2019/03/14 のログ
■リシェ > (そう、少女の役割、存在意義は、王城では知れ渡っている。
だから、こうして、何処かで、蕩けた声を紡いでしまったら。
始めは気付いていなかった、関係の無い者達も、その内、気が付いて。
いつしか、取り囲まれるように、尽くさなければならない相手は、どんどん、数を増してしまう。
皆が皆、その滾る欲望を、男根という形で、突き出して。…突き上げて。)
「んぐ…!?ん、ふぶ、っ……!ぁ、待っ…まだ、……んうぅ゛っ!?
っひゃぁっ、っぅ、駄目で、っ、まだ、イっ…止め、ら…れ……くふぅぅぅ……!!」
(誰かが、喉を犯す。別の誰かが、尻孔を、深く抉り抜く。
最初の誰かが、夥しい白濁で、ぐちゃぐちゃに蕩かした膣内も、直ぐに、次の誰かが、荒々しく掻き回す。
孔という孔を、使われて、代わりに、快楽を与えられて。
もう、それが、悦びなのだと、教わって。刷り込まれてしまった少女は。
唇で扱く、合間合間、切れ間のない快楽の激しさに、悲鳴じみた懇願を、口走るものの。
言葉など、上辺だけ、本質的には、求めているし、受け容れている。
全身、隅々まで。まるで、存在そのもの、全て白濁に覆い潰されるように、大勢に使われ続けて…
甘い悲鳴が。狂おしい喘ぎが。消えるのは、夜明けよりも、ずっと後になってからの事で。)
ご案内:「王都マグメール 王城 片隅」からリシェさんが去りました。
ご案内:「港街ダイラス 宿屋の一室」にトルテさんが現れました。
■トルテ > 「―――そ、それで構いません、大丈夫ですっ」
(護衛も兼ねたメイドと宿屋のやり取りに思わず割って入ってしまったのは、店主と思しき男の口から『相部屋でよろしければご用意出来ますが…』という言葉が聞こえてきたから。 王都から離れた港街で、誰とも知れない相手と一夜を過ごす。一夜限りのアバンチュールを想起させずにいられないシチュエーションに、思わず身を乗り出してしまったのである。そんな自分のはしたなさに思わず頬を赤らめたお嬢様は、それでも『本当によろしいのですか…?』という問いかけにはっきりと頷いてみせたのだ。 ―――しかし、これは流石に予想外だった。宿の3階に位置するさして広くも無いその部屋は、恐らくはカップルや夫婦向けの物だったのだろう。室内に置かれた寝台がダブルサイズの一つきりだったのだ。 しばらくの間、扉を開いた入り口で絶句して立ちすくんでいたお嬢様だったが、どうにかこうにか再起動。部屋へと入り、まずは手荷物と上着を寝台脇の長櫃に収めた。もう一つの長櫃にきっちり鍵が掛けられている所を見れば、先客は部屋を出て恐らくは夕食でも食べているのだろう。胸中で不規則に跳ね続ける鼓動を少しでも落ち着かせようと、トルテは部屋に一つきりの窓際へと寄り、夕刻の茜色に染まる港街の風景に目を向ける。)
「はぁ……、緊張いたします。どの様な方とご一緒する事になるのでしょう…」
(稚気も色濃いつぶらな黒瞳を伏せ、胸元にそっと繊手を重ねた。その所作はお嬢様らしい上品な物と言えるだろう。 しかし、フリルに飾られた前立てのボタンを弾けさせんばかりに張り詰めさせた乳房が、コルセットベストに支えられる形でその豊満さを強調する様は、品の良さを台無しにする程いやらしい。)
■トルテ > 「普通に考えれば、女の方ですよね。いくら何でも未婚のわたくしに男性との相部屋を頼むって事は無さそうですし…」
(本来であれば相部屋になっても構わないという条件を受け入れた先客がどういった相手なのか聞いてから宿泊を検討するのが当たり前だろう。しかしトルテはそれを説明しようとした店主の言葉を止めて、実際に顔合わせが済むまでは相手の情報を聞かない事にしたのだ。これは妄想好きなお嬢様が顔合わせまでにあれこれと想像を働かせて楽しむため、そして一夜限りの出会いをより鮮烈に楽しむための物。)
