2020/05/31 のログ
ご案内:「王城地下魔力供給室」にアムネシアさんが現れました。
■アムネシア > こうしてこの場所に定期的に呼び出されるのは少女にとって必然と言えた。
死なず壊れず摩耗しない――無限に魔力を搾取出来る便利な魔力電池。
何やら巨大な魔導機械を動かす必要があるとかでここに繋がれてどれくらいになるだろうか。
すでに時間の感覚を失った少女にはわからない、おそらくは一週間程になるだろう。
その間、与えられる食事は男の体液のみ、一睡の休憩も許されず、常に媚薬を投与され続け、そして、絶え間ない絶頂を強いられる。
普通の者なら衰弱死、あるいは精神に異常を来たすその責め苦は、本来の稼働限界をはるかに超えていた。
この魔導機械の目的はミレー族を殺すことではないのだから。
だが、この少女に至ってはすべてのリミッターを外してよい、そう周知されていた。
「あふ、ふぅ、ふぅ♥」
両腕を頭上でまとめて拘束され、はしたなく両膝を開く体勢で巨大で無骨な魔導機械に拘束された黒髪のミレー族はだらしなく甘い喘ぎを漏らし続けていた。
後ろの孔には直径5cmほどの銀色に輝くボールが連なった器具が繋がれ、それは正確に10秒に1回のペースで引き抜かれ、1分ごとに根本まで挿入される。
だらしなく蕩けた口元からはとめどなくよだれが溢れ、ぐっしょりと濡れた下の口からも欲情の証が溢れ続ける。
床は少女の体液とそれ以外の白濁した液体で汚れ、幾筋もの飛沫の筋が扉のほうへと向かって伸びているのは潮を噴く時に出来るものだろう。
本来なら一糸まとわぬ姿のはずが、下肢だけ飾られているのは訪れた誰かの趣味だったのかも知れない。
そして、魔導機械に貼られた一枚の紙、そこには
『使用は自由です。使った後は洗浄用ノズルを1分挿入して清潔に保って下さい。
次に使う人のことを考えましょう。
1時間に20回以上絶頂させた者は管理室で申告して下さい。
次回使用優先権及び粗品を受け取ることが出来ます。』
そう書かれていた。
床を見れば、洗浄用とタグが着けられたノズルが一本。
そして、それ以外に先端から透明な液体を滴らせる男性器のエラをいくつも連ねたような形のノズル。
前孔に挿入されていなければならないそれは、おそらくは前の使用者がもとに戻し忘れているのだろう。
そして、魔導機械の小窓には数字の羅列。
『7234/20000』
「い……くぅ!!」
少女が小さな嬌声と共に仰け反った瞬間、数字は『7235』となる。
それは少女が解放されるまでのノルマなのだろう。
ご案内:「王城地下魔力供給室」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (――かつん、と、這入り込んだ影が一つ。
王族か、或いはどこぞの貴族が暇を持て余して訪れたのかと
そんな風にも思えるだろう、整った姿
誰もが気にも留めぬのは、そんな人間は数多くこの場所を訪れる故だろう
いちいち、其の辺りを余りにも堂々と歩く者の姿なぞ気に留めぬ
実際、万一職務に忠実で、声を掛ける者が居たとしても
其の時は、余りにも素直に自らの名を名乗る者だから、留めようがない。
そうして――辿り着いたこの場所で、男は娘の姿を見上げるのだ
否――娘、と言うには、余りにも生きて居るのだろう、ミレーの女の姿を。)
「――――――……私を認識する余裕は在るものかな?」
(まず、声を響かせたのは、相手のどの程度の理性が残って居るのかを確かめる為。
そうして、床に落ちていた張り方をゆっくりと拾い上げたなら
其の雄の形に歪な部分を、近くの洗浄液へと浸してから
――雌の、其の前の孔へと、ゆっくりと押し当てよう
様子を伺いながら、ゆっいくりと――ねじ込み直して行く、か)。
■アムネシア > 自らの喘ぎと体液を掻き混ぜられる音、そして、魔導機械の駆動音。
それ以外の音が部屋の中へと入り込むと、少女はアイマスクをしたままの顔を上げる。
「あぁ、認識出来ているよ。
今度の客は随分と、んん、理屈っぽい感じなのかな?」
一週間以上に渡り休むことなく7千回以上の絶頂を与えられ魔力を搾取され続けている少女は喘ぎ混じりながらもおどけた口調で答えて見せる。
それどころか、口元に少し引きつっているものの笑みさえも浮かべて。
不撓不壊不死のミレー族の少女、神代から生き続ける黒の聖母と呼ばれし少女は斯様な責め苦の中でも正気を強制されていた。
いっそ壊れてしまえば、死んでしまえれば楽だろうに。
「んっふぅぅ!
