2019/02/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 寝室」にリシェさんが現れました。
リシェ > (昨日よりは、ましになる、と、思っておきたい。
今日は一人。訪れる者に、尽くす事を命じられて、部屋の中で待っている。
腰掛けた寝台は、充分に豪奢で、それこそが部屋の要だと、主張しているものの。
実際の所、寝台だからといって、眠るのが正解だ…とは、限らない。
寧ろ、それ以外の為に、用いられる物なのだと、声高に主張する、ように。
シーツの上には、女を責める為の道具、それ等が無造作に幾つも、転がって。)

「…………は…ぁ………」

(寝台の隅っこに、腰掛けたまま。時折、そんな物品に向けられる、少女の瞳は。何処となく、熱っぽく、ぼんやりと。
多分、弱めではあるものの、焚きしめられる香の甘さが、熱を生んでいるからだと…
そんな物、使われても、使われなくても。どうせ、変わらないのに、と。少しだけ、皮肉っぽく。)