聖力の凄まじさ。
無骨な鎧から狙いすましたかの様に露出させた魔乳やら太腿はむっちむち。
個性豊かな冒険者の只中にあってもはっきりと目立つ聖騎士様が、生真面目な顔で小声の呟きを漏らしているのだが―――
「――――イケメン冒険者が来る。……その可能性は低くはあっても、決して無くはあるまい。ふふ……なかなかクる物があるではないか。薄暗いダンジョンで何日も二人きり……互いに相手をフォローして、時には恥ずかしい姿なんかも晒してしまったりして……うむっ。そのままなにやら盛り上がって恋人に……なんて事もあるのではないか……!」
その内容を聞きつける物がいたなら、なんとも残念な顔となるだろう。
そういう出会いを期待してダンジョンに潜った前回はとんでもない目にあったのだけれども、諦めぬ姿勢が成果につながる事もあるはずだ。
――――今回訪れるダンジョンにもそうしたエロトラップが待ち構えているのだが、行き遅れの聖処女にそれを知る術はない。
ご案内:「ギルドから始まる短期の冒険行」にジュンさんが現れました。
■ジュン > 「あんたかい?ダンジョン探索のお供を探しているのは」
そこに一人の青年が話しかけてくる
「俺も丁度ダンジョンに行こうと思ってな
そしたら受付から仲間を探してると、一応スカウト的な役目ができるが」
どうやら話を聞いてきて声をかけてきたようだ
「(にしても…これは…すごいな、ちょっとくらい期待はしちゃうな)」
知名網に表には出してはいないが心の中ではしっかりとその容姿に見惚れているようだった
■クラウソニア > 「――――ほう?」
先程まで残念な独り言をつぶやいていた行き遅れが、瞬時に聖騎士の他所行きの仮面を被って顔を上げた。
エメラルドを思わせる翠瞳が男を見る。
年の頃は23、4。
180の大台にのる高身長に、引き締まったスマートな体躯。
スカウトと言ったとて文官などとは訳が違う。着越しにははっきりとせぬが、相応に鍛え上げられた身体―――細マッチョな色っぽい身体が隠れているはずである。
鋭い視線からは軟弱なイメージも感じられず、聖騎士様は心の中で『うむ、良いではないかっ!♥』と快哉を上げていた。
無論、そんな感想はおくびにも出さない。
口端がふにゃけるのを必死で我慢してきゅっとなっていること以外は。
「掛けてくれ。詳しい話をしよう」
対面の席をしめし、女給を呼んで青年に好きなものを頼むように告げる。
■ジュン > 「あぁよろしく頼む」
掛けてくれの言葉に対面へと座る
女中に関しては酒を入れるわけにもいかないが好意を無碍にするわけにもと
ひとまず冷茶を頼んで
「それでダンジョンと一口にいっても数か所はある、今回はどこに?」
とまじめな話を開始しつつも
黒の双眸は彼女の顔や露出されている魔乳をこっそり捉えている
表向きまじめな雰囲気だがこの両名似たものなのかもしれない
■クラウソニア > 「うむ、無名遺跡にあるという然程有名ではない迷宮らしい。ここから馬車で3日程の距離にあると聞いている。依頼主は何度かその遺跡からアイテムを収集しているらしいが、あまり詳しい情報は持っていなかった。以前まで依頼主に雇われていた冒険者も今は引退して王都から遠く離れたと聞く。残念ながら、ギルドでもそのダンジョンに関する詳しい話は聞けなかったが―――まぁ、問題はなかろう。出現するのはノールやオーク、ホブゴブリン、後はオーガやトロルといった大物がたまに出る程度らしいからな」
つらつらと事前調査で得た情報を彼に伝えるも、ダンジョンの詳しい位置については口にしない。どうもこのダンジョン、知る人ぞ知るという類の物らしく、安定してそれなりの儲けが出るらしい。
それ故にあまり情報を拡散したくないのだろう。
仕事を請け負うのであれば、彼にも契約魔法の掛けられた情報秘匿の書類にサインしてもらう事になっている。
そうして真面目な話をしていたとて、軽い所作にて女騎士の魔乳が揺れる、撓む、歪む、拉げる。
聖衣の脇から覗く純白の球面を見ても分かる通りのノーブラなのだ。
流石にニプレスかなにかをつけているのか、乳首の尖りが丸見えなどという事はないが。
■ジュン > 「ここから3日程…ふむ、そこまでは俺もあまり行かない距離だな
しかし情報が少ないな、とは言え敵性体の情報あるだけ御の字か…」
自身もギルドの依頼や個人でもダンジョンを巡ることはあるも
今回の場所に心当たりはないようだった
とは言え最低限ではあるが必要な情報もあるし、名の上がったモンスターも対処できる範囲内だ
「ん、これなら俺はぜひとも同伴したいところだが…そちらはどうだろうか」
ひとまずこちらとしては何ら問題はないとして
こちらからは、探索技能、やこれまでの経験を幾つか話し契約の姿勢を見せる
…その間にも彼女の様々な形に動く魔乳が視線に入り
内心興奮が抑えきれずにもいた
■クラウソニア > 青年の言葉には長い睫毛を落としながら鷹揚に頷き、彼が乗り気である事を確認したクラウソニアは改めて翠眼を開くと、値踏みするよな視線を彼に向けた。
桜色のぽってりと色っぽい唇を開いて言葉を発しつつ、何気ない様子でちらり、と翠瞳を泳がせ
「うむ、そうだな。スカウトとしての腕前は現場で見せてもらうよりないが――――……フッ!」
ボッ!
