2020/10/04 のログ
シンディ・オーネ > 「いいいいやななんでっ、ど、どこがアーネストじゃないってしょうこよっ…」

アーネストでは無いと言われれば、それ以外に誰がいるって言うのさと言いたいが、
しかしアーネストのせいにしてしまっては彼の不名誉で、ぐぬぬと唸る。

「ああの、あれです、モンスターにこう、事故でそのう…」

詮索しないと言ってくれているのに、違うの、違うの、と言葉を重ねようとして、
泥沼にしかならない気がしていよいよ押し黙った。

「…お世話になります…」

マレクさんは基本善意の人で、お仕事でやっているだけという理解である。
他人のお尻なんざ触りたいものではないだろうと、介護される気分で言われるまま。
用意してくれた枕にお腹で乗っかって、脚の形に悩むが、まあこれかなとカエルみたいに。

マレク > 「ああ、なるほど。モンスター。それは……お気の毒に。不運と……申し上げるよりほかにない。きっとモンスターのような……いや、モンスターでしたね」

歯切れ悪く相槌を打った。モンスターの仕業にしては紳士的過ぎたが、詮索しないと言った以上は約束を守る方が良いだろう。

「まず、身体を解していく所から始めますね」

そう言った男は、うつ伏せになったシンディの直ぐ後ろに腰を下ろし、潤滑液で濡らしたガラス棒で秘所を撫でる。いきなりお尻の穴に棒なり指なりを突っ込めば、力が抜けるどころではないからだ。

「大きく息をして下さい。出来るだけ、身体から力を抜いて……」

そんなことを言う男は右手でガラス棒を動かし、左手は秘所の前側へ。滴る潤滑液を掬い取って陰核へ塗りつけ、身体検査を兼ねた前準備を進めていく。

シンディ・オーネ > 「……。」

冷静であれば口にするまでもなく無理があると判断できるがもうわけがわからない。
幸いにしてアーネストはそんなところをそんなに覗かないし、見ても分からないだろうけど、
見る人が見れば分かってしまうというのは意識していなかった事で、それをした男への恨みを募らせる。

「――んにっ!?」

…お尻にきてもがんばって力を抜くわよと言いたいけれど、
どちらにしても前後ともに中をまさぐられるのなら、前が先でもいいのかなと身を固く――
してはいけないので、努めて受け入れる姿勢だが、例によって陰核周囲を刺激されると、いっそ痛い方が良いと言いたくなった。

…この準備に応じるのと、前戯と、これでは何も変わらない。
結果が違うだけで途中までは同じで、例えば医師がこんな手順を踏むかと言えば違う気がして…

問いただしたくなるが、マレクは私のお尻を見破った。
見識?ある人がこの手順が最適と言うのなら、そうなのだろうと耐え――
てはいけないので、恥丘をひくんひくんさせながら深い息をついて脱力に努める。

マレク > 「良いですね、シンディさん。そのまま力を抜いていて下さい。出来るだけ痛みを与えたくないのです」

自分の言葉通りに深呼吸して脱力する相手を見つめ、背中に語り掛けながら両手を動かす。
そして極めて手慣れた指遣いで陰核の皮を剥き上げながら、潤滑液で濡らしたガラス棒の先端を陰唇へ咥えさせた。

「そう、きちんと力が抜けていますね。ここの周辺の筋肉は互いに干渉するので、まずここから解していくのが最適なんです。さあ息を吐いて……入れていきますよ」

肩に力が入らないよう自分も息を吐いた男は、ガラス棒を持つ手に力を込める。丸い先で弄っている陰核の裏側をやんわりと擦りつつ、奥へ奥へと器具を進める。

皮を剥いた陰核を濡らした指の腹で叩き、あるいはこね、外側と内側からシンディの秘所を愛撫するその手つきはごく自然で、何度も何度も繰り返してきたのだと推測できるだろう。

シンディ・オーネ > 「――い、痛みは、そんなに気にしなくても…」

むしろ感じさせられてしまう方が気分的には非常に困ると、
ともすれば収縮させてしまう孔を、なんとか力まないようにひくんひくん。

「――ンッ!?」

陰核を剥かれてしまうとそれ必要か!?と抗議したいが、我慢して。
しかし堪え切れない声が、喉を鳴らしてしまう。

一番敏感なところを指で直に。
嫌悪感や危機感もあるがマレクへの評価があれば、お尻の治療もあるしと受け入れる姿勢を崩さず。
力を、抜こうと、努めるが――

「ンっ…! んっあっ! んっ、んっちょ、ま、待って、
 トントン待ってこねないでっ… そっそんな、力入るでしょうそれはっ…!」

陰核への刺激は、それをしておいて力を抜けなんて無茶ではないかと。
侵入されたガラス棒にきゅんきゅん吸い付いてしまい、そこの潤みを感じると、
力が抜けていなくてもココに関してはもう痛くなさそうだしとみなまで言えずにもごもご。

