2020/02/24 のログ
ご案内:「富裕地区の宿屋」にユネさんが現れました。
■ユネ > 「ぅー……ん…? ……ぅぁー……」
(睡眠を揺らがされたのは。ふわりと揺れたカーテンの隙間から、早朝の陽光が入り込んできた為に。
どうやら、とっくに一晩経ってしまったらしい。朝帰り、大決定。
眠い目元を擦り擦り。昨夜の記憶を思い返してみると…確か。
盛り場で意気投合した人物と。イキオイ任せて此処までやって来た。
そしてやるべき事を、やりました。…そんな流れだった筈。
という事は。その、知り合いだか行きずりだかの相手が。隣に居るのではなかろうか。
ごそりと、布団の中で横向けになり。手を伸ばしてみる。
寝起き特有、実に温かい布団の中を。手探り手探り。
起きているやら寝ているやら。そんな相手を見出そうと)
「……起きて…るー…?
目、醒めてるなら……もうちょっと、してこ…っか……?」
ご案内:「富裕地区の宿屋」にヴィルアさんが現れました。
■ヴィルア > 商売というのは、様々な人脈がモノを言う。
とある盛り場に、絶賛売り出し中の娼館の経営者の娘が居ると聞けば。
富裕地区でも名の知れたその娼館との繋がりを得るため、華美すぎない服装でその場に赴き。
話を盛り上げて、顔を広げて関係を築こうと誘導。
その誘導は上手く行き、一晩…朝日が昇るまで共に寝床に入り。
まどろみの中で目を覚ませば、探られる女の手に意識が冴えてくる。
「ああ。いいとも」
くすりと優し気に笑い。
緩く探られてきた手を取って男の側に引き寄せて軽く抱きしめる。
お互いに裸であるため、続きをしようとすれば簡単だろう。
「身体は怠くないか?…そうでなければ上で踊って欲しいな」
そのまま、自分は仰向けになるように誘導し。女を体の上に乗せて、優しく頭を撫でて。
朝というのと、昨夜の興奮が抜けていないからか硬いままの陰茎を相手の腹辺りに押し付け、朝一番の性交を快く受け入れよう。
■ユネ > 「ん…ふふ…?りょーぅかぁい…いーよ…ぉ…?」
(どうやら相手は。此方から触れていけば。直ぐに意識がはっきりと覚醒するらしい。
まだまだ寝惚け眼のこちらとは大違いだが…どうやら。そこまで、差を気にする必要はなさそうだ。
直ぐにでも目が醒めてしまうであろう、とてもとても魅力的な提案を。男が口にしてみせたから。
促されるまま、仰向けになった男の上へ。もぞもぞと布団を被ったそのままで移動する。
腿の辺りに跨がれば。がっつりサイズを保持した肉棒が、臍の辺りを圧し上げて。
…多分。前準備は必要ないと思う。昨日の夜も楽しんだ、その名残がたっぷり、腹の中を滑らせている。
一度座り直す形で、こちらから、下肢を擦り付けていけば。
ねっとりと滲み出す、未だに生温い粘液が。にちゃり、と、くぐもった音をたてる筈)
「っん………んく…んんっ…♥ ぁ――はは…すご…ぉい、直ぐ…入っちゃ…ぅ……」
(ぐじゅぐじゅと滑る肉孔が。躊躇なく。太くそり返った肉棒を、包み込んでいく。
腰が滑れば滑る程、奥へ。先へ。瞬く間に、鈴口と子宮口がぶつかる所まで、やって来れば。
直ぐに身体を起こす事はせず。改めて互いを馴染ませる為。温くなった体液を熱する為。ゆっくり…ゆっくり。腰を擦り付け始める。
――さて。こうしてじゃれ合うように、身体を求めている相手…だけど。
一体、何処の誰だっただろうか。…快感が増して、眠気を追い払われてしまえば。だんだん思い出して来る。
昨夜、何が有って。何を話したのかも)
■ヴィルア > 一夜限り…あるいはそれ以上続いたとしても、深い関係となることは無いであろう交わり。
ただ、それでも良い印象を与えるに越したことは無い。
安心感を与えるため、その頭を撫でていると、昨夜たっぷり楽しんだ残滓を垂らしながら二人しかいない部屋に耳にこびりつくようないやらしい音が響く。
「ああ、昨日も思ったが…とても心地よい、な……」
生理的現象で勃ちあがっていた肉棒が、熱い肉の中へと誘われていく。
その心地よさに、ぶるりと男も腰を震わせて。
急な動きではない、二人の境界線を溶け合わせるような動きも、朝に交わるには丁度いい。
両手を相手の身体に回して、優しく撫でさすりながら、奉仕とも言うべき動きを受け入れていく。
「どうかな?しっかり顔は覚えてくれたか」
ただ、されっぱなしというわけでもない。
悪戯っ子のように唐突にくん、と腰を軽く突きあげて、不意打ちなどしてしまいながら。
昨夜は、軽く盛り場で話をし。
自己紹介も済ませており…彼が貴族と言うよりは商売人に近い事。
顔を広げるため、せめて名前や容姿だけでも覚えてもらうことを目的に、声をかけたことも伝えてあり。
それだけで済ませてもよかったが…せっかくなら、と彼が全ての金を出してこの宿屋で体を重ねて…と言った流れだったはずだ。
少なくとも、彼はそう認識している。
「それとも、こっちで覚えてしまったかな」
また笑いを漏らしながら。
意識に遅れて覚醒してきた身体で、相手のゆっくりな動きに腰を合わせ。
より深く、ねっとりと自分の肉棒の形を覚え込ませるような動きへと変わっていく。