2018/11/02 のログ
ご案内:「ドラゴンフィート」にヴィクトールさんが現れました。
ご案内:「ドラゴンフィート」にマリナさんが現れました。
ヴィクトール > 普段は抑えているが、金色の瞳には感情を意志として捉え、靄に変えて瞳に映し出す力を持つ。
だが、それを使うまでもなく彼女からひしひしと溢れる思慕は、その清さ故に男の欲を煽っていく。
可愛がり、厭らしく歪めて、愛くるしい笑みのままに卑猥にしてしまいたいと。
そんな雄の欲に気づいてか気づかずか、誘われるがままに湿った唇の合間から赤い舌先が露となる。
ちゅるっと吸い付くようにしてしゃぶると、細い体が小さく跳ね上がるのが分かる。
繰り返す度に、苦味が少女の舌に塗り込まれ、裏側から表まで、余すこと無く唇が唾液をこそぎ落とす。
左右からぐるりと舌が回り込むように撫ぜて、幾度も絡めた舌が離れれば銀糸は重たく墜ちていった。

「……考えるだけか?」

思いを馳せると暗に示している事など分かっている癖に、クツクツとあくどい笑みで問い詰める。
気にする度に込み上がる感情、熱となって情欲に身を焼き焦がす……とまではいかないかもしれないが。
意識していないなら、その言葉は甘い思いを自ら掘り下げさせる意地の悪すぎる文句だろう。
思うだけか、どうしたいのか、どうされたいのか。
ただ一言に込めた問いは、少女の欲望を問いかけていく。
その合間にも手は動き続け、ブラウスが乱暴気味に寛げられると、嫌がる様子はない。
寧ろ、被虐と羞恥に身を縛られた様に声をつまらせていた。
可愛い子だと、囁きながらもブラをずらしていくと、摩擦の強いレースが先端をざりっと強めに擦り上げる。
そして、ゼラチン質の様に撓んだ乳房が揺れ、根本を窮屈気味にブラが抑え込む。
既に充血しつつあり、色づきも赤みが強まっているのがひと目で分かる。
固くなっていると、無言で突きつけるように舌先で淡く突っつくと、口内へと導く。
飴玉の様に口内で尖りを転がせば、溢れる甘い声に、黒地のズボンの中で、肉棒は更に血を滾らせてそそり立つ。

「そんな可愛い顔見せておいて……見ねぇわけねぇだろ…?」

視線を送れば、真っ赤な恥じらい顔が甘い悲鳴で抗議するものの、それで止めるはずがない。
子猫の様な可愛らしい爪先等、切りつけられる鈍い刃に比べれば大したことはなかった。
痛みなど感じるはずもなく、こそばゆさすら感じながら悪戯にじゅるっと強く吸い付いて乳頭を小刻みに弾く。
ブラのホックを愛撫をしながら器用に解くと、今度は首筋へと唇を這わす。
吸い付くキスを幾度も繰り返し、前の夜に刻んだ跡を探って舌先が白肌を撫で下る。
間近に顔が迫り、視線は重ねないものの、没頭するように瞳を閉ざし、息継ぎの合間に開く金色。
普段の気さくで男らしい粗雑さのある表情とは異なり、静かに金色を覗かせる。
するっと片手が内股へと滑り込めば、五本指の腹が触れるか触れないかの境界線をなぞっていく。
上へと登り、ビキニラインへと届かせながらも、ショーツの縁をなぞる程度でそれ以上には登らず。
つぅっと反対側の内股をさすりながら下ると、今度は甲側を向けて登る。
爪の表面が淡く擦れていき、擽るようなタッチで登っていくも、それ以上先には触れない。
首筋に幾度も唾液をまぶしながら愛撫を繰り返すと、とうとう上へと太ももをなぞって上がり……臍の下へと届いた。
クレパスにも、恥丘にも触れずに届かせた場所は、丁度子宮の真上辺りだろう。
そこを軽く上下へ揺するようにして愛撫すると、筋と脂肪が動くのに合わせ、淡く子宮を擦っていく。
焦らしの愛撫が確りと聞いているなら、快楽の上は至急全体へと伝わっているはず。
それを馴染ませるようなマッサージの後、人差し指と薬指でぐっと下腹部を淡く抑え込む。
腹部の筋と脂肪が逃げないように固定していくと、振動をまっすぐ通す一点へ中指を下ろしていった。
トンッ、トンッとテーブルの上を小突くような弱い振動が、子宮全体に淡い振動となって伝わる。
そこが揺れるというのは、下から肉棒で小突きあげられて揺れるのと、似たようなもの。
下からか、上からか、その違い。
緩いピストンの様に中指をぶつけていき、胎内に触れぬままに肉欲をさらに溜め込ませようと意地悪な愛撫を重ねつつ、改めて碧眼を覗き込むだろう。

