2020/06/01 のログ
■スバル > もくもくもくもく、もくもくもくもく。
一人きりゆえに、少年は静かに食事をすることになる、しゃべる相手がいなければ食事に集中するのは当然の事だろう。
周囲を眺めるのだけれども、やはり夜の夜中に訓練場で訓練をしようという感覚の人は珍しいのだろう、自分以外は見当たらない。
だからこそ、好都合なのだ。だって、誰もいないってことは怖い人がいないという事なのだから。
安堵を心に思いながら少年は、口の中がパサリとするので、水を一口。甘く、ほんのりとレモンの香りのする水が全身にしみこむようだ。
ハムも、チーズも、パンもおいしい、減っていたお腹が少しずついっぱいになるのを感じられる。
これが幸せってやつなんだろうか、なんて思ってしまう小市民。
もくもくもくもく、食べる姿誰かが見ていれば小動物。
そんな少年は、そのうち食事も終わるので、ふぅ、と、息を吐き出した。
ぽんぽん、と軽くお腹を叩いてみて。満足そうに眼を細めた
ご案内:「平民地区 訓練所」にネメシスさんが現れました。
■ネメシス > 革の鎧に兜。
副団長ネメシスではなく、冒険者としてのお忍び姿。
目に見える所には共はおらず、気儘な単独活動である。
珍しく平民地区での訓練所に顔を出していた。
ここではティシフォネと名乗ったりしているのだが、
こういう場所では普段会うことのない面々に会えたり。
そういった人々と訓練できるのが楽しかったりして。
「あら、お兄ちゃんじゃない。」
背の低い兄を見つけたネメシスは、食事を終えたばかりの兄の元へと近づくと、
二人だけで聞こえる程度の声量で声を掛ける。
目の前の少年がネメシスの兄であることを知る者もほとんどおらず。
聞かれても問題はないのだが、念のために。
「そんなに汗だくになるまで練習してたの?
毎日頑張るのね。」
最後に会った時は花見で差し入れをくれた時だろうか。
気の優しく可愛らしい兄との再会に笑みが浮かぶ。
■スバル > ―――びびびくっ。
声をかけられた瞬間、兄は、物凄い勢いで動いた。座ったまま飛び上がるという器用な動きをしたのちに、一、二、三のタイミングで、近くの茂みに飛び込む。
それはなんと見事、というべき動きであろう、逃走能力は、剣の才能の何千倍もある模様。
正に小動物というべき動きで、入り込んだ茂みの中から、落ち着いて声をかけた人物のほうを見やり、それが、知っている人だと。
自分の妹だと認識するまでに数秒かかるのだ。
「お、驚いた……。何時もの、鎧じゃ、ないんだ。」
少年は、彼女は知っているだろう、極度の人見知りであり、臆病で。普段と見慣れていない彼女の姿に、先に警戒が走ったようで。
故に、逃げてしまったのである。
彼女だと気が付いたゆえに、少年はそろり、と叢からゆっくり出ることにする。
本来であれば、少年と彼女の逢瀬はいろいろな方面で難しいはずだ。
此処にいる少年は、ただの子供であり、一般人である。
目の前の彼女は、侯爵という爵位を持つ貴族なのだから、恐らく、ほかの貴族に知られれば、攻撃の的にされかねない。
「―――お母さんと、姉を守らないと、いけないから。」
妹から見ても、そんな才能は一切ないことが判るだろう。性格的にも、身体能力的にも。
訓練をするだけ無駄、というレベルでの話である。
男の子としての、プライドでしかない、それに、言うなれば母親のほうが数段強いのだ。
それを言いながら、兄は妹を見る。
「ネメシスは……どうしてここに?」
彼女は貴族、色々と忙しいのではないか、と思って、首を傾いで問いかけた。
■ネメシス > …えぇぇぇぇ。
ちょっと、そんなに逃げる要素あった?
