2020/06/28 のログ
レイン・レジネス > 「わ、私、がっ……されてる、のに、お前まで……んっ、ぁあ、あ……!
 お前まで、喘いでっ……本当に、いやらしい犬だ……ぁ、あ、ああ、あ、あ、っ」

快楽のあまりに詰る言葉すら切れ切れになる。首が仰け反り、喉を晒して、その癖に腰だけは折りたたむように前のめりになって。
脚も浮かせてしまって床につかないから、少女の頭と肩を支えにするよう縋り付いた。
奥まで、と求めた通りに与えられるのは、指でそうするかのような抽挿。指より柔らかいだけ粘膜の襞に沿うように張り付いて余す所が無い。
鼻面でつつかれる陰核部は、その欲望の度を示すように固く張り詰めている。軽い接触で鞘を捲られて、思わず腰を引いてしまうような快楽が芯へ。
けれど、足が浮いていて実際に椅子を引く事は出来なかったから、ガタンと大きく一度音を鳴らすだけで、少女の為の水場はまだ目の前にある。
にゅぷ、にゅぷ、、柔らかくも粘ついた水音。奥まで入り込もうとする舌を、内壁が蠢いて手助けしようと、意図せぬままに身体が欲張る。
気持ちいい。そう言葉では示さないが、髪を捕らえた手が動く。さらさらと、掌で髪を撫で擽る、雌犬への褒美の賞賛──

「──んいぃxっ!? いっ、うぁ、ん──んうううぅううぅっ、ふううっ、く、んんっ……!」

──がたん。また椅子を大きく震わせた。水音が自分の声を掻き消して耳に届くまで奏でられた直後だった。
少女の口付けた蜜口が、どぷり、と一層濃密かつ多量の愛液を吐き出して、肩に掛けられた足がぎゅうぅっと、指先まで丸められて、
嬌声を溢すのは慣れていないのか、食い縛った歯と唇の隙間から漏れ出すばかりではあったが。
固く瞑った目の端に、一粒、二粒の涙。……くったりと脚の力が抜けた。

「……は、……ぁ、ぅ……ふー……っ、う……、はぁ、あ、あぁ……──ぁ、っ。
 ぁ……だ、駄目、ちょっ……と、離れて……っ、あああ、あ、あ」

首を仰け反らせて天井を見上げながら、肩での呼吸を繰り返していた──突然、我に返ったように視線を降ろした。
まだ絶頂の余韻に震える手が、少女の頭を下腹部から引き剥がさんとする。……けれども、もしかしたら遅きに失したやも知れず。
脱力した身体の、重点的に舐め啜られていた箇所より少しだけ上。尿道から、ちょろ……と流れ出す液体。
やがてそれは、しゃああぁ……と継続的な水音になって、脚の間に囚われたままの少女の顔を穢してしまうのだろう。
明け方から夕方まで眠っていた分と、目を覚ましてから水を飲んだ分と。薄い身体に収まっていた量とは思えない程に。
意図せず子供のように漏らしてしまって──けれどもそこには確かに開放感もあって。
絶頂直後の身体は、それだけの事にまた昂ぶらされて、寝室内で放尿しながら女は二度目の絶頂に運ばれていた。

タピオカ > んぶぶぶぶぶっ……!じゅぶうぅうっ!むじゅぅううッ……!
綺麗にする、にとどまる事はとてもできなくて。しゃぶる、という表現にはとても収まらない水音。夢中になるどころではなく、貪り食う。
そんな意味合いが最も似合う。
お姉さまの一番大事な場所を感じるだけのいやらしい雌犬になって、
じゅる!じゅぷ!べろろろろろっ!むじゅぷぅうっ!ぐじゅぅううっ!
舌先に感じる蜜を絡まるまま、桃色のベロでお姉さまの膣口をほじくり返していく。
舌で強姦するような。舌の根を浮かび上がらせ、舌そのものを女主人の具合の良い生きた張り子と変えて。口まわりを愛液まみれにして、お姉さまの脚に抱かれながら小刻みに首を前後へ揺する。

