2018/12/25 のログ
ご案内:「某貴族宅。」にナインさんが現れました。
■ナイン > -継続待機中-
ご案内:「某貴族宅。」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ナイン > ――ナイン、と。…それで良いよ、今の私は。
(決して、気安いという訳ではない。それでも、晒せる手の内は…自己という物を見せていくのが。
一種信用の証拠。相手を然るべき人物と見なすが故の礼儀という事だ。
何か、おかしい事を言っているだろうか。相手が首を傾げる素振りに。さながら鏡映しの如く、同じ動作をしてしまう。)
っふ――くふ…!っぁ、ぁ…そのつもり、だとも…でなければ――勿体ない。
(どうせなら。この一夜の内に、積めるだけを積み上げたい。入り込めるだけ入り込みたい。
…尤も。目的以上に、手段である筈の交わり…それ自体が。何より欲しい物へとすげ替えられつつあるのも亦事実。
加速させられ続ける欲望は。どうあっても、目下最大たる性欲ばかりへと繋がるのだから。
欲しいという、その衝動を微塵も隠さず。両の脚はさながら、獲物を捕らえ抱き込む如く。もう、少年を離さない。
導き入れるその侭に、深く、彼の者の牡に穿たれたなら。それだけでも、深い悦びに気を吐いた。
…少年が、貪りたいというのなら。少女が抱くのは、貪られたい、という欲であるべきなのか。)
くく…?言って、くれるな…?っぁ、ぁ――は…! …っぁ、ぁ…其処は寧ろ…
(抜かれていく際の摩擦が。根刮ぎ、内の肉から快美な悦びを引き摺り出す。
高まる熱に満たされた襞の蠢きを。今度は突き込まれる牡の質量に寛げられる…侵略。征服。そんな実感に酔うばかり。
強まる一方の蜜音が。肉悦の高まりを如実に、互いの合間に知らしめて――だが、それでも。
きっと、足りないのだろう。一番奥迄至らないという事は。全てを満たしては貰えないという事だ。
…もっと、深く。もっと大きく。もっともっと気持ち良く、なれる筈なのにと。解っているからこそ、不足も亦明確に。
一夜の戯れ言と歌い乍ら、その一夜だけは、何処迄もと訴えるような。甘い絡め方をした指先が、ますます、強く縋り付いてみせ。
それと同時に、更に奥へと引き込みたがる一方の襞肉も亦、凝縮を強めるばかり。
この一夜は唯々爛れ堕ちていたいと。その為に、与えられ得る全てが欲しいのだと…ますます響く濡れた音。
掻き出される蜜は色濃く、更に粘っこく。牝の匂いが強まる中で。)
寧ろ、そう、してみせると―― く…は、っぁ、あは…!
そうすると、 …貴男の、ギュンターの犬に、堕とすと ……だなんて。 …言って欲しい、よ…?
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…随分と気安い名で呼ばせるものだ。だが、お前がそう望むならそれも良かろう。なあ、ナイン。今夜の出会いが此の場所で無ければ、こうやって貴様の名を呼ぶ事もなかっただろうしな」
彼女が礼節を以てその名を告げた事は十分に理解出来る。
しかし、自分自身が彼女の信用に値する男だろうかと、僅かに苦笑じみた自嘲の笑みを浮かべるだろう。
彼女が己を利用するのならそれで良い。此方が彼女を利用する事もあるだろう。しかし、今まさに犯されようとしている少女は何故己にある程度の信用を置いているのか。小首を傾げる少女を見つめながら、そんな思考を烟らせて――
そんな情緒的な思考も、視界と下半身から与えられる肉欲が熱を帯びて溶かし、押し流していく。
快楽を求め、己の身体に纏わりつく様に足を絡める少女の様に緩やかに口元を歪め、熱の籠った息を吐き出す。
「…ほう?言うではないか。だが、態々犬に堕とすなどと、私が言うわけがなかろう。ナイン、お前は既に私の犬だ。首輪に繋がれ、餌と褒美を待ち望んで涎を垂れ流す犬だ。犬に態々、お前を犬に堕とす、等と言うわけがあるまい?」
