2017/08/11 のログ
ご案内:「泉」にルーフェンさんが現れました。
ルーフェン > ジメジメとする夜の事。流れ落ちる滝の横、足場のようになっている岩肌から、ひゃほーっ、と黒い影が
水の落ちる滝壺に向かってドボン、と落ちた。滝壺から上がる水泡のように黒い影は水面を目指し、
水を蹴ればひょっこりと、と顔を覗かせて少しずつ浅瀬に向かって泳ぎ、足がつけばぺたぺた、と歩き
岸へ上がる

「はーっ…さっぱりしたわ…」

濡れた髪をかきあげてぶるぶると身振するようにして水しぶきを飛ばせば、近くの岩にひょいと身体を横たえる
昼間、熱せられた岩は夜になっても未だじんわりと暖かく、乾いていた岩にじんわりと水分が染みていく

ルーフェン > じわりと暖かだった岩も次第に冷たく濡れていく
岩にぺたり、と張り付くようにしてジッとしていたが、流石に冷えてきてしまう
くしゅ、とくしゃみをすると、ゆっくりと立ち上がり、上着を肩に引っ掛けて

「冷えてきたし戻るかの…」

寝苦しく思って涼みに来たつもりがすっかり身体を冷やし
ショートマントに包まるようにすればひょいひょい、と森の中を何処かへ向かい歩いていった

ご案内:「泉」からルーフェンさんが去りました。