2019/10/30 のログ
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。
エレイ > 温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。

その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。

なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。

「──くーわわわ……」

──そんな中の一室で、施術台の横の椅子に座って待機しながら大欠伸をかましているのは、スタッフ用の作務衣に身を包んだ金髪の男。
男は正規のスタッフではないが、スタッフの一人である知り合いの頼みでヘルプとしてこの場に入っていた。
一応、名目としては冒険者としての依頼という形にもなっており、報酬も出すとのことなので、男としては断る理由もなかった。

──で、そんな事を定期的に繰り返しているうちに、男のマッサージは客の間で徐々に評判に
なりつつある、というのを知り合いから聞かされた。

男としてもここ最近妙に指名が多いような気がしていたが、どうやら気の所為ではなかったらしい。
まあ、評判になっているというのであればそれは良いことだと思う。
思うのだが──

「いや、それはエエのだが……俺様は一応冒険者なんですがねぇ。なんかもう
流れのマッサージ師にでも転身するべきか? ──む……?」

なんて、男個人としてはなんというか複雑な胸中をブツブツと吐き出していると、
ふとカーテンが開く音がして我に返り、顔を上げる。
個室は廊下に面しているため、受付を経ていない誰かも稀に紛れ込むこともあるらしいが、それはそれとして。

さて、訪れたのはマッサージを所望の客か、それとも──

エレイ > 現れた客を、男は笑顔で迎え入れ……再び閉じられたカーテンの向こうで、何があったかは当人達のみの知るところ──
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にマリナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にランバルディアさんが現れました。
ランバルディア > 汗ばんだ下肢から、胸元まで、小柄な重みで隙間を埋めさせる。
互いの衣服が隔てる場所だけは体温が分け難く。本気で熱を貪るにはもどかしい、と男ですら思う。
男が腰に腕を回し、少女を跨がらせるそれは見た目だけは甘やかす光景。
見上げる少女の面差しに。額や小耳へのくちづけを降らせるおまけをつけて。
随分甘えたになった、甘やかされる味を覚えた少女。――だからこそ、その距離、その体位に誘い込んだ。

「あァ……ソコ、ここね、…マリナの、だぁいじな子宮か。
 ……たしかに、…美味そうにしゃぶりついてくれちまってるなあ……」

如何に拙くだろうと、腰が揺れれば刺激は生まれる。
見た目と合わせた背徳感という意味であればこれ以上はない淫らさ。
貪る意思で魅せてくれる腰遣いを、好いように誘導していく。
落ちたスカートの中で見えないからこその卑猥さで蠢く両手で臀部を掴んで。
『だからこうして欲しい』とは強請ることばを零さない雌には、魔の餌を与え続け躾ようか。
くちづけている子宮を叩く律動ではなくて、甘ったれた雌の意思を汲みとったようにリズムを作る。
あくまでも触れたまま圧して、触れるのみの位置までだけ距離を作って、また下腹部に歪みを起こす。

「……ん、…っ、お、……ヤバいな、せーえき、上がってきちまった」

激しさの欠片もない、底を愉しむだけの揺さぶりの中で大きなため息を零す。
特に強い魔悦を齎す精液の注ぎ足しを、もう行ってしまいそうだと吐息に乗せて嘯き。
いっぱいに満ちている子宮に蓋する亀頭を意図的に膨らませ、尤もらしく脈打たせる。
射精出来る、それ自体はウソでもないが――そうあっさりと追加をやってしまうつもりもないのだ。
折角、しっぽを捕まえたおもちゃでもっと遊ぶための、念入りな布石。

マリナ > 「しきゅ…ぅ…。 ん――――… ふ、ぁ。」

あたたかく充足して、けれどももどかしいような熱を保った場所は子宮なんだと
少女のくちびるが教え込まれたように言葉をつくり、奥の奥で圧迫される悦びにあまく鳴いた。
刺激を求め、くちづけに目を細め、必死に顔を上げる様はペットか何かに近いかもしれない。
それ以下の存在だったお城での少女にしては扱いは良いものなのだろう。
痛いと泣いてもだれにも気遣われない夜にくらべれば、きっと少女の心はふわふわとぬくぬくと、安寧に。

「は…ふ、…」

くぷ、と子宮口が押し上げられるような、重くも甘い亀頭からの刺激。
媚薬となっている精液をすでにたっぷり子宮にためこんでいるのだから、
これ以上注がれることは理性を取り戻すまでの時間を長引かせ、危険な行為なのだろうけれども。
―――すでに遅い。
経口摂取もあわせて、小柄なふつうの人間には効きすぎている。
ナカに出される瞬間の絶頂感を癖づけられてしまった少女は、お医者さまの掌がスカート越しに食い込むお尻を
円を描くように揺らして、とろけきった膣襞で脈打つ怒張をきゅぅと吸い、抱き締めて。
その分自らもきもちよくなってしまいつつ。