「お姉さま、……す、……き……ッッ……!」

膣口に吹き込むよに、甘くささやくシンプルな気持ち。
絶頂の予感に強張る下肢を感じると、思い切り舌をお姉さまの奥の奥へとめりこませた。同時に空いていた右手で肉鞘を剥き上げ、親指の腹で下から上へときつく押し上げる。肉芽のくびれのところにに柔く爪を立てて刺激を増し加わらせ。
――口の中が一気にあたたかくなった。愛液の、お姉さまの味が口に満ちた。
そう思ったとたんに彼女の細い足首が軋む。
お姉さまを絶頂に導けた、その悦びに目元をうるませ。
相手の息が収まるまで、ぎゅっと舌先は膣に沈ませたまま。
顔を股座にくっつけ、後戯のように身体をしばらく離さないでいて。

「ん、ん……ッ……っぷ!……はあぁぁ……、はあぁつ……、
はぁはぁっ……、はあぁぁ……。お姉さまぁ……。
……え、ぇ……っ……?――ぁっっ!?
ぁ……、ッ……、あ、ぁぁぁ……!ああぁぁぁ……っ……!
嬉しい、……嬉しいよぉっ……、レインお姉さまぁっ……!
はぁはぁっ、はあっ……!
お姉さまにおしっこかけてもらってるの、んっ、んっ……、気持ちいいぃっ……!
おしっこあったかい、レインお姉さまのおしっこ……、
あぁぁっ、僕もぉっ!もうだめ、おしっこでちゃうぅ……!
お姉さまにおしっこかけてもらって嬉しくなってっ、おしっこお漏らし出ちゃうのぉぉっ……!」

離れる口と口。見下ろす視線と声音には、いつもの悠々とした様子が見られず。
大きく息をする、その肩を押されながら上向きになるおでこに触れる、琥珀色の熱。
何が自分の額に触れて流れているかを悟った瞬間、褐色のメイドは恍惚とした顔つきになった。幸せそうに緩む両目の目尻。前髪やヘッドドレス、頬、清楚なメイド服。どれも、お姉さまの匂いと色に染められていく。放尿浴び、気持ちよさそうに身悶えしながらびしょびしょに濡れる衣服。不意に腰が強張ると。――ぴゅる、るる、るぅううぅ、ぅぅぅぅっ……。ショーツから水が勢いよく迸る音がスカートの中から。喜色お漏らし。いわゆる、嬉しょんを漏らしてしまう。ふにゃぁぁぁ……。蕩けきった表情を、お姉さまのおしっこが流れていく。

レイン・レジネス > 暫くの間、少女の喜悦の声と水音ばかりが聞こえていて──その内、水音の主が変わる。
少女の肩を捕らえた脚が床へ降りて、けれども力は抜けたまま。幾分か落ち着いたのは、双方とも放尿を終えて少ししてからだろうか。
羞恥心は有る。酷いものだ。成人した女が、自分の寝室で失禁するなど。あまつさえそれを、誰かの顔に掛けてしまうなど。
表情の薄い顔がこの時ばかりは、耳まで赤くなっていた。そして同時に、残酷な顔をして笑ってもいた。

「……お前は本当に変態だね、タピオカ。おしっこを掛けられて大喜びするばかりか、主人の部屋を汚してくれて。
 おまけにその衣装も。お前のものじゃなく、うちの家の備品だろう……?」

汚した、の半分程は自分の咎であるのだが、それは知らぬ振りをして。
くく、と喉音を鳴らすような笑声。自分の出したもので濡れた頬を掴み、上を向かせて、間近から目を覗き込む。
その目は先の夜、少女の中に、破裂せんばかりに触手を捩じ込んだ時と同じだ。
嬲り者にして愉しみたい。嗜虐的な欲求が溢れだした凶暴な目。
……が。急に微笑んで、椅子から立ち上がる。そうして扉の方へと歩きながら言うのだ。

「おいで。何をするにもまず、お風呂に入ろう。……寝汗も流したいし。
 お前も侍女の端くれなら、主人の身体を清める程度のことはしてもらう。
 ……部屋はその後で……いや、誰かに適当にやらせよう……めんどくさい」

来い、と同行を命令して、女は風呂場へ向かうのだ。

流石に、九頭龍の水浴び場のような広い場所ではない。洗い場と浴槽とに分かれている所は、其方の流儀に近いかも知れない。
昔は水を湧かすのにも、薪を割って燃やしてと重労働だったようだが、今は魔術であったり、ツテで入手した小型の魔導機械なりで楽をしている。
風呂場へ向かえば程よく湧いた湯船が、狭い部屋の中にもうもうと湯気を上げていることだろう。
汚れた衣服は脱衣場の籠に──濡れて籠にへばりつく様があまり好みで無いようで、籠ごと隅の方に押しやりつつ。
貴族がひとりに従者がひとり、二人入れれば良いというだけの狭い部屋。女は当然のように自分から何かをすることはなく、桶を少女へ渡し、浴槽に溜まっている湯を指差すだろう。

