2019/01/07 のログ
ご案内:「辺境の一軒家」にエシル・アルトワーズさんが現れました。
エシル・アルトワーズ > 【待ち合わせ中です】
ご案内:「辺境の一軒家」にクロイツさんが現れました。
エシル・アルトワーズ > 死闘のよう――割と本気で命がけの初産も無事終え、二人の間生まれた赤子は“クロス”と名付けられた。
産後間もなく意識を失ったわたしはその後のことは断片的にしか聞いていないけれど、中々に大変だったらしい。特にクロイツの慌てようは見ておくべきだったなと思ったのは秘密の話だ。

それも過ぎて一週間ほどした頃。
超人並みの速度で回復しては赤子に鼻歌を歌っているところを彼が告げる――儀式の支度が整ったのだと。

『調子もよさそうだね――この間の話、覚えてるかな?』

儀式の間に来て欲しいと言われたわたしは赤子を腕に、灰髪の侍女に案内されて言われた場所へたどり着く。

「あー、どうしよ。なんだか緊張してきた・・・」

そわそわと落ち着かないのはきっと仕方がないこと。
逸る鼓動を抑えながらぎぃ、と軋む音を立てる扉を押し開く。

クロイツ > 母親の強さの理由を魔王になってからようやく知ったのはエシルの出産の大変さを知ったから。
本当に命がけの出産で生まれたのは元気な男の子。
名前も二人の名前をかけて取り、その事も嬉しくすっかり親馬鹿状態。

最初は大慌てをしてメイドたちに宥められ。
1週間もすればエシルも回復し、赤子の世話をしていたタイミングで声をかけて儀式の間へと誘い。

灰髪の侍女に案内をさせてる間に準備を整えてやってくるのを待つ。

「いらっしゃい、待ってたよ。」

扉を押し開けエシルが入ってくれば笑顔で両手を広げてのお出迎え。
本当は石レンガの冷たい雰囲気だった儀式の間は寝室のように綺麗な内装に整えられ。
床には絨毯に魔方陣、その中央にベッドが置かれている。

やってきたエシルの緊張した様子にそっと傍によって赤子ごと抱き寄せ包み込んで。

エシル・アルトワーズ > ――儀式の間という仰々しい名前とは裏腹に、通された部屋は暖かな雰囲気を包んだ室礼が主と共に出迎える。

歩み寄り肩を寄せ抱き包まれれば緊張した胸の内を暖かな気持ちが満たし、ほんのりと顔に熱を持たす。

「お待たせ、綺麗な部屋ね。まるで御伽噺のワンシーンみたい」

視界の隅、部屋の中央に置かれたベッドをちらりと見遣る。
これからすることはきっと、そういうことなのだろうか。
徐々に加速しつつある心拍、期待と緊張がわたしの声を上擦らせる。

「そ、それでわたしはどうしたらいいのかな・・・」

クロイツ > 「待ってないよ。十分準備する時間を貰えてよかったからさ。
エシルに大事な儀式をするんだしこのぐらいはね?」

元は物々しい部屋であったがどうにか綺麗に整える事が出来。
抱き包めば緊張しているのを直ぐに感じ、大丈夫と安心させるために背中を撫で。

視線を追いかけるとベッドを見ている事に気が付いて。

「緊張しなくていいからね。儀式って言っても変な事はしないし。
どっちかっていうと何時もやってる事で…お互いが交わって魂を繋げるんだよ」

期待と緊張の声、加速する鼓動を感じて安心できるように普段の笑み。
どうしたらという言葉に、これから行う事を、つまりはいつものように愛し合う事を囁いて。

「クロスと一緒にまずはベッドに行こうか」

エシル・アルトワーズ > 「自分の赤ちゃんに見られながら、ていうのも気恥ずかしいような・・・」

クロイツに促されて子供を抱いたままベッドへ向かう。
いつものように求めあい、繋がる。それだけのことがまるで初心になったような緊張感をもたらす。
今までと同じ行為でも、今回は意味合いが違うのだ。

ベッドに着き、振り返る。
伊田やかな笑顔を浮かべるクロイツと、わたし以上に緊張した面持ちのアルテが視界に収まると、どういうわけか逆に落ち着いてきた。

ベッドへ腰掛ける。
ふかふかと沈み込む柔らかさは、きっとここで眠ればよい夢が見られそうなほど。

「クロイツ・・・」

名を呼ぶ。
特に意味はないのだけれど、やっぱりこういうときは名前を呼びたくなるもの。

クロイツ > 「それなら儀式の間だけ面倒を見て貰っておく?僕はこの子に愛し合う姿を見せてあげたいって思うんだけどね」

ゆっくり丁重に、途中で転んだりしないか最新の注意をしてベッドへと。
求めあい繋がる、いつもの事ではあるが今日は愛し合うだけではなく。
緊張感を見せるエシルの姿に真面目な顔を一瞬だけ見せ。

「やっぱり緊張するよね。実は僕もしてるんだよ」

笑顔でそう言っても嘘に見られるかもしれないが本当の事。
愛する人にこの儀式を行うのは初めてだからと、まだアルテを含むメイド達にも行っていないのだから。

「大丈夫だからね、エシル」

用意したベッドも寝室と同じ上質なもの。
よく眠れよく休むために用意し、儀式が終わればそのまま眠れるようにという気遣い。

名前を呼ばれると微笑んでそっと唇を触れさせ、そのまま押し倒していく。

エシル・アルトワーズ > 「あ・・・・・・」

ぽす、と背面から倒れこむわたしを柔らかなベッドが受け止める。
大きなベッドだ、落っことすこともないのだろう。視界の端に映る位置へ子供を寝かせる。
覆い被さる影、その主へ視線を上げて顔を見つめる。

