2019/01/03 のログ
幻鏡の迷宮 > その時は訪れず、来訪者も無ければ『彷徨いの呼鈴』は鳴る事無く消えていくだろう、その場に存在した痕跡も残さず、ただ魔力を感知する事に特化した者は何かがあったこと程度は察する事はできようか。

呼鈴だったものはほろほろと光の粉となって崩れ、最後には爆ぜるようにして辺りの光の粉を撒き散らし、それも静かに図書館の闇に溶け込むように消えていくのだった。

ご案内:「王都マグメール/図書館」から幻鏡の迷宮さんが去りました。
ご案内:「某貴族宅」にナインさんが現れました。
ナイン > ――お約束待ちにて――
ご案内:「某貴族宅」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ナイン > ――なら。…それなら、ギュンター。 私を―――― っ、っあ――ぁ、ぁ…!?
っくん―― ん、ぅ……っぅあ、ぁあぁ、あっ…!!

(きっと。望んだ事、願った事。…或いは、企んだ事が有った筈だ。
だがそれ等を口にする事すらも叶わない。震える唇に乗せる事が出来たのは、只管に乱れた甘声ばかり。
何せ、唯でさえ耐え難い肉悦が。貫かれ、突き上げられる快楽が。急激に強められたのだから。
喰らい付いたその分。以上に。ぎりりと柔肉が悲鳴を上げる程に圧し拡げられる。
抵抗じみた恭順。服従めいた捕食。そんな矛盾する一切を、彼の牡によってねじ伏せられる――気持ち良くない筈がない。

少年の身が起こされれば。仰角を描く矛先が殊更強く、襞肉を擦り上げる。
その牡が更なる膨張を見せるなら、軋む程に掻き分けられる。溢れる程に掻き出される蜜音が強くなる。
深く、深く。突き立てられる程に煽り立てられ、堕ちに堕ちる肉悦の深み。
紛れもなく、犯される、という言い草と激しさとに酔わされ、亦悦びを覚えていた。)

っぁ ――ぁ゛ は……!! っく、っぁ ……ぁ ぁあぁ ぁ  ぁっ  …………!!

(肉欲のみ、唯それのみの交わりの果て。牝胎の深奥を抉り抜かれた一瞬、少年の腰を押し上げる程に身を撓らせ、強張らせて――
叩き付けられる、暴欲の証。夥しい吐精は瞬く間に、所詮少女のそれでしかない、狭隘な仔袋を満たし尽くし…
尚、止まらない。少年が吐き出そうと、注ぎ込もうと…眼下の牝を穢し孕ませ、あらゆる意味で征服せんとする行為も。
少女が求めようと、搾り取ろうと…自らを犯す牡としての少年に対し、悦びすら覚えた侭で身を委ねきる行為も。

胎の奥を焼かれる快さに。強すぎる程強い、快楽の極まりに。どれだけ深く、高く。絶頂に溺れてしまうのか。
長く、長く。牡がしゃくり上げる、熱精が解き放たれる、少女の中を満たし渦巻く…その度に。跳ね、震え、それでも尚締め付けて。
何時終わるとも知れないような、忘我と歓喜の混じり合う一瞬に。繰り返し酔い痴れ続け。)

 ―――― っ、 っふ …ふ ぅぁ、  …ぁ …  っぁ   ――――
凄 ぃな、 …凄く ……良い …良 …ぃんだ、ギュンター ……っふ …ぅぁ… 
良かった、 …にしたくない 出来ない ……未だ ……っぁ、は …まだ欲しい …何故――かな …
こんなにいっぱい なのに……っぁ、ぁ―――― もっと 穢して、堕として …っ … …犯して …躰 も、心も  っ、 …

(達して戦き続けるその侭。彼の牡に喰らい付いた侭。唇を吸い、舌を絡め、熱と共に零す声。
――欲の。発情の。暴走が止まらない。一度精を与えられたのに、寧ろそれこそが、望む物を確信させてしまうから。)

