2020/01/06 のログ
■トワ > 伸ばした手の先で、黒革の本がひとりでに開く。
書の精霊である少女からすれば、力のある書であればそのくらいは驚くには値しない。
問題は、それが何を引き起こすかということ。
どうやら封環が弱まっているらしく、今にも書に封じられていた何かが溢れ出てきそうな雰囲気。
その証拠に、図書館全体が底冷えする魔力に浸食されていく。
「こんなところで、魔書の暴走とか洒落になってませんし……っ!」
管理人はいなくとも、市民の憩いの場所であるならば、危険な書を放置しておくことは出来るはずもない。
そんな使命に狩られて、パラパラと捲れる頁に手を伸ばす。
放っておけば、図書館に足を踏み入れたものの命を喰らってでも、すべての頁に描かれた魔獣が溢れ出すだろう。
それならば、敢えて手を出して1体のみにした方が、まだ御せるかもしれない。
足元に浮かび上がった召喚陣を一瞬で読み解くと同時に、その頁に描かれた魔獣の詳細へと視線を走らせ――
■獣魔目録 > 少女のセピア色の瞳が映した頁に書かれた名は……。
数多に魔獣を封じ記録する書物の装丁と同じ黒い毛皮を持つ獣ヘルハウンド、それは陰に潜み影から影へと跳ね口からは灼熱の息吹を吐き出す魔獣。
召喚陣を読み取り、詳細に目を走らせると同時に少女の中にはヘルハウンドに関して様々な記述と記録が流れ込むだろう、無差別に躊躇なく大量の情報とそれらの弱点から好物、それに繁殖方法から過去行われた忌むべき実験の記録まで。
その実験とは魔獣と人の配合。
人の胎を魔獣の精で満たし、魔獣の力と特性をもった人を生み出す外道なる実験。
その実験に記された結果、そして犠牲者の悲痛なる叫びと怒りが文字となり感情となって襲い掛かるだろう、そして魔獣を身ごもった実験体の少女の嘆きが。
それとほぼ同時である。
少女の足元の床に描かれた魔法陣が灼熱を想像させる赤い輝きを放ち、瞬間的に魔法陣を完成させると一気に狭い図書館に広がるのは獣臭い香りと硫黄の香り、そして魔獣の放つ殺気。
封じ込められ無に落とされた魔獣は怒り猛りながら、魔法陣よりまずは足先から其処から光が更に脚を胴体を尾を頭部を画き、最後に燃える様な赤い瞳を描いた。
「ガルルルルルッ!!」
強制的に無に落とされ、今度は強制的に地上に呼び出され愉快なわけがない、ヘルハウンドはその呼び出した主と忌々しい本に鋭い視線を注ぎながら、金属を容易く噛み砕く牙をむき出しにして唸りを上げるのだった。
――ナンノヨウダ
言葉ならず相手の脳裏に直接意志力をもって少女の脳裏に憤怒の感情共にその言葉を叩きつける。
最初の一言こそ獣魔目録の能力、魔獣に強制する一度の交渉の切り口である
■トワ > 頁に描かれた情報が、頭の中に流れ込んでくる。
それは恐らく魔導書の力の一端なのだろう。
文字としてではなく、映像――疑似体験と言えるほどの鮮明さで、その魔獣のありとあらゆる情報が半ば強制的に流れ込んできた。
その中には、吐き気を催すような内容のものもあったけれど。
「う……よりにもよって、ヘルハウンドとか。
しかも、くだらない実験まで……最悪、です……」
知を司る精霊としては、善悪には中立であるべき。
理性ではそう思うのだけれど、被験者にさせられた少女の感情までが流れ込んできたなら、そうも言っていられない。
青い顔をしながらも、熱を放つ召喚陣に向かい合う。
魔書の主はいないとしても、放置してしまえば被害者が増えることは確実だろうから。
灼赤の彩が黒を描き出す。
獣の咆哮に対峙する少女は、純度の高い魔力を持つものの、今の姿は人と何ら変わらないか弱いもの。
その咢が食い込めば、容易く命を散らしてしまうだろう。
それでも、その獣が言葉を発したのなら、非力な少女にもまだ道は残されていた。
「……契約を。」
牙を剥き出しにする黒い獣そのものも恐ろしいけれど、何よりも全て焼き尽くす炎が怖くて仕方がない。
そんな恐怖を押し殺して、相手の問いかけに返答を返す。
「私の望みは平穏、です。
対価は、あなたの鎖を解くこと。
……時間はかかるかもしれませんけれど。」
これでも、書の精霊なんですよ。と強張った表情に笑みを浮かべて言ってみる。
普通ならば、実現できるかどうかも分からない絵空事が交渉のカードになりはしない。
それでも、何もしなければただ餌になるだけ。
