2018/08/12 のログ
ご案内:「平民地区 路地裏」にチュチュさんが現れました。
チュチュ > 夕暮れ過ぎから降っていた雨も晴れた。
幾分気温は下がり、夏の盛りだというのに多少過ごしやすい。

尤も、雨の分湿度は高かったが。

平民地区の路地裏。
表通りは今なお夜の盛りを迎え、人気も多く賑わいを見せるが
この路地は静まっており、人気もなかった。

そんな石壁に凭れ掛かるように浮かび上がる白い影が一つ。

髪も服も白い幼女が、ただぼんやりとまだ煙る空を見上げていた

チュチュ > 更に夜が深まると、いつしか幼女の姿は消え
静かな闇だけが残った。

ご案内:「平民地区 路地裏」からチュチュさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋3」にアンジリクスさんが現れました。
アンジリクス > 夜も更けてからようやく明かりが灯る表通りから外れた場所にある非合法な裏カジノ
そこに一人の男が歩みを進める。その姿は白いタキシードと目立つ筋肉質な男が、そのカジノの入り口につけば、左手をドアノブに手をかけて入る。

外から見るよりは、ずっと広く意外と中はきれいな少し洒落たカジノバーのようにも見える。
室内は明るく、一見すると普通のカジノのようにも見える場所ではあるものの、周りの会話を聞けば

「今日の闇アイテムは女を操る秘術だよ」

そんな会話が聞こえてくる。普通であれば、あまり表には出せない品
それがカジノ側の景品であり、日によって変わる品物。
それだけにレートはそれなりに高いが、かけれないものがないがない
一部の者たちにとっては、都合の良い場所で

「今日もろくでもない品物というわけか。それだけに今日のレートも高そうだが、面白そうなものは……」

そう言って男はあたりをキョロキョロと見回す。
男が言う面白そうなものとは、困ってそうな女性なのだけど
あるいはそれらのアイテムか

アンジリクス > 「マスターカクテルを貰いましょうか種類は任せる」
左手を上げてカクテルを注文して、おまかせで注文したカクテルは…
黒い謎のカクテルそれを受け取ると、それを一気に飲み干して。
「意外と効くなこれは、面白そうだ」

そして、一つのルーレットの席に男はついた。
金貨を数枚という派手なかけ方をして、周りから見れば目立つかもしれない。
かけているのは、赤の32など明らかな一点かけで当たれば30倍以上のリターンなのだけど……
ディラーが回すルーレット特に癖もなく回り、後は結果を待つだけ
そして、入ったのは31だった。

「残念でしたね。」

ニッコリとしながら、こちらをみるディーラー

「最初はこんなものだろう。100%当たるなら苦労はない。次も黒の32但しベットは倍だ。」

そう言って男は再びかける。ただ、今度はあたりをみていた。
何かをまっているかのように
「そうだ。外れたら、また倍かけるとしよう。」
高らかにそう大きく宣言する。
ギャラリーもディーラーも含めて煽るかのような態度を見せていた。

そして、ディーラーはルーレットを回しだす

アンジリクス > 回りだしたルーレット。
ある程度の腕があるディーラーなら、程度の差はあれ、思った位置に止められるもの。
そして、ディーラーが狙っているのは、30
狙い通りに止まるルーレット

「残念でしたね。それとも、また倍かけてみますか?」

いい鴨とみたのか。それとも、盛り上がる様子をみてのことなのか
ディーラーはそんなことを言い出して、ニッコリする

「倍か。足りない。そうそう、あの景品はどのくらいでもらえるのかな?」

男が左手を指した場所。そこには、女を操れる秘術があった

「今日の目玉商品ですから、そうですね。金貨数千はいたしますがギャンブルで出すなら……」

そこまで言えば、ディーラーは耳元で、「あれを出すなら金貨では無く他のものをかけて貰わないと」
といってどうしますかというようにルーレットに戻って

「面白な、ならば、これをかけるとしよう。だがこれをかけるなら、狂って貰うぜディーラーさんよ。これとさっきの200倍だ。先にルーレット始めてもらうぜ」

そう言ってからディーラーのスタートを見てから、30にかける
そして何やらルーレットをずっとみていた。
吸い込まれるように30にたまが落ちる
もちろんこれは、イカサマではあるのだが、これだけのギャラリーを前にイカサマだとしても払わないわけにもいかないところか。

「これで勝ちだな。それともまさか払わないとは言わないよな?」

そう言いながら、ディーラーを再びみて凄む。
明らかに変だと思いながらも景品の方は受け渡しつつ

「景品はお渡しいたすが、現金が不足なので、とりあえず、掛け金と負けた少額の掛け金は先にお返しいたします。後は事務所で」

ニッコリとしてディーラー微笑んで
あちらの方へ言うように手をさして

「良いけどこれだけ確認させてもらおうか」

確認したのはもちろん景品の秘術で、中身は秘術というなの、単なる女性に特化した人心コントロール方法だった。

アンジリクス > 「なるほど、思った感じと違うね。でもそれは個人の解釈ってところ難しいね。まあそれなら行こうか」

そういってから、男はディーラーが言う事務所へと足を進める。
事務所は人気が少なく数人の男女がいるところだった。
そこへと足を進めると……

「本当にここにお金あるのか?ここにもしないなら他のものでもいいのだが、あれ術というものではなかった。」

まるで駆け引きのようにそう言って相手の出方をみていると
一人の女性が声をかけてくる。

「そう急ぐもんじゃないよ。お金は払えないが相応のものは払うさ。例えば、女好きのあんたが喜ぶような品物でもね」

そう言って何かを渡す。
それは、困っている女性のリストだった。

「それで全てなかったことにするだ。お互いこの世界わかっているだろう?これ以上はどうなるか?」
女性がそう言って睨む

「お互い引き際ってやつか。良いだろう。これで帰るよ」

そう言ってから再びカジノバーを通り外へと出ていく

ご案内:「設定自由部屋3」からアンジリクスさんが去りました。