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 己の精液を、唯々欲望のままに吐き出す。
少女の声も、快楽にに喘ぐ姿も、己にねじ伏せられる様も全て。その全てが吐き出す精液の量と、肉棒の質量を押し上げ続けていた。

「…ーっく、あっ…!この、淫乱が…物乞いの様に締め付けおって…!」

吐精しながら小刻みに動かし続ける肉棒を、尚も求める様に締め上げる少女の膣。それは、己自身にもまた終わらぬ快楽と情欲を与え続けるモノ。

「…ん、ふぅっ……んむ……ふぁっ…。まった、く。魔術など、最初から必要なかったな、ナイン。服従と肉欲に溺れるのが、そこまで心地良いか」

強請る様に、喰らう様に。少女の唇に応え、その口内を舌で蹂躙する。口内の蜜を掬い上げ、己の唾液を注ぎ、銀色の糸が互いの唇にかかる程に楽しんだ後、唇を離して薄く笑みを浮かべた。

「だが、良い。穢れ、犯され、堕ちていくお前は美しい。お前が望まずとも、犯しつくしてやるとも。何、まだ出したりぬ故な」

そして、再び己の肉棒は少女の中で蠢き始める。
愛液と精液でどろどろになった膣内を、先程よりも幾分早い動きで。何度も何度もその最奥に肉棒を打ち付ける。

それは先程までの少女を焦らすようなものとは別の動き。今度はただ只管に、少女へ快楽を叩きつけるかの様な抽送。
己の射精欲よりも、少女へ与える快楽を優先し、最奥を抉りながらその腕は秘部の戸口で震える少女の突起を弄ぶ。
それは最早、快楽の暴力。少女がどんなに溺れ、啼き叫ぼうとも、強引に快楽が注ぎ込まれ続けるだろう。

ナイン > っかは…!っ  ぁ、 ……っ ぁ は……は ぁぁ… っ、 …そうさ、良い物だ――よ…
…今だけ、この時だけ ……は。 …っぅ―――― 一人の女 …いや、一匹の 牝 …くふ、ふ…

(存外、乱れる時、溺れる時――犯される、穢される、そんな瞬間だけが。少女が単なる少女として、解放されているのかもしれない。
微細なさざめきを繰り返す内部の肉は。未だ、果てた極みから戻り切れていない為に。
少年の側も、同じなのだと言うように。緩やかに動き続け、精を零し続ける牡は。硬く、大きく。その威容を失わず。
酔い溺れる肉欲の深さを、その侭重ね合わせ貪る口付けの深さに。快楽の甘さを、蕩けてやまない牝としての声音に。それぞれ重ね。)

お互い、良い趣味…っく、っぁ…っは している…な……?
――ギュンター?それとも、今夜だけは…主様とでも。呼び変えてやろうか…?
犯し、躙り、統べたいというのなら――――  く、 っふ、 ぁ …っ、ぁ ――――!?

(そっと頬へ滑らせる指先が。震え、強張り。堪らず握り締められる。
昂ぶりを失わない、どころではない。再開された少年の動きは、紛れもなく快楽一辺倒で圧し潰す為の――少女を、望み通りに。
快楽に狂わせる為の物。
奥を。仔袋の入口、其処に刻み込まれた性感を。徹底的に嬲り抜かれる連鎖に。剥かれた芯すら躙られる。
翳りも曇りもなく設えられていた秘華は、今や熱に蕩け蜜に潤み、牡を貪る淫華その物。
抽挿に合わせ紅い花弁が捲れてはひくつき、ぬらつく潤みを吐き散らし、止まらぬ滴りは尻肉からシーツ迄べったりと染め穢す。
ひくひくと戦きばかりを続ける肉孔は。直ぐに亦快楽の極みへと追い遣られ――戻れない。
幾度も、幾度も。追い上げられて。)

あ――、っっぁ、ぁ  は…!?
ひ ぁ ま  待っ …っ、と…め ――止まら ……な、っぁ っぅぁ あぁあぁっ…
おかし、 っ ……おかしく、 なっ  …わ た …私の、っ  私 ――の っ っっ――――!!