マリナ > 言葉にする前から少女の貌は蕩け始めている。
頭を撫でられ、手を繋ぎ、隣にいるだけでも幸せなのに、こうして吐息を重ねるたびに思慕が膨れ上がっていく。
自分の本音を訊ねられる言葉に、思わず灯った頬の朱色。
唾液で濡れた下唇を噛み、金色の瞳が宿す笑みを控えめな視線で確認する。

「……マリナは、……ヴィクトール様が大好きなの、で……その……
 いつも手を繋いで歩きたいですし……髪を撫でてくれる感触も好きです……。
 それに、……キスして下さると、胸がドキドキして、本当に、本当に幸せです」

本音をぽろりぽろり、少しずつ吐露する言葉は甘酸っぱく恋い慕う感情。
本来ならそれで区切られる言葉だろうけれど、少女はただ想うだけでなく、一夜で女の悦びを知ってしまった。
愛でられながら抱かれる至幸を知ってしまったからには、それを再びと期待するのは自然かもしれない。
言葉として紡ぐことを少し躊躇った後。

「…………あ、あの……マリナは……、ヴィクトール様に……抱いてほしいと
 ……夜、お布団に入ると、いつも……思ってしまいます……」

いつもそんなことを思うだなんて、なんて不埒な女だろうと我ながら思うからこそ、戸惑い滲ませつつの口ぶり。
恥ずかしいと思うのも本音で、言葉を交わすだけで癒されるのも本音なのに。
体から調教されつつあるのか、心が先なのか、自身にすらわからない。
顔を隠したいと思う反面、全て晒して全て支配されてしまいたくもなっている、芽吹いた被虐。
尖りきってしまった乳首が吸われる感触に肩を揺らすと、乳房全体もふるりと揺れ。

「ひゃっ……!ぁ、あっ……くすぐ、たい……」

ホックが外され、乳房の締め付けはなくなりブラジャーを押し広げるように乳房も寛ぐ。
無意識に、ほぅと安堵にも似た息を吐きながら、首筋に触れる唇にぞくぞく膚を粟立たせた。
口付けの痕を刻まれた経験のない少女は、彼があの夜吸った瞬間にはその痕跡に気付かなかった。
あの夜、鏡を見て初めて鬱血した痕に気付き―――、この集落に連れて来られてからも、嬉しくてたびたび指でなぞった。
それは現在、当然のように元の肌色に戻ろうと薄まっているのだけれど、それより深い場所に刻まれたものは薄まることはない。
際どい部分が焦れるように感じる爪の先のわずかな感触だけで、少女の性感は炙られるように昂っていく。
唇触れる首筋を反らすように反応し、吐く息はどうしようもなく疼く熱が孕む。

「あぁ……ん、――――……っ」

そしてその息が一瞬、詰まった。
何気なく上がっていったように思えた彼の手が、見える筈のない子宮をちょうど捉えていたから。
直接触れられているワケでもないのに、的確に振動を与え、熱を届けながら解されていく指の動き。
初めて与えられる刺激に、少女の息が少しずつ小刻みになっていき。

「は……ふぅ、ん……ぁ……っ!」

一瞬不自然に声が上がったのは、一連の淡く甘い刺激でショーツが濡れてきたことがわかったから。
挿入されるどころか、未だ触れられてもいないのに反応してしまった我が身に弱り、恥ずかしさを感じたせい。
鍛えられた様子のない薄い腹筋が、ひくっと不自然に引き攣り、
それに合わせてクロッチ部分にわずかな縦筋の滲みが生まれた。
覗き込まれ、重なり合う視線に瞳が揺れて、恥ずかしげに睫毛を震わせながら視線を外す。
全部見せたいと願っていながら、淫蕩な女だと思われたくない複雑な乙女心が表情に表れる。