ならば、相手に知性があるのならそれに賭けてようと思ったのだ。
時間さえかければ、魔導書の解読もきっと可能ではあるだろうから、と。
■獣魔目録 > 所有すれば更なる情報と獣魔目録に記載された全ての情報を引き出せるようになるが、今は書物を所有したという認識が互いにない為に呼び出した魔獣の情報だけを一部開示された状態に過ぎない。
対峙するは純度の魔力を宿す少女と黒い毛皮の魔獣であるが、体躯的には少女よりも多少小柄であるものの獣型にしては大柄の部類に入るだろう。
そして対話。
ヘルハウンドという普通なら言葉を交わすことも出来ない獣と変わらぬ知性しか持ち合わせていないが、一度だけ獣魔目録に強制されて言葉を相手に直接叩きつけるように放ち、今その返答を獣魔目録により返すことを強制されている。
それが不愉快でしょうがない。
元々魔獣は束縛を嫌う、よほどのテイマーが魔術を行使する人間ではないと気を許さない、寧ろ格好のエサである。
ガフ、ガフゥ……と少女の中にある恐怖を煽るように口の隅から灼熱を溢れさせ狭い図書館の中を真っ赤に照らすと、少女に対して興味を持った。
書の精霊、そして欲するのは平穏、想像するに食われぬ事だろう、対価は自由、忌々しき獣魔目録より解き放たれる、がしかし時間が掛かると……。
ガフゥゥ……と溜息に似た深い息を吐き出すとまた口の端から灼熱が漏れて、周囲を少しばかり温かくするくらいの影響はでよう、但し本を燃やすような真似は獣魔目録に禁じられている為に吐きたくても吐けない。
さて、どうしようか。
何もしなくても自由を得られる可能性が出てくる。
中々に愉快でメリットしかない提案ではあるが、それでは詰まらない、だから交渉にのってやる事にする。
さて、この知能が契約者無しで何処まで持つかわからないが、だ。
対価と望みを紡ぐ少女の桃色の唇を真っ赤な瞳で眺めた後に、魔法陣から一歩前へと足を進めて少女のとの距離を詰めると、クハァと硫黄臭い吐息を吐き出しながら、鼻先をつかい一つの躊躇も無く少女の股座に鼻先を寄せてグイと股座を押上げるように突き。
――ヨカロウ、ダガ足リヌ、ソレダケデハ足リヌ、故ニ、オマエニ伽ヲ許ス。満チ足リレバ、オマエノ願イカナエヨウ。
上目遣いに交渉を続けるだけの知性と少女の嘲り笑うようなニタァと凡そ獣が浮かべる事の無いニヤけた笑みを浮べる眼差し、そして意味ありげに少女の股座の匂いをスカート越しにヒスヒスと嗅ぎ始めるのだ。
――伽、その意味くらいわかるだろう、と。
■トワ > 魔書の効果なのか、それとも実験の産物なのか。
どうやら、ただの魔獣ではなく、こちらの提示した内容に興味を持つだけの知性はあったらしい。
とりあえずの第一関門を突破できたことに安堵する。
けれども、まだ安心はできそうにもない。
何よりもその口からは、図書館ごと燃やしてしまえそうな炎がチロチロと見え隠れしているのだから。
少しでも機嫌を損ねさせれば、それで全ては水泡に帰すことになってしまう。
獣の表情などよくは分からないけれど、それでも相手の様子をじっと観察する。
召喚陣から一歩踏み出してくる相手に身を強張らせるけれど、どうやら噛みつかれることはなさそう。
第二関門も突破できたかなと安堵した矢先に、懸念していた対価に言及される。
「……伽、ですか…。しかたないです……」
許すとか随分上から目線な言い方に、ムッとしてしまうけれど、弱肉強食の世界では致し方のないこと。
問題があるとすれば、いかに少女と言えども、獣相手の奉仕の方法などは知らないということだった。
先ほどの見知った実験内容でも、少女が一方的に嬲られていただけ。
いくらなんでもブラッシングをすればいいというわけにはいかないだろう。
どうすれば満足させられるのか分からず、スカート越しに匂いを嗅いでくる獣の行動に戸惑いを見せ。
■獣魔目録 > ガフッガフガフガフ、と魔獣は提案を受け入れる少女に対して喉を震わせ愉快そうに笑い、笑うたびにまた口端から灼熱を零して周囲を赤く照らし空気を温める。
燃やす意図がない、だから少女の衣服は燃える事はない。
しかし、炎溢れ出る灼熱が散らす火花は違うようで、触れると燃えはしないが明らかに熱いだろう、それを笑うたびに散らしていく。
追加の対価、魔獣への伽。
少女が戸惑う間に人間の男が少女に劣情を抱くのと変わらず、魔獣は雄として少女の身体に少女が告げた提案と同じだけ興味を向け、早速行動へ移す。