(腰が小刻みに浮いては落ち、力の篭もりすぎる臍下が強張り、竦み。
耐え難い快美に反り上がる侭、再び少年へと縋り付いて。
啼き叫ぶ――確かに、その通りだった。止まらない快楽。絶頂。何処迄も喘がされ続ける。
蕩け、爛れ、蜜と精が交わり溢れて濡れそぼる牝の孔。――それが、狂うと。否、きっともう狂っていると。
戦慄く唇が歌おうと――)

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「く、ハハ。そうか。そうだな。今この褥の中でだけは、貴様は一族を預かる当主でも無く、下卑た者共と渡り合う貴族でも無く、唯のナインでしかない。いや、俺の犬であるナイン、と言う方が正しいか」

少女を快楽に堕とし、隷従させる己もまた、こういった肉欲の宴でしか本性を現わせないのかも知れない。
被り慣れた社交的な笑みの仮面はとうの昔にかなぐり捨て、少女を見下ろすのは獣じみていながら他者を見下す傲慢な笑み。
直接的な肉体の快楽と、他者を踏み躙る精神的な快楽が、己の肉棒を萎えさせず、寧ろその硬度と熱量を増大させていた。

「主様、か。良い響きだ。今宵は、いや、この戯れの間だけは、是非そう呼ぶと善い。……だが、口の利き方から躾けてやらねばなるまいな?」

頬を撫で。そのまま視界の片隅で握りしめられた少女の手をそっと握り返す。それはまるで、恋人の逢瀬の様な、静かな、慈愛に満ちたもの。
だが、その一方で少女への攻めは留める事は無い。肉棒は最奥だけではなく、そこに至るまでの膣壁をごりごりと抉り上げる。
絶え間なく溢れ続ける蜜で滑りやすくなったのを良い事に、その動きは益々激しさを増し、室内に響く水音は宛ら水をかき混ぜる様な荒々しさですらある。
そして少女にとって不幸な事に、一度精を放出した己は精神的に幾分余裕があり、尚且つ滾った情欲は無意識に魔力となって肉棒へと注がれ、益々その質量を増大させるばかり。

「……おかしくなりたいのだろう?そこいらの娼婦の様に、野良犬の様に。雄の精を求めて無様に腰を振るモノへと成り果てろ。何、飼い主として責任があるでな。お前が壊れ、狂い果てても面倒は見てやるとも。ナイン」

縋りつき、啼き叫ぶ少女に向けるのは、穏やかで慈愛の灯った笑み。だが注がれる言葉は何処までも傲慢で、壊れてしまえという残酷なモノ。
どんなに少女が快楽に喘ごうと、決して攻め手が緩むことはない。じりじりと睾丸から肉棒へと昇る精液を感じながらも、それでも尚、己よりも少女へ与える――叩きつける――快楽の為に、少女の秘部と肢体を攻め続ける。

ナイン > そう、さ――今だけは ギュンター …貴方の っ……っは ぁ、は …貴方 に、 主に貪られる っ、犬で良い…
だって、 …だってそれが、 っい…い、 狂おしぃ程――狂う 程、 良ぃ  から …っ――――

(そんな支配者の瞳で見下ろされる事に。牝としての痴態、その一切をさらけ出し差し出す事に。
身震いせんばかりの快美な悦びを――正しく、被虐という名の悦びを覚えていた。
尚硬さを、熱さを。何より傲慢とも言える支配者としての、全てを意の侭に刷り込もうとする牡の責め方に。
最早蕩け尽くし、快楽だけに染め尽くされてしまった牝孔は。泡立つ蜜をしとどに零し、奥底へと突き込まれる度その牡を搾り。
浅ましく、悦びばかりを求めて喘ぐ。…牝孔も。その唇も。)

 …口の……? っ、は…それも良いか な……哀れな犬 に仕込んで、くれ……っふぁ、 は……!
主 に …っっ 主様に媚びる 、餌を求め …る、牝犬は …っは 、ぁ あ…  どんな風に、啼く物な…のか …

