2017/03/24 のログ
ご案内:「温泉施設」にノーガルトさんが現れました。
ご案内:「温泉施設」にシンシアさんが現れました。
■ノーガルト > (約束通り、傷の手当のお礼も兼ねて家族とともに温泉施設へと足を運んだ。
時刻はすでに、月が空の頂点にまで上っているほど。
風呂も済ませ、後はもう寝るだけというところなのだが。
こんなにもゆっくりとする時間は、そうそう訪れるものではない。
このまま寝るだけなのは、なんだかもったいなく感じているのか、テラスのような場所で一人・
宿のロビーで買った酒を片手に、月見酒を楽しんでいた。)
「………ふぅ。」
(米から作った酒というのは、聊か珍しかった。
どちらかと言えば、少しずつ飲むようなものであるので一緒にガラス製の容器も買い付けた。
小さい器に、酒をつぎ足しながら飲む酒。
月を肴にするそれも、悪くはなかった。)
■シンシア > 「ノル、お魚のすり身とかもあった、食べる?」
お風呂を済ませ、家以外ですごす夜は久しぶりで…売店で珍しいお酒を買い飲んでるテラスに
ついていくように出て行く、家では食べることも稀な珍味のようなものも売店にはあって
薄めた梅酒と魚のすり身、ナッツの入った袋をもって出てくる
テラスのテーブルに、売店のものを並べて梅酒を置き
隣の椅子に腰掛けるようにして
「…1人でのみたかった?」
なにか考え事デモしてたのかな?と月も綺麗に眺められる場所
ノルにもバタバタと数週間いろいろあったから
もしかして、1人の時間がいいのなら、室内にひっこむつもりでもいて
■ノーガルト > 「お、いいな……いただこう。」
(そういえば、シンシアと外で過ごすことはあまりなかった。
キャンプした時はあったが、屋内でこうして家以外でゆっくりと語り合うことはなかった気がする。
いろいろ、お酒なんかも持ってきたシンシアを迎え入れるその顔はどこか、ほんのりと赤みかかっていた。)
「いや、かまわない。…アンセルは付き合ってくれないからな。」
(アンセルは種族柄、酒を飲むことはできない。
そんな中で、一人酒を楽しむかと思っていたのだが…以外にもシンシアが付き合ってくれるならばうれしい。
ちょうど向かい側の椅子も空いているし、座るならばその椅子をすすめよう。)
■シンシア > 「お酒だけ飲んでると悪酔いするでしょ?…ここで酔いつぶれたら、アンセルのお説教がくるよ?」
クスクス笑いながら、向き合う形での椅子の場所を促され、そこに座る
家のような甘いお酒はないので、すごく薄めてるのだけど
「アンセルはミルクがすきだからね、わたしも好きだけど」
少し赤くなってるような顔、1人飲んでるのを邪魔してしまったかな、と思ってたけど
嬉しそうにも見えたことに安心して
「たまにはいいね、こういうの」
街からみる月とは少し違う夜の景色
■ノーガルト > 「いや…このコメの酒はそんなことはなさそうだ。」
(味は悪くない、だがすっきりとした飲みごたえで後に残らない。
きりっとした辛さもあって、飲み飽きるようなこともない。
これをマグメールで売り出せば、きっと売れるだろうにと思うものの。
これはおそらく、ノーガルトの今度のとっておきの一本になるだろう。
ガラス製に入った、透明な液体。
水のように見るが、それが酒である。
青いガラスが透き通って、清涼感すらも漂わせていた。)
「ミルクか…そういえば時々温めて飲んでいるな。」
(そこはやはり、オオカミというべきところだろう。
味覚や食生活など、人間のものを好んで食べているのに最後はやはり、オオカミのところが出てくる。
顔は赤いが、悪酔いしている風には見えずシンシアが持ってきた魚のすり身を一つつまんだ。)
「………たまには、な。」
(そういえば、月見酒はいつも一人で愉しんでいた。
シンシアを初めて会ったとき、アンセルと初めて会った時。
何かのきっかけの時には、必ずこうして月を見上げていた気がする…。
不思議なものだ、とノーガルトは思った。)
■シンシア > お酒が本当に好きらしい
果物の甘いの以外は、どれも喉が焼けるように熱く感じるばかりで差がわからないけど
気に入ったのならお土産に買って帰ることも考えながら
「アンセルは、玉ねぎはダメだけど、野菜もお魚も食べるしね、いい子だよ」
ノルより少し前から一緒に暮らしてた狼
前は留守がちだったけど、ほどんどを家か肉屋で過ごすほど街での暮らしにも馴染んでるように感じてた
「湯冷めしないでね」
温泉のあとの外での晩酌、初めてあったのは戦場近くの野原だったっけ…と