せ、洗浄は……はぁ、前の客がちゃんと……あふぅ。」
ねじ込まれた洗浄機用のノズルは少女の締め付けを感知し、中でゆっくりと旋回を開始する。
膣肉を磨き、襞の奥に入り込んだ汚れを掻き出し吸い上げ、そして、子宮の中へと精子を殺す薬品を注入する。
「あふ、ふぅ、はぁ、あ、あ、あぁっ!!」
そうしている間も後ろの孔からは責め具が10秒ごとに引き出され、絶頂カウンターが一つ増える。
そして、きっちり1分後、洗浄用ノズルは洗浄を終えて動きを止める。
■ルヴィエラ > (其の責め苦と比べて、随分と明瞭な返答
少しばかり感心した様に、へぇ、と声が零れたなら
押し込んだ張り方が、自動的に稼働し始めるのを、興味深げに眺めよう
技術者たちが、新たに作り出した責め具の機能は、随分と性が悪いらしい
文字通り機械的に、女の絶頂を絞り出す為の動きを繰り返す其れが
動きを止めて、反応を示さなくなるまで、其の魔導機械がどんな機能を持つのか
しげしげと眺め、考え込んで居たが
其の内に、また再び、娘の姿に視線を向けては。
ねじ込んだ梁型を引き摺り出し、再び元の場所へと置いて。)
「絶頂させれば何をしても良い、なぞと聞いたのだがね。
此れが――その回数かな?」
(随分と頑張っているね、なぞと、そう呟いたなら
片掌を、娘の其の下腹へと触れさせ、ゆるりと推し量る様に撫ぜては
今、きっと現在進行形で押し込まれた誰ぞの精が死滅し行く子宮を
愛でる様に、きゅむりと、揺さぶった後で
――其の手首から、忍ばせる二匹の黒蛇。
ほんの一瞬、其れまでには欠片も感じなかった魔力を
娘も感じ取れて仕舞うだろう、が。 ――抵抗なぞ出来なければ
くろへびが、とぷん、と其の胎の奥へと這入り込み――子宮へと、取りつくだろうか
周囲でたとえ誰かが見て居たとて、気付けぬほどの一瞬の事
けれど、娘自身には、其れは確かな違和感と変化を齎す筈だ
媚薬にさいなまれた其の身体に、其れとは違う、比較にならぬ
焼け付く様な熱が、両翼に、沸き上がる筈故に)。
■アムネシア > 「まあ、私としても早く帰りたいので……んぅ、早くイカせて貰えると助かるかな。」
男の言葉に小さく笑いながら洗浄用ノズルが引き出される刺激に悶える。
引き出されたノズルにはわずかに赤いモノが混じっているのは徐庶膜が破れたせい。
「まあ、楽しんでくれていいよ。
どうせまだ2、3週間はここにいることになると思うし。」
聖母は微笑み、男を受け入れる。
いくら達しようが媚薬を注入され続けている間は満足を覚えることは出来ない。
ただ、与えられる快楽に悶え善がり溺れ、しかし、刺激が終われば正気に引き戻される。
死んでしまいたいと思うような扱いを受けてもその望みは決して叶えられない。
故に少女は愛する子供たちの元へと戻る為、その身を穢され続けるのだ。
ご案内:「王城地下魔力供給室」からアムネシアさんが去りました。
ご案内:「王城地下魔力供給室」からルヴィエラさんが去りました。
ご案内:「平民地区 訓練所」にスバルさんが現れました。
■スバル > カン!カン!カン!カン!と、夜の訓練所に音が響き渡る、夜なので一層の事、音が広がり、闇の中に吸収されていくようだ。
誰もいなくなっている訓練場の隅っこで、少年は一人、打ち込み台に向かい、刀を構えている。
正眼の構えで、刀を自分の目の前に、中心に持ち、切っ先は、打ち込み台の上のほう―――人でいう喉のあたりに。静かに息を吐き出し、精神を集中し、しっかりと、打ち込み台を見据える。
一つ、二つ、呼吸を繰り返し、意識を整えてから、踏み込み、地面を踏みしめ、その反発力を勢いに乗せる。
――――カン! と、音が響く。
ひ弱な少年では、全体重をかけて、勢いを乗せて突きを放ったとしても、それだけ。運が良ければ相手に手傷を負わせることができる程度。
冒険者など、荒事に慣れている人から見れば、止まっているかのような、弱弱しい一撃。
それでも、と、少年は食いしばって、打ち込みを繰り返す。苦しくても続ける理由があるから。
