2019/07/15 のログ
■エレイ > 客を迎え入れた個室のカーテンは、静かに閉じられ……
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にクレマンスさんが現れました。
■クレマンス > 時折竿の窪みに入り込んだような白濁の塊は舌先で擽ってから唇で吸い、お掃除は丁寧に。
またお掃除の範疇から出てしまうと夢中になってしまうため、綺麗にすることに集中していたが、
喋るために口を離すと舌先と肉棒は唾液で繋がり、それを絡め取って舐め、飲み込む。
普段は結っている髪が就寝前ということで下ろしてあり、口淫には邪魔になってしまい、何度か耳の後ろに掛け直しつつ。
「出来た嫁……?巷ではそのように仰るのですか?
うふふ…それでは私は優しくて一生懸命なよい旦那様を持ちましたわ」
俗世には疎いのはお互い様。
婚姻を結ばない間柄を恋人以外に表現する方法を知らないが、ごっこ遊びであればどう呼んでも叱られないだろう。
――ここの当主やその奥方に聞かれなければの話だが。
今は二人だけが睦み合う寝室で、聖女は愛情を込めながらそう囁き、微笑んだ。
視線を再び恋人の股間に落とすと、当然のようにまだ硬さを帯びたまま。
大半が綺麗になり、己の唾液ばかりが煌めくそれを指で拭い、付着した精液の残滓を舐め取って、ようやく身を起こした。
「……いかがです?綺麗になりましたか?ご褒美が戴けるくらいには」
まるでキスしそうなほど顔を寄せ、紅い瞳を覗き込む。
萎えない性器が己との接触で昂ぶり続けているのだと思えば嬉しくて、つい挑発するような言葉も。
彼とは違い、すでに体力はある程度消費されているにもかかわらず。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 丁寧に清められた肉棒は、彼女の体液に濡れて未だ屹立したまま。
しかし、少年の視界と思考を捉えたのはそんな官能的なものではなく、髪を掛け直す何気ない恋人の姿。
後日「女性のそういう仕草も良い物だな」と雑談交じりに告げられた貴族は、真剣に魔術による精神的な錯乱を疑ったとか。
「こういった褥の中で告げる言葉では無いのかも知れぬが…まあ、賛辞の言葉には変わり有るまい。
………むう。俺は其処まで出来た人間でも、良い恋人とも言い難いと思う…のだが…」
そういう知識を得ようとしている事自体、己にとっては大きな変化なのだが、当の本人はそれには無自覚なまま。
彼女が抱く懸念は己の傲慢さと自信が掻き消し、穏やかな口調で言葉を返した。
寧ろ、彼女が次いで告げた言葉が己の感情を乱す。ふいと視線を彷徨わせながら、照れくささを隠す様にごにょごにょと言葉を紡ぐだろう。
そんな砂糖菓子の様な時間も、綺麗に拭われた肉棒への刺激と彼女の言葉によって色を変える。
眼前に近付いた彼女のブラウンの瞳を見つめ返しながら、浮かべたのは捕食者の様な妖しい笑み。
「……ふむ。確かに、良く清められている。褒めてやろう、クレマンス。…だが、褒美を自ら強請る様な子には、多少の躾が必要やも知れぬな?」
軽く身を動かして彼女の頬に軽く口付けを落とすと、その肩に両手を添えてゆっくりと、壊れ物を扱うかの様に寝台へと押し倒す。
体力を消耗している彼女を気遣う様な動作ではあるが、本当に休ませるつもりなど既に無かった。
押し倒した彼女の秘部に己の肉棒を近付けると、ほんの僅かに。亀頭が埋まる程度に軽く沈めては引き抜く。
膣口の入り口だけを刺激し、決して最奥には刺激を与えず、穏やかに。しかし休むことなく僅かな抽送が繰り返される。
まるで、極上の餌をぶら下げては取り上げるかの様に、只管に焦らしぬいていく。
■クレマンス > 自信たっぷりに振る舞ったかと思えば、年相応の少年らしい戸惑いを見せたりと
様々な反応を返してくれるのは初対面から変わらない。
まだ出会って間もないものの、そんな恋人に少し慣れてきた様子の聖女は歯切れ悪い彼に目を細め、正反対に淀みなく言葉を紡ぎ。
「ギュンター様の唯一の欠点は女心に疎くていらっしゃるところだと思いますわ。