数ヶ月前も前のことなのに
薄めた梅酒に口をつけながらクスッと思い出し笑い
ご案内:「温泉施設」にアンセルさんが現れました。
■アンセル > 人目を気にして温泉を終えれば普段の狼の姿へと戻り部屋へと
戻り姿が見えないと見回せば外で声が聞こえて足を向ける
そして向かえばそこにはお酒を口にする二人の姿
「月見酒か?風情があっていいものだ」
見える光景と匂いからそう口にして近づいていき
テーブルの足元に腰を増えてそのまま寝そべって
■ノーガルト > (むしろ、酒に関してはずっと飲んできたからすっかりと飲むことが日常と化していた。
喉が焼けるように感じるお酒は、きっとシンシアにはアルコールが強すぎるのだろう。
ノーガルトは、その喉が焼ける感覚を楽しみたくて酒をやっている。
そして、そのあとにやってくる頭が霞みかかり襲い来る心地のいい睡魔。
それらを味わいたくて、酒をやっているようなものだった。)
「ああ、玉ねぎはたしかにだめらしいな…。」
(アンセルのために、という訳ではないがいろいろと犬のことについても知識を得た。
こういうものがだめ、こういうことをさせたほうがいいなど…。
もちろん、ただの獣ではなく獣人であるアンセルだから、それがすべて当てはまるかと言われると首をかしげるが。
この日常、シンシアやアンセルと共に暮らしていること。
今まではずっと、そんなことは縁遠いと思っていただけに、感慨深いものがあった。
そして…その生活の中でどんどん、自分自身が変わっていくのを自覚していた。)
■シンシア > 「あ、アンセルきた…お魚のすり身食べる?」
袋から出した、[白いササカマボコみたいなもの]すり身をテーブルの下に座り伏せるアンセルのほうへと差し出して、噛み付いて食べてもいいように
「アンセルは口にだしてくれるから、助かるけどね」
ほかの犬や狼とは違い言葉でも意思疎通ができることに、生活の中ではかなり助けられていて
アンセルが足元にくれば…一度部屋に戻り大きめのブラシを手にして戻れば
アンセルの膝をついてお風呂あがりの毛にブラシを通しはじめて
「ノル、こういうのいいね」
顔をあげてお酒を飲んでるノルに笑いながら話かけて
家じゃない場所で3人ですごす、プチ旅行。環境もちがうけど2人が一緒にいることは変わらず
■アンセル > 「今戻った。いい湯だったぞ」
流石に温泉では人の姿は取るが戻れば狼になる日課
テーブルの下に寝そべりノーガルトとシンシアを見上げ、差し出されたササカマボコみたいなものにそっと食み付いて食べ始める
「口に?何のことだ??」
魚のすり身をおいしそうに口にして話が見えないと二人を交互に見て
話が見えないと首を傾げる訳だがシンシアがブラシをかけ始めれば伏せたままおとなしくする
家ではないがこうしてブラッシングをかけてもらい酒を飲む姿を見る
普段と変わらない光景にリラックスをして
■ノーガルト > 「よう、アンセル。」
(一緒にやってきた狼は、ずいぶんと長く風呂を楽しんでいたようだ。
ノーガルトもそれなりに長く入っていたが、アンセルよりも先に出ていた。
酒を楽しみたかったというのもあるが、あまり長く入っているとのぼせてしまいそうだった、というのが一番の理由だ。
まさか、アンセルの風呂があそこまで長いとは思わなかった。)
「アンセルは思ったことをすぐ口に出してくれるから助かる、という意味だ。」
(いつもと変わらない日常、そしていつもと変わらない面々の顔。
それが当たり前になって、そして大事になっていく感覚。
何とも、不思議で心地いいものだった。)
■シンシア > 「玉ねぎが食べれないこととか、好きなこと嫌いなこと
アンセルは言葉にしてくれるからねーって話してたの」
首に背中にとブラシを動かしながら
体が十分に温まってるから、夜の少し下がった空気も心地いい…
「今日は並んで寝れるね、いつもベッドだし」
3人で同じベッドには窮屈だから無理だけど、今夜なら
同じ目線の高さで3人並んですごせると思えば楽しみで
■アンセル > 「ノーガルト、さっきぶりだ」
同じように温泉に入ったのだが水分と長く入っていた狼
動物としての本能で水を恐れるどころか進んで入っていくだけあって長湯でもあり
「思ったことをか?そんな事はないと思うぞ。
玉ねぎは食べれなくはない。寝込むだけだ」
ブラッシングをされて気持ちよさげに目を閉じてうっとりとし
食べれるがその後が大変なだけだと少しだけ訂正をする
「並んでか?……店の者に嫌がられはしないか?」
