2016/04/05 のログ
ご案内:「とある遺跡」にエレミヤさんが現れました。
■エレミヤ > 地下へと潜る種類の遺跡の中腹程、薄暗い、開けた空間のど真ん中で杖を片手に佇む少女が一人。
宝石が淡く輝く杖を緩く掲げれば宙空へと描かれる光の線で出来た立体の地図。
「んんー…こっちのはずなんだけどなぁ…。」
ぷくり、と緩く頬を膨らませながら独り言を呟いては、来た道以外は何の変哲もない壁に囲まれた周囲を見渡して。
ご案内:「とある遺跡」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > 働きたくなくても、働かないと食えないんだよなぁ
(ある意味、現実による即堕ちである。
なんやかんやとあった後、遺跡調査のお仕事が回ってきた模様。
めぼしいモノが有れば回収、無理であれば場所と形状をまとめて報告、という内容であるものの。
今のところコレといって、当たりは引いていないようだ)
ま、一回りして地図でも書き起こせば金になるからまだいいが……と
(小さくボヤけば途切れる通路と――その先、開けた空間に光る何か。
人の気配を察すると、通路の影に身を潜ませ、覗き込むようにして様子を伺う)
先客か……にしては随分とちっこいが……
(一人で遺跡を探索するには、いささか幼いと表現してもいい人物の姿が見える。
他の冒険者の排除は仕事には入っていないが、さて、どうしたモノか。
協力してもいいし、或いは――と、言った所だが)
ふむ……
(遺跡に使われている石材の隙間にワイヤーを潜り込ませると、何かを探るように動いて回り)
コレかな?
(見当をつけた仕掛けを、キュッと引っ張る。
繋がり合った機構は連動し、部屋の数か所でカコンと孔が空いて。
まぁこの手の遺跡には良く有る仕掛けだ、媚薬の類が霧となって開けた空間に漂い始める。
見立てでは、身体の高揚、感覚の鋭敏化、性感帯への疼きと共に、思考の鈍化といった所か
自分はある程度耐えられるが、さて、先客はどうだろうか)
■エレミヤ > 魔導で描かれた地図上ではこの先に道がある。と、なれば当然何らかの仕掛けがあって其処が閉ざされていると考えるのが自然だ。
然し、魔導ならまだしも、単純に部屋への仕掛けとなっては己では見つけるのも探すのも難しい。
「ううう…一度戻って―――」
お世話になってるメンバーに頼ろう、そんな事を考えた矢先、何処かで鈍い音がしたような。
そんな気がして中途半端に言葉を留めて改めて周囲を見渡した。
「……? …――――…、…?」
何もない。し、何もいない。
不思議そうな表情を浮かべた矢先、少しずつ早まる鼓動。
はつりと瞳を瞬かせる間にも、とくとくと心臓が脈打ち、呼気が湿り気を帯び始め、皮膚の下で神経がひりつき始める。
そこで漸く鼓膜が仄かな噴射音を拾い――
「――ど、どくがす…!?」
間抜けな叫びが響いた。
其の場でたたらを踏みながらへたり込み。
■アシュトン > ……こんなモンか
(十分と充満した辺りで、再びワイヤーで操作すると罠の動作を停止。
孔が元あった通りに埋まると噴出も停止するが、霧が全て排出されるまではまだ暫くと時間がありそうだ)
さて……
(先客に効果が既に出たのか、単純に驚いただけか。
座り込んでしまったのを確認すると、足音を消しながらスルリと部屋の中へと入り。
その調子のまま、気配を消して背後まで近づいていって。
多少媚薬の吸入で興奮を覚えるが、許容範囲内、行動自体に影響は余りと無い。
強いて言えば、まぁ、下腹部に熱感があるのは事実であるが)
――…………
(特に声も出さないままに両手を伸ばすと、一方はヘソの辺りへ、一方は胸元へ、後ろから抱きとめて捕まえようとする)
■エレミヤ > 己が知る魔導の術の中には、もちろんではあるが解毒の術もある。が、突然の出来事に頭が回らずそれを咄嗟に発動させられなかった。
まあ、させた所で効きはしなかったのだろうけれど。
杖を片手にがくりと項垂れる間も、全身へと巡る媚薬に身体は徐々に蝕まれ、衣服が肌に擦れるだけでも堪らず、淡い吐息を逃がしながら身動いで。
「っ、は…――ぅ、これ、」
毒じゃない、と気付くや否や、自身の体躯を捉える腕。
驚きか、はたまた別の何かか。びくりと身を跳ねさせては恐る恐る振りむこうと。
■アシュトン > 君みたいなお嬢さんが、こんな場所一人でぶらついてるのは危ないぜ?
誰かか、もしくは何かに、襲われてしまうかもしれないからな。
(まさにお前がいうな状態、である。
相手が振り向いた先――といっても、後ろから捕まった状態では限度もあるだろうが、声からして男性、装備で顔は見えないが装いからして冒険者かその辺の類、というのは分かる所か。
耳元へと囁きかけるような声と共に、つつましやかな胸にへと片手で触れて。
掌を使い円を描くように撫でれば、緩くと刺激を与えてゆき)
それとも、こんな部屋にいたって事は、最初からその心算だったのかな?
(その仕掛けを起動させたのも自分なのだが、いけしゃぁしゃぁとそんな事を言って。
ヘソの辺りに触れていた手は、そろり、下へと。
恐らくはワンピース状になっているのであろう衣服、その裾を捲り上げ。
太股と太股の合間、忍び込ませれば下着の上から秘所へと触れて、指で上下になぞり始める
熱を孕み始めた男性の象徴は、後ろから抱き着く形になっている関係上、その固さを彼女の背中に伝える事となるだろう)