2021/12/14 のログ
ご案内:「王都マグメール どこかの工房」にマリオ・ダンタリオさんが現れました。
マリオ・ダンタリオ > 辺鄙な場所に立つ工房。
その中には一人の大男が窯の前に立ち、金槌をふるっていた。
カーン、カーンと小気味のいい音が工房の中で響き渡る。
周囲には様々な魔石、鉄、銅などといった素材に武器や防具。
せわしなく動く使用人の姿もあるが、その中で特に存在感を放っているのがこの男だ。

「……」

気難しい顔でその手に握るものを見て、ぐつぐつと煮えたぎる熱湯にそれを素手のまま掴み、中へと突っ込む。
それに対して大男はまったく熱さを感じていないのかそのまましばらく漬けた後
手を引き抜き、真っ赤になった鉄をまた金槌で叩く。

「よし……」

そうして出来た、剣の刀身を見て冷水に突っ込んだ。

ご案内:「王都マグメール どこかの工房」からマリオ・ダンタリオさんが去りました。