2020/06/27 のログ
ご案内:「富裕地区の屋敷」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 【待ち合わせ待機中となります】
ご案内:「富裕地区の屋敷」にレイン・レジネスさんが現れました。
タピオカ > 相手が自室で目が覚めると、窓には西日。そろそろ夕飯の頃だ。ひと家族全員が横になれそうな広いベッドの天蓋から下げられた白いレースがオレンジ色に染まっている。部屋に敷き詰められた、裸足に心地いい厚手の刺繍のほどこされたカーペット。壁際には少し色の褪せた湖を舞う白鳥の水彩画がかけられ、暖炉は大理石製。今はシーズンではないので、花とつるの紋様が描かれた戸でとじられていた。ガラスと真鍮を組み合わされた、膨らんでいく花の蕾を連想させるシャンデリア。その下には、スラリと細い脚の伸びたホールテーブル。それを囲むキルティングソファは金細工の王冠が背についている。暖炉のある北側の壁が煉瓦造り。他の壁には壁紙もなく、白く塗られている。また家具と家具との間が広過ぎ。豪奢ながら、どこかがらんとした印象の部屋。

さて、ベッド脇にある猫足のサイドテーブルにある水差しとグラスに彼女が手を伸ばそうとした時、部屋をノックする音が響く。

「レインお姉さま!おはよ!もう夕方だけど!
……昨日お姉さまが僕のこと、ひどく痛くて、ひどく気持ちいいことしてくれたお礼に。
僕、お屋敷の人に頼んで、厨房とパントリーを借りてお夕飯作ってみたよ!
どうぞ召し上がれー!」

相手が返事をするなり、壁と同じ色の、蝶番のみ金細工になっている戸が開く。
そこにはいつの間に借りてきたのか、屋敷で使用されているデザインと同じメイド服をまとった褐色肌の遊牧民。
ロングスカートの紺色ワンピース、白いフリルエプロンにやはり白いヘッドドレス、透かし編みのカフス。
彼女のメイドになりきって笑顔を綻ばせたら、後ろに引いてきていた3段のキッチンワゴンを部屋に入れる。

ワゴンに並ぶ大小の丸皿。
ビーフナチョス。みじん切りした玉ねぎニンニクビーフミンチを炒めてスパイス類を入れ、煮豆とトマトと追加しまとまるまで煮付け。さらにチーズをまぶしてオーブンで焼いたものを、粉挽きしたトウモロコシの薄焼きに盛った料理。
レッドホットフライドチキン。鶏もも肉に料理酒とチリソース塩とすりおろしたニンニクと生姜を混ぜてしばらくなじませ、黒胡椒と唐辛子の入った薄力粉で衣をつけ、二度繰り返し揚げたもの。
野菜コンソメスープ。水とコンソメブロックにひと口大にしたじゃがいも、乱切りのにんじん、薄切りの玉ねぎを入れて火をかけ、さらにキャベツとソーセージを加えて塩こしょうで味を整えたもの。
そしてサトウキビを原料にしたアルコール度の高いスピリッツの瓶。塩とレモンが添えられている。
魔法でよく冷やされた水の入ったピッチャー、グラス等の食器類。

シャンデリアの下にあるホールテーブルに白いクロスをいそいそとかけると、
それらの手料理と食器類を並べた。

レイン・レジネス > 目を覚ますと、衣服を身につけていなかった。特に珍しいことでもない。寝る前に衣服を脱ぐような事をして、そのまま寝間着さえ纏わなかったというだけだ。
貴族階級にまま見られる羞恥心の薄さ──とりわけ自分の屋敷の中では──を発揮し、何かで肌を覆う事も無く、のそのそと身体を起こした。
富裕地区に、それなりに長い年月存在する邸宅。本人の資質によらず産まれだけで継承するには、些か贅沢な環境ではある。
その一室に設置された、独り寝には広すぎるベッドの上からサイドテーブルに手を伸ばすまで、〝めんどくさい〟という理由で数分を要した。
グラスに少し水を注いで喉を潤し、なんとなく面倒になって、次はグラスを使わず水差しから直飲み。ノックへの反応はその後か。

