2019/01/04 のログ
ご案内:「某貴族宅」からナインさんが去りました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…そうだな。浅ましい獣にも、施しは与えねばなるまい。高貴なる者に伴う義務。持たざる者への施し。肉欲を渇望する貴様には、こうして犯し続ける事が最良の施しであろうがな」

少女に比べると、王族としての責務を語る己の口調は交わりの最中でありながら尚、高貴なる者としての誇りと驕りに満ちていただろう。それは、結局の所少女を組み敷き、犯し、嬲っているのは己の立場故と、情欲の奥にある理性が認識している為。
獣の様に交わっていても、己が上位者として少女を嬲るなら、その矜持だけは捨て去る訳にはいかなかった。だからこそ、寝台上の支配者として。一晩の飼い主として。高慢と傲慢によって、少女を穢すのだ。

尤も、そんな思考は脳髄を焼く様な快楽と本能のままに突き動かす腰の動きを止める程ではない。
視界の側らで震える少女の手を乱暴に握りしめる。それは、犬に繋がれた紐を引くような乱雑さであり、己のモノを離すまいとする子供じみたものであったかもしれない。
なんにせよ、今は唯、打ち付ける肉棒から流れ込む情欲に身を任せるばかり。最早シーツは蜜液によって水気を帯び、秘部の水音と共に濡れたシーツを引きずる様な音が室内に響くだろう。

「そうだ、それで良い。言葉を発する余裕など与えぬ。啼け、喘げ。お前の泣き喚く声が、俺を滾らせ、褒美へ近づくと知れ!」

少女の嬌声に誘われる様に、言葉は荒々しく、抽送は速度を増していく。
根元まで引き抜いた後に穿たれた肉棒は、最早引き抜かれる事なく少女の膣内で前後するばかり。そうなれば、行き場を失った肉棒の先端は自然と少女の子宮口を押し広げ、その先へ、その先へと押し付けられる。肥大化した先端と、それに合わせて傘を膨らませたカリの部分が、抽送する膣壁を押し広げ、抉るだろう。

「…そろそろ、イくぞっ…。お前が耐えられるかなど、知らぬ。精神も矜持も、壊れ堕ちようとも知った事ではない…!俺の子種を求め、俺の吐精に歓喜し、喚け…っ…!」

いよいよ、二度目の射精を果たそうと肉棒は歓喜に震え、膣内を暴れまわる。
眼前の雌を犯し、精液を注ぎ、孕ませる。その雄としての本能が、遮二無二腰を突き動かし、華奢な少女の肢体をがくがくと揺らす。少女の手を握りしめ、もう片方の腕で少女の身体を強く抱き締めながら、熱の灯った吐息を少女の耳元で吐き出しつつ、最後に大きく腰を引いて少女の最奥に穿とうとした時――。

「………そうだ。俺が、お前の主であり、お前を喰らう者だ。喜べ。お前の、ナインの望む通り、俺はお前を穢し尽くし、貪り、注ぎ込んでやろう」

己を主と呼ぶその声が。情欲に溺れながらも言葉を発した少女の声が己の耳を打った。
それに応えたのは、射精寸前で欲望の吐息を吐き出しながら尚、少女の主としての慈悲を込めた言葉。少女の耳元で囁き、その耳元を緩く食んだ。

そして、その言葉に合わせる様に先端まで引き抜かれた肉棒が体重を乗せて少女の秘部へと押し込まれる。
最奥の更に奥。子宮口をこじ開けて埋め込まれた肉棒が、ぶるりと一際大きく震えた後――

どぷどぷと、ごぷごぷと。生半可な音では例え難い勢いで、少女の中で射精する。
無意識に体を駆け巡っていた魔力がそのまま精液となり、魔力の籠った精液は己すら驚く様な量となって少女の中を汚す。
そして、射精しながら尚快楽を求める己の下半身は、肉棒は。白濁をびゅるびゅると吐き出しながら少女の膣内で小刻みに抽送する。
それは、吐き出した精液を全て少女の子宮へと押し込もうとする獣欲の本能。己のモノだと印を刻む様に。己の精液で孕めと言う様に。射精を続けながら寧ろ肉棒の質量と硬度は増すばかりだった。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > ――後日継続予定――
ご案内:「某貴族宅」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡:無明遺跡」にエシル・アルトワーズさんが現れました。
エシル・アルトワーズ > 【待ち合わせ中です】
ご案内:「無名遺跡:無明遺跡」にクロイツさんが現れました。
エシル・アルトワーズ > 「クロイツ・・・クロイツ・・・・・・!」