「は…ぁ…、 …せんせ…ぇ… マリナのなか…もっと、もっと ぉ…」

ふにゃあと開いたくちびるから吐き出された息は、お医者さまの口元か、顎か、首筋か、そのあたりにあつく吹きかかる。
密着してつぶれる乳房の先端が、こりこりとお医者さまの身体でこすれてしまってそれも少女をきもちよくさせる要因となっており、
もっととねだったわりには少女のほうがまた達してしまうまでに短いのが明白。
媚薬過多。オーバードーズとなっている少女の肉体はあまりにもイきやすく、脆く。

ランバルディア > 「そうそう、俺の精液飲むための場所――ン、……よくばりめ」

その子宮は、何のための場所であるかまでを続けて頭に叩き込む。
ぎゅう、と男の不意を打つ違うタイミングで媚肉が根本からしゃくりあげる動きを覚え、快楽に息を詰めた。
雄からも同様、少女の腰遣いを外すタイミングで――ぐり、と子宮口に精液を潰す円の動きを織り交ぜていく。
甘く過多になっていく快楽を違和と感じることもなく、受け容れれば受け容れるほど。
少女の子宮に植え付けた刻印は、爛れた安寧に身を任す身体の芯、魂にまで染み付こうとする。

自ら腰を振るう雌が気持ちよくなることを、雄は妨げやしない。
もう、微細には何度イッているのだか数えるほうが億劫。むしろ善がる細身を抱く腕強めて煽る。
子宮への緩いくちづけだけで、乳首が擦れるだけで、麻薬を伴うからこそのイキ癖がつくのは好ましいことでしかない。
達した数と同じだけ――そんな軽口を叩く自信はあるが、苦労はしそうだとほくそ笑み。
肌で感じる吐息の熱さは、そろそろ頃合いか。開いたくちびるに、合図のようにくちづけ。

「――……悪ィが、そろそろ先生帰んなきゃならねえ時間みたいだ。
 ……まだまだ、両手じゃ足りないぐらい、マリナにぶちまけるハズだったせーえき余ってんだが、……はー、ぁ……」

準備は整っているし、蓄えはおもたげに垂れ下がる袋にたっぷりと残っている。
けれど、それをこの部屋でこのまま味わえるのは、此処までだと言う。
強請る最奥への深い口付けを与えるどころか、はなして、浅くして、抜いてしまわなければ、と。
すっぽり包み込もうかと抱いていた腕を緩め、密着の緩む谷間、乳首へと吸い付いて名残を惜しむ鬱血を加え。
少女を瞳に映し、見つめ、気紛れにくちづけていた男の視線が鍵の閉じた扉へ向かう。
肉体の具合はわかった。となると少女の精神の方はどうか。
淫らに踊る尻を持ち上げ、くちづけを離してしまおうとする。ゆるやかに、そっと。

マリナ > 「せんせぇの…せぇえき…ぃ… ぃ、っぱぁい… ぁッ…っ、ふ…んぅ…っ、…ッ…!」

精液を飲む場所に、すでにいっぱいに入っているという自覚はあるらしい。
こんな知能低下した状態でも。
それでも食事ではないから満腹中枢が刺激されることもなく、入るなら入った分だけ、
それを超えるならあふれても求めてしまうのが魔に囚われた者の行く末。
抱き締められて、下腹部ごと密着して、絶頂する―――そのきもちよさったら。
果てた直後に閉じることを忘れたようにひらいて喘ぐくちびるにキスを受け、
次いで聞こえたことばに、少女はぽやんとまばたきした。
抱擁がゆるめられたことで首に回していた腕を同じようにゆるめると、乳房がふわと元の膨らみを取り戻す。

「っん……ぅ」

口に含まれた乳首にはしる、淡いちくりとした痛み。
その瞬間だけ全身に力が入り、繋がった部分もきゅっと狭まるのだけれど、そこももうすぐ緩められるらしい。
乳首の桜色に、それより濃く紫を混じらせたような鬱血の痕をのこして。
―――――ちゅく。お医者さまの手により子宮口と亀頭のくちづけが浅くなり、水音がスカートの中から聞こえる。
奥に精液があるのはもちろん、膣道のナカには蜜があるから、どっちが音を立てたのかはわからないのだけれど。
中毒症状を残したまま手放される少女は、しゅんと肩を下げた。

「……またマリナのお部屋、きます…? マリナいい子にしてますから…。」

過去にもどっている少女は、外に出る自由を知らない。
このお部屋が全世界で、接するひとは選べなくて、いい子にしてれば従兄に褒められ、
泣こうが壊れようが来たひとに身体を捧げるだけ。
そんな少女が求められるのは、それが限界だった。
ドアの鍵は内側からだって、鍵を与えられていない少女自身にはかけられないようになっている。
鍵を持つひとだけが扉を開け、閉めきることができるせまい世界の少女が男性を見て、視線だけで縋る。
しょせんおもちゃでペットで道具なりに。