そう言いたげな顔を兜の中でしてしまう。
小動物と言うべきか、なんと言うか。
日頃男の子を主張している兄からは考えられない逃げ足の速さに驚いてしまう。
「今日はお忍びだから。
お供も居ないでしょ?」
兄が居ると知っていたわけではなく。
こういった場所に気兼ねなく入る為に普段と違う格好を。
侯爵以前にバルバロ騎士団のネメシスと言えば良くも悪くも有名過ぎたので。
「相変わらず偉いわね。
とりあえず汗でも拭く?」
鎧の中からタオルを取り出し、汗まみれの兄に手渡す。
訓練の汗だけでなく、今の一瞬の間に新たに汗が出てしまったことだろう。
正直、今の逃げ姿を見せられた後だとあまり説得力を感じさせないのだが。
そこは妹なので胸にしまっておく。
「忙しいけど、たまには手が空くのよ。
うちは優秀な団員が居るからね。
そうそう、今うちにはお菓子とか薬とか作れるのも居てね。」
そういうと、ネメシスは一度その場を離れる。
誰かから何かを受け取ったのだろうか。
戻ってきたときには小さな包みを持っていた。
「これなんて食べてみる?
筋肉増強の効果が入ったクッキーなんだけど。
お兄ちゃん身体が小さいし、こういうのも食べた方が良いかも。」
…得てしてこういった代物は副作用などがあったりするものなのであるが。
ネメシスは今までそういった経験が無いこともあり、気軽に兄にクッキーを勧める。
■スバル > この少年は、基本的に憶病で、弱い存在である。
姉や、妹、母の前では、お兄ちゃんぶって、少し頑張るけれど、それがないと、本当に弱弱しい子供でしかない。
ふだん一緒に住まないから、妹は知らなかったのだろう、兄は、チキンです。
「―――お忍び?」
大丈夫なのだろうか、という問いかけをする前に、妹の方からの返答が来てしまった。
有能な仲間が沢山いるらしい、そりゃ、侯爵―――?貴族になれるぐらいなのだからすごいのだろう。
自分とはかけ離れた世界の事ゆえに、想像がつかなくて、それでも妹がすごいことになっているという認識はある。
確かに、貴族は有名だよな、という変な認識もするのだった。
「いいよ、タオルは持ってきてるし、後で、拭くし、シャワーも浴びるから。」
妹の言葉に、確かに汗だくだという事を認識して、それでもいいや、と笑って見せる。
この辺はまだ男の子の感覚、というものだろう、寒くなくなってきたし、後でいいよ、と。
「筋力……。」
貧弱な子供のボディ、それこそ、年頃のほかの男の子よりも小さな体。
今ご飯を食べた後だけれども、クッキーくらいならと。
そう考えて……少年は、うん、と。
「食べる。」
そういって差し出されたクッキーを食べる。ぽりぽり、ぽりぽり。
それは即効性があったのだろう、食べている最中から、少年の体に変化が。
髪の毛が、黒くつややかで、伸びていき。
そして、その体は―――まだ、幼いからというのもあり、ユニセックスなところがあったが、さらに女性のような丸みが。
胸は少し膨らみ、つんと、先端が固くなる。お尻も柔らかそうな肉が付いていて。
気が付いていないのか、必死にクッキーを食べている【少女】
乾いた汗は、ほんのりと甘いにおいに、彼女を誘うような、フェロモンへと。
母親似なのだろう、東洋系の【少女】がそこにあった。
■ネメシス > ネメシスも決して達人などではない。
が、それでも目の前の兄が戦闘に向いていない気はしていた。
少なくとも、ネメシスが見ている団員達はもっと野蛮で、過激だ。
「…でないと、今の私って何をするにも不自由が伴うし。
深読みする人も出てきちゃうからね。」
一時的とはいえ、救国の英雄の一人であり。
侯爵の位も持っている。
ネメシスはそんな自分の存在がたまに重たいらしく、
兄の前では肩を竦めて見せた。
不要とのことなので、タオルは仕舞い。
後で九頭竜でも連れて行ってあげようかと。
「私も食べたけど、おいしかったわよ。」
とは言え、ネメシスの身体に特段変化はなかった。
だから大丈夫と安心しきっており、兄に差し出したのだが。
「…えっと、お兄ちゃん?