軟らかそうな雌肉隠れるスカートから一度鼻先を遠のけると、その鼻先を下げて床すれすれに鼻先を近づけた後に少女のスカートの中に鼻先を押し込みながら頭を上げて、その布を捲り上げると共に味見と言わんばかりに口から舌ベロを伸ばして、少女の太股の舐めあげ、そのまま舌先をくねりくねりと動かして少女の穿くショーツのクロッチ部分をねっとりと舐りだす。
――オオ、伽ノ方法モワカラヌノカ?ナラ手解キシヨウカ?
魔獣が見下すような感情を込めて、言葉ならぬ言葉を少女に直接伝えながら、言葉の最後には嘲り笑うような色合いも加えて笑って見せると、それは態度にも表れてはじめて少女の前で尻尾をふらふらと緩やかに左右に振るのであった。
そして獣魔目録のヘルハウンドの頁に新たに少女と魔獣のまぐわいの始まりが記述され始める、誰もペンなど走らせていないのにじわじわと文字が書かれ、それがほと細かく書かれていく。
同時にである。
獣魔目録との少女の結びつきも徐々に強くなろうとしていく。
魔獣とふれあい接する時間が増えれば増えるだけ獣魔目録も所有者として少女を欲していく危険な状態になりつつあった。
■トワ > 少女にとって、この魔獣は怒らせれば怖いけれど、話は通じる相手だった。
だから初めて対峙した時よりは、恐怖は薄れている。
ただ炎は別。口から零れる炎はもちろん、火の粉であっても、それは恐怖の対象でしかなく。
それがなければ、契約という対等の立場に話を持って行けたかもしれない。
けれど、実際には無防備に獣欲の前に身を晒すことになってしまい。
「きゃっ……、ん……や……ぅ……」
不意にスカートの中に頭を突っ込んでこられてしまう。
飼ったことはないけれど、ペットの犬であってもこういう戯れはするのかもしれない。
ただ絶対に違うと言い切れるのは、長い舌で太ももを舐められ、更には下着越しにも、そこを舐められていることだろう。
「……う、ぅ……お、お願い、します……」
獣相手にどう振舞えば良いのかなど、書かれた書があるはずもない。
満足させられなければ、結局は持ちかけた話も無効になってしまう。
ならば、その手解きも受けざるを得ないわけで。
恥ずかしそうにスカートを抑えながら、ねっとりとした刺激に耐える。
気持ち良いはずはない。
けれど普通ではない状況に、刺激に敏感になってしまっている。
ほんの少しの我慢だとそう思うけれど、長い舌が蠢くたびに小さく声が零れてしまいそうになり。
■獣魔目録 > 少女は書の精霊と言っていた。
だからか感じる魔力は小さくとも純度が高い魔力と感じる。
ならば少女は契約するだけの基準は満たしている事となる、後は少女がどれだけ利用価値が有るのか、喰わずにいる事でメリットを得られるのかの話である。
もし万が一つにでも少女に価値が生まれれば少女に力を貸すのも吝かではない、だが満たさなければ喰らってやろう、獣魔目録から離れた瞬間にその柔らかな肉を喰らってやろう、血肉か情欲かそれとも別の理由か、ヘルハウンドは与えられた知性を活用して愉悦を得ようとしている。
それに少女には契約する可能性は示唆したが、契約するとは言葉にしていない、していない上に実際に名を交換もしていない。
――愛イ女ダ。ヨイダロウ。手管ヲ学バセテヤル
言葉を発しなくても少女の頭の中に直接言葉を叩きつければいいと、その方法に馴染みコツを掴んだか魔獣は人間で言う愉悦に近い感情を受けている事を駄々漏れの感情で少女の中に垂れ流すと、少し鼻息を荒くして少女の太股の内側の柔皮膚をねろりと舐りなおしてから、舌先を使って下着の股上をずらすと共に直接少女の割れ目に舌ベロを這わせて獣臭い唾液を割れ目に擦り込まんとペチャペチャと音を立てて舐る。
言葉は返すがそちらの声を漏らすのを我慢しているのは理解している、だからそれに関して少女が何処まで我慢できるか楽しむために其処をつつくことはせず、代わりに少女に奉仕のイメージを告げる。
コウイウノハドウダ?必要有ラバ言葉デシメソウ。
笑い声と共に少女の恥辱の姿を示したイメージを送る。
それは少女が半裸となりながらも魔獣の傍に膝をつき、その手指を駆使して陰部を弄り肉棒を扱きながら、獣に口付ける方、無論妄想ゆえに誇張はある、そのイメージの中の少女は蕩けた表情を受けて嬉しそうに奉仕をしているのだから。
さあ、それを見て聞いて少女がどうするか?
