2019/07/22 のログ
グライド > (余り、其の辺りに言及していないのは
恐らく、靴を抜いで居る彼女との、背丈の差をもう判っているからだろう。
多少悩ましい様子の彼女の呟き、確かに、一般市民と言うよりは、彼女は流浪の旅人か
今はこの地に居ついてはいるけれど、何時何処かに流れて行くとも知れない。
そう言う意味では、視点は己とも、多少違うのだろう。

―――そう、思ってはいたのだが。)

「―――――……、……は?」

(――思わず食事の手が止まった。
確かに冒険者であるならば、荒事にだって手を出すだろう
治療の力を持つ相手ならば、そう言う場において重宝はされるだろうが。
――正式に、騎士団と協力しているのだと知れば、一寸怪訝な表情を浮かべた。
無論、彼女の顔が広いのは知っているし、何れ騎士連中と交友する事も在り得る事とは思っていたが。

――そりゃあ、大声で言える様な事じゃねぇな、と、納得した様に小さく吐息を零しては。)

「―――――………御前が其れで構わねぇなら、別に何も言わねぇがよ。
―――取り合えず、帝国専属、だとかそう言う事は言うんじゃねぇぞ。」

(判ってるとは思うが、と、一言言い寄せて置いてから。
外で言えば、当然今の流行やらだ、女に対する余計な面倒が
当然、巻き起こるだろう事は簡単に予測がつく。

客将については、敢えて、其れ以上は追求もすまい。
女が、何せお人よしの塊みたいな女だ、そう決めたのなら。
もし、其れが面倒な事情を極めて、無理やり協力させられているなら話は変わる、が。)

「―――――……しかし、それでとうとう着せ替え人形か。
旅人から、着々と有名人への階段を上がってやがるじゃねぇか。」

(くつくつと、そう戯言めいて軽口を。
まぁ、割と衝撃的な事を言われた気はするが。
――対応は、何時もと大して変わらないだろう)。

紅月 > 珍しい顔を見た…なんて言ったら、怪訝な表情が更に微妙な表情になってしまうだろうか。
他者との御縁から斜め上の方向へ流されていくのは何時もの事であるが、自分自身なんでこんな流れになったのか…サッパリである。
面白いからいいやと気儘に振る舞っていた、とか、目の前の事にひたすら真剣に頑張ってた、だとか…たぶん理由はそんなところだとは思うのだが。

「やぁだなぁ、言いふらしたりしないってば~!
…だって、後々とか色々考えたら怖すぎだもん」

そう、色々と…不透明なアレコレとか、腹黒そうなアレコレとか。
城の内部を垣間見ている己からすれば、休戦でしかない今…無闇にアチラと仲良くなりすぎるのは、危うい。
ケラケラと軽く笑って流した後の声が、やんわり真剣みを帯びた。
…今回の件で先方に気に入られたような気がするのは、とりあえず横に置いておく事にしよう、うん。

「いやほら、今回のはホント偶然の産物だからね…まさか二度はないよ、たぶん」

無いと言い切れないのが怖い、というのが本心ではあれど…とりあえず笑っておく。
…イマイチ隠れてない本心が全力で笑顔を苦笑に変えているが、こればっかりは仕方がない。

「一応、この国にはそこそこ長く居るつもりだし…有名人よりも"足場を固める程度"がいいんだけどね、ホントは。
…何かあった時の亡命先とでも思っとこうかなぁ~、なぁんて?」

相手がいつもの雰囲気に戻れば、此方もユルく軽口を。
それでも何処か真面目さが抜けきらないのは平常運転というやつだ。
…暗に、逃げ場の選択肢が増えたと伝えられたし、満足満足。
またポイッと胡麻団子をひとつ口に放り込み、ご満悦の笑顔で舌鼓。

グライド > 「そりゃそうだろうよ、目立つってのは損も得も在るんだ。
ま、判ってりゃ良い。 その辺のあーだこーだを気にしなけりゃ、良い女が増してるぜ?」

(ただ単純に、後々の事さえ頭に入れなければ、だ。
珍しい姿の目の前の女は、間違い無く目の保養だろう。
他の連中と同じ様な目で、全く見ないと言う事は無い
とは言え、遠巻きに見詰めるのではなく、相手の目前で、堂々と、だが。

細かな流れや事情に関してはさっぱりだ
ただ、いずれにしても相手の言う"地盤固め"にしては
少々良い様に扱われ過ぎではと、思わなくもない。
誰もが、相手の事を配慮するとは限らない
女のお人よしさに付け込んで、無茶を強いる連中だって出て来るだろう

――まぁ、だからといって女が、其の性格を改めるかと言うと、中々難しそうだが。)

「俺の予想なら、調子に乗って何度も来るぜ、そう言うのはな。
だから、二度目はきっぱり断れ。 二度目も受けちまうと、其れこそずるずるって奴だ。
足場を固めたけりゃ、其の辺りも注意するこった。 ……おっと、俺様が逃げ場じゃ不安かい?」

(女の楽観予想と違って、此方はもっと現実的だ。
どんな時も、悪い予想から優先するのが癖に為っている手前
小龍包を摘みながら、気をつけなと釘を刺して置き。

――亡命先、なんて聞けば。 自分を示しては、冗句めいて笑うだろう。
注文でテーブルに運ばれて来た紹興酒を手に取れば
其の香りと味を愉しむように、僅か啜り)。

グライド > 【中断継続につき】
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