(銀糸の垂れる口元を拭う事すら出来ず。過度の喜悦に弛緩したかのような唇が、その瞬間だけは…嘲笑った。
堕ちたくて堕ちたくて堪らない、少女自身の本性を。
意を汲まれたかの如く、少年の責めは――責め苦とすら呼べるような、快楽と絶頂の多重連鎖は終わらない。
濡れふやけた襞肉の全てを。撓り狭まる締め付けの一切を。余す所なくその肉孔の根刮ぎを。
焼け付く程に熱い牡が穿ち抜く度、止め処なく悦びの底へと沈み込む。
ましてや牡に集い、交わりを介し、牝孔から少女自身にも伝わる魔力という物が。
陥った暴走の術を維持し続ける――終わらせない。欲しい、欲しい、もうそれしか考えられなくなる程の肉欲を。)

娼婦…っ、っは、 …そんな上等な――…っ、 駄目だよ、もっと …もっと、っ…!!
家畜みたいに、っ 玩具のように …っふ ぁ そう さ モノ、 じみて ……
ぁ―――― っ、っぁ、ぁ あ ……!? っ―― 主 さま、 貴方の っ…精で 蕩かし 尽くして、っ 欲しい …!

(…対等を望むかのように、互い名前で呼ぼうとした…当初のそれも。何処に行ってしまったか。
取られてしまった手は、少年へと縋り直す事すら出来ないが。それも有る意味――対等に抱き合う事すら赦されないような狂おしさ。
組み伏せられ、貫かれ、一方的に快楽を以て支配されていく…欲に溺れ濡れた瞳が。確かに、悦びと歓びに歪んでいた。)

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「狂い果てる事を渇望するとは、つくづく貪欲で、浅ましく、淫猥な女よ。哀れみすら覚えるが…それに恩顧を与えるのも、主としての務め。……だから、全て差し出せ。貴様の肉体も、精神も、何もかも全て。俺が喰らい尽くす為だけに。俺に喰われる為に捧げろ、ナイン」

穏やかな口調に、次第に肉欲の熱が灯る。
傲慢だが超然じみた言葉が荒々しくなり、眼下の雌を貪る雄のモノへと変化する。
ぐちゅぐちゅと抽送する度に響く水音と共に、射精を求めて肉棒が少女の中で暴れまわる。精を求めて締め上げれて尚、その締め付けすら物足りぬと言わんばかりに、乱雑に、乱暴に、少女の中を蹂躙している。

「…そうだな。餌を強請る犬は、きゃんきゃんと甲高く啼くそうだ。腹を見せ、服従し、媚び諂う様にな。既に貴様も半分以上は無様な犬の如き体勢ではあるが……犬の様に啼け。人の言葉で強請る等、獣には勿体無かろう」

快楽を与え続けた少女の膣は、溢れる蜜と先程流し込んだ精液で溺れんばかり。それでいて尚、締め付けが緩む事は決してなく、己の肉棒を締め上げ、強請り続ける。
それに応える様に、昂る肉欲のままに打ち付ける肉棒は蜜をかき分け、膣を抉り、大きく引き抜いた後、杭の様に根元まで打ち付ける。無意識に少女に魔力を注ぎ込み続ける肉棒は、肉体強化の術も相まってその長さと硬度をより増していく。
最早最奥の更に奥。子宮口をこじ開けんといわんばかりに、肉棒は穿たれる。

「…そう、だな。お前は、もはや犬ですら、ない…っ…。モノだ、俺の、モノ。俺が望むままに、気の向くままに、性欲を発散させ、服従させるだけの、モノ。俺を求めろ。跪き、慈悲を請え。ならば、ナイン。お前を、使って、やろう。唯の女……いや、唯の道具としてっ…!」

いよいよ、射精が近づく。
少女を攻め立てていた肉棒は、漸く己の快楽の為に動き始める。だが、少女の事を一切考慮せず、己の射精の為だけの動きすら、少女にとっては褒美なのだろうか。
少女の膣で鈴口が開く。眼前の雌を汚す為に、睾丸から精子が昇る。
そして、少女の最奥へ注ぐ為、己の身体を倒し、少女の背中に手を回すとぎゅっと強く抱き締めた。それは抱擁、等というものではなく、雄が雌を押さえつける様な、そんなものであったが――