「……はぁい、どうぞ」

まだ眠たげな声で応じて目元を擦る。その目が少し大きく開かれるのは、見慣れぬ顔の侍女が部屋へ入って来た時だ。
……見慣れぬ顔、というのも語弊があるか。少なくとも一晩、嬲りながら、苦しめながら、堪能した顔ではある。
が。服装との組み合わせはまた別。褐色肌のメイドを雇い入れた記憶は無いが──

「……なるほど。これはこれで良いなぁ」

などと呟いて、カタツムリが這うよりはマシな程度の速度で椅子へ向かった。
無論の事、ここまでの挙動で衣服を身につけるタイミングは無い。身を清める時間も。
先の夜に身体に染みついた雌の匂いは、労働苦や日焼けを知らぬ真っ白な肌に染みついたままだ。
骨が浮いてこそいないが痩躯である。日頃、食事をおろそかにする事も多いのだろう。
下腹部には頭髪と同じ色合いの叢が整えられていて、その箇所を手で覆うことさえ無いのはやはり、羞恥心の麻痺と怠惰の二重構造。
テーブルについて、ナイフとフォークを手元に引き寄せる。
持ち方は正しい。が、背中が随分と曲がっているし、欠伸にも遠慮が無い。よそ行きの姿に比べ、随分とだらけた有様だ。

「……タピオカ。痛くしてくれたお礼って、普通の子は言わないんじゃないかなぁ。
 私が知ってる中でよっぽど凄い方の子でも……うん、なかなか。なかなか凄いこと言うよねぇ、君。
 お礼のパワフルさは君らしいというか、冒険者らしいというか……健康体の思考だけど……」

ナイフとフォークを皿へ近づける──が、それを急にテーブルへ戻して、

「手を動かすのめんどくさい……食べさせて……」

怠惰と甘えの混ざった言葉を吐きながら、鳥の雛のように口を開けた。

タピオカ > 昨日は裸であったし、姉さまのしどけない裸体を見るのは初めてではない。はずだった。
けれど朝になれば何かしらの薄衣やガウンを羽織ると、そう考えるのはやはり自分が平民階級に属しているからだろうか。
扉を開くなり、寝起きのままでこちらを見上げる姿は当然ながら身支度前の無防備な姿。
一糸まとわぬ。
どうしてだろうか。美しい白い肌が広いベッドの上に横たわるのを見て激しく動揺してしまった。
浮かべた笑顔がぱちぱち、2、3度睫毛を弾ませ。目元を赤くして視線がやや彷徨う。

「えへ……。お姉さまに、この姿気に入ってもらえたかな……?
――ふふ。お姉さまの寝起き、なんだか可愛いです。
ぜんぜん、……その、お腹の下を隠さないところも……」

あまり大きく感情を揺り動かさないタイプだと、昨日の出会いと睦み合いの中で学び。
そんな彼女が自分を見て碧い色鮮やな瞳の光彩を少し開いたのが嬉しくて。
両手でスカートの裾をつまんで、この屋敷のメイドほど洗練はされていないものの、淑やかなお辞儀をしてみせる。
背中に殻が見えるよな、ゆっくりと動く裸体は日焼けもシミひとつなく、
陶器の像のように美しい。緩慢な動きが妙に蠱惑的で、髪と同じ色の小さな茂みも露な様子もどこか美術的。なのに欠伸は子供のよう。くすくす、肩震わせ。

「そうかな……?
でも、僕は……レインお姉さまに痛くしてもらえて、いじめてもらえて……。
とってもドキドキして、興奮しちゃった。
何か僕にできることでお返し、したくて。
――あはは!お姉さまらしい!
じゃあ、はーい……」