あくまでこの姿で眠るつもりであり
そうするとどうしても抜け毛があるので構わないのかと心配して
変わらない面子で少しだけ違う事をするわくわくもあるのだが
3人で並んでという楽しみに尻尾が揺れて
■ノーガルト > 「ずいぶんと楽しんでいたようだな…のぼせないか心配していたぞ?」
(おもむろに立ち上がれば、氷を入れている箱の扉を開ける。
冷蔵庫という物らしいが、この知識は家でも使えそうだった。
大きな氷を入れて中を冷やし、保存性を向上させているらしい。
何気ないところで得られる知識、これがノーガルトの知識の源であった。
その中に、アンセルに飲んでもらおうとミルクを入れておいた。
常温で保管しているよりもひやりとしているので、ふろ上がりに火照った体には気持ちいいはずだ。
ブラッシングされているアンセルから届かないところに置いておく。
今はまだ、邪魔をしてはいけない期間だと思うから。)
「大丈夫だろう、店のものはそれが仕事だ。…それに、する気満々なんだろう?」
(さすがに、アンセルがまさかオオカミになれるなどとは説明していなかった。
いつものように、アンセルが獣の姿で寝ることを心配しているようだが、問題はないだろう。
布団の掃除や、部屋の掃除も店の者の仕事だ。
むしろ、仕事を与えているのだから感謝してほしいくらいだ、と。
何か、根本を間違っているような言い方ではあるが…。
愉しみにしっぽが揺れているのは、少し笑ってしまった。)
「ああそうだ、シンシア。この宿の舌のほうに沢を見つけた。魚がいるかもしれんし、明日帰る前に見に行くか?」
■シンシア > 「寝込むのでも大変でしょ?」
玉ねぎで寝込むのなら食べないほうがいいと
何気なく話すことに驚きながら
大きなアンセルの体にブラシをいれて毛も乾いてふわふわになってくる
ノルが持ってきたミルクが置かれると、ブラシも最後、尻尾まで毛を膨らませて
「はい、アンセル終わり、ミルクどうぞ
んー今ブラシもしたし、そんなに毛抜けないし大丈夫よ」
ノルのなんとなく無理やりな言い分も仕方ないと笑いながら
明日の沢での川魚のお誘いにはアンセルと顔を合わせながら楽しみになって
「うん、いこ、明日は沢もいくし、温泉ももう一度はいきたいかな」
■アンセル > 「風呂は嫌いではない。清潔にするのは好きだからな」
のぼせる心配はないと首を振って見せて
何だろうとノーガルトの動きを見ていれば取り出されるミルク
直ぐにでも向かいたいところではあるは今はブラッシングの最中
大人しく終わるまで待っていて…‥尻尾の先までブラシが通り許可が出ると置かれたミルクに近づいて飲み始める
「仕事だとしても悪い気はする。……なぜわかる?」
シンシアにブラッシングをしてもらったので抜け毛の心配がなくなり練る気が十分
しかしなぜわかると不思議そうにノーガルトを見て、尻尾が揺れてることには気が付かないで
「沢か、いいな。行くとしよう」
シンシアと顔を見合わせていってみようと何度も頷いて
■ノーガルト > 「くっくっく……、そういえばお前と初めて会ったとき、油やら汚れで酷かったからな。」
(あの時のアンセルの姿は、慰安でもしっかり目に焼き付いている。
寂しそうで、悲しそうで、悔しそうな顔をしているアンセルの姿。
それに比べて今は、どれだけ元気なことかと笑って見せた。
決して罵っているわけでもない、ただアンセルがここまで元気になれたこと。
それが、なんだかうれしく感じてしまうのだ。)
「わかるさ、アンセルはうれしいときは尻尾を振るからな。」
(気づいていないようだったので、そのことを指摘してやった。
嬉しいとき、悦んでいる時は必ずアンセルは尻尾を振っている。
だから、すぐにわかるのだ。アンセルが一緒に寝れることを悦んでいるのが。)
「宿のものに釣り具でも借りていくか。」
(釣りは得意という訳でもない。
だが、釣りをすること自体は嫌いではないので、明日宿に行って釣り具があれば貸してもらおう。)
■シンシア > ノルと出会ったとき、アンセルが帰ってきたときのベタベタの毛並みになってたのは1度きり
それ以降はいつも、ブラッシング欲を満たしてもらうように
アンセルの毛波は黒艶にいいものになってたはず
ミルクの支度もしてくれてたノルもアンセルとの暮らしに慣れてきてて
そんな支度までと関心するほど
先に部屋に戻れば、3人分の布団を並べて…
少しの時間のあと、支度ができればテラスへと顔をだし
「用意できたよ、寝る?…アンセルの布団も敷いたけど、どうしょう?