テーブルに伏せていた白金のガントレットが霞んだかと思えば、バラ手の横薙ぎが青年の顎先を掠める様に振るわれる。
無論、十分な手加減のなされた不意打ちだ。
手もなく食らったとて脳震盪で意識をかられる程度の打撃でしかない。
とは言え、この程度すら往なせぬのなら、正直足手まといにしかなるまい。
そんな、攻撃的で苛烈な一手ではあるも、それに追従する魔乳の動きは素晴らしいの一言だろう。
攻撃の直前に僅か内側に入れられた二の腕が豊満な柔肉を拉げさせ、豪速で振るわれた右腕に一拍遅れる形でばるぅんっ! と砲弾型の重量物が揺れるのだ。
聖衣に刻まれる複雑な皺。右と左でそれぞれに若干異なる軌道を描く柔肉塊。
一度端まで揺れ飛んだそれが、十分な弾力性を持ってぱゆゆんっと元の位置へと戻ろうとするフォロースルーは、何度も繰り返し再生したくなるほどの絶景である。
まぁ、それに目を取られすぎて不意打ちを食らうのならば、やはり帰れと言うよりないのだが。
■ジュン > 「まあそうだな、実際にやって見せないと―――」
いきなりの不意打ちにも動揺することなく
ぱしっ
と手加減された一撃ならば軽く手で受け止めとめる
「…あくまでスカウト役なんだからこういうことは試さないでほしいのだが」
とはいうものの青年は本来軽戦士、武術家の類である
攻撃を受け止める際には揺れる胸に気が逸れるどころか
受け止めながら目で追うというような余裕すら伺えた
「まあいいものも見れたし不問ということにしておく」
■クラウソニア > 「―――――ほぉ。あっけなく止めるか。斥候などにしておくのが惜しい腕だ。貴殿なれば前衛としても十分に動けよう」
わずかに身を乗り出した聖騎士が、止められた腕もそのままに満足げな笑みを浮かべた。
いかにも有能そうな美人の微笑みは、それだけで不躾な"試し"に対する十分な対価となろうと言わんばかりの破壊力と成熟した女の余裕を見せつける。
―――が、男の鋭眼がなにやら下に向けられているのに気付けば、こちらもちらりと目を落とし、ぷるるんっ♪
急な挙動の残響で揺れ撓む魔乳に気付いて
「――――ひゃあっ!?」
意外にも可愛らしい悲鳴を上げて、両手でそれを覆い隠した。
二の腕に挟み込まれてむぎぅっと拉げるそれもまた眼福だろうが、ともあれ、白頬を赤く染めたまま椅子に座り直し、「んんっ!」と白々しい咳払いで先の失態を取り繕った女騎士は
「報酬は前払いで2000。一日辺りの拘束料が500。成功報酬で更に3000ゴルドを支払おう。馬車での往復で最低6日。ダンジョン探索自体は早ければ1日、遅くとも3日もあれば目的の物を手に入れられるだろうとの事だから、まぁ、最短でも7日の拘束料は3500。一巡りで8500の仕事だ、悪くはあるまい?」
何事もなかったかのようなポーカーフェイスで詰めに入る。
頬の赤みはまだ消えていない。
■ジュン > 「まあ一人で動くことが多いからこれくらいはな」
これからは勘弁してくれと言わんばかりに両手をあげ
改めて話を戻そうとして
「…あぁ悪い、つい」
可愛らしい悲鳴に一瞬間が抜けつつ謝罪の言葉を入れるも
腕に押しつぶされる父に再び視線を送り
「ん、あぁ、それで全然問題ない、それじゃあ…契約ということでいいか?」
と文句はないと契約内容に了承する
■クラウソニア > 「い、いや、構わぬ。男というのは、その……そ、そういう物なのだろう?」
素直に謝られては余計に気まずいといった表情で、男を知らぬ生娘はこう見えても男の生理には理解があるつもりだという見栄をはる。
ともあれ、彼が仕事を受諾するなら最後の仕上げだ。
