2017/07/31 のログ
ご案内:「湖」にルーフェンさんが現れました。
■ルーフェン > 太陽が照りつけるような時刻
山奥にある湖に、ぷかーっと事切れたように浮かんでいる人の形をしたドラゴンは風に流されてきた
流木にこつん、と頭を叩かれるとそのまま、ぶくぶく、と沈んでいった…
…かに見えたが、しばらくするとぶわっ、と水底から戻ってきて立ち泳ぎしながら周囲を見回した
どうやら、水浴びをして湖面を漂っていたら心地よさにうとうとしてしまったらしい
くわ、と欠伸を零せば上着とマントを脱いだ岸の方へ向かっていき、水深が浅くなれば
立ち上がってぐーっ、と伸びをして降り注ぐ日光を全身に浴びる
「…腹が減った」
空腹を知らせるように腹が鳴けばぽすん、と自分の腹をさすりながら岸へ上がり
風通しの良い木陰に腰を下ろす。膝下まで折りたたんだズボンを戻して脚だけ木陰から出すようにしながら
何か食えそうなものでも向こうからやってこないだろうか、と自分に都合の良いことなどを考える
■ルーフェン > ぼけーっとしていればそのうち、濡れたズボンが乾いてくる
手を伸ばして乾き具合を確かめ、続いてブーツを取り、鼻歌交じりに履きながら靴紐を少しキツめに縛っていく
両足とも紐を強く結べば立ち上がり、とんとん、とつま先で地面を叩き、木の枝に引っ掛けた上着を手に取り腕を通して
最後に、ショートマントを羽織、留め具を止めれば、日光避け代わりにフードを被った
「よし、では腹を満たしにゆくか…」
ぱんっ、と太い樹の枝まで飛び上がれば、足場になりそうな太い幹を選んで次々に飛び、森のさらに奥へ消えていった
ご案内:「湖」からルーフェンさんが去りました。