なんだか、可愛らしくなっているんだけど。」
食後のクッキーを頬張っていた兄の身体が、見る見るうちに少女へと。
母親はそういえば黒髪の女性だったなと、兄の姿を見ているうちに思い出す。
尤も、顔を見たわけではないのだが。
日頃、どちらかと言えば冷静なネメシスだが。
兄の目の前の変化に流石に声が震えていた。
だが、兄であるはずの少女の身体から漂う香りは、
ネメシスの欲望を刺激するに十分すぎる程に甘い香りで。
「ねえお兄ちゃん。 ちょっと服を脱いでみない?」
■ネメシス > 了解しました。
では、とりあえずの所は今日限りで。
また今度機会がある時に、ROM禁で良ければスバル君に抱いて頂ければ。
■スバル > 「ふぅん、貴族というのは大変なんだね。」
そもそも、兄は妹がどのようにして貴族になったのかは、知らなかった。だから、彼女が英雄だという事もまた、知らなかった。
知っていたとしても、妹は妹だ、と態度を変えることはしないのだけれども。
ただ、英雄だと知ったら、ちょっとうらやましそうに見てしまうのだろう、それは男の子として仕方のないことだ。
「ン、なんか、体が変わった気がする……筋力、付いたの、かな?」
美味しかったという彼女に、少年は笑って見せる。自分の体質が変わっている。それは何となく気が付いたのか。
それを筋力と勘違いしているのは―――それだけ少年にとって欲しいものだ、という事なのだろう。
強くなりたいという意思は、弱いと知っていても、持っているから。
「かわい……らしく?冗談は、やめて欲しいな。」
そんな風に、妹に言葉を放つ【少女】の声は、天使のようなソプラノであり、元の声よりも少し高くなっていた。
唇もプリンと、柔らかそうになっていて、全体的に少女の雰囲気を見せるのである。
震える声、もしかして、そんなに筋力付いたのかな、ムキムキになったのかな、そんな希望が【少女】に。
「ああ、いいよ!僕も見てみたいし。」
にっこりとほほ笑む顔は、姉のようでもあった。
柔らかく笑う天使のような微笑みを見せて、上着を脱いだ。
まだ、第二次性徴が始まる前の、幼い肉体、それでも、女を感じさせ始める、禁断の青いリンゴというような、肢体。
胸は膨らみ始めであり、お腹も柔らかくて。
そして、そんな体を見て、固まり、どういう事、と妹を見上げる少女は、涙目で、嗜虐をそそるか。
■ネメシス > 「大変ね~。
こればかりは本当に大変みたい。」
どこか少し他人事のネメシス。
細かい範囲は人に任せていることと、今の所左程貴族らしいことをしていないことが原因である。
腕っぷしで伸し上がってきたことを本人が自覚しており、周囲をそれを求めていると認識している為、
貴族になった所でやることは変わらない。
逆に言えば、充分な戦力が動員できなくなった時、貴族としての生活は失われる可能性がある。
「う~~ん、筋力がついたわけじゃないんだけど。
いや、多少はついてるのかも知れないけど。」
ひょっとしたら、同性代の女の子たちよりは筋肉があるのかもしれない。
ただ、それがクッキーのおかげかどうかはわからなくて…。
こればかりは首を傾げるしかなかった。
「鏡があれば見て欲しいくらいなんだけどね。
とにかく、今のお兄ちゃんは本当に可愛らしいわよ。」
兜を外し、首を振って髪に付着した汗を弾く。
兄が事態に気付くよりも先に、ネメシスは鎧を外し始めていた。
こういう時のネメシスは意外と動きが早い。
それほど、兄の姿が可愛らしかったりするのだが。
「多分、今日一日か明日か明後日には治ってると思うけど。
そんなことより、ちょっと私と遊ばない?」
硬直したままの兄の腰に手を回し、そのまま抱き寄せる。
顎に指を回すさまは日頃町娘を毒牙にかけている時そのもの。
兄が拒めなければ、あっさりと唇を奪ってしまうだろう。
■スバル > 「ま……うん。」
他人事な妹の言葉に、兄としては、言葉がない、というか、何と言って良いのかが判らないというのが正しくて。貴族というものを知らないから仕方のない事だろうけれど。
そもそも、貴族階級騎士というのは、そういうモノだ、腕っぷしで土地を得る、彼女がもともと自警団のようなものであればバイトと正社員の違いでしかないのだろうし。
貴族になったから、とすぐに書類仕事が増えるようなものではないのだろう。
「え、どっちさ。」
ついてない、いや、付いてる、そんな風に言われると、どっちなのと、言いたくなる。腕を振って、強くなってるの!?と。
どう見てもか弱く可憐な女の子なのだけれど。
「………。」
可愛いの意味に、ようやく思い当たったのか。上を脱いで見えた、女性的な、己の肉体。姉が成長すればこんな風になるのではないだろうか、と思うのだけれども。
それよりも大事な物事がある。
顔を蒼くして、妹のほうに向きなおる。
「なお『多分、今日一日か明日か明後日には治ってると思うけど』」
問いかけるよりも前に、答えが返ってきた。先ほどのように。
安堵のため息を吐き出し、そして、しばらくしてから妹の方に視線を向けた。
「んむ!?」
むちゅう、と重なる唇。妹の唇が自分の唇をふさいでいる。
バタバタと腕を動かすも、しかし妹の方が力強くて逃げられなくて。
そして、キスをしている間に思考が、トロンと蕩けて、力が入らなくなっていく。
彼女が唇を離すときには、頬を染めて、脱力して、くたり、としている女の子が一人。
■ネメシス > 「まあ、私が貴族らしいことをしても今更だし?
