2017/03/30 のログ
■シンシア > 「よく見るでしょ、だから…3人でいるときは笑って欲しいでしょ?」
アンセルに説明しながら
水面に水しぶきと共に大きな魚が空中に引き上げられる様子に
お日様の日差しに水滴がキラキラして見えた
魚釣りの軽々もなく、目の前で人が釣る様子をみたのは初めて
隣で反射的にお座りしたアンセルの頭を撫でてたけど
「すごーい」
スカートの裾から水滴を落としながら、釣り上げられたなら手をパチパチするように叩くことに
■ノーガルト > (ノーガルトの難しい顔は、むしろ普通だった。
嗤ったり、よく話したりするその光景こそ珍しいはずなのだが、家族と一緒にいるときはそんなことは全くなかった。
よく笑いもするし、難しい顔をするときもある。
全体的に普通に過ごしているはずなのだが、いつも難しい顔をしている。
そんな印象は、決して間違っていないだろう。)
「………お、おお…!」
(―――大きさは、50センチほどだった。
川魚としては少し大きめではあるが、三人で食べるとすこし少ないかもしれない。
だが、釣れたということが重要だった。
人生で釣りをしたことは初めてではない、しかしその芯の面白さ。
つまり、魚が釣れる瞬間の感動を味わったことがなかった。
それを、初めて味わった。
釣りあげて暴れている魚を持ち上げ、笑みを浮かべながら叫ぶ。)
「…やった、やったぞ二人とも!見ろ、釣り上げたぞ!」
(誇らしげに抱えて見せたその顔は、まるで少年のようだった。)
■アンセル > 「それは確かにそうだ。笑った顔も見たいな」
シンシアの言葉に思い返せば難しい顔は確かに多かった
だからもっと笑えという様に思わずノーガルトを見詰めて
そしてシンシアと二人竿と格闘をする姿を見詰める
頭を撫でられると事に尻尾を揺らしながら見ていれば……
「凄いな、大きい魚だ」
ノーガルトの釣り上げた魚を見れば凄いとはしゃぐように大きく尻尾を振り
水面を前足で叩いて拍手のように水を跳ねさせる
■シンシア > 「すごーい、おっきいね」
目の前で釣りをみたのも初めて、嬉しそうにコチラに見せるように魚を持ち上げて声をあげるノルの姿を見てるだけで嬉しい
バシャバシャと川の中から岩場にあがり靴をもちながら裸足でノルのそばにと戻り
いきなりの水遊びで濡れたままの2人で、その魚をみてる
「楽しいね、こういうの…またしたいね」
なにか別の目的での魔剣探し役割の中でのキャンプはあったけど
純粋に3人の時間を楽しむような今回のことは、本当に楽しく過ごせたから
「ね、これどうやるの?焼くのがいいのかな」
スカートを少しもちあげ膝をだすくらいでギュッと絞ると、水がぼたぼた落ちながら
釣り上げたばかりの魚、釣ったノルの希望の食べたかたにしょうと
■ノーガルト > (大きいかどうかは、正直わからない。
商店街で並べられている磯魚は、もっと大きいものもある。
しかし、その大きさはそんなに重要ではなかった。
三人で一緒に、沢に出かけて釣りをして。
この後はバーベキューだ、釣りたての魚を三人で食べるのだから。
いつものように戦いの中で、気を這っていることが多かった。
だが、そのことは完全に忘れて、ただ一人の人間として楽しんでいる自分がいた。
新鮮で、そして何よりも本当に心休まることだった。)
「ああ、そうだな……三等分で、焼いてしまおう。」
(せっかく釣り上げたのだから、三人で分け合って食べたい。
山菜もあることだし、これは焼いて食べることにしよう。
釣りたての魚だ、きっと美味いに決まっている。
まずは、魚にとどめを刺す。
キャンプ用品の中にあったナイフで、魚の頭を傷つけて完全に息絶えさせる。
そして、しばらくは血抜きとして串刺しにしたまま、水の中に晒して血液を落す。
そのあとで、たき火で焼いて三人で分かることにしよう。)
■アンセル > 「立派な魚だ。これは美味しそうだ」
ノーガルトが釣り上げた魚を目を輝かせて見詰め
こうして三人で出かけ釣れた魚はサイズよりもより大きく見えて
そして近くへと歩み寄れば毛皮から水滴を滴らせて
こんな楽しい時間は早々ないと満面の笑みで浮かべ
酒場がどのように料理されるのかという事も楽しみで
「焼くのだな?わかった」
そう聞けば魚を捌くのを背景に火を起こして魚を焼く準備を整えていく
そして焼き三人で分けられた魚を美味しく食べて幸せそうにするはずで…
ご案内:「温泉施設近くの沢」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「温泉施設近くの沢」からアンセルさんが去りました。
ご案内:「温泉施設近くの沢」からノーガルトさんが去りました。