タピオカ > 「はぁっ……!あっ、……ああ、はぁぁっ、……あぁ、はぁっ、……、はぁ、……はぁぁぁ……っ……。
ご……、ご、ごめんなさい、レインお姉さま、……タピオカは、……タピオカは変態さんです、
お姉さまにおしっこかけてもらって、幸せになってお漏らししちゃう、……だめなメイドです……」

言葉や態度、そして性行為を持って主従関係を感じたり確かめる事はできる。
それが自分の場合、放尿を浴びる事で強くそのつながりを体感できるのだった。
自分の匂いをつけて、自分のものだと声高に主張されたい。
そんなふしだらさで、お姉さまにおしっこマーキングされて粗相をしてしまった褐色メイドは快楽にたゆたう顔つきからさっと血の気が引いていく。残忍な表情浮かべるお姉さまの前で顔色を青ざめさせる。
衣服にしたってそうだ。これは借り物。……すっかり失念していた。昨晩のあらゆる痛みが蘇る。味わった痛みが1番目から、未だそれを覚えている身体の中からギシギシと軋むようで、すがるような視線。

……と、急に微笑みが与えられる。椅子を立つ彼女の背で、ぺたりと腰を落とし。

「は、はいっ……、お姉さま……!
レインお姉さまのお身体、綺麗にしますね……!」

慌てて立ち上がり。すっかり淫らの痕と気配が濃厚に残留する寝室を後にする。
脱衣場でお互い、濡れた衣服を脱ぎ去って。
浴室はほどよい間取りに思えた。普段は安宿に泊まっているから、少し広く感じる。
渡された湯桶を浴槽に沈めるとすくいとったお湯でまずお姉さまの身体を丁寧に流した
薪の火の熱い湯ではなく、何やら魔法的な力でぬくめたものらしい。
こういうところに裕福な暮らしの一端を感じながら、湯桶にお湯をもう一度すくいとり、自分の身体からも汁気を何度も洗い流した。お湯を浴びるという意味ではなく、彼女に付着させないようにという意味合い。

「じゃぁ……。えへへ。……お姉さま。
……タピオカが、身体をつかってレインお姉さまのことを洗い清めますね」

褐色肌の従者が浴室特有の響きを持って楽しげに告げる。
良い匂いのする石鹸を身体中になすりつけ、褐色の肌を泡まみれにする。
相手が浴室の壁にある鏡を見上げれば、彼女の従者がウキウキと肌の表面で石鹸を泡立たせて居る様子が伺える。
そのまま後ろから、お姉さまの背中に抱きつき。
……ふに……。相手の細い背筋に、小さなほのかな淡い肉感がふたつ。柔くひしゃげる感触。小さな乳肉が、ぬるぬるとお姉さまの身体を巡って。柔らかいスポンジとなって白い肌をなぞっている。軽く首に絡めた両腕は愛おしそうにぬるぬる、腕を撫で。肩を撫で。首の後ろを、鎖骨を撫で。乳房の周辺をさすっていく。

ご案内:「富裕地区の屋敷」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「富裕地区の屋敷」からレイン・レジネスさんが去りました。
ご案内:「富裕地区の屋敷」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 【継続待機中となります】
ご案内:「富裕地区の屋敷」にレイン・レジネスさんが現れました。
レイン・レジネス > 熱された空気に満たされた浴室は、何をせずにいようとも肌に少し汗が滲む程度の温度ではあった。
湯気も汗と混ざって肌に張り付く。玉になって流れ落ちる。衣服を纏わずにいる場では、きっとこれくらいの温度が程良いのだろう。
椅子に座ったまま、何もせずに待つ。特権階級としての振る舞いは、もはや意図せずに行われている。
普段もきっと適当に侍女を捕まえては、自分の身体を洗わせているのだろう。……もっとも、その洗い方について言うならば。