ノルは大きいから、宿の布団だし1人で寝るのがいいでしょ、
アンセル一緒に寝る?」
狼姿のままなら…チラっとノルのほうへ視線をむけ
様子を伺いながら聞いてみて
■アンセル > 「あの時のことは言うな。思い出したくない」
確認せずに信じてしまい離れてしまった時のことを思い出せば思わず目を伏せ
戻ってからはあれはなかった事という様に毎日のように湯あみをしてブラッシングをしてもらって奇麗な毛並みを維持して
今では元気を通り過ぎワンコになっているのだがそれを本人は悪くないと思っても居て
「む、そうだったのか?気をつけねばな」
ミルクを飲むのを止めて尻尾を見れば確かに揺れている
少し力を入れて尻尾の動きを止めればミルクの残りを飲んでしまい
ふとシンシアの姿が見えない事に見回せば戻ってくる姿
それで何をしてきたのかが判り
「俺も布団の世話になる。ノーガルトが構わないのなら一緒に眠るか
抱き枕なら任せておけ……布団も温めておく」
狼姿のままで頷けば一度ノーガルトを見て
そして布団を温めておくという言葉を実行するために先に部屋にと戻っていく…
ご案内:「温泉施設」からアンセルさんが去りました。
■ノーガルト > 「……だが、戻ってきただろ?」
(離れていった時のこと、その時のアンセルは見ていられなかった。
だからこそ、ノーガルトは説得したのかもしれない。
シンシアもアンセルも、あんなにさみしそうにしていたのだから。
だが、アンセルに至っては完全に飼い犬の状態だ。
狼なのに、それでいいのかと問いただしたこともあったが、本人はいたって平気そう。
それでいいと、本人が言っているのだからノーガルトもとやかくは言わなかった。)
「ん?……ああ、別にかまわんぞ。」
(一緒の布団で寝ること、あっさりと了承した。
別に何かやましいことがあるわけでもあるまいし、寝るだけならば別に構わない。
ただ、アンセルがそれで変な気を起こして組み付きでもしたら…さすがに雷を落すかもしれないが。
こういう時は、自分の体の大きさがすこしだけ疎ましい。
布団の大きさが合わずに四苦八苦させてしまうことも、多々ある。
だが、一人用の布団を差し出してくれるアンセルとシンシアには、少し感謝した。)
「さて…いい具合に酔いも回っているし…寝るとするか。明日も朝から動くぞ。」
■シンシア > 「よかった、ノルありがと」
すねたり、不機嫌にさせないかと心配してたけど
今夜だけね、と付け足して、いつもはノルと一緒に眠るベッド
怪我のあとの養生も兼ねて温泉でゆっくりしてるとこを
3つ並べて3人で団子に挟まれても気を遣うのかもと
体の大きなノルには1人分をゆったりとしてもらおう
アンセルは、食事の時以外はほぼ狼のまま過ごしてる
大きな暖かいぬいぐるみ代わりになるはず
先に部屋に戻るアンセルに
自分の飲みかけの梅酒を最後の1口飲んでテラスのテーブルを片付ければ
「明日もあるし、ノルもお酒がいい具合じゃない?」
ノルと部屋に戻りながら、今夜はアンセルと一緒に眠ることに
■ノーガルト > 「…気にするな、そのうち埋め合わせはしてもらう。」
(もう、彼女ともアンセルとも気遣いなど無用という間柄になっていた。
一緒に寝ることを許可した例のつもりだろうが、それならと。
いずれ、何かの形で埋め合わせはしてもらうと冗談めかして言いながら、一人用の布団に潜り込む。
家のものとは違う感触、心地いい。
いつものベッドももちろん悪くないけれども、やはり清潔に保たれている布団もいい寝心地だった。
酒が回っていることもあり、ノーガルトの寝息が聞こえ始めるのも早かった。
ゆっくりと、夢の中へと誘われていくその顔は、いつも通り安らかなもので…。)
ご案内:「温泉施設」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「温泉施設」からノーガルトさんが去りました。