2018/11/26 のログ
ざくろ > 【いつかの次回につづく!!】
ご案内:「ある服屋」からざくろさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の住人たちの塒が多くある区画の一つ。
その裏通りに店を構えている露店があった。
並べられているのは傷薬類のポーションや気付け薬、病薬の類で
普段男が取り扱っている如何わしい類のものは表に出されていない。

「はい、気を付けて帰んなよ。
 …えーと、傷薬の減りが早いか。帰ったら少し作ったほうがいいな」

お世辞にも身なりが良いとは言えない子供に傷薬を手渡して
その後ろ姿を見やりながらぽつと呟く。
それなりに繁盛はしているものの、儲けの少めだ。

ジード > 「相変わらずこのあたりはどうにも、辛気臭いのはいかんともしがたいね。
 住んでる人間が人間だから仕方がないが」

貧民地区に住んでる人間は大半が事情のある流れ者か、
あるいはここで生まれ育った者達だ。
こちらをじっと眺め見てくる小さな人影を一瞥した後、
その気配がさっと消え去るのを感じて肩をすくめ。

「まあ、おかげで追い剥ぎに合いやすいのは死活問題だけどね」

ジード > 「クスリの減りが早いか。…こんなもんだな」

これくらいにしておかないと後が大変そうだと考えながら
薬の材料を考えて少し目を細める。
根城にしている場所に貯蓄している材料を思い返し。

「よし、今度冒険者でも雇って素材を取ってきてもらうか」

誰か丁度いいつてが居たかと考えながら立ち上がって店を片付けて去っていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からジードさんが去りました。