試すような視線を送るが……残念ながらスカートの闇で何も見えない。
■トワ > 弄ばれている。
相手の感情が念話越し伝わってくるけれど、そのこと自体に嫌悪はあまり感じない。
むしろ今は声を漏らさないように我慢することの方が重要であり。
「んっ……ふ……はぁ……やっ……」
器用に舌で下着をずらされると、秘裂を直接舐められてしまう。
生温かい舌が這い回り、くぐもった水音が響くたびに、これがはしたない行為であることを自覚してしまう。
「あぅ……わ、わかりました……」
頭の中に浮かんできた情景。
それは先程魔書を読んだ時と同じく、脳裏に情報が流れ込んできた。
ただ違うのは、見知らぬ少女が自分自身に置き換わり、嬲られるのではなく奉仕しているということ。
そして、何よりもその表情が違っていた。
言われたとおりに奉仕はしても、そんな表情はするはずがない。
きゅっと唇を噛みしめから、魔獣の頭をスカートから出させると上着を脱ぐ。
スカートはそのままに上だけ下着姿になると、その場に跪き。
「し、失礼……します……」
ほんの少し怯えた表情で、獣の性器へと手を伸ばす。
果たしてどうすれば獣が悦ぶのかは分からない。
故に、人のそれと同じように、拙いながらも知識のみで細い指先を絡めて扱いていき。
■獣魔目録 > 魔獣が触れることを許しているその陰部はまるで人と交尾する為に存在するかの如く、竿こそ獣それであるがその先端は人間の男のものに似てカリ首と呼ばれるエラがあり、言葉通り亀の頭部に似た形状をしている。
それがまだ熱を十分に通していないのかだらりと軟らかく、少女の手に収まり指先を絡めて扱くなら、肉棒が徐々に熱を帯硬さを宿し、細かに脈を打っている事さえ伝えてしまうだろう。
――…魔獣の求どおりの伽が始まった。
送るイメージを拒みもせず受け止めた少女にどうそれを裏切り泣かせて鳴かせ喚かせるかと考えながら、長い夜が始まる。
奉仕の末に契約はなされるか、それとも少女が本を抱えて逃げ出すか、少女の望みどおりの末路になるか否かは書の精霊の今は指先ひとつに掛かっている。
無論、雄がそれだけで満足するはずもなく。
――…長い夜が始まる、まさに是より少女にとって苦痛も悦楽も満ちた暗黒の時間が始めるのであった。
ご案内:「街外れの図書館」からトワさんが去りました。
ご案内:「街外れの図書館」から獣魔目録さんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋2」にリュシカさんが現れました。
■リュシカ > 【待機中】
ご案内:「設定自由部屋2」にミゲルさんが現れました。
■ミゲル > 新しい年になって少し経ったある日。
相変わらずに家ではべったりとしているが色々と買い揃える必要も出たので街にと繰り出す。
その行先は繁華街の路地裏にある少々変わった魔法道具の店で……。
「ここ……結構色々あるから…便利」
少々便利の悪い場所ではあるが品揃えは本当にいい場所なのでリュシカにも教えておきたいとあえて選び。
伴い一緒に店内に入ればあまり広いといえない店内には陳列棚や戸棚が並び色々な道具が置かれている光景。
そんな中、奥に見えた店主に会釈をするとリュシカの手を繋ぎ色々見ようと笑いかける。
■リュシカ > 「わぁ……何ですか、ここは?
