2019/05/14 のログ
ご案内:「裁縫屋『幻の轍を超えし者よ 後ろを見たか』」にロッソさんが現れました。
ご案内:「裁縫屋『幻の轍を超えし者よ 後ろを見たか』」にガルルさんが現れました。
ロッソ > 一見して看板というものが全くない外身は完全に普通の民家。
大通りから一本奥まった場所に存在する、玄人趣味丸出し系の糸紬工房、
それが裁縫屋『幻の轍を超えし者よ 後ろを見たか』。中は広くもないが狭くもない。
糸とか糸とか 時々カサカサと小さきものが動く音がしたり、機織りというか糸巻きの前でぐるぐると糸を紡いでいる女が一人。

黙々と依頼のあった糸を紡いでいる。

ガルル > くんくんと鼻を鳴らしながら平民地区の街を歩く少年。
こっちの方?と、小さく一人呟きながら小さな足と小さな歩幅で足を動かし、たどり着くのは民家…。
匂いはどんどんと濃くなりもし尻尾を外に出していたらパタパタと振っていただろう。

そして、勇気を振り絞りコンコンと扉をノックした。

ロッソ > 暗闇の中で黙々と作業をしていたが むくっと顔を上げると同時に
カサカサと動く子蜘蛛が扉へと連れ立って集まって縦に積み重なり、
内側に開く扉を器用に開いて招くだろう、ばらばらと子蜘蛛達はまた蜘蛛の子散らす様に部屋の隅々や天井へと!

「いらっしゃい」

夜目が利かないかと思って、ランプに火をつける女、色々と者が積み重なっている室内。
凡そ 営業を兼ねた店ではなく マジもんの工房そのものだった。

ガルル > 開いた扉から顔をのぞかせたのは一人の少年。
中をのぞいた時には蜘蛛の子はすでに散ってみる事は出来なかった。

「えっと、お散歩してたらお姉さんの匂いを嗅いで… 来ちゃった。」
迷惑だった?と少し不安げな表情でランプに彩られる室内をきょろきょろ。

ロッソ > いつもの笑顔はなく、どことなくシリアスの顔をしている。
いや、真面目な顔で糸紬をしていましたから、どことなーく大人の微笑位はある!

「匂い あー 香水とかつけているし あと違う匂いで来ちゃったぁ?
 大丈夫だから お入り♪ 一寸狭いけど そこに座って。」

椅子はなかったけど もう少し近づく事が出来れば見えるだろう、うっすい糸で精巧に紡がれた半透明糸製の椅子!

ガルル > いつもの笑顔でないどことなくシリア素顔の相手。
なんとなくカッコよく感じついつい見とれてしまう。

そして、相手の言葉にコクリと頷くと、勧められるままに近づくと、半透明の椅子。
座っても大丈夫なのかなと、少年はつんつんと指で突いたりしてから、ぽすっと腰を下ろし感動している。

「ふわぁ… すっごいねこれ お姉さんが作ったの?」
と、目をキラキラと輝かせながら相手の方へと視線を向ける。

ロッソ > 昨日の事を引きずって笑顔を忘れただけの女です。
アラクネ姿で暴れた後は大抵暗いかシリアスそのものです。
いつもこんな感じじゃないです、なのである意味貴重な姿ですが。

きしっとも軋まぬ見た目芸術品とても普段使用の椅子に見えないものに、
少年を勧めるように座らせた女は、ふぅっと大きく深呼吸をしてから、
キラキラの視線を向けてくる少年の瞳攻撃に うっと呻いたという。

(み 見えない 眩しい その視線が!)
ドキドキするという少年というかショタに弱い女は胸を何故か時めかせ乍ら、

「え、ええ そうよ? それ位は簡単に出来るから。」

いつ見ても美味しそうなショ…少年だこと。でも今日は我慢する!
かさかさと時折室内から音がする 天井とか壁とかから…。

ガルル > アラクネの時も少し怖かったが頼りにしていた少年。
半透明の椅子を撫でたりしながら簡単にできると聞けば、尚感心したようにうなずき。

「やっぱりすごいんだね。
ってそうじゃなくて… 怪我とかしてない? 大丈夫だった?」

と、少年は椅子から立ち上がるとまた無防備に近づき、相手の頭の先から足の先を眺める。

相手がアラクネであれば時折聞こえる音は彼女の眷属?子供?的な蜘蛛であろうことは知っており、あまり気にしていない様子。

ロッソ > アラクネの時は聊か強気に振舞えるという利点がある。
見た目が化け物染みているので、外見に引っ張られて蠱惑振舞うのだ。
人間形態がその辺ないので、自然体というかただのポンコツぶりが出るのはこの姿だった。

今は目下 ショタを前にしてお預けを喰らって我慢している女という図。

「あたしがケガする女だと思う? だ、大丈夫よ!?」

声がどもったのは 無防備に襲われるかもわからないのに極めて至近距離に来た少年!
その二の腕 脛 首筋 色々な部分がぷるんぷるんと瑞々しい!

何処までこの少年は女を精神的に追い込むのだ!?