ナイン > ――義務、は大事だ …よ、…っふふ、ぁ…ぁ――授ける …は …っはん、 んふ…!
持ち得る者の 上に立つ、 者の っ ……義務だから…ぁ……

(貴人の義務という物を。常なら、誇りを持って口にする事が出来ただろう。
だが今ばかりは、褒美を…餌を求めて媚びる為の、名目にすぎなかった。
紅く色付いた舌を差し出す仕草は、女であるなら、口付けの深みを望んだ故にも見えただろうが。
自ら犬に堕ちたいと願ってみせる少女の場合は。より、それらしさを見せ付けようとしている風にも思えるか。
掌の中、囚われた拳を震わせる。その手でもう一度、掴まりたいのか――はたまた。より確かに、戒められでもしたいのか。
逆に少年を、その牡を包み込む側である肉孔は。最早際限無く果ててひくつき、嬲られる度に淫らな蜜を垂れ流していた。
何度も、何度も。重ねられ続ける快楽の果て。終わりも、切れ目すらも無いかのような絶頂の連鎖に。
より強く、浅ましく、襞肉は徹底して牡を喰い締める。…より、掻き回されたいと。圧し拡げられたいと。蹂躙されたいと訴えて。)

ぁ、あ…っは 良い―― …それは 良い、っ …
意地汚く 餌の為 ――っ、吠えて みせる も……っ  っ…!? っは 、―― ひぁ゛ っ…!?
っぁ、あ っ、あ  ………っ、 っぅ う っぅぁ ぁああぁ  ぁぁ っ!!

(…それも一興、という少女の笑みが掻き消えた。期せずして、喉を浮かせ張り裂けんばかりに吐き出す嬌声は。
成る程少年が、主として犬に命じたそれのような。肉悦という物に溢れ、溺れて啼き喘ぐ、本能だけで悶える獣のそれだった。
――切っ掛けは明白だ。少年の動きが変わったから。
蜜飛沫を散らす程に力強く穿たれる。捲れ返る程に退かれた所から、最奥まで捻じ入れられる。
昂ぶらされるだけ昂ぶらされ、果てるだけ果て、を繰り返した所から、一際強く蹂躙される抽挿が。
容易に、少女の理性も人間性も撃ち砕いていた。
…だから。本来ならば在り得ない事。赦してはいけない事。
最奥すらもこじ開けていく、仔袋の深みをすら貫こうとする、牡による征服をすら。
戦慄く襞も下りて緩んだ子宮口も、悦びばかりを繰り返しながら……受け容れていく。)

っぁ  あぐ……っ 、く―― ぁ゛ ……!?
……っっう っぅ、あ、 ぅ ぅぉ ぅ、 ぅ、 ぅ゛ ……!!

(限界を超えた挿入は、それだけ、限度を越えた絶頂に置換される。
仰け反り藻掻く肢体、軋み嗄れる喘ぎ、それでも尚――牡を悦ばせ、また牡に悦ぶ牝の肉。
少なくとも、その姿は。貴族たる、等と口が裂けても自認できる代物ではないだろう。
人めかせた言葉など打ち棄て、少年の欲を受け止めるだけ。その牡肉を受け容れるだけ。
二度目の吐精が近いのか。更に一回り太さを増した牡が、ぎぢりと限界まで肉孔を圧し拡げ。
それすら悦びにしかならないのだろう、褥の上で撓り跳ねて只管に果て、果て続ける。
子宮口すら抉られ、着実にその先へと突き立てられてくる牡に。
先んじて詰め込まれた精が揺らぎ、渦巻き、膨らんだ子宮に染み込んで炙られる熱さに。
――そして。抱き締められるという行為を、等しく牡による支配なのだと感じ取れば。
少年が、少年自身の為だけに、少女自身を用いているという事実に。
最早喘ぐ事しか出来無いような唇が、掠れ乱れる声音の中に、せめて最後に一つだけ…)

   っ、  …ぬ し、  さま ぁ………