「……お前、もしかしてそういうお仕事……慣れてるね……?」

石鹸の泡を身体に塗りつけ、裸体を擦り合わせて洗う手法。〝夜遊び〟で赴いた店の幾つかで体験したことがある。
肌と肌が、石鹸で滑りが良くなった状態で接触する。人の温度と柔らかさに、肌を擽る心地よさ。無論嫌いではない。
が、恋人同士の甘い睦言だけでは習い覚える機も無いだろう手際の良さに、驚くやら呆れるやらの溜息も混ざる。
だが、嫌がってはいない。寧ろ背を撫でる小さな突起の感覚や、きめ細かい布地のような肌の感覚を楽しんでいる。
背後から回された腕が身体をなぞりながら、やがて胸へ辿り着いた時には、また少しばかり湿った息を吐きもしたが、

「……さぁて」

鏡に映る顔が酷薄に歪む。……と同時、背に覆い被さる少女の身を絡め取るものがある。
それは、互いの肌が触れ合っていた箇所から何の予兆も無く這いだした触手である。
衣服を全て脱ぎ、それなりの光源の下で見たならば良く分かるだろう。それは肉体と完全に癒合している。文字通り、身体の一部なのだ。
本来の腕より余程力の強い触手は、少女の身体を巻き取って正面側へと引き寄せてしまう。
椅子に座ったままの女の、膝の上に腹ばいで横たえるような姿勢へ。……或いはその時点で、この先の仕打ちまで推測が出来たやも知れない。

「ようやく落ち着いた……仕置きの時間だよ、タピオカ」

そう言うなり振り上げられる手。振り下ろす──ぱしぃっ、と炸裂音。
まるで幼い子供を躾けるかのように、少女の尻へ平手が飛んだのだ。
さして力の強い訳でも無いが、勢いが有った。明確に痛みを与えてやろうという意図の元に行われた一打──
──だが。その一方で、少女の身に巻き付いた触手は、やわやわと肌の上で身を捩る。
石鹸の泡や、触手自体が纏う粘液を潤滑油とした肌を撫でる動きは、先ほどまで少女が主人へ捧げていた奉仕にも似ている。
違うのは、触れる箇所。乳房を、その先端を。或いは脇腹、或いは内股──或いは秘部の少し上、小さな肉突起。或いは後ろ側の窄まり。
痛みを与えぬように、丁寧に快楽を高めながら身体を解す触手の動きの合間、ぱんっ、と手が尻を打つ。
そんな循環を数度──いきなり奥まで押し込まず、ゆっくりと慣らす。尻を叩く加虐さえなくなれば、寧ろ優しい程のやり口だった。

タピオカ > 「何度か、こういう風に奉仕したことはあるの。お姉さま。
こうして身体を使って身体をきれいにしてあげるの、好き。
同じ一日を触れ合って労って……。素敵な事だと思いませんか?お姉さま」

何やら恥ずかしい気がする。慣れている、のだろうか。自問自答しながら答えて、手首や肘の内側も泡混じりに密着させる。くちゅ……くちゅ。口や膣で鳴るような音が、そのたびにわずかに小さく響く。それにしたって、レインお姉さまの肌の触れ心地はなんてことだろう。きめ細やかな。シルクがもし生き物なら、こんな感じなのだろう。そう思うが、口にすることはなかった。メイドとして、彼女の肌を楽しむなんて粗相以外の何者でもないと思ったからだ。かわりに熱心に、細い背を揺り動かして自分のおへそのくぼみまでをもボディスポンジにかえた。

「……っ!?
――ひゃっ、あ、ぁっ、……わ、ぁっ……!お、ぉっ、おねえ、お姉さま……。――ぁんっ!ぁーーーっ!」

目の錯覚だと思った。湯けむりで目が曇ったのだと。
違ったと気づく間もあったかどうか、彼女の肌に同化していた、むしろ肌の中に眠っていた触手に裸体が絡め取られて表情を引き付かせる。昨晩のやりとりでは、大の男の背骨をもひっこぬくよな力強い腕力を持つ触手にどれほど悩まされ、いたぶられ、愉悦を教え込まれたか。反射的に怯えが全身に走り、そのまま相手の膝の上へと収められて。――ぶたれて、弱った子供のような声で鳴く。

「あぁぁあっ、あぁっ、あっ、
はっ、はあっ、はっ、はっ……!
あ、ぅあぅ、お姉さま、お許しください、ひっ、ひぃっ、お姉さまのお部屋を汚してしまってごめんなさい、あ、ぁぁ、ぁっ……!ごめんなさいっ、お姉さまぁっ、ごめんなさいっ、あぁっ、ぁっ、ごめんなさいぃぃっ……!」