昨晩の淫らな荒ぶりも赤裸々に、自分の被虐癖はすでに知られているはずで。
臆面もなくそんな事を言って笑顔を浮かべる。
鳥の巣の雛じみた仕草に笑い声も明るくなり。
相手の肩のすぐ脇で彼女のナイフとフォークを掴むが。

「ううん。お姉さまには、こうだよね。
……はい、……、んっ……。
ぁー……、ん……?」

思い直すと、一度ナチョスを口に含んで緩く咀嚼し。
食べやすくなったそれを、そっとそっと。両手で小さな相手の顔、その頬を包みながら唇を触れ合わせ。優しく舌を使って押し込む。口移し。

レイン・レジネス > 親鳥が雛にするように──体躯の大小は逆だが──口移しで流し込まれる食物。
料理自体の味と、それを運ぶ口の味とが混ざって、本来の色合いとは変わってしまっているのだろうが。
押し込まれたものを舌が掬い取り喉奥へ運ぶ。嚥下。時折は戯れに、入り込む舌に舌を絡めて遊ぶ。
その間、手はテーブルの上に有って、肘で身体を支えたまま。テーブルマナーとは無縁の食卓ならばそれも良かろう。
目は閉じないのが癖だ。至近距離から、目を覗き込みながら餌を与えられる時間は、普段の食事より長く続く。
……普段は然程の健啖家でも無いのだが、やはり前夜の〝運動量〟が大きいのだろう。或いはカロリーを消費する部位が普通の人間より多いからか。
寝覚めには多少重いだろう食事も、皿を次々に空にする。アルコールに至るまで全て、自分の手を使わずに食事を終えて、

「ごちそうさま。……美味しかったよ、ずっとうちで働いてみる?」

少し調子が戻って来たのか、語調もはっきりと、目からも眠気は薄れ始めている。
椅子から立ち上がって、腕をぐうっと天井へ向けて伸ばして、うー、と小声で唸ったりなどしてから、

「……おはよう、タピオカ。〝朝〟のおつとめご苦労さま。……朝じゃないとかの異論は受け付けないよ」

軽口を叩きながらクローゼットへ。引きずり出したのは、シェンヤン風の着物だった。
本来は帯などを巻いて固定する所を、両腕だけ通してバスローブのように緩く羽織る。
それから少し、本当に少しだけ口元に弧を描いて、囁くように問うのだ。

「〝お腹の下〟、そんなに気になった? ……ベッドの中じゃあんまり見られないもんねぇ」

この女はだいたいが〝攻める側〟で、衣服を乱しはしても、暗い部屋の中で観察できる程には、少女へ裸体を晒してはいなかった。
まだかろうじて日が残っている今の時間ならば、数分もあれば、昨夜一晩よりハッキリと観察は出来ただろう。

タピオカ > 「んっ、……ひゃぅ、……んっ、……んっ……。
はぁぁ、……へへっ、……お姉さま……。
お姉さまのお口……美味しいよう……。
僕の料理、どうですか……?僕のお口も、召し上がれ……?」

食事を進めるためには、何度も何度も。
お姉さまの唇に自分の唇を振れ合わさなければならない。
そのたびに、じっと至近距離で碧い瞳の光彩を覗き込むことになる。
それが快くて、くすぐったくて。嬉しくて。
食事をしているのは彼女なのに、自分も一緒に食べてる気分。
ちゅ、ちゅっ。……くちゅ……。料理の味の合間にリップノイズを楽しげに弾ませて。
酒精も口移し。自然、そのアルコールが多少なりとも口に残る。
飲み慣れないそれに、目元の頬の色味が増して。

「よかった!どういたしまして。……ずっとは窮屈だけど、これからも時々お屋敷で働かせてほしいな」

目覚めの仕草も愛らしい。きっとこのお屋敷のメイドにでもならないと見られない、
そんな貴重な風景。
手料理への感想を聞くと笑顔を綻ばせる。
ずっと働かせてもらえるなんて夢みたいだけれど、自分は根無し草の風で居たい。
申し訳無さそうに、そんな風に答えて。