なんと言うこともない、と言う様子の彼にわたしは飛び込むように抱きついた。
戒めを解かれ、溢れ出る感情が私を衝き動かす。
涙は引いたけども鼻声交じりの情けない声が彼の名前を繰り返す。

「――ねぇ、クロイツ」

しばらく抱きついたまま、ようやくわたしの頭も冷静さを取り戻す。

「やっぱり、このままじゃあ申し訳ないよ。何でもするから、わたしに償わさせて欲しい・・・」

胸元に顔をうずめたまま、わたしは罰を求める。
やはりこのままでは納得がいかない――というより整理がつかないのだ。
わがままを言っている自覚はあるけれど、どんな罰でも耐えて見せようとぎゅ、と目を瞑る。

クロイツ > 「僕はここにいるよ、エシル。大丈夫だからね」

飛びこむように抱きつく少女を受け止め抱きしめて。
必要だったとはいえ拘束してしまった事は申し訳なく、ごめんねと囁いて優しく背中を叩き。
名前を繰り返され、その一つ一つに答えて。

「ん、どうかした?」

少女が落ち着くまで抱きしめ背中を叩いては撫で続け。
冷静さを取り戻したのか、声色が変わると顔を覗き込み。

「僕のミスでもあるんだしいいんだよ。
償いって言っても…んー……」

罰を求める少女の言葉に悩んでしまい。
少女のその言葉が本気と言うのはよく解っているだけに悩んでしまう。
自分の子供を孕んでくれた大事な少女に罰と考えても直ぐに浮かぶものではなく。

「そうだね…ずっと僕と同じ時間を生きてもらうっていのは罰になるのかな…」

それは自分が死ぬまでずっと生き続けるという呪い。
果たして罰になるのか判らないが、それを口にして見下ろして見つめる。

エシル・アルトワーズ > 「――!」

告げられた罰、それは悠久のときを生きる魔王、その命を共にすること。
人の血を持つわたしではいつか来る離別、その理を歪める契約。

はんりょ きゅうこん  じんせい おっと   プロポーズ
眷属 として 呪い を受け、魂 を 主に捧げろという罰。

「ばか、そんなんじゃ罰にならないじゃない・・・」

出し切ったと思っていた涙が再び溢れ出す。
今度は温かく、心地の良いものだった。

「・・・これじゃあご褒美みたいなものだよ。断れるわけないじゃない」

声が滲む、見上げる顔はきっとくしゃくしゃなのだろう。

               だんなさま 
「絶対に放さないでね、わたしの愛する君」

クロイツ > 告げた言葉は命あるものの理を歪める一言。
何時かは来る死という時を失うという契約。
その魂を差し出し、永遠に伴侶として眷属として生き続ける呪い。

「十分な罰だよ。エシルはこれから、僕以外の知り合いに寿命が来て死んじゃっても生き続ける。
それはとてもつらいし悲しいことなんだよ」

罰にならないという少女に告げる残酷な未来。
それは自分が歩んできた今までの時と同じ事をこの先という事だが…。

「ふふ、ご褒美なんだ。それじゃこの先はずっと僕と生きてもらうよ」

見上げる少女の顔をはっきりと見下ろして微笑みと共に宣言して。

「僕が滅ぼされるその時まで離さないし、どこにも行かせないよ。
        妃様
僕の愛するただ一人の君」

エシル・アルトワーズ > 「~~~!」

思わず爪立ちになり、微笑む顔へ唇を押し付ける。
溢れる気持ちがわたしを動かすのだ。
なんども口付けを贈る。唇、頬、顎や鼻先・・・少しやり過ぎなきもしなくないけれど、この喜びをじっとすることなんて出来やしないのだ。