ぬめった異形の腕に包まれ、その意外にも優しい動きに混乱する。身体の性感帯をくまなく魔物たちの手で探られ、恐怖と喘ぎが入り交じる息が震える。ヒっ、と喉が鳴るのは褐色の生尻をぶたれる仕置からだ。
がちがち歯を鳴らしながらも、次第に呼吸の間隔は狭まり不規則になり熱を持ち、乳首も肉芽も高ぶって身をもたげていき。

レイン・レジネス > 打擲は繰り返される。触手の愛撫も続いている。ふたつは不可分のままで与えられている。
膝の上で怯え竦む少女を見ていれば、少しばかりは引いた情欲の熱がまた、直ぐに胎の底へ帰ってくる。
痛みを喜び、あっけなく受け入れるような娘さえ、この国ならば幾らでも見つけられる──が。
本当に怯えて震えているくせに、その痛みを快楽と認識し、幸せだとまで言う少女となると、そう人数は多くないだろう。
得難い玩具を手に入れて、女は笑っている。

「ごめんなさい、ごめんなさい──そればっかりだねぇ。詫びてる筈が随分と気持ちよさそうでもあるし。
 ……ほら、これは何だろうね。こんな風に固くしちゃって……素直に出来てるもんだ」


また別の触手が、小振りな乳房へと伸びた。身を起こし始めた乳首へひとつずつ、合計ふたつ。絡みついて、重力に従うように下へ引く。
押し潰して、引っ張って、乳房そのものの形を変えせさて。合間合間、咎めるように尻を打つ。
断続的に痛みを与えながら、掌へ返る柔らかさを楽しみ──そして平行する触手愛撫は陰核へ。
これもまた、まずは小さく絡みついた。触手の先端が解けて、細かな幾本もの触手となって、こしこしと上下に磨くように撫で回す。
粘液と石鹸とのでぬめる肉触手は、指とはまた異なる奇妙な、ぶよぶよとした感触がする。
そうしてまず二カ所、重点的な愛撫で身体を蕩かしたならば、打擲の手がようやっと収まって。

「……入れてあげる……まずは指と、先端だけだ。おもいっきり潰すのはその後」

嬉しいだろう、と問いながら、答えを待たずに指を進めた。
早々に火が入り始めたのだろう少女の身体。その中に女の指が、少しずつ割り込んでいく。
人差し指と中指だけを最初に。中程まで押し込んで鉤のように曲げ、少女の内壁をひっかくように。
一方でまたひとつ、別な触手が伸びる。こちらは後ろの孔に切っ先を沈ませ、くるくる、輪を描きつづける。
ほんの先端だけでも、小さな身体にはきっと僅かの圧迫感もあろう。そして女は執拗だった。
十分に解れたと判断するまでは、まだ先の行為に進みはしない。そこが丸く開ききった孔になるまでは。

タピオカ > 「わぁあああっ!ハぁああっ!ぅゎあああんっ!
ごめんなさいっ、ひっ、ひっっ、……あぁぁぁごめんなさいぃっ!
タピオカはお姉さまにお仕置きされるのが大好きなのっ、悪いことをして反省しなきゃいけないのに、ぶたれて嬉しくなっちゃうのっ……!
タピオカははしたない雌メイドです、ごめんなさいぃぃ……っ!」

尻肉は軽い衝撃が何度か加わると、波打った小尻に紅葉が咲く。痛みと屈辱を与えられると、性感と愉悦が戻ってきてしまう。そんな被虐さを正直に告白しながら、咎められる言葉遣いにさえも気持ちよくなってしまう。
自省もできず、性的に高ぶるだけ。ひん、ひん。触手が陰核に絡むと、鼻で鳴らす嗚咽。扱かれてしまえば、くすぐったさとお腹の下からやってくるむず痒さがないまぜになって身体中に広がり、こらえられないように触手に巻かれた手首に力がこもる。ぁぐ、ぁぐ……、乳房が無理矢理別の形を強制され、口を開きっぱなしに悶える。

「は、ひ、……うれし、……ィいいぃいいっ!あッ……!あァあっ、はあぁあんっ、はっ、ぁはああぁあっ、……はぁっ、はぁっ、お姉さまの指が僕の中に、はいって、……ぇええっ、……!ゥぅううううううっ!ァああああ!お尻、ぃ、っ、お尻にきちゃう、の、……ふぅっ!ふぅっ……!んっ、ふうふうぅ!んぅうぅううううっ!」