「でも、相手の方が女性だったとしても、そ…そういう気のある方である可能性はありますよね。そんな方と2人きりで一晩……あぁっ、わたくし、おかしくなってしまいそう…っ♡」
(ますます昂ぶる心臓を押さえつけるした手が豊かな柔肉をふにゅんと歪ませる。張り詰めたブラウスの布地に、ぷくっと尖りを強めつつある乳首の陰影が描き出された。そもそも、服を着ていれば普通の娘にしか見えないトルテだが、その股間には並の男以上に逞しい逸物が生えていたりもするのである。そんなトルテの場合、相手がそういった気の無い同性だろうと、己の淫欲を押さえつけなければならないという大変さもあった。)
「そ、それに……もしも男の方だったりしたら……、はぁ……は、ぁ……っ、わたくし、きっと……ふぁ、ぁぁ……っ♡」
(誰とも知らぬ異性と同じ寝台上で、薄い夜着に包まれた肢体で寄り添うように一夜を過ごす。絶対にただでは済まない。寝ている間にあれこれ見られたり、たわわな胸肉やお尻を揉まれる程度ならまだしも、相手がそれだけで我慢してくれるとは思えない。前孔こそ封術で守られてはいても、セックスのためのハメ孔と化している後孔にガチガチの巨根を挿入されてしまえば、後はもうなすがままに弄ばれるに違いない。脳裏に浮かぶそんなシチュエーションにゾクゾクっと背筋を震わせたお嬢様は、ふらつくように寝台端に腰を下ろした。黒色のニーソックスから覗く白い太腿にふわりと掛かった赤スカートの股部分、そこに歪な膨らみが出来てしまっている事に気付いたお嬢様は慌ててそれを両手で抑えて隠した。)
ご案内:「港街ダイラス 宿屋の一室」にマコさんが現れました。
■マコ > 視線を感じるのはいつものこと。
どうしてもこんな体をしているのだから、目立ってしまうのは仕方がないことだと、マコは思っている。
ドレスのふくらみが歩くたびに揺れて、少々鬱陶しく感じる時だって、もちろんあった。
ダイラスで一仕事、近くで拠点を這っていた山賊退治に参加して、それを終えてお金をもらって。
さあ、これから宴会だというところで、マコはそのパーティを抜け出してきた。
理由は一つ、むさくるしい男と一緒にご飯を食べる気にはなれなかったのだ。
それに、ご飯を食べるのはいつも一人。
静かに、ゆっくりと食べたいからそのパーティに断りも入れず、逃げるように宴会場を抜け出してきた。
「はぁ……、つっかれた。
さっさとお風呂にでもはいって、ゆっくりと寝たいや…。」
硬くなった体を伸ばしながら、宿へと入る。
その鼻が引くりと動くのに、そう時間はかからなかった。
そう、彼女の種族の特性なのだろう、「そういった匂い」に敏感だった。
故にカウンターで、今日は相部屋になるということを聞いて期待しなかったわけではない。
もしかして、と思いながら宿の3階へと上がっていった。
だんだんと匂いが強くなる、そしてその扉の前に立って……思わず、喜びでガッツポーズしてしまう。
美味しいご飯にありつけそうだ、とよだれを口いっぱいにためて…コンコンと、二回ノックをした。
■トルテ > 「―――……っ!」
(思わずビクンッと跳ねた体躯が、ベッドのスプリングを軋ませた。響いたノックの音は軽く、そもそもわざわざノックしてくれるという気遣いからして粗雑な男性の物とは思えない。きっと女の人だと思いつつ、それでも弾む鼓動を抑えられないトルテは静かに一度深呼吸した後で)
「――――……ど、どうぞ、鍵は開いております」
(少しばかりどもった、それでも淑やかな声音で入室を促した。本来なら寝台端から立ち上がって出迎えるのが礼儀なのだろうが、今のトルテにはそれが出来ない理由がある。スカートの付け根付近、何気なく両手を重ねたその下で、興奮と緊張にますます昂ぶる剛直が存在感を強めてしまっているのである。)