その辺は貴族の先輩たちに助けてもらう予定。」
ネメシスもまた、これ以上説明する術を持っていない。
なのでこの話はこの辺で終えてしまう。
あまり掘り下げると、口にしては良くない部分も出てしまいそうだ。
「いや、多分筋肉はついたのよ?
でもそれ以上に色々あってね…。」
ブンブンと腕を振る兄を前に、完全に鎧を脱ぎ去り。
厚手の布服も少しずつ脱いで身軽になっていく。
「まあ、大丈夫よ。
筋肉についてはともかく、そっちの副作用は長引かないから。
暫く大人しくしていればいいでしょ。
…多分、まともに動けなくなると思うし。」
ネメシスはこの時点で兄を孕ませ、自らの子を産ませようと思い至ったようだ。
絶望の表情を浮かべている兄を抱き寄せると、唇を絡ませる。
貪るようにリップ音を鳴らし、舌を伸ばせばドロドロに愛し合う。
弛緩しきり、全身から力が抜けた兄を抱きしめたまま休憩用のベッドまで運んでは、
その場に寝かせて。
「ねえ、入れても良いよね。」
纏っていた服を脱ぎ捨てると、飢えた獣と化し、ベッドに上がる。
瞳は怪しく輝き、口からは荒い吐息を漏らしている。
互いに裸を見るのは初めてだろうか。
ネメシスは豊満な胸に白い肌と酷く女性的なプロポーションをしている。
ただ、股座には人の腕ほどある巨大な肉棒がぶら下っているのだ。
マグメールの町娘を多数貫いた巨大な肉剣は、今は兄の方へと向けられており。
先端部分から、涎のように汁を零している。
■スバル > 「ぁ…………は…ぁ♡」
妹の声は、聞こえなかった……という訳ではなく、聞いていても、脳みそに入ってこなかった。
薬で弛緩した肉体、キスで呆けた頭、そして、初めての女性としての刺激に、追いつていなかった。
思考が定まらないままに、自分の妹が服を脱いでいるさまをぼうっと見ていて、ただただ、くらくらと濃厚になっていく匂いに侵される。
「あん……ちゅ、……ん。」
再度、重なる唇は、舌が伸ばされて、口の中をくちゅくちゅとかき混ぜていくのだ、唾液が塗り込まれ、舌が絡み、口内を蹂躙するように動く妹の舌に、甘えるように小さな舌を伸ばして嘗め回していく。
唇の端から零れる唾液は、トロリとしていて、それが銀の糸を引いて落ちていく。
抱き上げられて連れていかれるのは、訓練場の休憩室ではなく、救護室。
大怪我をした際に、応急処置をするためのばしょであり、ベッドなどは硬く、あまり上等なものではない。
それでも、横たえられて、視線は彼女に―――。
「ぇ……?」
そして、其処に見える、大きな、大きなものは、自分のそれの何倍もあろうかという肉の柱。
妹の肉体に対して、スバルの変質した肉体は、それこそ、幼い子供といって良いだろう。
胸も、尻も薄く、まだ、男と女の中間女よりという肉体なのだから。
股間の物は―――なくなっていた、完全に。
別のものが付いていてそこからはトロリ、と熱い蜜が、濃厚な女の汁が、零れていた。
スバルのその場所は、花弁はしっとりと濡れ光り、目の前の獣に、孕めることを教えているのだろう。
「ぁ……。」
そして、気弱な兄は、妹の妖しい目の輝きにとらわれたのか、逃げられなくて。
兄の長い髪の毛を描き分ければ、三白眼の眼が凶悪な目が、妹を見つめているのだった。
■ネメシス > ネメシスも、兄も、互いのことをそれほど深くは知らなかっただろう。
血縁であることは互いに認識していても、一緒に暮らしているわけでもない。
だから、ネメシスは兄の鋭い瞳を知らないし、兄もまたネメシスの身体に
凶悪な生殖器がぶら下っており、夜な夜な女の子を泣かせていることも知らないだろう。
兄を連れて行った先は決して良い場所とは言えないだろう。
ベッドは固く、どこか埃臭い。
それでも外や戦地で抱くよりは幾分かマシであり。
碌に沈まないベッドの上と言うのもネメシスとしては乙なものであった。
「大きいでしょう?