問いかけに応じようとした瞬間に太短い幼裂に指が沈められ、悲鳴が甘くねじれる。指2本でも少し狭いほど。どこか未成熟な膣の青い固さを鈎曲げになった指でほぐされ、内股が張り詰めてよがる。尻穴をも奪われ、触手の先が排泄管の中で渦を巻くという艶めかしい体験にふぅはぁ、鼻を詰まらせた犬じみたはしたない呼吸で苦しみよがる。
しだいに後孔はほどよく拡張され、解され。触手の感触にも、ぐっぽりと肉穴が開くよな予感が寄せられ。

レイン・レジネス > ぐちゅ、ぐちゅ──濡れた音の質がだんだんと、ぐぷ、ぐぽ、というような、攪拌するような音へと変えられて行く。
それに伴って触手は更に深くまで、進めば進むだけ根元の径は深くなっていて、自然と少女の孔も拡げられてしまう。
だが、そも先の夜には手首にも等しいような太さのものまで押し込まれた孔だ。
二人用の浴室に、悲鳴のような声が響くようになったなら──ずる、ずると粘液を纏う体表を腸壁に擦りつけながら、触手は抽挿を始めた。
突き込む、引き抜く、繰り返し。きっと昨夜に比べたなら痛みも薄い、心地良いばかりの陵辱。
拡張が進むにつれその往復速度は増して行き、腸液と粘液の混合物が鳴らす音もまた、ぐぼぐぼと大きく変わって──
こつん。
腸壁越しに触手が、一点をつついた。薄壁一枚隔てて向こうにある子宮を、後孔の中から押し上げたのだ。

「指だけじゃあないよ、タピオカ。それくらいのことは誰だって出来るし、お仕置きにならないだろう?
 ……ああ、いい声。楽しいねぇ、本当に。お前をいじめるのは楽しい……だから、さぁ」

こつ、こつ、何度も何度も触手の切っ先が子宮を突く。そうしながら、肉輪を押し広げる幹の部分はうねりながら、更なる拡張を進めて行く。
今夜の趣向はつまりこういうことだ──こっち側は痛くないように。だから滲み出す粘液の質もまた、何も言わずに少しだけ変える。
気付かれない程度の濃度で、けれども腸壁に直接触れているから、広い範囲で染み込んでいくだろう触手の粘液。
……それはいつしか軽度の媚薬効果を持つものに置き換わって、交わりの為でない孔を特級の快楽器官へ書き換えようと。

「……嬉しいんだよねぇ。なら指だけじゃ足りないだろう。ああ、きっとそうだろうね。
 お情けを上げる。もっとたくさん、深くまで届くように……!」

指ふたつ束ねた程度で、まだ少し窮屈さを感じる幼膣。だが、宛がわれる指が増えた。
人差し指から薬指まで三本。手首を捻るように、隅々まで中の粘膜を撫で回す。
少しでも隙間が出来たなら、そこへ捩じ込むように小指──これで四本だ。この時点でもう、成人だろうと少々苦しい程度には圧迫感が有るだろう。
少女が絡め取られて動けないのを良いことに、そこへ女は親指までも沈ませ始める。
小さな肉孔を強引に割り開く。拳の最大径は手首などより余程広い。まともならば、受け入れられる筈も無いだろうに。

タピオカ > 「ぅ、ぐぅううっ……!
ぁ、はっ、……あぁっ、ぁっ、ぁっ……、く……っ……!
はっ、はあっ……!あぁぁぁ、レインお姉さま、広がっちゃう、ぅ……!ぐ……っっ!僕のお尻ずぼずぼになっちゃう、ぅうぅ、ぅ、あっ、ぁ、ァあああああんっ!」

内蔵は粘土じゃないのに、触手の手によって無理矢理に口径を変化させられてしまう。その乱暴さに瞳に涙滲ませながら、時折肺呼吸のタイミングを失って息が止まる。刀の留め具のように人の身体はたやすく穴埋めができるものではなく。禁忌の領域に近づいている事を、やがてスムーズに送出をはじめる触手の動きから勘付いて怯え。子宮を後ろから揺らされてしまい、甘い痺れが下腹部を走り回って胸元が反り返り。