怖くても、それでも男の子なのだ、ちっぽけなプライドを胸に、少年は、今宵も脇差を持ち上げて、振るう。
教えてもらった行動。そのうえで、課された、日課。
毎日毎日、一日も休むことなく、少年は、行っている。そのうえで、この体格、この――動き。
才能がないと、言って良いのだろう。致命的なレベルで。
それでも、少年は、訓練をしているのだ
■スバル > 課された訓練は、突きの訓練として、一日千本。母親は、色々と性格的に問題は多いが、刀に関しては、実直だった。
剣士というものなのだろう、だから、少年はその教えをしっかりと胸に、踏み込み、突き、残心を繰り返す、突きに特化しているのは、少年の体格的に、筋力的に、切りをするほどの力がないから。
正眼の構えなのは、正眼は攻防一体の構えだから、子供の喧嘩程度の物であれば、何とか凌げるのであろう―――たぶん。
訓練している本人すら、自信が沸かないのだ、剣で勝てるというイメージがわかない。それは致命的なのかもしれないが。
「―――は……ふ、……はぁ!っ」
繰り返す訓練、熱が籠り、全身から汗が吹き出し、息を吐き出す。少しでも肺腑に新鮮な空気を、少しでも、体を冷やそうとする本能。
流れていく汗を感じながら少年は刀を構え、打ち込み台をにらみ、踏み込み、突きを繰り出す。
カツンという音が響く、狙っているところには当たるようになってきている、ただ、それだけの事。
少年は、言われたままに、愚直に、訓練を続けていくのだ、カツン、カツン、カツン、と。
そして、さらに時間が経ち―――。
「は……っ!!」
1000本の突きが終わる。その頃にはくたくたで、脇差を持ち上げるほどの力が、出ない。
腕をプルプルさせながら、少年はその場に座り込むのだった。
■スバル > 「は……ぁ、……は、ふ……はぁ……っ。」
呼吸が定まらない、強く、大きく、少年は深呼吸を繰り返して、酸素をいっぱい取り込むことにする。ぜぇ、はぁ、と、繰り返される呼吸。
少しずつ、少しずつ、呼吸が収まってくるのが判る、それでも、全身を包む疲労は、少年の体を鉛のようにして、動くに動けない状況にさせる。
もう少しばかり、時間が必要だろう、少年は、座り込みながら、夜の星空を眺めれば今日も、空は綺麗で、変わらないことが、判る
「――――は……、ふ、は。ふ。」
少しずつ、少しずつ、大きく吸って、大きく、吐いて、大きく吸って、小さく吐いて。ほかに、誰もいなくてよかったな、と少年は思う。
こんな状態じゃ、怖い人が来ても逃げられないし。
そして、汗ばんだからだが、汗が服をじっとりと濡らしていて気持ちが悪く感じられる。
後で、タオルかなんかで汗を拭わないと、そして、家に帰ったら、シャワーを浴びないとな、ぼんやりと考える少年。
とりあえず、呼吸が本当に収まってきたら。
夜食のサンドイッチでも、食べようかな。
■スバル > 「―――ん。」
暫しの間休息していたから、体にある程度活力が戻ってきたのが感じられる。手をぐぱぐぱすれば、それなりに力も入ってくるようになってきた。
とは言っても、まだ疲れていると言えば疲れているのだけど、これ以上は、ダメだ。
だから、少年は歯を食いしばって立ち上がり、脇差を拾い上げて、鞘に収める。ちん、と涼やかな音を響かせながら、収まる刀を持ち、隅っこのほうへ。
其処には、自分が持ってきたバックパックが置いてあり、その脇に刀を差し込むための穴がある。穴を通して刀を差せば、バックパックを背負った時に一緒に持ち運べるようになっていた。
なので、バックパックに刀を差して、カバンを開ける、其処には鉄の小手が入っていて、その脇に小さなお弁当を入れた箱と、飲み物を入れた水筒が入っている。
まずは水筒を取り出して、口を開けて中をあおる。
水筒の中身は、はちみつとレモンを入れた水で、飲むと少し元気になれる。
お弁当のほうは当然先ほどのサンドイッチで、ハムとチーズをはさんだちょっと豪華仕様。訓練するときには肉とかチーズを食べるといいと聞いたから。
なので、バックパックの脇で、サンドイッチをほおばり始める少年がいた