「クロイツ・・・わたしは――エシル・アルトワーズは貴方を夫として、主として愛し、慈しみ、支えることを誓います。
我が身、我が心、我が魂は貴方に捧げ、朽ちる時も共に果てることを誓います。
                    くろいつ
――今度こそ、わたしのすべてを捧げます。愛し君よ。」

きっと、この儀式において言葉なんて要らないのかもしれない。
けれどもこれはわたしの意思表明。文字通り全身全霊の愛の誓いなのだ。
これで覚悟も準備も整った。真っ直ぐ、眼を見て微笑む。

「だからわたしのすべてを貰ってね。残したら赦さないから。」

クロイツ > そっと押し倒せば覆いかぶさり見下ろし。
大事な我が子には万が一がないようにと、エシルが寝かせれば保護魔法をそっとかけ。

「そう言う誓いはいいよね。それじゃ僕も
エシル・アルトワーズを我が妻とし、妃として愛し、慈しみ、この先ずっと支えるよ。
その身、心、魂は僕が全て受け取り、この先の永久の時間を共に少し生き、そしていつか果てる時も共にと契約をする。
                  エシル
今日、エシルの全部も貰っちゃうよ。愛する君」

この儀式はお互いの魂を繋がらせ、そして二つを一つに擦すようなもの。
必要なのは濃い魔力と儀式、そして真に信頼し捧げ合う心。
しかしエシルの覚悟を、意思表明に答えるように自分なりの愛と契約を囁く。
この儀式は失敗することはあり得ない。お互いが望んだ事だから。

「残すわけないよ。全部を貰ってずっと僕のものにするんだからさ」

解っていると頷き、ドレスの上から手を這わせ、優しく脱がせていく。

エシル・アルトワーズ > 意趣返しにかクロイツがわたしと同じように誓言を述べる。
気恥ずかしさと嬉しさがない交ぜになり瞬く間に顔が熱くなる。

「あぅ・・・やっぱり照れるね、こういうの」

ドレスを優しく剥ぎ取られ、あっという間に一糸纏わぬ姿にされてしまう。
未だ女らしさに遠い体つき。半分反射、半分わざとに身を捩り、腕で掻き抱くように隠す。
身体の奥まで既に火照り、わたしの身体は既に受け入れる準備は整っている。
内股に触れる濡れた感触がそれを裏付けるようにぬめり、くちっ・・・と粘り気のある音を立てた。

クロイツ > 愛を囁くことの大切さを知った今、エシルに囁くのは大まじめな愛。
こうして恥ずかしそうに嬉しそうな表情を見るのも好きな事と一つ。

「僕は嬉しいけどね。だってさ、クロスって大事な存在が出来て。
それで今度はエシルがずっと傍にいるようになる記念日なんだよ」

慣れた手つきでドレスを脱がせてしまって一糸纏わぬ姿として見下ろし。
エシルは気にしているかもしれないが、少女のスタイルは好き。
腕で隠す様にする仕草に、そっとその手を退けさせて。
そしてそっと肌に指を這わせて温かさを、きっと奥まで火照っている熱を感じては擽るようにお腹の上で指で円を描き。

「準備は…よさそうだね」

微かに聞こえる粘り気のある音に囁き。
一度身を起こせばエシルの目の前で衣服を脱いでいき、そしていきり立つ肉棒まで露にとする。

エシル・アルトワーズ > シン、と静まり返った部屋に絹擦れの音が響く。
ぱさり、ぱさりと音を立ててクロイツを覆う服が地面に落ちる。
わたしと同様に一糸纏わぬ姿、ありのままの姿を見せ付ける。
細身でありながら引き締まり意外と男らしさを纏う体つき。
あどけなさを残しながら、しかし反り返りいきり立つ逸物が彼の興奮を代弁する。

「クロイツも、わたしに興奮しているのね・・・ぁむっ」

まるで誘われるように身を起こし、そのまま彼へしなだれかかるように肌を合わせる。
耳を食み、首を、胸をと舌を這わせてたどり着いた“彼”をゆっくりと口の中へ招き入れる。
すぐに異物感と圧迫感がわたしの脳を満たすが、お構いなしにと喉まで飲み込む。
膨らみや出っ張りがわたしの喉を掠め擦るたびに締め出すように収縮するけども、限界までもどかしいほどに時間をかけてゆっくりと飲み干していく。

押し出されたように涙が零れるとともに、唇が付根へと押し付けられる。
既に圧迫感は限界を超えてまるで胃の中にまで侵入させてしまったような錯覚すら覚える。
ちら、と上目でクロイツの顔を見遣る。どんな顔をしているのだろうか。
そしてそのままゆっくりと引きずり出していく。
入るときとはまた違った、体の中のもの全てを引き摺りだされそうな、そんな感覚。
ゆっくり、ゆっくりと時間をかけて引き抜いていく。

「ん・・・、む、ぅ―ーんぅぅっ!?・・・・・・」

こんな苦しい愛撫でもわたしの身体は喜ぶようで、まだ奉仕の最中だというのに何度目かの小さな絶頂がわたしの身体を震わせて、蜜を溢れさせた。