2017/07/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の中でも繁華街近くの裏道に位置する場所に露店が開かれている。
そこはこの地域の住民か通いなれた他の地区の人々が娼館通いにこっそり通る道の一つだった。
路地の先を眺めてみると娼館の立ち並ぶ繁華街と客引きや給仕をする女性の姿がチラチラと見えている。

「一時期はどうなるかと思ったけどお祭りも終わりに近くなるとやっぱり人が戻るね。俺達商売人としてはありがたい」

お祭りという書き入れ時そのものには乗り損ねた負け惜しみ交じりに、それでも通りがかる客がそこそこいる状況には機嫌よさげ。
この道を通るという事は大体娼館通いかあるいは繁華街の酒場あたりに用がある人間なので引っ掻けやすい。
それでも売れない種類のものは売れないのだが。

ジード > 「できればまんべんなく売れてほしいんだけど装飾品より媚薬類が売れるのは現金だねえ。下心隠さなくていいのかな」

娼館に通っている人間に言わせれば今更なのかもしれないが。
騒々しい大通りの方を眺めてお客でもこないかと下心を抱くがそれこそ透けて見えるのか客足らしい客足はない。
今日は十分な客入りがあったものの遠くから聞こえてくる騒々しさが少し羨ましい。

「とはいえ大通りだと競合も激しいからねえ。バクチみたいなものだから仕方が無いか」