2021/09/19 のログ
■ボブ > (未探索のダンジョンゆえ、油断をし、気を緩めれば即座に死神の鎌が自分の首を刈り取るという危機感を
常に心に刻みつけながら歩みを進めていくと、床を叩いていた槍の石突から伝わる感触に違和感を覚え、
その床の上から石突を離していけば、その違和感を覚えた床の辺りにチョークで印をしていく)
「踏み込んだら何らかの仕掛けが動き出すといった所だよな。
前向きに考えれば財宝が隠された隠し部屋へのラッキーなスイッチ……でも9割方、命を狙うトラップだよなぁ~。
こういったトラップが仕掛けられている場所って近くにまた別のトラップが仕掛けられてるんだよな。
ここからは更に慎重を期して動くしかないよな」
(うっかりトラップを踏んで、大慌てで移動した先の床にまた別のトラップスイッチ……そしてまた別のトラップ……と
発見する前に罠を作動させてしまったら、そこで痛い目にあうという話は嫌というほど聞いているため、
自分の足元すら安全とは限らないとばかりに、再び槍の石突での探索を続けていく)
■ボブ > (石突で探っていけば、男が今いる区画の床はトラップの起動装置ばかりのトラップ部屋だと把握していけば
男は床を探るのをやめていって)
「こりゃあ、もう俺一人じゃどうしようもないな。
引き返して他のルートを探っている冒険者の所に合流するべきだな」
(戦闘要員として助っ人要請された男としては、この罠だらけの通路を突破できないと判断し、
これまで罠探索をして、安全が確保されている入り口の方へと進む方向を変え、
入り口で待機している連絡員の元へと戻ると男が探っていたルートの状況を説明していくと
罠解除が得意な人が戻ったらまたそのルートを探索して欲しいと言われたので
男はダンジョンの入り口付近に建てられた休憩スペースとしてのテントの中へと入り、
罠探索が得意な人が戻ってくるまでダンジョン探索ですり減らした精神を癒やすように眠りについていった……とか)
ご案内:「新発見されたダンジョン」からボブさんが去りました。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。
その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。
なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。
「──はーいお疲れチャン。また来てくれたまへ」
そんな中の一室から、満足げに出ていく宿泊客を笑顔で見送る、スタッフ用の作務衣姿の金髪の男が一人。
今日も今日とて知り合いからの依頼で、臨時のマッサージ師として仕事に精を出しているのだった。
「ふぃー……こういう普通のマッサージも悪くはないのだが、そろそろ一発エロマッサージでもしたいところであるなぁ」
個室内に戻り、施術用のベッド脇の椅子に腰掛けながらそんな詮無い独り言を漏らす。
今日は現状、立て続けに男の『標的』にならない客の来訪が続いたため、男はごく普通のマッサージ師として
仕事をこなすばかりであった。
男としてはそれもそれでやりがいを感じなくはないのだが、やはり役得の一つぐらいは欲しいところであった。
「まああそれも時の運というヤツなのだが……──おっとと一息つく暇もなさそうだったな」
ボヤキを続けようとしたところで、閉じて程ないカーテンが再び開く。
各個室は廊下に面しているため、稀に受付を経ていない誰かも紛れ込むこともあるようだが、それはさておいて。
現れたのは男の『標的』になりうる客か、それとも……。
■エレイ > ともかく、男は客を迎え入れ。カーテンは再び閉ざされ──
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。