2017/11/28 のログ
ご案内:「闘技場・闘奴の牢獄」にアリュースさんが現れました。
アリュース > アケローン闘技場の地下には、闘奴達を収容しておくための牢獄が広がっている。
借金のカタに売り飛ばされた者、ダンジョンの罠にかかった者、自らを鍛えるためにあえて捕らえられている者…。
事情はそれぞれだが、主に「見世物」として消費される運命の者達だ。
嘗てはちょっとしたダンジョンだったとの事で、かなり広大な作りになっている。

…闇から滲み出るように、仮面で目元を隠した女が現れる。

「さて… 今日もお仕事しないと…」
スライムで構成された、肉体のラインがくっきりと出る衣装に身を包みながら、魔族…アリュースが牢獄内に進入した。

「さて… どんな方がいますかねぇ?」

強い人間を核として、強力な魔族の戦士を生み出す…。
そのための素材を探しに来たのだ。

「ここ… 辛気臭いから、あまり長居はしたくありませんねぇ ぱぱっと済ませて帰りますか…」

そういうと足音も無く、暗闇を進み始める…

アリュース > 気配を消しつつ、牢を一つ一つ覗きこむアリュース。
事切れている者、泥のように眠っている者、鍛錬にいそしむ者、壁に頭を打ち続けている者…。

一通り見て回ったが、おめがねに適う素材は見つからない。

「ふぅ… やれやれ… 思ったほどではなかったですねぇ…」

帰ろうかと思っていた矢先、地下への階段を発見。

「うーん… 奥に行った方が強い人がいるかも?なーんて…」

地下の様子を見て、めぼしい人材がいなかったら戻ろう…。
そんな事を考えながら、アリュースは深部へと進む。

ご案内:「闘技場・闘奴の牢獄」からアリュースさんが去りました。