まるで恋人の様に絡められた指先を、彼女に合わせて握り返す。その側ら、彼女の秘部から溢れる蜜によって滑りの良くなった己の肉棒は、よりスムーズな動きでその膣内を抉り、擦り上げる。
だが、それでも。それでも彼女の最奥を突き上げる事は決してない。寧ろ、彼女の痴態を見下ろしつつ、その感情が昂る度に動きを緩慢なものにする。
じゅぶじゅぶと淫靡な水音が高まり、互いの性臭が部屋に満ちて尚、半端な快楽だけが彼女に与えられ続けるだろう。
■ナイン > …もっと、差し出せる物が有ったなら。其方を選んでいたかもしれない。
けれど、良いじゃないか?そういう夜にしたいと、貴男も言ってくれたんだから。
(少しだけ忌々しい感情も有った。寧ろ差し出す側にしかなれないという現状に。
きっと少年と同じような苦笑を、内心だけで浮かべていた事だろう…表に出ない理由は簡単だ。
掻き回される、乱される悦に。強く熱を帯びて火照る面持ちが、表情を取り繕う事など出来無かったから。
欲しい。たったそれだけに集約される情動も、衝動も。尚高められていくばかり。
唯でさえ術中に陥り肥大化していく欲望を。殊更半端に苛まれ続ける行為のせいで。
くは、と。最早熱その物にも似た吐息を零せば。唇はもう、閉じる事を忘れてしまう。
浅く開き戦慄いて、抑えきれない熱量ばかりが、声音を更に蕩かしていく。)
――――――。
っはは、はは、あはっ、ははは――…!
言って、くれるよ…っ…くく、嗚呼…でもそれだ、そういうのが……男らしいと、思うんだ…っ…
じゃぁ……っく、ん…!ん…ぁ ぁあ、あ、っ…!
貴男の犬に、っ…貴男に溺れて――浅ましく、っ、腰を振って…!っふぁ もっと、もっと…って…
喰らい付いて離さない、淫らな牝犬に―――― くふっぅ…貴男の肉を…ご褒美 を、っ欲しい――……!
(その指だけは、恋人のように絡め合うのに。歌う声音は次第に、牝のそれへと堕ちたがっていく。
いや、先んじて牡を与えられたその胎はもう、端から堕ちているような物だろう。
しとどに濡れ、泡立ち、何処迄も乱れ蕩けた蜜音ばかりを奏でては。
肉に食らい付いて離さない、獣さながら。きちりと締め付ける肉の擦れる具合も、また強まる一方なのだから。)
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…そうだな。お前は、お前の持つものの中で一番高い価値のあるものを差し出した。今夜は、それだけで十分だ」
仮面の笑みを張り付けた舞踏会でもなく。陰謀渦巻く宮中でもなく。夜の褥を共にするものとして出会ったからこそ出来る、感情のぶつかり合い。
貴族としてではなく、雄と雌として。堅苦しい言葉も政略も無く、眼下の極上の少女を貪る。それだけで、十分だった。
「…良かろう。飼い犬に餌を与えるのも、主人としての務め故な。背負うものも、己の矜持も、全て忘れて溺れろ、ナイン」
少女に語り掛ける言葉は寧ろ優しさが籠っていた。まるで、己の言いつけを守る犬を褒める様な、そんな満足感の籠った慈愛の言葉。
だが、その言葉とは裏腹に少女への責めはゆっくりと、しかし確実に激しさを増す。
少女の膣内を蹂躙していた己の肉棒は、ゆっくりとスライドした後、何の前触れもなく少女の最奥に突き立てられる。
それは、今まで焦らしぬいていた緩慢な動きとは正反対のもの。絡められた少女の両脚を解かんばかりの勢いで肉棒は少女の中に突き立てられ、押し広げ、ぐりぐりと押し付けられる。
元々、己の若い肉体も射精を求めて理性を焼き焦がしていたのだ。その欲求を晴らそうと、ただただ己の欲望のままに腰を振る。
そうして、肢体と雄がぶつかる音が響く室内で、快楽に理性を溶かされながら再び魔術を発動する。
それは、既に快楽に染まった少女を堕とす駄目押しの一手。性の快楽への欲求を。雄を求める本能を。従属への渇望をひたすらに昂らせる。
■ナイン > …唯一と、一番とを。同列に考えなければならないというのは。少しばかり口惜しいが――
くふ。お互い、物好きだ…な?
