2018/06/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の住人たちの塒が多くある区画の一つ。
その裏通りに店を構えている露店があった。
並べられているのは傷薬類のポーションや気付け薬、病薬の類で
普段男が取り扱っている如何わしい類のものは表に出されていない。

「はい、気を付けて帰んなよ。
 …えーと、傷薬の減りが早いか。帰ったら少し作ったほうがいいな」

お世辞にも身なりが良いとは言えない子供に傷薬を手渡して
その後ろ姿を見やりながらぽつと呟く。
それなりに繁盛はしているものの、儲けの少ないものばかり取り扱っているので収益は左程でもない。

ジード > 「喧嘩でもあったかな。どちらかというと傷薬の類の方がお金にはならんけど」

その分作るのに手間にもならないのは楽でいい。
頬杖を突きながら露店の内側から街並みを眺めると、
相変わらず人通りがないように見えてひょっこりと人が現れるのが散見される。
何とも不思議な光景だと妙に感心した様子を見せ。

「ま、そうでなきゃこんな入り組んだ場所には住めないか」

周りを見回せば自分の周りにも無数の路地が組み合ってるのがよく解る。
初見でくれば今でも迷いかねない。

ジード > 「クスリの減りが早いか。…こんなもんだな」

これくらいにしておかないと後が大変そうだと考えながら
薬の材料を考えて少し目を細める。
根城にしている場所に貯蓄している材料を思い返し。

「よし、今度冒険者でも雇って素材を取ってきてもらうか」

誰か丁度いいつてが居たかと考えながら立ち上がって店を片付けて去っていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都 外壁の門」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > いつもなら隊舎の門のとこにいたり、平民地区の酒場付近に出ていくこともおおい。
今夜は…、王都と外を隔てる場所にいた。
大きく太い門に使われてる柱のそばに、ちょこんと座る白い猫。
じーっと見つめる、外の世界は夜で真っ暗、
王都に入ってくるような人の明かりを探してるけど…真っ暗なまま時間だけが過ぎていってた。

シャルレ > 白い猫の座る目の前には草が生い茂ってるとこもある。
ちょっと立ち上がり、近づいて座る。

夜風に僅かにゆれるエノコログサ、この雑草の先端には、ふさふさの穂がある。
じーっと見つめてると、うずうずするような感覚。
金色の瞳を丸くして見つめてると…ちょっとだけ手を出してみたくなって…。

ちょい…、ちょいちょい…。

白い手を出して、揺れる穂に触れてみる、そんな一人遊びをして過ごしてた。

ご案内:「王都 外壁の門」からシャルレさんが去りました。