2022/12/12 のログ
■エルディア >
「ん」
元々知識欲は旺盛。それに知っていて困るより知らないで困る方がダメージが大きい。
なんか弾が飛び出る筒とか初見だとちょっと驚いたし。
これから先、使う事もあるかもしれない。
「そ」
縁というのは本当にわからないものだし、それを楽しむというのは素敵な事だと思う。
少なくともこんな風に素直に笑えるのはいいこと。
どうも私が知っている相手は皆、ポーカーフェイスの裏で泣いているようなヒトが多かった気がする。
自分にもそういうところがあると思う。それは自覚しているけれど
「…かも、ね」
ついと顔を背けて呟く。
あまりそれについては話をしたくないようで、
「おなか、すいた」
ぽつりと呟いて急かして見せたり。
■タツミ > 少女の幾つかの反応を確認し、薄く微苦笑して。
相手にも色々あるのだろうと、小さく頷くと。
「それじゃ、買ってくるから少し待っててくれ、此処に戻ってくるから」
急かすような言葉に、立ち上がると、コートで腕を隠しつつ、神脚術で姿を消す。
少し後で、色々買ってきて、二人で作った小広場で、食事を楽しんで、その後は。
また、後日……―――。
ご案内:「九頭龍山脈 奥地」からエルディアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 奥地」からタツミさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/魔具店『シャイターン』」にアシュベールさんが現れました。
■アシュベール > ―――今日も今日とて、営業中。が……。
「さぁー……ぶ。」
寒い。
とても寒い。
12月も半ばとなり、冷え込みが容赦ない。結果、カウンターの裏にある、魔物の革で作った椅子に腰掛け+体育座り。
その上にガルーダくんの羽毛で作った羽毛布団を羽織った武装状態で、店番中。
今日の来店はひとり。怪我をしたあらくれさんが至急、回復薬が欲しい!とのことだった。
差し出したのは所謂ハイポーション。1本しか売れなかったが、まぁ。笑顔で買ってくれたし―――ヨシ。
「今日は何時まで開店しとこーかねー……。ねー、ミミっくん。」
丁度、カウンターに隠れる足元に視線を。
ぱかぱかと開閉する宝箱。―――荷物保管庫兼、友人のミミックに言葉を求めてみるが、特に何も返答はない。そもそも喋れない。
その代わりなのか。黒い触手がそこから生え、漆黒のような深い闇口から、熱々のコーヒーが差し出された。
「えー……あつにが飲んでやれってことー?……まー。この時間だと酔っ払いとかー。冒険帰りとかー。火急の用事でくるかもしんないしねー……。」
ミノタウロス(牝)のミルクを混ぜて、ごくりと一口……。
吐き出す吐息は少し薄暗い部屋の中では、白く目立つ。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/魔具店『シャイターン』」にパットさんが現れました。
■パット > 如何にか依頼を終えて使った分、この間に購入したポーションの補充をしようと貧民地区の路地を歩く。
そしてこの辺りだったかなと記憶を頼りに歩けば目的地を発見。
店が開いていることを確認しては扉を開けて。
「また買いにきたよ。ポーションある?」
そう声をかけて中にと入れば店主である少年を探すように視線を巡らせて声をかけ。
そうしてカウンターにその姿を見つける事が出来れば近づいて行き。
「また来たよ。とりあえずはこの前と同じポーションと……外套とかもある?」
近づき笑顔でそう告げるとこの間と同じポーションが欲しいと告げ。
そして今回はそれ以外に外套などもあれば欲しいと告げて。
■アシュベール > ―――からんからん。と鳴り響くベルの音。
それに合わせて、カップから口を離し、毛布を羽織った状態で手を揺らして見せて。
「やーやー。いらっしゃーい。……あるある。
ちゃんと補充しといたからねー。」
視線を、薬品棚に。其処には言葉通り、昨日大量の素材を手に入れたのに合わせて作ったポーションがずらりと並ぶ。
揺らした掌をカップに戻し、伝導する熱さにほっとしながら―――。
「またのご来店、ありがとーございまーすってねぇ。うへへ。
……ふーむ。前にも言った通り、お高めだけどねぃ。……ちなみにパットさんは、どゆ系の外套が欲しい感じー?
……たとえば、この時期に大事な耐寒タイプー。(指を1本立て。)防御に使いたいタイプー。(2本目。)魔法防御に使いたいタイプー。(3本目。)」
■パット > 少年が手を揺らすのを見れば手を振り返し。
そしてちゃんと補充をしていると聞き、薬品棚に向いた視線を追えばそこにはずらりと並ぶポーション。
先ずはとそちらに向かって前回と同じポーションを手にして少年の元へ運び。
「約束通り、また来たよー。
買ったのを使ったらね、他で買うよりも効果が高かったよ。
そんな良いのを知ったらここでしか買えなくなっちゃうね。
その中だと……私が欲しいのは耐寒か魔法防御のかな。結構なお値段だったりする?」
先ずはこれは絶対に買うねとポーションを押し。
そして告げられた外套の種類では耐寒か魔法防御辺りが今は欲しく。
ただ高いと言っていたのでどれぐらい?とお伺いをかけて。
■アシュベール > 彼女がそのポーションを選び、此方に運んでくるのなら。
―――ふわぁ。とカウンターの下から出てくるのは、ミミックから伸びる触手。否、影に似た手。それがポーションを傷つけないようにという気配りか、木のカゴを差し出している。
なお、本人は寒いのであんまり動きたくないので、両手をカップに落ち着かせたままである―――。
「やー、お得意様だねー。ありがた、ありがた。
……おー、それはよかったよー。ま、品質だけは自信があるからねぇー……。
けど、今日みたいに遅い時間にしか空いてないからねー……冒険に行く前に補充~。みたいのは、出来ないんだよねぇー……。朝、弱いから。
―――んー。そーねー。……耐寒の方はそこまで。魔法防御は、ちょい高めだぁねー。
……ちょい、お待ちをー。」
―――そう、告げるや否や。丁度カウンターが壁になって見えないミミックくんの口の中に手を突っ込み、ごそごそ。
其処から取り出すのは、チェック柄の如何にもなマント。丁度、彼女の胸元辺りまでを覆えるタイプのもの。白いファーが付いたそれは、どこかお洒落。
「これがー……耐寒タイプだねー。
バフォメットの羊毛とー。ファイアーライオンの獅子毛を使ってるんでー、着てるだけで全身に耐寒の加護が出来るやーつ。
お値段は……こんなとこかなー。」
指を、5本折る。
■パット > カウンターへポーションを運んでいけば差し出される木のカゴ。
しかし少年の手はカップを持ったまま。
魔法で移動させているのかと思えば、影に似た手が見え、マジックアイテムなのかとつい見てしまい。
「良いお店は通わないとね。このままお得意さんになるよ。
ベル君のポーションのお陰で大助かりだったよ、本当にね。
それが難点なんだけど……使った後にすぐ補充できると思えば気になら何かな?
やっぱり、そうだよね」
待ってと言われては大人しく待つことにして。
少年がカウンターの中で何かを探す様に手を動かしているのだけがなんとなく見え。
そして取り出されたチェック柄のマント、胸元辺りまで覆え、白いファーがおしゃれで暖かそうに見えて。
「材料を聞くだけで凄く高いってわかるよ、それ。
でもこの大きさで全身に耐寒の加護は大きいし……そ、そんなに…?」
示された桁を見れば予想よりもさらに高い。
耐寒でこの値段なら魔法防御はどれぐらいになるのか…怖くはあるがそちらも見たいとお願いをして。