魔法の道具のお店ですか?」
見た事のない品物が並ぶ店の中を、キョロキョロと見渡す。
魔法に関連する物事は、剣しか修めてこなかったリュシカには全く知識が無く、
見るもの全てが珍しい、と言った様子。
「ふふ、何がどういうものなのか全然分かんないです……!
……今日は何を買いに来たんですか?」
■ミゲル > 「魔法の道具を扱う店…普通のもあるけど……」
きょろきょろと見回す姿は最初に出会った日のように見えて思わず小さく笑い。
お互いに魔法はさっぱりという組み合わせ、自分は道具ぐらいは使うがリュシカは剣一本なので知らないのだと判り。
まるで初めて来たときの自分みたいだと思って。
「色々……あるよ……怪我の回復薬とか…。
今日?今日はね……」
問いかけには少しだけ考えるしぐさをしてから手を引っ張りと棚の一つの前に。
そこに置かれた小瓶を一つ手に取って見せて。
「こういうのとか…‥どうかな…って」
見せた瓶のラベルには排卵剤と書かれ、他にも媚薬などが棚に並んでいて。
■リュシカ > 「ほうほう……これは……」
差し出された薬のラベルをまじまじと見つめ……
「へぇ、こんなのがあるんですね?
これ飲んでセックスすれば、私も妊娠できちゃいますかね!」
周りの目も気にせず、卑猥な事を……。
こういう羞恥心が、この娘には欠けているのだ。
「へー、こっちのは媚薬、ですか?
媚薬って言うと、発情しちゃうお薬ですよね……?」
「あ、でも私たちこれ使わなくても、
大体いつも発情してる様なものですよね?」
■ミゲル > 「そう……こういうのもある……。
リュシカ…外でそう言う事……言わない…。
俺以外の子供……仕込まれるから……」
ラベルを見れば何買いに来たのかを察してくれたようだが。
続いた羞恥心の欠けた言葉には繋いでいた手を放して軽くお尻を叩いて。
この国でそんな事をうかつに言えば明日にはあり得るのだからと少しだけ怒ったように耳が動き。
「発情……もあるけど……気持ちよさ…すごくなるのもあるから…。
後……前に言ってた…の…」
いつも発情は本当にその通りなので頷き、他の使い道もある事を説明。
そして別の棚からは黒いチョーカーを一つ取りリュシカにどう?と見せたりとして。
■リュシカ > 「あ、ごめんなさい…!」
ミゲルに諭され、ばつが悪そうに笑う。
「もっと気持ちよくなれるんですか?
……もう充分気持ちいいですけど、それ以上ってどうなるんでしょうね?」
にわかには信じがたい、と言った顔つき。
「むむ……?
なんでしょう、これは……?
これもエッチな道具なんですか?」
ミゲルの手にしたチョーカーを、まじまじと見つめ……
■ミゲル > 「気を付けないと……駄目…」
本当に大丈夫か心配という目でリュシカを見て。
心配で大事だから目を離せない、そんな思いがまた強くなり。
「そう……らしい……よ。
これだと………今以上に…気持ち良くて……説明だと……3日は…頑張れるみたい」
こういう薬は自分も使用経験はなく説明を見ていれば…。
感度の向上に精力剤入りとある、つまりは今まで以上に気持ちよく長くできるのだろうと。
「えっとね……こうして……こうすると……」
まじまじと見られるチョーカーをリュシカの首に装着し、説明より実践と首の後ろ側になった場所に刻まれた文字をなぞる。
そうするとリュシカの身体に微弱な魔力が流れ痺れるような感覚が走るはずで。
「これと……この辺りを組み合わせる……って。
チョーカーの仕掛けに反応して…震えたり…性感を高める…見たい……」
そして次には同じ棚にあった親指大の石のような物やイヤリングを手に取り見せ。
■リュシカ > 「はい、気を付けます…」
とは言うが、どこかガードが緩いというか…
そもそもミゲルとの出会いからも、ゆるゆるの出会いであった。
「へぇー、面白そう!