ですが、殿方ですもの。それはお互い様なのでしょうし……――――」
ふと言葉が途切れ、恋人の容貌を眺めた。
一瞬、それならばたまには女性の気持ちがわかるように女性物のお召し物を着て
お出掛けしてみては?なんて冗談が口をつきそうになったからだ。
他の男性ならともかく、少女と見紛える顔立ちをした彼には冗談にならない。
最後はうふふとごまかし笑いで曖昧にして、想像した少女然とした出で立ちを掻き消し。
「……まぁ。手厳しい」
頬に触れる唇も、押し倒す勢いも心遣いに溢れているというのに、言葉だけは嗜虐的というアンバランス。
また背中をベッドに預ける形になると、恋人の顔を見上げた。
その時点で躾が具体的に何を示すのかはよくわかっていないが、彼の子種をこぼす割れ目に亀頭が触れた瞬間、吐息が甘く空気に浮かぶ。
「―――――…ふ、……ぅん…ン…。はぁ……ッ…ぁ…♥あっ…、……」
ぐぷ、と亀頭が膣口を押し広げ、腰が痺れるような感覚に酔いそうになった途端、抜かれる。
聖女の瞳は、なにか問おうとするように恋人の視線と重ね合うも、また同じように浅い挿入がなされて少しずつ意図を理解していった。
流れ出ようとする精液を押し込み、ぬぬッと愛液なのか精液なのか粘液が擦れるような音がするも――それまで。
膣口は翻弄されており、亀頭が入り込んで口を開けようとするのに、
すぐに抜かれてしまうため小さく元に戻ろうと――すると、また抉じ開けられる。
その繰り返しに緩んでほぐれ、二人の体液を滲ませる入り口は蕩けきって。
「ぁ…、……んふ…ッぅ…♥ギュンター様…ぁ……逆効果ですわ…、……これでは…ますます…
はぁ…あッ…ぁ♥抜かないで…もっと、もっと奥まで……
ギュンター様の腰と私の腰が、密着するくらい…突き込んで……」
ご褒美をねだったから受けている躾だというのに、さらに求めたくなるもどかしい刺激に腰が揺れる。
切なげに眉を歪め、堪え性のない唇がもうねだってしまう。
浅い挿入であってもその奥に至ればどう感じるか、教え込まれているだけに我慢が難しい。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 至極真っ当な恋人からの評価に、反論の言葉は思い浮かばない。
隣国の財務諸表が分かっても女心が分からないとは問題だろうか、と頭を悩ましかけて――
「……どうした?俺の顔に何かついているか?」
此方をしげしげと眺める彼女に不思議そうな表情と共に首を傾げる。
女心が分からずとも、言葉を濁す者の態度には敏感な類。果たして彼女が何を言いかけたのだろうかと思考を巡らせるが、愛育と思い当たる事は無かった。
————万が一思い当たってしまえば。己のコンプレックスとも言える容姿を活かす事を彼女が望んでいるのだろうかと、三日三晩は悩んでいたかも知れない。他の者に言われれば烈火の様な怒りを見せるが、恋人からの要望となれば若干ポンコツになりつつある事には、残念ながら無自覚であった。
「…躾を怠るのは、俺の意図する事では無いからな。それに……」
愛情と嗜虐心が入り混じった笑みで彼女を見下ろしながら、浅い挿入を繰り返す。
肉棒を受け入れようと懸命に口を開く彼女の秘部を揶揄う様に、深い快楽を得る為の挿入は為されない。
丹念に解し、快楽を与え、それでも尚、望む快楽を与えない。
「……出会った日を思い出すな、クレマンス。そうして快楽に喘ぎ、絶頂を求める姿は実に俺好みだ。……だから、もっと見せてくれ。何、散々達したのだ。少し焦らされるくらい、我慢出来るだろう?」
少女然とした貌に浮かべるのは、年相応の少年の様な愉し気な笑み。それは、甘く穏やかな口調の残酷な言葉。
腰を揺らし、肉棒を求める彼女を更に焦らす様に、肩に添えていた掌が滑りその胸元を這い回る。乳首には触れず、その柔らかな肌を撫でる様な緩慢な動き。
それでいて、挿入される肉棒が、ほんの少しだけ沈める密度を増す。亀頭を僅かに超えて、膣口の先を僅かに抉る様な抽送。まるで、おねだりした褒美だと言う様に、与えられる快楽は増すだろう。それでも、決して彼女をイかせようとはせず、乱れる様を愉しむ様に蠱惑的な笑みと瞳で彼女を見下ろしているのだが。