2021/04/04 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」にウォルスターさんが現れました。
ウォルスター > 「ふむ……歯並びは良し、だが目があまりに媚びすぎている。従順であれどコレでは使い物になりませんね。」

かなり大柄な初老の執事―――隠居した騎士のような立ち振る舞いにも見えるかもしれない。
だが、その行いはとても規律と礼節を重んじる騎士ではなく。
陳列された「商品」を品定めする冷ややかな眼差しが、目の前に立つ奴隷へと向けられていた。
管理している屋敷の人員不足を補う為に、新たに奴隷をメイドとして仕上げる為に奴隷市場へとやってきていたのだが。
奴隷市場の表に陳列されている「商品」はどれも、味見用を目的としているモノばかりで。
ぐぃ、と「商品」の口内を開かせてたり。その目を覗き込み、相手から返ってくる態度を確認していく。
隣から聞こえてくる奴隷商の声を聞き流しながら、不合格にしたものの。
「商品」の味見を進められ、退屈しのぎという風に奴隷商へと手数料の支払いを済ませる。

「宜しいですね? では味見だけしておきましょう…おや、逃げようとするとは思ったよりも頭が良いようだ。」

普段の客とは違う何かを感じたのか、小さな悲鳴を漏らしながら怯えて背中を向けた「商品」の両手を背後から掴みあげ。
華奢な身体へと、押し付けられるのは老人とは思えぬ醜悪な肉の異物。
色黒く淫水焼けしたカリ高の先端部、斜めにビキビキィと血管を浮きだたせた肉竿をズボンから取り出し。
大柄な体躯そのままの欲望の塊を、小さな穴へと亀頭を押し付けて―――ズブゥッ!!と一息で抉っていく。
周囲の通行人達は何時もの見世物が始まったという風に立ち止まる者も居るだろう。
奴隷商の店主は老人と思って、大した事は無いのだろうと考えていたのか徐々に「商品」の様子を見て恐怖する。
前戯も無く、背後から抉る老人の凶悪な肉棒の形がはっきりと腹部に浮かび上がる程に捻じ込まれ。
「商品」の両手を掴んで、背後から肉棒のみで「商品」の体重を支えていた。
奴隷商の店主は今まで聞いた事が無い「商品」の獣のような嬌声を耳にしながら、「商品」が躾けられる姿をただ見る事しか出来ない。
事が終わる前に、盛大に粗相をして意識をぷっつりと途切れさせた「商品」を地面へと投げ捨ててから、己の逸物をハンカチで拭い清め。
味見は終わったという風に着衣の乱れだけを整えて市場を歩き出す。

「さてと…もう少し歩いてみましょうか。それと―――お前たちはもう少し気配を殺して距離を空けるように。」

歩き出す直前、背後の方を視認せずに訓練の為に同行している執事見習い達へとそんな言葉をかけた。
まだまだ先が思いやられると、首を左右に振って呆れながらも散策を再開した。

ご案内:「奴隷市場都市バフート 奴隷市場」にセラフィールドさんが現れました。
セラフィールド > 表の顔での振る舞いは人目や評判への配慮から、時には息抜きをしたくなる。
だからといって、裏の顔で息抜きに来る場所がここというのは良識的にどうかとは思わないでもないが。欲望に満ちた活気が放つ雰囲気が悪くないと観光客のように爛れた光景を眺め、味わいながら歩き。
珍しい物があれば、土産物のように小物程度なら買ってもいいかなどと考えながら店頭の商品などにチェックする視線を走らせる。
そうやって、散歩のようにゆったりとした足取りで歩いていて目についたのは品の良い紳士とも見える姿。
どこかの貴族かその関係者と思わせる身なりの良さに注目して、後をつけるように歩いていく。この国なら、清廉潔白な貴族様など希少である事だし。この都市に出入りしていても不思議ではない。
どのような人物かと興味深げに観察するまなざしを送りながら、徐々に距離を詰めつつ後をつけ。

ウォルスター > 「………もう少し「商品」の品揃えが店があれば良いが―――お前達、行動が遅い。少なくとも、主が店を探す前に動きなさい。」

散策をしている老人ではあるが、ふと振り返り。
奴隷市場に溶け込めるような装いをしていて距離を空けて歩く見習い達への注意の言葉を手振りを交えてかけていった。
注意を受ければすぐに執事の見習い達は行動に移し、情報を集める為にさらに別の同行者の従者へと声をかけていく。
また、少し気になった奴隷商の前で立ち止まれば。徐々に距離を詰めてくる足音を確認して―――

「―――それで、お嬢さん(フロイライン)何か私(わたくし)に御用がおありで?」

老人は、ショーウィンドウに陳列された「商品」ではなく。
そのショーウィンドウのガラス越しに、こんな奴隷商にしては身なりがあまりに整い過ぎている。
さながら良家のご令嬢らしき少女へと声をかけていった。
この老人は老練な王国の執事。同時に、少女の周囲を取り囲むかのように先程散らばった執事見習い達の姿がチラホラと周囲を見回せば、すぐに見つける事が出来る。
最初に見習い達に手振りをした時には、すでに何らかの対処を行えるように警戒していて……。

セラフィールド > 「これは、失礼しました。気づかれていたとは」

別に気配を殺して忍び寄っていたとかではないにしても、背後から近付いていただけの自分にいつの間に気づいていたのだろうかと。
少しばかり目を見開いて、驚きの様子を見せたものの大きく動揺する事も無く。見た目通りの言動を見せた相手に、軽く頭を下げて謝罪の意を示し。

「いえ、この街の住人にしては身なりが良かったもので外からの客にしても、どこの方かと少しばかりの興味本位です。
 見たところ、奴隷をお探しのようですが。お眼鏡に適う品はありまして?」

一見するとひとりで出歩いているようだったが、周囲へと意識を向ければ関係者と思わしき者がチラホラと。護衛と言うには雰囲気が違うが、少なくとも無防備にひとりで歩いていたのではやはり無かったのかと納得しつつ。相手にあわせて、少しばかり行動を観察していましたと白状する台詞をにこやかな表情で吐き。
身なりの良さからコネにできれば美味しそうだが、何か危険な感じもするなとにこやかな表情を保ちながら、内心では警戒心を少しばかり高める。