普通はこんなに大きいのを入れられると暫くは他の男性の相手なんて出来ないんだけど。
お兄ちゃんは暫く家に籠るだろうし、大丈夫よ。」
瞳を輝かせては、孕ませた後を想像しているネメシス。
侯爵となった今では、数日の間兄の家に人をやることも、食事の用意をさせることも簡単である。
兄の視界を奪っている、巨大な肉棒を見せつけながら滲みより、兄の小さな足を掴む。
仰向けに寝転がすと、その分厚い亀頭の先を小さい蜜壺の入口へと宛がい。
すりすり、すりすりと擦り付ける。
理性が乏しいネメシスでも、いきなり入れられたら可哀そう位の判断はあったようで。
始めに解すように素股を繰り返しつつ、浅い所に亀頭だけを挿入する。
「ねえ、大丈夫そう?
大丈夫なら、このまま入れちゃうけど。」
■スバル > 妹が、兄よりも立派な一物を持っているのを見ると、男としての尊厳がいろいろ崩れてしまいになる。
とは言っても、今はクッキーのせいで女性の体になっており、男の尊厳とかそもそも肉棒自体が亡くなっている。
凄く泣きたい。
そんなことを考えていると、ベッドの上の妹の姿、すごく扇情的で、そして、すごく野生的でもあった。
というか、自分が今、狙われていると、そう、認識するのだ。
が、しかし、動けないし、逃げられない、押さえつけられているのが判る。
「ちょ、ま……ネメシス……っ!」
何考えてるんだとは言わない、そもそも、自分だって、母親や、姉と体を重ねたこともあるし。襲われる形で。
つまり、サヤの血は、結構貪欲なのだ、そして、自分もその血を引いていることもあり、拒否感は、無い。
ただ、何というか、男の物を突っ込まれるという、それが……初めて過ぎて。
心の準備ができていないのだというぐらいなのであった。
「ひゅあ、ン、ぁ……だめ……っ!」
甘い声、そして、先端を擦りつけられ、亀頭が入り口に入り込む時点で、ブルり、と身を震わせる。
彼女の所の魔女は優秀なのだろう、痛みを感じている様子はなく。
膣の入り口は肉棒を難なく受け止めているようでも、ある。
目の前の雄に媚びる雌のように、頬を赤らめ、瞳を潤ませながら、兄は必死に首を横に振るのだった。
■ネメシス > 兄には色々と衝撃的な事態になってしまったようだ。
元々年下みたいな恰好の兄であり、人でありながらも常人の枠から外れているネメシスとは根本的に異なる。
そして、予想はしていたがネメシスは自らの剛直を男に見せた時にどんな反応をするのかを初めて知ることになる。
なんとも言えない無力感と言うか、とにかく男のプライドを粉々に砕いてしまう様だ。
「え、何? もういいの?」
ネメシスは兄の言葉を聞かず、どちらかと言うと股座の濡れ具合を確かめて居た様だ。
