2017/02/09 のログ
ご案内:「平民地区 大通り」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 今日は仕事も早く済ませた。
得意げに白猫が尻尾と耳を立てて、隊舎から出てきて街の散歩。
外では猫の姿のほうが便利だ。
たまに蹴られそうになるけど、撫でてくれる人もいる。

いつもの散歩コースを見回るように街の大通りを歩いて向かう先は…
サンドイッチ屋さん、もう慣れたように人の足の間をぬけてたどり着いた。

「ニャー…」

存在アピールのように店先でお座りして鳴いてみる。

ご案内:「平民地区 大通り」にアシュトンさんが現れました。
シャルレ > 少し待ってるとー…
サンドイッチの残りのツナのおすそ分けを持って
若いお姉さんが、しゃがんで足元に小さな小皿に乗せたのを分けてもらえた。

別に食べ物に困ってるわけでも、空腹なわけでもないけど、
街で寝床を探してたときに見つけた貴重な餌場。
たまに顔をあしてあげないとかわいそうな気になって、街に出たときは店先に姿を見せるようになってた習慣。

金色の瞳を閉じて笑うように鳴くと、お姉さんが撫でてくれる。
嬉しそうに、少しのツナを頂いてた。

アシュトン > 初めてきた店だが、それなりに当たりだったな。
通りがかったらまた買うのも悪くない。

(買ったばかりのサンドイッチを齧りながら、店から出てくる男が一人。
今日は一日と暇を持て余していたのか、ブラブラと散歩の後にやってきたご様子。
小腹も満たされはじめ、さて家に帰るか何処かにいくか)

ん……?

(と気が付くころに、傍らを通り過ぎてゆく店員らしき女性。
何をするのかと思えば、店先にしゃがみ込んでいる……どうやら猫に餌やりでもしているようだ)

こんな人通りのある場所に来るって事は、随分人慣れしてんのかね。

(店の壁に背中を預けるとサンドイッチを食みつつ、何の気なしと餌やりと猫の様子を眺めているようだ)

シャルレ > 小皿のツナも食べてしまった。
顔を上げて赤い舌で口もとを舐め手も舐めてる。
『ニャーァ』
一声鳴けば、お姉さんも笑顔で頭を撫でてくれる。
嬉しそうに頭を、手に擦りつけてると、別のお客さんがきたから、お店の中に引っ込んでしまった。

と…

壁にもたれ掛かる背の高い男性に気がついて、丸い金色の瞳でジーっと見つめて、そこでもまたひと鳴き。

「ニャーン」

座ってたお尻を持ち上げて、男性の足元に体をこすりつけるように
(撫でて、撫でて)
と、アピール。

アシュトン > (まぁ、特に用事もなければ、こうやって暇をつぶすのも悪くないだろう。
行き交う人々やネコを眺めつつ、サンドイッチの残り欠片を口に押し込み。
指についたマヨネーズをぺろりと指で舐めとって。
店員の女性が戻った辺りで、餌やりも終了なのだろうか。
さてコチラはどうしたモノかと、思っていたのだが)

俺は余り動物に好かれるタイプじゃ――いや、うん、どうなんだろう……

(コチラへと歩み寄ってくる姿を見やれば、そんな言葉を口にした後に首をかしげた。
野生動物は置いといて、ミレーやら獣人系にはそれなりに、という気がしなくもない。
兎も角、如何にもと構って欲しいオーラと共に足へとすり寄ってくるのを少しと眺めた後に。
一息、しゃがみこんで)

こうしてほしいのか、ん?

(言葉が通じるとは思ってはいないのだけど。
顎の下辺りを指でこしょこしょと、撫でてやる)

シャルレ > 足元にこすり付けてるとしゃがんでくれた、猫のために表情は出ないけど嬉しい。
指が伸ばされて、顎のとこを撫でてくれると、ゴロゴロごろごろ…
堪らない、気持ちいい…と自然に喉も鳴る。

白い尻尾をご機嫌に立てたまま、相手のズボンにくっつける。

「ニャーァ」

少し甘えたような猫の声、優しく触れてくれる指の動きが気に入った。
顎を持ち上げて瞳を閉じて喉を鳴らしたまま、柔らかい体、毛並みを寄せていた。

アシュトン > 野良じゃなくてどっかの飼いネコじゃないのか、お前。

(先にも思ったが、人慣れしているうえに、野良の割には毛並みのも良い。
飼いネコが外にお出かけ中、といっても不思議はない感じである。
相変わらずと顎下を指で撫でつつ。
もう一方の手で、頭の天辺から背中に掛けて。毛を梳くように通して撫でていく)

しかし、この姿は余り他のヤツには見られたくないな。

(小さな笑みを喉で慣らせば視線が横に流れた。
一般通行人は問題ないのだが、冒険者やら裏仕事関係の知り合いに見つかると、ちょっとばかし視線が怖い事になりそうだ)

シャルレ > まるで人の言葉がわかってるかのようなタイミングで返事を返す。
人の言葉はわかってる、でも猫のままでは声も猫のまま…人の言葉は話せない。

白い少し長めの毛並みは手に撫でられると
気持ちいい、嬉しい、という感情。

撫でてくれながら笑みをむけてくれたと思ってたのに、相手が視線を外した。
釣られるように自分も同じ方向へ首を向ける、人はまばらだけと通りにも行き交ってた。

アシュトン > (幸い、通りには見知った顔は無いらしい。
まぁ面倒になりそうな人物はごく一部だし、そうそう出会う事もないとは思うのだが。
手を動かしたまま暫くと通りを眺めていたが、その視線が猫の方へと戻ってきて)

いやな、あまり人に見られたくない姿ってあるじゃん?
女性ならそうでもないだろうが、屈強な野郎とかに見られるとねぇ?

(何故かそんな言葉を猫に語りかけつつ、首をかしげた辺りであった)

はっ!?

(コチラへと掛けられてくる野太い男の声。
視線をチラリと向ければ、如何にもと冒険者なゴツイ野郎の姿が。
幸いにして、角度の関係か猫の姿は見えていない様だが。
何故しゃがんでいるのか、訝しんではいるらしい)

…………逃げるッ!

(決断は、割と早かった。
撫でていた猫をすっと抱え上げて、人通りの少ない路地へと向かう心算のようである。
しゃがんでた場所に猫がいたら何してるかバレルからね、仕方ないね。
まぁ、抱え損ねたならそれはそれで良しとしよう)

シャルレ > 自分に向けてくれる言葉は優しく響いてきた。
悪い人ではないような声の響き、金色の瞳に相手を写し込みながら鳴いて。

急な声に驚いて、体を小さく丸く伏せてしまった。
路地のほうへ走る男性を見送ることになった。

あとについて行こうか迷った。
人の姿にかえてもいいけど、人になれば撫でてもらえないかもしれない…

体を丸くしたまま、ジッと路地の方向を向いてたけど、
今夜は、このまま戻ろう。
街には何度も来るし、あの優しい手の主にもまた会えるだろうと、期待もしていた。

ご案内:「平民地区 大通り」からシャルレさんが去りました。
アシュトン > (猫が丸まってしまったのでうっかりと持ち上げそこねたらしく、一瞬と迷うもののそのまま路地の方角へと、小走りに姿が消えてゆく)

(なお、しゃがんでいた場所に猫がいたので、何したのかバレたそうで。
後に酒場で絡まれたとかなんとか、酒で口止めしたが)

ご案内:「平民地区 大通り」からアシュトンさんが去りました。