「うん、おはよ!お姉さま!
ふふー。わかってるよ。お姉さまの時間で今は朝なんだってことでしょう?
――ん……、……。お姉さま、部屋に居る時はそんな格好なんだね。
……えっ、えっ……!?……う、ん……。それは、……その……。
だって、お姉さまの、そこ……、……小さな夜の草原みたいで、……綺麗だから……。
わっ!あっっ!……あ、ぁっ……、は、……ぁぁ……、お姉さま……。
お姉さまの……大事なところ、……ん、んっ、……はぁぁ……、素敵……、素敵なの……っ……!」

改めて。時間の認識なんて人それぞれ。お姉さまが朝だと言うなら、きっと朝。
そんな緩い理屈で理解した気になりながら、再び挨拶。
異国シェンヤンの着こなしなら、王都で何度も見かけた事がある。
ただし、きちんと袖を通した姿。むらのある着崩しが絶妙に白い肌を引き立たせていて、同性ながらその色香に目が逸れる。
囁かれていっそうその青緑の瞳が落ち着きなく揺れ。
けれど、気になって仕方がない。お姉さまの、女陰。
一度視線がそこへ落ちてしまうと、今度は離せなくなる。
呼吸乱しながら膝をつき。目線を小さな茂みと揃え。悩ましげに見つめ、熱い息を散らし。

レイン・レジネス > 「……そこまで真っ直ぐに喜ばれると、ちょっと驚く。君は中々変わった子だねぇ……。
 まぁいいんだけどさ……見られて減るものでもないから……」

とは言うが。自分の其処に熱視線を浴びるだとか、素敵だとか言われる機会もあまり無いものだ。
色事とはまた別の熱意には、さすがの女も些かたじろぎを見せつつも、羽織るばかりの着物を閉じる事も無い。
そればかりか、少女が目の前で跪いたのならば、唇の弧が少しだけ深くなる。
この屋敷の侍女は、淫蕩と退廃に耽る主人に従うだけあって、裸体で今さら何か反応を示す事も無い。
ある種の新鮮な反応を示す少女を見ていると──昨夜にあれだけ発散した筈の嗜虐の欲が、また首をもたげるのだ。

「……そんなに此処が好きなら、いいよ。けど、〝お前〟が見て愉しむだけなのは違うだろう。
 何処のお屋敷に、主人を視姦して喜ぶ侍女がいるんだい……ああ、ああ、そんなに息を乱しちゃって」

再び椅子に座った。……少しだけ視線の高さがまた、合わなくなるだろう。
だがその高低差を埋めるように、女が手招きをする。触手ではない、自分自身の手だ。
背もたれに寄りかかり、腰は椅子の浅い位置にずらして、膝を左右に開く。
視線が突き刺さるようなその箇所──叢よりまた少し低い箇所へ、招くのとは逆の手を当てた。

「命令だ」

冷えた声と嗜虐的な笑みで〝はじまり〟を告げる。陰唇に中指が引っかけられて、広げられ、内の粘膜の赤を曝け出す。
口付けと視線が為か、僅かに露の滲み始めた其処は、昨夜の情事の名残か雌の香りを残していて。

「綺麗にしなさい。その物欲しそうな唇と舌で、丁寧に。
 ……それだけ、素敵だ綺麗だと言えるのだから平気だろう?」

仄かに上気して色づいた頬。跪く少女を見下ろす目もまた、愉しげに細められている。

タピオカ > 「あぁ、……あぁっ、……ごめんなさい……お姉さま……。
僕はいけない侍女です……、ふぅっ、……ん、……んっ……。
でも、……でも、……目が離せなくなっちゃうの、
お姉さまの大切なあそこ、侍女ごときがじろじろ見ちゃいけないのに、
ぁっ……!ぁっ……!
はぁっ、……ぁぁ、……ごめんなさい……、お姉さま……っ!」