「ふにゃあぁあっ!にゃっ、あっ!うにゃ、ふにゃあぁ!
お尻からつつかないでっ!つつかないでくださぃいいっ!
ひっ、ひっっ……!揺らされたら頭が白くなっちゃいそうなの、ぅううぅううっ!じーんってお腹に響いちゃうのぉぉっ!
――ぁぁぁぁぁ、お姉さまぁ……。お情け、お情けください、うぅぅぅ、お尻にお情け、レインお姉さまのお情けをかけてほしいの、……っ、ぎ、ィィィ……!
はッ!はッ!はッッ!ぅわああああああ……っ!
はひっ、はひいいぃんっ、お姉さま、ぐっ、くっ、んぐぅぅぅ苦しい苦しいぃっ!
あぅあ、あっ!はっ!はっはっはっ……ッ!ぅ”あ、ァ!
ふゃぁあああああああああっ!」

振動が普段加えられないところから与えられる。子宮がうずき、卵巣が刺激されることすら感じられそうな。
子宮をつつかれるたびに鋭敏に腰が跳ね、口がでたらめに開閉して息を求める。注がれる粘液が潤滑剤から媚薬にうつろった事に気づかず、全身を紅色に染め始め。
――指が増えていく。後孔の皺が緊張で、びーんっ、伸び上がる。苦しむ声も余裕が失われ、3本になった時点で足首が暴れようともがく、4本、そして5本。浴室じゅうに悲鳴を反響させ、口を大きく開きっぱなしにして息をする。ァ……ァ……ァ……、ぁ……。どこかえずくよな音を喉で鳴らし、5本指という大きすぎる異物を押し返そうと反射的に腸管がうごめいた。けれどどう息んでも叶わず、迫った圧力は締め付けとなってお姉さまの手首や指先を隙間なく、尻穴の中で覆い尽くして。

レイン・レジネス > 「使える場所が増えて嬉しいだろう? ……お前の場合、使っていただける場所……かもねぇ。
 ……あは、大丈夫。今までにもたくさん、色んな子をこうやって調教してきたからさ。
 少し無理があるだろう、ってくらいのことでもね、最後にはみんな悦んでたよ。
 大きなものでずぼずぼされて悦べるような子に……お前も、早くなろうねぇ」

後孔を穿つ触手の方は、さして無理な径でもないからか。前穴での交尾のように滑らかなものへと次第に変わって行くだろう。
腸壁側から子宮を揺さ振る婉曲的な調教も、後孔への刺激と快楽とを強く結びつける為。
ゆくゆくは穴の淵を押し広げられるだけでも奥の快楽を思い出して濡らすような──そこまでは随分時間がかかるだろうけれども。
媚薬が浸透した粘膜部をこそげる触手は、人の指などと比にならない奥まで入り込む。

「……つつかないで、か。そうか、そうか……ならやっぱり此処にしよう。嬉しいだろう?
 こっち側は思いっきり気持ちよくしてあげる。こっちの方が気持ちよくなれるくらい。……私は、私で気持ちよくなってくれる子が好きだしね。
 それでね、もう片方は──こっちは酷いよ、酷くしてあげる。……どうしたかな、お礼の言葉が聞こえなくなったような気がするねぇ」

それこそ〝捩じ込む〟という表現が適切なのだろう。尻穴を解す手際に比べて、愛撫不足のままに行われた拳の挿入。
年齢と比しても些か幼げに見えよう膣口から女の手首が生えているような、異様な光景が産まれた。
体内の熱や、手にぴたりと肉の吸い付くような収縮や、その全てを手で堪能して──ぐっ、と手首に腱が浮く。
拳が握り込まれたままで引きずり出され始めた。指や雄の根などとは比べものにならない大質量がそもまま引き抜かれようとしている。
結合部の肉を内側から盛り上げて、親指の付け根のあたりで引っかかって。そうしたら、もう一度押し込む。握り拳の先が触れているような。

……だが、まだ片道を進めて挿入されただけだ。後孔のようなピストンが行われている訳でもない。
それは今からだ、と言わんばかり、苦しむ少女の声を引き出す為、拳は動き始める。
ぐん、と押し込むと、腸壁側から触手につき回されている子宮を挟み撃ちにし──。