擦りつけた時点で小さな体を震わせ、蜜が滴る。
たっぷりと濡れたソコは薬の影響もあり、すっかり準備が出来ていた。
兄自身は、これから起きることが恐ろしいのか。
ぷるぷると泣いている。
しかし、それで止まるようなネメシスではなく。
「じゃあ、入れちゃうわね♥」
漸く獲物にあり付けるとばかりに、腰を前進させて。
巨大な穂先が兄の膣内に入り込み、奥へと進んでいく。
副作用により生まれた純潔の証を容赦なく破壊し、膣奥まで突き進む。
細い足首を掴み、両足を広げた状態で掴んだまま、いきおいよく腰を振りたてて。
「あぁぁ、気持ちいい♥
そっちはどう?」
ベッドの上が赤く染まろうと、ネメシスが気にすることは無く。
兄の小さな体は、ネメシスの剛直が通る度に歪に膨らんでしまうことだろう。
■スバル > 「や、ちが……っ!」
もういいじゃなくて、とは、言っても、彼女にそれを言う前に行為は始まってしまうのだ。
図ぶり、と入り込んでくる大きな肉棒を、膣はしっかりと広がって受け止めていく、どろりとした濃厚な愛液があふれ、彼女の肉棒に絡みつき、潤滑油となる。
奇しくも濡れそぼっていたのがよく作用したのだろう。
入り込み、侵入してくる妹の強直。
―――ぷつん―――
という音を聞いた気がする、それは、純潔を奪われた感触なのは間違いがなくて。
それでも入り込み、奥に、奥に侵入してくる妹の亀頭。
「ぁ、ぁ・ぁ・ぁ・ぁ!」
零れるのは、甘い声で、クッキーの効果は媚薬もあったのだろうか、痛みはなく、入り込む快楽が感じられてしまう。
女としての性交に戸惑い、目を丸くして、それでも、足は開かれる。
兄の膣は、きゅ、と甘えるように絡みつき細かな肉襞が妹の肉棒にぬるぬるとしがみつき、絡みついて吸い立てる。
がくがくと震えて、舌を突き出す兄。
何かを求めるように伸びる手は、妹の方へ、助けを求めているのか、それとももっと密着を求めているのか。
はぁ、はぁ、と荒くなると息、声が出せずにいて。
■ネメシス > 「あぁぁ、いいわね。
こういうのも悪くないかも。」
純潔を奪うこと事態にそれほど興奮するわけではないのだが。
小さな体の兄を犯していると言う構図はネメシスの嗜虐を煽った。
クッキーのおかげで痛みを感じないのか、甘ったるい声をあげて喘ぐ兄を、
両肢を掴んだままズコズコと犯す。
虚空に手が伸びてくると、そのまま上に伸し掛かり、肩に当たるように調整する。
「ねえ、お兄ちゃん。
このまま私の子を産んでくれる?」
瞳を輝かせ、理性の喪失した獣じみた表情を浮かべて。
ベッドが悲鳴を上げる程の激しい律動を繰り出す。
ネメシスのことを知る相手ならば、早くも種付けを行わんとしていることも理解できるだろう?
