2019/01/12 のログ
幻鏡の迷宮 > 世界から隔絶され拒絶された様に誰も入ろうとはしなかった試着室ではあったが、燻した銀色の呼鈴から零れに染み出す霞の量が減るのに合わせて次第に視線を向けるように、中を覗き空きを確認するような客も現れた。

するとそのうち気がつけばその燻銀色の呼鈴はその形を崩し溶けるように棚の天板に沈み込んで消えてしまう。

幸運な事に今宵はその試着室を利用する者は現れる事無く、非日常は日常へと飲み込まれていくのであった。

ご案内:「王都マグ・メール/平民地区/武具屋」から幻鏡の迷宮さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原)  自然地帯  隠れ湯」にボブさんが現れました。