シェンヤンの着物は幕屋のように見えた。
夜伽の後宮の、その垂れ幕。お香のたきしめられた薄生地が風に揺れ、
その中におはいりおはいり、繰り返し自分の瞳を誘っている。
魅入られ、侍女であるまじき。女主人の小さな花を見つめる顔つきは
喉が乾いた砂漠の民。茂みの奥のオアシスから水を得たくてたまらない、
そんなあさましい表情。椅子に座ると目線の高さが変わることすら惜しそうに、
身体を縮こませて。興奮で切れる息を指摘されると謝罪を繰り返しながら、頬の色は染まっていく。

「は、ぃっ……、お姉さま……。
――~~ッ……!
はぁっ……!はぁっ……!はぁはぁっ……!はぁぁぁっ……!
は……ひっ……!レインお姉さま……っっ……!
んっ、く、……んんっ、……はぁはあぁっ……!
レインお姉さまのこと、タピオカが綺麗にしますうっ……!
いやらしいタピオカが、お姉さまの大事な場所……っ、
心を込めて、綺麗になるまでおしゃぶりしますっ……!」

手招きに、どこか熱に熟れたよな声音を上げて。
開かれた股座。奥の若草から蜜口が覗く様を見る褐色肌のメイドは、
まるで新しい絵本が開かれるのを見る小さな幼子のように。ほっそりとした腿の間を瞳をキラキラ輝かせながら見つめ。
命令、の一声に息を詰まらせ、うっすら興奮で濡れていく青緑の目。
花園の秘密を改めて目の前で知らされながら、毅然と下される命令に胸を大きく上下させる。息も絶え絶えにはしたなく鼻息荒ぶらせ。
――ちゅ……っ……。
肉鞘の上から肉芽に、震える唇で忠誠の口づけをする。
一度息を飲むと、あとは辛抱たまらなくなった腹ペコの犬のように。
くちゅぷぷっ、ぬちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、んちゅぅぅ……!
お姉さまの香りの中を、夢中になって舌を這い回らせる。
茂みを唇で食みながら唾液で丁寧にくしけずり、
縦筋のまわりを舌で持ち上げるようにして舐め上げ。
じゅるっ、じるっ、窄めた唇で内粘膜の赤色を啜り上げ。
ざらついた舌壁をレロロロロ……!いやらしいほど素早く左右に動かして清めていく。

レイン・レジネス > 唇と舌が近づき其処へ触れるまでの間、〝主人〟は背もたれに身を預けたままで待っていた。
自動で快楽を与える道具を用いた自慰であるかのように、ただ快楽の訪れを待つだけの姿勢も、ある種の怠惰ではあるのだろう。
けれども、目の前にいるのは物言わぬ道具ではなく、淫らな命令に興奮し息を荒げる少女だ。
餓えや渇きのような強烈な衝動と情欲を同等に置き、ともすれば暴力的な行為にまで興奮するような少女なのだ。
そう思えば胎の奥が疼いて、指に広げられた箇所がびくんと収縮する。……中に溜まった蜜がまた、とろりと零れ落ちる。
……そして、口付けが落とされる。

「んっ……ふぅ……犬みたい。尻尾、生やしてあげたら似合いそう、だね……んん、っ」

薄くだけ開かれた唇の隙間から、湿った吐息と声が漏れ出す。
内腿の間に割り込んだ頭はすっかり肉欲に捕らえられたか。舌奉仕の合間、息の圧が擽ったい。冷えた氷を当てられたように背中がびくりと撓む。
そして舌の、粘膜の熱さ。切り替わる温度差が這い回り、柔らかな肉の濡れた感触が、敏感な箇所を這い回っている。
〝する側〟が多い。ここ暫くは特にそうだ。精神的な充足で満たされる方ではあったから。それに困ってはいなかったが──
やはりこうして、直接的に肉体へ快楽を与える奉仕を受ければ、淫蕩な身体は容易に反応を示す。
舌が舐め啜って清めた筈の箇所は、また直ぐに蜜が湧き出して濡れそぼり、清拭を繰り返しても際限が無く。