あ、でも私たち、普通に3日ぐらいはできそうですよね。」
「んー……?」
ミゲルにされるがまま、首にチョーカーをつけられ……
「ひゃっ?
……ふあぁぁぁ。」
急に全身に流れる刺激に、一瞬驚くような仕草の後、
気持ちよさそうな声を上げる。
■ミゲル > 気を付けるというリュシカの顔をじっと見つめて小さく頷き。
しかし考えるのは本当に大丈夫かという心配。
出会った時もガードは緩かったが今も緩いままに見えているので…。
「でしょ……?
これと……さっきのを…合わせたら…きっと、すぐ……やってみる…?」
何もなしで3日は普通にできそう、ならば使えばその倍はいける計算。
それならばと考えてやってみようという提案。
そしてチョーカーを付けて早速の実演に驚く仕草と気持ちよさそうな声。
「それで…こうすると……ね?」
そして次はと…リュシカの後ろに回って抱きしめていき。
片手に持ったままの石のような物をスカートの上から秘部へと押し付けもう一度チョーカーをなぞる。
そうすればもう一度身体に流れる刺激に反応して震えだして刺激をし始めて。
■リュシカ > 「心配しなくても大丈夫ですよ、私が好きなのはミゲルさんですから。」
と、惚気て見せる。
その言葉に嘘は無いだろう。
無いだろうが、この娘は、好きでもない者とも肉体関係を持ってしまいそうな危うさもある。
「ひゃっ……!?
お、おー……これは、確かに気持ちいい……」
秘所に押し当てられた石の振動が、びりびりと快感を全身に伝える。
「へぇ、面白いですねー。
……あっ……指で触られるのと、また違う……」
気付けば、ショーツに少しずつ染みが…
■ミゲル > 「それは……判ってる……でも……リュシカ…押しに…弱い…から」
その言葉は全く疑っていなくむしろ嬉しい。
ただ……押しに弱いのも当然知っているので押されれば知らない相手でもという心配はあり。
「でしょ……?そういう……道具……だから…」
押し当てた振動の感想にどこか楽しそう、嬉しそうな声で返し。
もう少しと強く押し付けて見せて。
「イヤリングも……これと一緒…付けたら…痺れるみたいで…気持ちいい…見たい…」
つける場所はあえて言わず、流石にここでは試せないかな?という魔道具なので。
そしてふと感じた匂いに濡れてきたのかなと思えば耳を軽く食み。
「これも……買う……?」
少し悪乗りしてきたのか、店内だというのにスカートを捲り上げていき。染みができ始めたショーツへと押し付けていく。
■リュシカ > 「んー、そうですか?」
押しに弱い、という自覚が無い。
「でも大丈夫ですよ、私はミゲルさんの子供しか孕みませんから!」
「あっ……んん……
……面白そうですし、買いましょう……!」
耳を噛まれ、愛撫され……
石の振動は、思いのほか気持ちよく、気を抜けば達してしまうかもしれない。
リュシカはすっかり、身体の準備ができてしまったようだ。
このまま止めなければ、店の中でも構わずはじめてしまいそうである……。
■ミゲル > 自覚がない様子にそうと力強く頷き。
そのお陰でこうした仲になれたのではあるが心配は心配。
「ン……それは‥信じてる……」
しかしその心配もリュシカの一言で消えてしまい。
「そうだね……凄く気持ちよさそう……だし……ね」
石の振動に気持ちよさそうにする姿と言葉に買うことを決め。
強くなる匂いに準備が出来た事を察すればこのままというようにズボンの中で大きくなってしまい。
このままシたい、でも店の中だから…その事に直ぐに手を出すということが出来ずに悩み。
このまましたいという欲望をどうにか堪えて石を放し、代わりにチョーカーをずらせて首筋にキスの跡を刻み付けて。
■リュシカ > 「ふぁ、んっ……」
首筋に刻まれる口づけの跡。
石を離そうとすると、それを拒む様に手を抑えつけてくる。
「……や、やめちゃだめです……
………このままじゃ、収まりがつかないですよ……?」
再び押し付けられた石の振動に身を震えさせる。
「ミゲルさんのもおっきくなってる……。
……男の人にも、使える道具は無いんですかー……?」
もう片方の手で、ミゲルの股間に手を這わせ、焦らす様に服の上から擦ってくる。