2020/03/18 のログ
ご案内:「設定自由部屋3」にクロイツさんが現れました。
クロイツ > 【待ち合わせ待機です】
ご案内:「設定自由部屋3」にエシル・アルトワーズさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋3」にエシル・アルトワーズさんが現れました。
エシル・アルトワーズ > 「ばかね、いつでもしてあげるわよ」

いつもの調子で冗談じみたクロイツの頬を、冷えた指先でつつく。
黒い衣のなか、初々しい恋人のようなじゃれあいを続けるうちに、徐々に寒さが和らいでいく。
時折溢れ出る笑い声が反響し暗闇に溶けていく。
改めて、この場にはわたしとこの人だけなのだと認識する。

「ねぇ、クロイツ…ふたりきり、だね」

落ち着き静まるころ、寄り添い頭を預けた姿勢のままぽつりと呟く。

クロイツ > 「それはそうなんだけどさ。エシルとは本当に何時でもこうしたいんだよ」

冗談じみた物言いではあるがエシルに対してはいつも本気。
頬を冷えた指先で突かれると先端を咥えようとして。
もう子供までいる関係だが二人で居る時は初々しいじゃれ合いをついやってしまい。
冷たくなった身体を抱き寄せるように黒い衣の中で引き寄せて笑い。
もしかするとまだ魔物の残党が居るかもしれないと考えていたがそれもなく二人きり。

「そうだね。ふたりっきりだね。もしかして…怖い?」

寄り添い預けられた頭を優しく梳くように撫でながらエシルを直ぐ近くで見つめ。
僕はここに居ると触れる面積を増やすように身をさらに寄せていく。

エシル・アルトワーズ > 「もう…」

ちょっと期待とは違う言葉に拗ねたような声が出る
ーーが。

あることを思いつき、俯いてみせる。
そして、不意に彼の肩を掴み、後頭部はぶつけないようその勢いのまま押し倒す。

「たまにはこういうのもいいかな…ううんーーこういうのも悪くないだろ?」

にやりと口端を吊り上げ、かつてのような言葉を紡いでみせる。

クロイツ > 「…どうしたのかな?」

拗ねたような声に返すのは変わらない…いや、普段よりも楽しそうな声。
しかし直ぐに「甘えたくなった?」と囁いてじっと瞳を見詰め。

だが俯いたことにあれ?と首を傾げてしまい。
怒らせちゃったかなと考えれば不意に肩を掴まれゆっくりとした勢いで押し倒されて目を丸くして。

「いつもと逆だね。そうだね…悪くないかも」

初めて会った時のような言葉使いに表情。
きっと押し返すなり抵抗をすれば直ぐに主導権は渡してくれる。
しかしたまには押し倒されるのも悪くはないと笑い、次はどうするのと言うように見上げて。

エシル・アルトワーズ > むぅ、面白くない。
思いのほか余裕そうな反応は驚きよりもその先を“待っている”感じが見える。

半ば乗せられるような形なのは気に食わないけどここまでした以上引くわけにはいかず、やけっぱち半分に唇を奪う。
柔かく、しかし押し付けるような接吻。
すぐに舌を伸ばし絡めたくなる欲求を押さえつけ、焦れったくなるくらいゆっくりと唇で唇を揉む。
腰に乗り、右肩を抑えた姿勢で空いた左手がゆっくりとクロイツの身体を服越しに這い回る。
目は瞑らず見据えたまま、視線で射抜くように見つめる。