「――――では、これにサインを。これも我が依頼主からの条件でな」
そう言って差し出す契約書には、此度の冒険行を誰にも漏らさぬと約束する一文。
そして、この冒険において起きた出来事を細大漏らさず依頼主に報告する義務と、それらの情報がどの様に用いられたとて文句は言わないという文言がさり気なく追記されていた。
男の十分に勘が鋭ければ、そこに若干の違和感を感じ取ることも出来るだろう。
―――が、例えそうでもこれだけ旨い条件の仕事を断る程のリスクとも思えぬだろうし、結局はクラウソニアがそうした様に彼もまたサインを終えて正式に仕事を受ける事になるだろう。
無論、彼がそれを断るならば話はこれで終わりである。
クラウソニアは別の相手が来るのを待ち、誰も来ないのであれば一人で旅立つ事になる。
まぁ、この契約は同行者がクラウソニアにも負けぬ美少女であった場合にこそ効果を発揮するものであり、男である彼にはほぼほぼ問題とならぬ物なのだが、現状の彼にはそのような事は分かるまい。
■ジュン > 「わかってくれて嬉しいよ、とサインなどれどれ…」
話しを流そうと契約書へと目をやれば
「…?(やけに入念だな……)」
と内容に違和感を覚えつつも
リスクとリターンを秤にかければリターンに寄り
「ん、大丈夫だ」
と自身の名をサインする、これで契約はなされたのだろう
■クラウソニア > 男のサインに反応し、淡い光を放つ契約書。
これで彼は魔術的に此度の冒険行の情報を他者に漏らすことができなくなった。
「よし、契約成立だな。よろしく頼む。これが前金だ。問題が無いようであれば午後にでも出発するつもりだ。馬車の手配、食料品の積み込みなどは既に出来ているから他に必要な物があれば購入しておいてくれ。ダンジョンから2刻程の場所にも村があるので、ある程度のものであればそこで購入する事も出来るはずだ」
まずはがっちり男の手を握り、ついで懐からずしりと重い金貨の小袋を取り出してテーブルに置く。無論、中には契約通りの前金が入っている。
カップに残った酒を一気に飲み干し、男の物とチップも含めた払いをテーブルに乗せ置いて、女としては長身と言えるだろう鎧姿を立ち上がらせる。
待ち合わせの場所や時間等、細々した伝達も終えて立ち去り際
「――――おっと、いかん。肝心なことを忘れていた。私はクラウソニア=ヴァン=モードレッド。モードレット侯の一人娘にして、神殿からは"ソリチュード"としての叙勲も受けている」
おそらくは受付嬢から既に聞いているだろうが、遅ればせながらの自己紹介を済ませておく。
そうして彼からも名を聞いたなら、女騎士はマントを翻してギルドを後にするだろう。
■ジュン > 「あぁ、こちらこそよろしく頼む
準備自体はいつでもいけるよう普段から済ませてあるが、確認がてら少し…」
自身も頼んでいた冷茶を飲み干し小袋を受け取りながらギルドを後にしようと
「あぁ、そうだな重要だ、俺はジュン、彷徨い人のジュンなんて通ってたりもする」
そう自己紹介を返してギルドを後にし
待ち合わせの時間まで過ごす…
■クラウソニア > ――――そうして1刻程後、女騎士と雇われの斥候は馬車に乗り込んで、ダンジョン探索の旅に出ることとなる。
奇妙な契約書によりこの旅の詳細は吟遊詩人の耳にも入らぬ物となるのだが―――果たして、そこではどの様な出来事が起こっていたのか。
王都を出立した二人の行く先を覆う曇天が、なんとなく不穏な気配を匂わせていた――――。
ご案内:「ギルドから始まる短期の冒険行」からクラウソニアさんが去りました。
ご案内:「ギルドから始まる短期の冒険行」からジュンさんが去りました。