「ふっ、ぅ,……ん、っ、あ、あぁっ……あん、んっ、う、くうぅんっ……!
 あ、はぁ……っ、そこ、ん……もっと、中の方……奥、舐めて……ぁ、ぁあああっ……!」

普段の話し声より高く、甘ったるい声。舌の愛撫に晒された粘膜が、身体ごとひくひくと震えている。
両手が椅子を掴み、離れて、少しだけ虚空を泳いで──最後に行き着いたのは、西日の朱を映す銀髪の上。
より強く、より深くまで届くように、脚の間で揺れる頭を引きつけて。
足は少女の肩に掛けられた。何処へも逃げていかないように。
内股の奥では脚の腱が、舌の動きに合わせて緊張そ盛り上がっては、弛緩しての脱力を繰り返している。
命令という体裁で、何処に欲しいという淫らなおねだりまで吐き出しながら。舌を拒むように膣内は収縮して道を狭めて。
少女の頭を捕らえた手指も時折、意図より少しだけ強く曲げられて、銀色の髪をくしゃっと掻き乱してしまう。

タピオカ > 「わん!わんっっ!わんわんわんっ……!
はあぁぁあぁああんっ、美味しぃっ、おいちっ、おいちぃっ!
お姉さまのお股とっても美味しいの、お姉さまのお股おいちぃぃっ……!
タピオカはっ、タピオカはぁぁっ……、レインお姉さまのいやらしいわんこですっ、
お姉さまのお股しゃぶりながら嬉しくてお尻を揺らしちゃう、はしたないわんこですぅっ……!」

わん、わんと鳴く声はおどけた色よりも甘ったるい声音と興奮を伴っていた。
お姉さまの雌犬にされてしまいたい。しゃぶって愉悦に浸る、雌犬メイドにされたい。
甘い鼻息が、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ……!盛んに茂みや内肉のサーモンピンクに熱く吹き込み。しゃぶりつきながら、お姉さまの手で尻尾を生やしてほしいと思い切り突き出した小尻をいやらしく左右に揺らす。
おろおろ揺れる腰のあたりでロングスカートのひだが浅く舞いを舞う。

「ぁああんっ……!甘いのっ!甘いぃいいっ……!
お姉さまのおつゆぅっ、おつゆ、……んぐっ、
ふっ……!ふぅうっ……!ふっっ!ぁあぅうっ……!
奥まで、奥までするううぅっ!レインお姉さまの奥までレロレロするのぉっ……!
ぁっ!ぁっ!あっ!~~~ふぁあああああっ!
レインお姉さまっ、お姉さまっっ……!お姉さま、お姉さまぁぁっ……!」

舌先に触れた蜜の味。雌のひみつの味。
お姉さまの匂いが詰まった甘い淫蜜を感じると鼻にかかった声ばかりこぼれだす。
気を高ぶらせながら鼻先を股座につっこみ、肉芽をめくるように肉鞘の上から小鼻でつつく。奥まで、と求められて嬉しそうにいっそう顔面を密着させ。細めた舌先をぬぷ、ぬぷぷ。浅く挿入し始めた。穴まわりを曲げた舌先で引っ掛けるようにして撫で回すと舌を深く、下唇をお姉さまの尻肉に密着させるほど顔を沈めて挿入し。奥で膣肉をめくり上げる。戻して、挿れて。戻して、差し込み。肩の上にお姉さまのほっそりとした脚の重みがかかると、髪をかき乱されると。屈服させられる感じが愉悦を呼び、身震い。ぐじゅぐじゅと蜜かきまぜながら舌抜きをした後、ぶじるるるるるるるるるるっ!広い部屋じゅうに響くほどの水音をたてて強くすすり上げる。