マレク > 相手の口から声が上がり始めると、男は陰核への刺激を抑えていく。代わりに膣内へ挿入したガラス棒の動きが増し、吸い付いて来る肉襞を掻き分け、擦り、中を解していこうと奥を弄る先端に小さな円を描かせた。

「敏感なのですね、シンディさんは。貴女のような方ばかりではないので、つい念入りにしてしまいました。ご不快でしたら、お詫びします」

そんなことを言いながら、男は手を止めない。潤滑液と膣内のぬめりに助けられ、水音を立てるガラス棒の抽送はスムーズになっていく。抜くごとに陰唇を解し、突くごとにシンディの弱い場所を探し、ついに深々とガラス棒で貫いた。

「……さて。お待たせしました。後ろに、触れていきますね」

膣内を奥まで貫いたまま、男はもう1本の器具を手に取る。太さはほぼ同じだが、球体を棒状に連ねたようなそれに潤滑液をたっぷりなじませ、2本の指で尻たぶを開く。ガラス棒をくわえた前孔の上で息づく、後ろの窄まりを露出させた。

シンディ・オーネ > 「…っそ、そうなの…?」

確かにくすぐったがりではあるが、自分の感度が他人と比べてどうとは考えた事が無かった。
本当はもっと鈍感なのだろうかと思うと、アーネストもあまりこういう事には熱心でないし、
不慣れで堪え性がないのかなとなんだか心細くなってくる。
自慰でも満足するより疲れてしまうし、アーネストはいつも勝手に気持ち良くなってくれる感じだが、
実は物足りなく思っていたりするのだろうかとか。

「……。
 …いえ、気遣っての事とは分かるので。」

丁寧にお詫びされてしまうと、いやこちらこそなんかスケベな人みたいでごめんなさいと。

――次回の探索でも帰りにゴーレムが降って来るようだと、何か対策しなければいけないな。

そんな事を考えて気を紛らわせようとするが――

「――んンっ、んっ、っふぅ… っふゥんッ! んんあっ… あっ…」

細いガラス棒とはいえ探るように丹念に襞を掻き分けられては、
どうしたってその棒に吸い付いてしまうし、お尻まで浮いてくる。
イイところに触れられれば素直に肩が跳ねるし、そこを確認されてしまうとビクンビクン。

「――っだ、出して、入れればっ、分かるでしょうがぁっ…!」

順番が逆だが、一回奥まで出し入れすれば何か隠していないかなんて分かるだろうと、ついに抗議を。
奥まで到達されてしまえばひんと鳴いて、とはいえこれで前は終わりだろうと思ったら、ちょっとちょっと?

「――ああああの、マレクさん? 前のっ… がっ…」

抜いてからにしませんかって。

マレク > 「ええ、敏感ですよ。凄く感じやすい方なのですね。アーネストさんは幸せ者です。相手に悦んで貰えるというのは、自分が気持ち良くなる以上に嬉しいですから」

シンディとアーネストの行為を知らない男はそう言った。感じやすい上に相手は想い合う男なのだから、夜の営みはさぞ満ち足りたものだろう、と。此処ばかりは演技ではなく、本心からの言葉だった。笑みを浮かべて頷く。

「そうですね。身体検査としては一度で充分です。けれども、今日は別の目的もあるので。……はい、前はこのままですよ。さあ息を吐いて」

堪えるように吐息を漏らしていた相手が、奥を小突かれ鳴いてくれた。それを聞いて目を細めた男が、水滴のような器具の先端を窄まりに押し付けた。ちゅ、ちゅ、と微かな水音を立てて後孔に潤滑液を塗り付け、皺の集まった穴をくつろげようと。

「良いですよ、シンディさん。素敵です……とっても」

相手の大切な場所を褒めながらも手は止めない。後ろに器具を押し当てながら、前のを動かすことも忘れない。膣奥を突き、軽く引いては陰核の裏を擦り、再び奥に達させる。何もかもがゆっくりとした動きで、苦痛を覚えて欲しくないという男の言葉に嘘がないということが分かるだろう。