「ところで、具体的にはどうするの?いくら言霊だといっても流石に
口頭だけでどうなるものでもないでしょ?」

顔を見上げたまま、疑問を口にする。
既に身も心も捧げた故、これといって思いつくものもなければどうしたものかと見つめる。

クロイツ > 何時か別れが来てしまう、その覚悟がどうしてもできていなかった。
しかし出した罰、少女にはご褒美のそれを受け入れられれば喜びを隠し切れず。
それゆえの気の緩み、唇を押し付けられると驚いて見つめ。
唇に頬、顎や鼻先に口づけを贈られ、場所が場所だが嬉しく恥ずかしくてそれを隠す様に強く抱きしめて。

「そうだね……簡単な儀式をやるんだよ。それでエシルの魂は僕に縛られて永遠に一緒に生きるんだよ」

少女の疑問に簡単な説明で方法を告げて。
身も心も既に捧げて貰っている、だからその儀式は失敗することは無いとも。

「この子が産まれたらやろうか。今やっちゃうと、この子もずっとこのままになっちゃうからね」

そうして少女のお腹をそっと撫でる。
産まれてからでないとこの子はエシルと共にお腹の中で永遠に生きる事になってしまうと。

エシル・アルトワーズ > 「そっか。そうだね、この子だって外に出たいもんね」

クロイツの掌を追うように私の掌が慈しむようにお腹を滑る。
恐らくはこの洞窟から戻れば間もないはず、はじめての子を授かる日を夢想する。

「元勇者で魔王の眷属ってなんだかよく考えると不思議な肩書きね。
ふふ、馴れ初めを聞いたらきっと驚くわね」

奇妙な運命だと、しかし幸せだとわたしは微笑む。
もたれかかったまま、身体を預けた姿勢で彼の心音を背中越しに感じてみる。

クロイツ > 「そうだよ。二人の大事な子なんだからね」

愛おしむようにお腹を撫で、手が重なるとくすりと笑い。
もう直ぐ産まれる時期、初めての求めて産まれる血縁の子供の誕生が待ち遠しく。

「偶にね、勇者が魔王に魂まで堕とされて闇堕ちって言うのはあるんだよ。
でもエシルみたいに受け入れて眷属になってくれるって言うのは聞いた事がないんだよね。
教えたらきっと驚くよ、馴れ初めもだけど魔王と勇者の夫婦なんだからね」

奇妙な運命で出会い、そしてこんなに幸せと感じられる関係。
そうなれた事に浮かぶのは微笑み、預けられた身体を抱きしめて少女の温かさを感じ。

「本当にありがとうね、エシル」

少女の温かさを感じ、鼓動を感じさせて静かに耳元に囁いて。

エシル・アルトワーズ > 「こちらこそ、ありがとうクロイツ」

耳元へ囁かれる言葉と吐息がこそばゆくて嬉しくて思わず目を細める。
自然と感謝の言葉が口から出て行く。

「わたし、今とても幸せよ」

顔は同じ方向を向いたまま、穏やかな微笑みを浮かべる。

「――愛しているわ、クロイツ」

クロイツ > 本当なら恨み言を言われてもおかしくはない。
しかし今は愛し合う、どちらかが欠けても生きていけない関係。
少女の言葉に無言で抱きしめ。

「僕も幸せだよ。この先もずっと幸せだよ」

今の自分の顔はきっと魔王としては情けないといわれる顔をしているはず。
少女の顔を見たいが、今は見られたくはないとこの体制を感謝して。

「僕も愛してるよ。そろそろ帰ろうか。
薬草は…急がないからまた取りに来ようか」

ちょっとしたアクシデントがまた起きても困るので帰ろうと囁き。
返事を聞かないままに帰還の魔方陣を魔力で書き上げて。
そして二人で王都の屋敷へと転移してその場から立ち去って…。

ご案内:「無名遺跡:無明遺跡」からエシル・アルトワーズさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡:無明遺跡」からクロイツさんが去りました。