「……これくらいのことは、いつでも出来るように教えてあげる。
 私が命令したら、お前自身の手で慣らして準備できるくらいに……」

みっちりと手を包む肉壁へ、中から指が食い込んだ。……膣内から肉壁越しに、尻孔を開発する触手を掴んだのだ。
少女の身体を、自慰道具としての筒のように使い触手をしごく。情けと呼ぶには残酷に過ぎる仕打ち。
しかしその暴力的な愛撫は、膣内の性感帯をも余すところなく掻き毟っているのだ。

タピオカ > 青緑の瞳を見開き、睫毛の先が震えている。
唇は、身体そのものを肉の穴と改造される畏れに次第に青ざめていく。尻穴の触手、尻穴、肉膜ごしに、子宮。それぞれが別の器官であるはずなのに、お姉さまの行為はその自然の独立すら触手と手管によって突き崩していくようだ。
その証拠に、滑らかにお尻の中を行き来する触手を異物と判別する事ができなくなっていた。
粘液のぬめり、媚薬。そこに麻痺の成分が含まれていなくても、何らかの恥じらいや慎みが麻痺し始めているのを感じる。結腸の奥までタッチを繰り返すそれを、どうにかタイミングよく飲もうと皺穴を息ませる、そんな段階にまで来ていた。

「はぁ……っ……!はぁっ……、ッ……!あぁあぁ、レインお姉さまぁっ……、……レインお姉さまの手が全部おまんこの中に、はっ、はっ、は入っちゃった、こんなことしたら、ほんとに、……うぅぅ”っ、ぅ……、僕壊れちゃう、壊れちゃう……ぅぅ……ッ……!――ァっ!ああぁぁぁあお姉さまぁあああっ!ありがとうございますっ!ありがとうございます!本当にありがとうございますううっ!タピオカはお姉さまのお手てが好きですっ!おまんこの中にいれてもらって嬉しくなるぐらい好きですううっ!ありがとうございますうゥ”っ!」

お姉さまの繊手がいくら華奢だといっても、それは本来膣が受け入れるはずの口径のジャンルを超えていた。5本指と手の甲がのめりこんだ今は、最も細い部分が膣口の部分にあり、どうにか一息つける状態。小指側にある骨の小さなでっぱりの気配にすら怯えながら、カタカタ奥歯を鳴らして。
――顔の血の気が引く。手首に力がくわわり、もっとも太い部位が膣口を内側からこじあげようとすると、大慌てで指摘されたお礼の言葉を叫ぶ。恭順でいることが、今できる唯一の保身だった。親指と小指が開いたら、もう膣は破けるしかない。そう感じられ、目尻に涙の粒が開き。……再び奥に沈んだだけで、持ち上がった小さな肩が引いていく。
しかし危機は去っていない。許しを乞う、すがりつく視線をお姉さまに向け。

「ぅ……!ゥぅうっ……、!あぅ、……んっ、……はっ、はぁはぁっ、はっ……!お姉さま、……、教えてくれて、ありがとうございます、タピオカは、お姉さまから直接教えてもらえて、……あ、あぅ、……嬉しい、で、す、嬉しい、ァ、……はっ……!あぁぁぁぁぁ、動ぃちゃうぅぅぅっ……!
――ぎゃんっ!?ぅ……っ、ぅ……っ、……ぁ”、……ァうぁあああああああああああああっ!
ャあああああああああああ!ぃあ”ぁああああああああああっ!」

言葉だけはお姉さまへの感謝だけれど、その様相は命乞いそのものだった。膣に拳が、尻穴に触手が入っている状態では生殺与奪は文字通り彼女の手のうち。すっかり青ざめた表情でぷるぷる、生まれたばかりの赤子のように震えて。
動き始める拳の気配に、いっそう声高くお礼を紡ぎ。
――膣と腸管をへだてる壁が破れてしまった、激痛のあまりそう思った。痛みと悲しみに濁った悲鳴をあげる。ひしゃげたその場所は、かろうじてそれに耐えうる弾力があるけれど。肉体生オナホとしての使える場所ではない。性感帯をあぶられる禁断の行為に口から泡を散らしながら泣き叫び、とても人とは思えない獣じみた形相と絶叫。
痛みも快楽も処理できなくなり、びちいっ!ぴちいいっ!盛んに潮が吹き散らされ、お姉さまの手首を濡らす。
その手首にも、触手にも。全身全霊のこもった、そんな圧迫感と締付けがねじりつき。死んじゃうから離して、死んじゃうからやめて。まるでそう叫ぶよな粘膜の悲鳴が聞こえてきそうなほど、それぞれの肉粘膜が震え上がっている。