2020/07/17 のログ
ご案内:「湿地の遺跡群」にルルーエンさんが現れました。
ルルーエン > 浅い湖と霧の立ち込める湿地帯。湖の真ん中に建てられている遺跡の椅子に腰かけ
先が見えないハズの霧と、強めの雨を見ながら佇んでいる男がいる。

男は傍らに濡れた傘を置きながら、膝には赤黒い液体が僅かに入った瓶を膝に置き。
その隣には拳ほどしかない小さな蒼い触手がちょこまかと動き回っていた。

やる気のある他の魔の貴族達なら砦の方にも向かっていくのだろうが、どうにも面倒に感じてしまい
口うるさい兄弟達から離れ、しかしコレが楽しいという訳でもなく、アテのない何かを
こうして待って過ごしているのだった。

「………」

何だったらコレだけ王国から離れた場所では淫奔な、ちょっと見ないような存在とも邂逅できる可能性もある
しかし、大抵こうしている時はそのまま一人で過ごす事も多く、きっと今日もそうだろうと
特別意気込んで期待をする事も無く過ごし、時折何とも言えない欠伸が出た。

ルルーエン > 例によって暫くその湿った景色の中で一人佇んでいた
ご案内:「湿地の遺跡群」からルルーエンさんが去りました。