(だが、それで良い。それだからこそ向き合えるという、こんな夜も有るのだから。
漸く。未だに残る蟠りが氷解し始めたのか。只管に力が強まり続ける一方だった両手が。少しばかり、強張りを緩め始めた…ものの。)
……… っ、っぁ、あ… っ…!?
っはぁ、 ぁ――っは、あぁ、っ、あ…くぁ ぁあ、あっ…!!
(直後、最奥迄を穿たれた。突き上げの強さに、躰毎押し上げられたかの如く、褥の上で背が撓る。
双丘を押し付けていくように擡げ。同時に、臀部が浮き上がればより強く、結合を深めんと…少女の側からも、牝孔を差し出す姿勢。
なまじ、昂ぶらされるばかりが続いた所へ、一気にその欲が果たされたのだから。
蓄積からの解放は、どれ程に強烈だったのか…間違いなく。穿ち尽くされたその瞬間、悦の頂点へと押し上げられていた。
そうなればもう。絡み、蠢き、精を欲する牝肉に、加減など在り得ない。
強く、激しくなる抽挿と。同じく強く、際限なくなる搾精と。
身悶えさながらの震えを見せる腰に、少年の腰がぶつかれば。膚が爆ぜ合うそれ以上に。結合部の全てを濡らし尽くした、溢れた蜜の生温い音。
欲する物を与えられてしまえば、後はもう、再び奪われる事など耐えられる筈もなく。すっかり下りきってしまう奥底の戸口。
突き上げられれば歓喜に悶え。抉られるなら、その先にすら欲しいと言わんばかりに、鈴口との口付けに興じ。
強い強い胎奥への圧に押し出されたと言わんばかり。銀糸を乗せた唇と、其処から差し出す紅い舌先と。
過剰な喜悦に、歪んだ瞳はいっそ、泣きじゃくるかのように濡れ光り――ぎくんと。瞳と瞳の重なり合う侭、一際強く肢体が跳ねる。
只管に欲しいと訴える欲動が。少年によって与えられる物であるのなら、その術すらも受け容れたから。)
っは ぁ…う、うふ――ぁ……!
ぃ――っ…も っと、もっと欲しい、っ…よ、ギュン、ター ……!
もっとだ、奥…の奥、まで掻き回して…っ、ぐちゃぐちゃに蕩かして…
っは、ふ…貴男…の犬を、っ …胎の底まで、…子宮の 、奥まで全部――! …染めて、っ 貴男の物…に、して ……!
貴男の精なら―― ふ…は、 …穢されるも、孕まされる…も、 貴男 の犬は、受け容れる…よ……
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…物好きか。成程、違いあるまい。だが、私は今夜の選択を気の迷いとは思わぬよ。貴様の様な強い女を抱き、汚し、従属させるのは良いものだ。寧ろ、私に抱かれる事を選んだ貴様の方が、物好きだと思うがね」
僅かに揶揄う様な口調を滲ませた言葉。
だが、そうやって余裕じみていた言葉も、次第に熱を帯び、息を短く吐き出す事によって理性が爛れている事を彼女に示す。
此方とて、彼女から与えられる快楽に溺れていない訳ではないのだ。
「く、っ……ぅっ!浅ましく、締め付けおって。そんなに、焦らされるのが辛かったか。そこまで、こうして犯されたかったか。この、犬…がっ…!」
最早眼下の少女を弄ぼうだの、尊厳を剥ぎ取ろうなどという理性は残っていない。
ただ射精を求めて。快楽を求めて。少女の中でより質量と硬度を増した肉棒の抽送を続ける。最奥まで己の肉棒を求めて下ってきた少女の子宮口を何度も何度も、肉棒の先端で荒々しく叩き、押し付けていく。
気づけば少女を見下ろしていた己の身体はゆっくりと倒れていき、だらしなく開いた少女の唇を貪ろうと口付けというには荒々しく唇を奪おうとして――
「良い、だろう。主人に忠実な犬には、褒美を、与えねばならないから、な…っ…!全て注いで、出してやるから、強請れ、喘げ、啼き、喚け…っ!」
そのまま、達する為の刺激と快楽を得る為に、蜜壺をかき回し、少女に種を植え付けるべく最後の抽送を始めるだろう。
少年が射精に至るまで、最早一刻の猶予も余裕もなく――