シンディ・オーネ > 「…? ん? そういう、もの? 簡単に、その… 参っちゃうと、物足りないとかは…」

経験豊富らしいマレクが褒めるのであれば、問題無いのかなとほっとするが。
この男、こういうところではおそらく社交辞令がとても上手で、信用してはいけないはずだとこっそり自分を戒めた。

「――座薬を、入れるような、ものでしょう…?
 一思いにやってくれた方が、なんか…」

これは身体検査と治療行為のはずだが、感じてしまう自分がおかしいのだろうか?
あるいはお尻を指摘されて服を着るのも許されなかった4日間を思い出し欲情しているとでもいうのか。

いずれにせよおぞましい感覚に、本気で気をやるなと気合を入れる。
マレク相手で少し気を許してしまっているところもありそうだが、魔術師一流の集中力で気を逸らそうと――

「ななな何が!?いいや言わなくていい!いいから、そういうのいい―― か!? らぁっ!?」

素敵って何の事だと声が裏返り―― 放置されると思っていた前のガラス棒が動くと、ピンとつま先を張ってしまう。

「――ぉっ、おっ、奥っ… もう、奥っ…」

ゆっくりとではあるが最後まで貫くそれに、逃げるようにシーツをかき寄せる。

マレク > 「そんなことはありません。愛する人を悦ばせているという自覚は、他の何にも代えがたいです。アーネストさんも、きっと満足されているはずですよ……自信が、無かったのですか?」

最後の一言は少しからかい気味。勿論、彼女の想い人への嫉妬をたっぷりと込めて。

「どうか一思いなどとは考えないで下さい。治療行為で傷を増やすなど、あってはならないこと」

特に後ろの穴は、念入りに準備しなくてはいけない。球体を連ねた器具をじりじりと前へ押し進め、ようやく先端の一粒を入れる。同時に前孔の器具を引き、浅い場所で出入りさせながら、後ろへの挿入を試みる。

前を入れれば後ろを休め、後ろに入れば前のを抜くといった具合で、ベッドでうつ伏せになった女性の両穴を解す男は、相手に見えないのを良いことに薄笑いを浮かべていた。

「いや、言わせて頂きます。シンディさんは素敵な方だ。強く、美しい。優れた冒険者でありながら、女性としての魅力もある。貴女のような方は、相応しい幸福を手に入れなければ」

何かに耐えるようにシーツを握りしめる様を見下ろしながら、男は後ろを弄る器具を推し進めた。ちゅぷ、ちゅぽ、と音を立てる球体が、窄まりを押し広げながら狭い腸内へと侵入する。

シンディ・オーネ > 「自信… というか…」

アーネストは私を褒めてくれるし満足そうだ。だからそこには、別に不安など無かったのだけど。
王都に来て異様に増えたセクシャルな機会はあれやこれやと雑念を生じさせ、
整合性も無いような不安まで首をもたげはじめる。

自信が無いというより、自分がマグロなのを自覚したのかもしれないと首を振り。

そんな話も、今は前後の孔を優しく出入りする異物が気になって続けられない。
そもそもこんな事をしながらアーネストの話をするなんてと恥じ入り――
…いやこれは検査と治療なのになぜ恥じる?と青くなる。

気分の話で、実際には真っ赤に火照らされっ放しだが。

「――あ、あ、あ、あ… で、ではいりとかっ…」

ぶるぶると背を震わせれば、ガラス棒もようやく数個が入ったビーズもぎゅうと窄まる肉に締め付けられて。

律儀に力を抜こうと試みているが、くぱくぱくぽくぽ、リズミカルにモグモグさせる結果にしかなっていない。

「く、くすりっ、いれるっ、だけでしょっ…?」

ふーっ! ふーっ!と手繰り寄せてしまったシーツを噛んで、いよいよ甘くなってしまいそうな声を殺した。

マレク > 「出入りは……気に入りませんか?」

後ろを弄る手に力を込め、つぷん、つぷん、とビーズを窄まりに飲ませていく。そして最後の球まで押し込んだ後、ちゅぶ、ちゅぼっ!と一気に後孔から引き抜いた。ただし全部ではなく、一粒残し。一度道を作ってしまった後ろに連なる球を送り込んでは、また一息に抜き去る。