子蜘蛛達は二人の様子を見て 部屋の奥に通じる穴へと引っ込んでいなくなった。

ガルル > まさか自分が性的にみられているなどとは露とも知らずに、
怪我が無いといいながらもどもる相手…。

少年は疑う様にじーっと見つめ手を伸ばし、相手の頬に触れ。
「本当? 怪我はない?」

じーっと見つめ、相手に怪我がなければ、少年はほっと胸をなでおろし、よかったと小さく呟き、少し涙目になるのであった。

ロッソ > 性的に見たら 色々と年の差的と少年の犯罪的美に警邏騎士を呼ばれそうな事案が発生しそう。
警邏騎士さーん こちらでーす 的に。

(よだれを拭かねば…垂れてないけど)

少年が近づきあまつさえ頬に触れると ぼぉーんと音無き音を立てて?煙吐く様な真っ赤になった女。
ごりごりとSAN値が削れて減っていきます、得体の知れない何かの数字が削られていきます。

(ぐはああああああ ぎゃー)

(極めつけは 涙目!! きゃー素敵―♡)

聊か真っ赤になった顔にはこれ以上出さないがイケナイ妄想と共に、
混乱してきた思考が謎の萌えフィルターを通して女は少年を見つめる!

状態異常無効化の筈なのにその症状は混乱その物でした。

ガルル > 近づく餌。
無防備に相手の頬に柔らかい指を触れさせ撫でていく。

「良かった… って 顔真っ赤だよ? 大丈夫?」

まっかっかになった相手に見詰められれば、小首をかしげながら問いかけ…
突い少年も相手を見詰めてしまう…。

「ロッソお姉ちゃん…。」

少年も相手に発情しているのだろうふわりと漂う濃く甘い香り。
本来であれば催淫の力を持つが、相手の状態異常無効化の前では只の甘い体臭。

頬を撫でていた指が恐る恐る相手の唇に触れ、少年の手と体はピクンっと小さく震え、その細い喉がごくりとつばを飲み込み上下に動く。
緊張に唇を震わせながら、そっと甘い匂いと共に体を寄せ…。
「あのね。僕、ロッソお姉ちゃんが大好き…」
相手の名前を小さく、甘く愛を乗せて囁きそっと顔を寄せていく。

ロッソ > (いやいやいや どうなっているの!?)
無防備極まりないこのいたいけな少年、アラクネ(人間擬態)のこの身に寄り添ってあまつさえ撫でてくるという異常事態!

そして見つめ合う 少年とアラクネ。傍から見てもう事案そのものです!
うがーとか心の中で有らぬ悲鳴を上げている女の末期SAN値!違う意味でイケナイ状態。

「ぐふぁ!……… 悔いはないっ」

何故か 謎のダメージを負った女 いたいけな少年に甘ったるい声で名前を呼び捨てにされる行為そのもので、
鼻血を一瞬だが放出し これ以上の悦びはないという満足した顔でぶっ倒れた。

数秒だけ意識が飛びました、頭から思いっきり床に当たりましたし。
目が覚めたら異常がないかを確か…  … …ゑ?
(だいすき ?誰が誰を?? 私を!? は!?)

再び力が抜けた女 くたりと今度はうつぶせに床と仲良く!
ぬぉーとか謎の雄叫びを発している、愛を囁かれてもう満足です。
ぴたっと寄り添われてこれ以上の天国はないという…びくんびくんと震えてきました。

ガルル > 一瞬噴き出る血。 そして相手の悲鳴にも似た言葉に、ばたんっとド派手な音を立てて倒れる相手。
そして、浮かべていた満面の幸せな表情。

「お姉ちゃん。 大丈夫…?痛くない?」

俯せになったりと雄たけびを上げる相手、少年はそのまま傍に腰を下ろすと、ビクンビクン震える相手の頬をついてから、楽しそうに笑いながら胡坐をかき相手の体を抱き上げ、頭を少年のぷにぷにの太ももの上に載せようとして。

「んしょ…っと…。 綺麗な髪が汚れちゃうよ…?」
なんていいながら埃を払う様に長い銀髪を指で梳く様に撫でていく。

ロッソ > もうアラクネのHPは瀕死です。ほっといて下さい。
そんな感じに放置してくれていいのに、少年は甲斐甲斐しく世話をしてくれる。
色々な意味で悪循環に陥っているのに、膝枕をされたことに気づくと
声なき声を震わせて だがあわあわしていた色々と汚れた心を持って、

「だ、大丈夫だよ★! 痛くもない けど これはどうなっているの!?膝枕?これは夢これは幻これは天国!
 お、おねえちゃん もうだめ…ぇ」

そう言い残すと 意識が飛んでしまったらしくぐったりと強制的に落ちたという。
翌日までそのまま起きなかったとかなんとか。

ガルル > 「あれ?お姉ちゃん お姉ちゃん しっかりっ…しっかりしてっ!」

意識がぶっ飛んだ相手、わたわたしながらゆさゆさ。それでも起きなければ困った表情で膝枕を撫でている内に、蜘蛛たちが少年を連れて寝室へ。

身体の大きな相手を抱き上げるのは大変だったが何とかベッドに寝かせると、この位いいよね?なんて悪戯っぽい表情を浮かべておでこにキス、そしてそのまま相手の体にぴったりとくっついて添い寝をするのだった。

ご案内:「裁縫屋『幻の轍を超えし者よ 後ろを見たか』」からロッソさんが去りました。
ご案内:「裁縫屋『幻の轍を超えし者よ 後ろを見たか』」からガルルさんが去りました。