2019/02/16 のログ
カイン > 「もっと強い酒を出してくれる店でも探そうかな。
 ここの酒場は料理はそこそこなんだけど酒は安酒多いしなあ」

その割にあまり悪い酔いする酒を揃えてないという、
何とも贅沢なぼやきを漏らすとマスターの鋭い一瞥を貰うハメになる。
肩をすくめるだけすくめて応じながらもう一度酒を煽って熱っぽい息を吐き。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「町外れの薬屋」にタン・フィールさんが現れました。
ご案内:「町外れの薬屋」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「町外れの薬屋」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 町外れの野原に不定期で設営されるテント…

それは近頃冒険者や酒場で話題になる、この国に来たばかりの少年魔術師の薬屋。

冒険の支えに、夜のお供にと、眉唾な並の薬とはかけ離れた効き目に、今日も噂を聞きつけた客がちらほらと現れては、様々な用途の薬を求め、望み、手にすれば満足して帰っていく。

本日は寒さの強い夜のせいか、客足は遠く、
けれどもそこまで商売熱心でもない少年は、普通の冒険者にはさして使いみちのない薬の調合実験を、ただ組み合わせの選択肢を消化していくだけの単純作業に退屈していて

「はぁー…… んー、ひま! かたこっちゃうよ。
今日は王都のほうにでも、あそびにいけばよかったかなぁ」