そうしながらも前を弄るガラス棒は奥、浅い場所と所構わず責め立て、身体検査というよりは性器のマッサージといった感じでシンディの弱点を暴き立てるべく動かし続けた。

「少し違いますね。緊張が解れ切った穴の外と中に、薬をしみ込ませるんです。ただ突っ込んで中に塗るだけでは、大した効果はありませんから」

澄ました様子で答えた男は、相手がシーツを噛んだのを見て取ると両穴の責めの勢いを増した。前は勿論、後ろの穴からの快楽を引きずり出し、そこが単なる排泄器官ではなく、男の相手をする為の「入り口」なのだと教え込もうと。

後ろの「味」を覚えさせるため、窄まりへの責めを重点的に。陰核の裏側を擦りながら腸内を掻き混ぜ、ビーズの連なりを膣側に押し付けながらじゅぷぷっ!と抜き取った。

シンディ・オーネ > 「――いるいらないじゃなくてっ…!」

必要なの!?と何度目か念を押し。
――もうお尻はすっかり浮かせてしまい。カエルのように広げた脚の上で刺激から逃れるべくクネクネと。
前ならまだしも後ろで音を立てられてしまうと、たまらずベッドに顔をうずめる。枕があったらかぶりたい。

イイところを刺激された時など、もう逃げようとしているのかもっともっとと催促しているのか分からない。
きゅうきゅうと喉を鳴らして――

「――んんんっふ…! っふーッ…! っふーッ…! きっ、きんちょっ、ほぐれっ、わけっ…!」

前も後ろも力みに力んでしまい、これでは緊張など取れないですと主張する。
というかそんなの言われなくてもわかるでしょうと、じゅぽじゅぽしてないで手を止めろと。

「もっ、おっ! ほぐれっ、ぬいてっ、くれればっ、ほぐれてるっ、ほぐれてるからぁっんんんんんンッ…!」

長いストロークで引きずり出されるビーズが一粒ごとに広げては許し広げては許しを繰り返し、
媚薬無しではそう感じられるものでもないが前は別。

調教された身体はそこが気持ち良くなれる場所だという認識は持たされてしまっていて。
前後をセットにされると、どちらに感じているのか分からなくさせられながら、
一際強い押し付けに一際強く鳴いて、ぶるぶる震える背がカチカチと歯を鳴らす。
膣がうねって蜜を溢れさせ、痙攣は止められず――

マレク > ベッドにうつ伏せになったシンディ。彼女が痙攣し、両穴が器具を食い締める。その様を見届け、愛液がシーツに大きな染みを作るのを見届けた後、男は前後から器具を抜き取った。

後ろだけで絶頂を躾けられれば良かったのだが、今日の所は媚薬抜きで、後ろ責めを含めた前戯で快楽を与えたという結果に満足すべきだろう。

「……良かったですよ、シンディさん。後は馬車が来るまでに、今の感覚を覚えて貰いましょう」

痙攣を続けるシンディの背中を見下ろし、男は震え混じりの吐息を零した。そして何の躊躇いもなく、2本の器具で彼女の前後を貫く。

「宿へ帰ったら、アーネストさんに愛して貰って下さい。朝も夜も忘れるくらいに、何度も、何度も……」

水音を立てながら割れ目を掻き混ぜ、窄まりを穿る。男の「治療」はその後、シンディが邸宅を出る直前まで続けられたのだった。

シンディ・オーネ > 「――ッッッ…!」

――絶対わざとだと確信するが、だとしても赤の他人から責められて感じるものなのか。
まるで自分の方にも非があるような感覚で絶頂まで追いつめられてしまい、無言で顔を埋めているしかなかった。
…そうだ、これはあのカチャカチャ混ぜていた液体がやはり媚薬の類だったに違いないと、そんな発想に救いを求めて。
そしてイかされてしまったのも、なるほどこの余韻が引けば『ほぐれている』かもしれないと納得しておく。
それが治療に必要だったのだろうと、どうにかこの現実を受け入れられる方向に考えようとするが――

「――ンおッ!?」

カエルの姿勢のままでくったりしていた前後に、再度器具。

「――ま、まって、終わりじゃ…っ!」

まだ続くのかと制止の声を上げる。
さすがに違和感を覚えたが、腰が抜けてしまっていればこの時は好きにされてしまうだろう。
ただし帰り際には不信感急上昇。次回はもう二人きりになろうとはしないかもしれない。

ご案内:「さる貴族の邸宅」からマレクさんが去りました。
ご案内:「さる貴族の邸宅」からシンディ・オーネさんが去りました。