2020/09/19 のログ
グライド > (――――一応。
一応、盾と鎧が矢鱈重い御蔭で、沈む方は問題無かった
問題は、沈んだ後に、どうやって浮上するかだ
結果だけ言うなら、降ろされたロープを頼りに自力で岸壁を上って来た訳だが
正直、己の肺活量も中々に限界寸前だったように思う
一応、戻って来れる打算や計算は有ったには有ったが、恐らく二度とやらないだろう。)

「―――――で…其の依頼の"おまけ"が此れかい…。」

(テーブルの上、置いた果実酒の小瓶の、其の隣
転がって居るのは、本日の依頼の品――を回収した折に、偶々傍に転がって居た物だ
値打ちものか如何かは判らないが、兎も角人工物だったので、一緒に袋へ捻じ込んだ次第
正確には、依頼人から与えられた訳では無いが
『良く分からないから要らない』と言う事で己が無事貰い受けた。)

「――――……指輪…にしちゃあ、ちとでかいな。
っても、腕輪にしちゃ小さすぎるんだが。」

(それは、リング。
何で作られて居るのか、材質も良く分からぬ不思議な其れ
俗に言う、べっ甲、と言う物にも似てはいるが、其れにしては軽く、硬い
己が指にも少々太く、かと言って腕輪には小さ過ぎる其の大きさは
一体何を目的として作られたのかがイマイチ判然としない

或いは、若しかしたら、人間の纏う装飾品などでは無く
何かの部品だとか、そう言った可能性も有りそうだった)。

ご案内:「王都 冒険者宿」にアリエルさんが現れました。
ご案内:「王都 冒険者宿」からアリエルさんが去りました。
グライド > 「明日にでも鑑定屋に持ち込んでみるか
何かの呪いでも付いてたら敵わねぇしな。」

(今の今まで、指には嵌めなかったのは、そう言う理由から
迂闊な事はしない、なにせ海に沈んで居た物だ
どんな曰くが在るかも判ったもんじゃない

よって、この場では結論を出さぬ、専門分野は専門家にだ
リングを、貴重品用の小箱へと突っ込み、其の儘寝台へと寝転がれば
本日は早々に就寝と為るだろう――)

ご案内:「王都 冒険者宿」からグライドさんが去りました。
ご案内:「平民地区/冒険者ギルド」にアリエルさんが現れました。
ご案内:「平民地区/冒険者ギルド」からアリエルさんが去りました。