既に膣内で我慢汁が溢れ、膣に扱かれた肉棒は小刻みに震えていた。
■スバル > 「ぁっ、ふ……ぁぅ……きゃぅ……ぅ!」
腰が付きこまれ、引かれ、肉棒が己の体内をぐりぐり、ずりずり、と這いずり回る感覚を覚える。
そんな肉棒に絡みつく兄の膣は、妹の肉棒にシッカリと快楽を与えるかのように、きゅ、きゅ、きゅ、と締め付けていく。
甘い声をあげて、蕩ける表情を見せる姿は、雌のようであり、実際に今は、雌なのだろう。
意識さえも、改変されているような、そんな気がしながらも、妹の肉体を受け止める兄の体。
シッカリと奥まで突き込まれ、かき混ぜられて、愛液が、血が混じったピンク色のそれをとろとろと股間から零し、ベッドを汚して。
「ん……く。」
伸し掛かられて、妹の肩に手を触れると、兄はその肩に手をかけてしがみついていく。
汗ばむ体が、さらに濃厚なフェロモンを零し、妹の性欲を誘うのだろう。
「は……?ちょ。」
女として犯されているだけでも、前代未聞なのに。
その上で孕んで埋めという妹の言葉、思考が白く染まりそうで、呼吸がゼハゼハ言ってしまう。
それでも。
それでも、兄として、妹のおねだりは。
「まったく、仕方ないな、ネメシスは……。
ちゃんと、育てて、くれよ、うちは、あまり余裕がないんだから。」
軽く息を吐き、少年は、妹の腰に足を回す。
きゅ、と力を込めて妹の肉棒を締め付け、腰を奥に押し込ませるのだ。
孕むための準備をして、兄は妹の顔を見る。
「ネメシス」
妹の名前を呼んで、唇を重ね。
そして、自分から腰を使い、ガツンと、子宮口に先端を押し付ける。
ここに来い、と、誘うように。
■ネメシス > 「ああ、気持ちいい、気持ちいい♥」
欲望に思考力を失われたネメシスは、小柄な兄に伸し掛かったままで
下腹部を上下させる。
打ち付けると言う表現通りに巨大な肉杭で滅多突きにし、膣が締め付ける快楽を貪る。
眼下に見える兄の蕩け顔もまた、ネメシスの征服感を煽る。
肩に手がかかると、更に密着した状態でのストローク。
やがて、ネメシスのおねだりを受けた兄が孕む心づもりを済ませると。
ネメシスも唇を重ねながら、子宮口を堅い亀頭で殴りつける。
「分かった、ちゃんとウチで育てるわね。」
既に何十人もの子供がいるネメシスの屋敷では、一人増えた位で何も変わらない。
普段は子宮口よりも更に先まで貫くのだが、流石にこの場ではそれを控えて。
「…ん、出すわね♥」
小さな兄を鯖折のごとき勢いで抱きしめつつ、子宮内にザーメンを吐き出す。
ドクドクと、脈動が膣に伝わるほどに収縮を繰り返し。
子宮から溢れかえる程のザーメンを注ぎ込む。
この日、更に幾度となくザーメンを注がれ。
訓練所で何故か、元気な赤子の産声が響き渡ったことであろう。
■スバル > 「っく、ふぁ……っぁ……ぅく……!」
ずぐんずぐんと、肉体をえぐる刺激の彼女の肉棒、小さな体は彼女の肉棒の形に持ち上がり、しっかりとそのさまを見せる。
腰が押し付けられるたびに、肉棒が入り込むたびに、ぼこんぼこんと下腹部が膨れる。
それを受け止めるようにきつく締まる膣、一突き毎に泡立ち、溢れて零れる愛液。
雌としての快楽に侵されて蕩けている兄の表情は、彼女に支配されてると言っても過言ではなくて。
「はふ……っ、ぁんっ……♡」
甘く濡れた声がこぼれて嬌声が止まらない。妹の腰の動きに、ただただ翻弄される兄の肉体は。
乳首さえも固くそそり、女として開発されているのが判る状況となる。
子宮口に押し付けられる亀頭、がつがつと殴られて、肉がほぐれて、蕩けていき。
「ああ、たのむよ……。」
流石に、子供までは面倒を見るほどのお金はない、母親も、父親も、其処まで高給取りではないのだから。
貴族で金がある妹に、其処は頼んでおくべきだ、と。
そして、彼女の気遣いに、小さく笑って。
「遠慮……するな、よ!」
奥に入り込もうとしない、彼女の肉棒、この数時間で彼女の人となりは、性的なそれは、何となくわかった。
だからこそ、しっかりと抱き着き、足を絡めた兄は、さらに彼女の腰を引き寄せる。
「ぁぁぁあああああ!」
ぐぷん、と入り込む感覚。
子宮の中に、亀頭を受け止めて、甘く悲鳴を上げた。
それでも、腰をくねらせ膣を収縮させて、じゅるじゅると音がするぐらいの膣圧で、吸い上げる。
其処からしばらくの間。
甘い声が響き渡り、ぎしぎしと交わる音がこの場所に響く。
そして、全身を妹に侵されて、雌として開発されて、甘く濃厚に、交わり続けて、子を産んだのだった―――
ご案内:「平民地区 訓練所」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「平民地区 訓練所」からスバルさんが去りました。