2018/09/23 のログ
エシル・アルトワーズ > 初めて感情を持って抱く、と言われれば嬉しいと返し。
押し付けられる欲望。一瞬浮かんだトラウマが心を蝕もうと迫るが。
すぅ、と息を整えてそれを抑えつける。

強張る花をゆっくりと押し分けて入り込む夫の想い。
ふと引っかかるような、行き止まりのような抵抗が体の外からでもわかる。

――もう、怖くない。
あの日の悪夢さえ、この人と一緒なら。
伸ばした腕を彼の首へと巻きつける。
逃がさないように、逃げないように。

「うん、わたしをもらって、クロイツ」

クロイツ > 大事にするという気持ちを持った相手を抱くのは思っていたよりも緊張をしてしまい、誤魔化す様に笑みを見せ。
血縁に無理やりに体を開かれた経験のある少女のトラウマを刺激しないようにと気を使い。
息を整える姿、少女が落ち着くまで待てばゆっくりと押し入っていき。

強張る中を時間をかけて押し分けて入り込んでいく。
そうして中ほど入る前、先端に行き止まりのような抵抗を感じれば動きを止めて瞳を合わせて見詰め。

このまま推し進めれば少女を奪い自分のものとする。
その思いに突き進みそうになるのを押さえ、少女の覚悟が決まるのを待ち。
伸ばされた腕が首に巻きつき、告げられた言葉にうなずき。

「エシルをもらうよ」

真っすぐに見つめて少女に告げて、抱いていた手を腰にと滑らせて。
そしてゆっくりと腰を推し進めていき抵抗をこじ開けて開き、押し破る感触を感じながら更に奥へと推し進め。
やがて根元まで押し込んでしまえば動かずに頬や首筋へとキスを落とし。

「エシルを貰ったよ。大丈夫…?」

そう静かに囁いて。

エシル・アルトワーズ > 「ぁ・・・、く、ぅあぁぁっ!」

ぷち、と何かが避けるような音がして。
ゆっくり、ゆっくりと未開の道を往き――最奥、わたしのもっとも大切なところまで密着する。

心を満たすような幸福感と、文字通り身を裂く痛み。
改めて捧げた“初めて”に涙が頬を伝う。

「わたし・・・クロイツにあげられたのかな・・・
ふふ、痛いよ。すごく痛い。
でも――今はすごく満たされているんだ。幸せなんだよ」

降り注ぐキスを唇で捉まえる。
さっきのような柔らかな口付ではなく、舌を絡ませる甘い接吻。
お互いの体を上から下までくっつけて。

離れた唇を細い銀の糸が繋ぐ。
か細く途切れるそれを名残惜しげに見つめ。

「わたしは大丈夫。クロイツ、動いていいよ。――気持ちよくなって、最後まで、あなた色に染めて・・・」

きゅん、と締め付ける花びらが彼をぎこちなく、やさしく包む。
涙で濡れた微笑でそっと見つめる。

クロイツ > 「エシル……大丈夫?」

少女の初めてを奪い、未開の中を最奥までこじ開けて密着する。
文字通りに初めてを受け取ったという喜びに満たされるが、上がる痛みを含んだ声に心配そうに見下ろして。

「エシルを確かに貰ったよ。奥まで入ってるのが判るよね。
痛いなら無理はしなくていいから、痛みがましになるまでこうしてようか。
俺もすごく幸せだよ、今までで一番ね」

少女が感じる痛みがマシになるまでは動かないようにしようとするが、気持ちよさに時折に肉棒が動いてしまい。
痛みから気を逸らせようと降らせるキスを捉まえられ、舌が絡めば求めるように絡ませ。
体を密着させて上も下も深く求めあい。

もっと唇を重ね合いたいが顔も見たいとそっと唇を離せば銀の糸。
切れてしまうそれを見れば名残惜しく、そしてもう一度を顔を寄せようとするが少女の言葉に動きを止め。

「本当に大丈夫?動くけど…もし痛いなら無理しないで言うんだよ」

ぎこちなく、優しく包まれる感触に熱い息を吐き。
まだ痛みが強いのではないかと心配をするが、少女の気遣いを無駄にはしないと頷き。
涙で濡れた目元を一度舐め、労わる様にゆっくりと動き始める。

エシル・アルトワーズ > 「あ、ん・・・っふぅ・・・は・・・ぁ・・・」

ゆっくりと出し入れするつなぎ目が赤く彩られる。
もどかしいような快感と、ひりつく痛みが混ざり合って脳を融かす。
痛いものは痛いが、今は止めて欲しくないし、止められない。
開かれた脚を徐々に彼の腰へと回し、途中で逃げないようにやんわりと捕まえる。

「わたし、のことは気にっ、しなくていい、から・・・!
途中で、止めたら・・・怒るか、らぁ・・・っ!」

すり、すり、ぬち、ぬち――

スローペースにリズムを刻む動きに徐々にだけど、確実に水の音が混じる。
痛みと快感が拮抗してなにもかんがえられなくなる。

「ん、わた、し・・・も・・・き、気持ち、よくっ、なってきた・・・んぅ・・・!」

ぎこちなさが抜けていき、慣れた柔らかさを取り戻しつつある締め付けが、彼のモノをやさしく浮き上がらせて密着する。

クロイツ > 「気持ちいいよ……今までもだけど……初めても…すごくね」

ゆっくりと動く合間に視線を下げれば結合部は赤く染まり、改めて少女を貰ったのだと認識すれば胸の奥が熱くなり。
もっと激しく求め、自分に染めていきたいという欲が内で暴れるが、それを押さえて先ずは慣れさせるように動き。
痛みを少なくと見おろし動いていれば、開かれていた脚が腰にと回り密着度が増して。

「うれしいけど…そうしたら止まれなくなるよ。
大丈夫……やめれないから、止めたら俺だって耐えれないよ」

ゆっくりとした動きに水音が混じり出せば、それを確かめるように腰の動きを、角度を変えて突き。
段々と少女を気遣いながらも求める気持ちを抑え切れずに動きは大きくなっていき。

「よかったよ。俺も気持ちよくてたまらないから…強くするよ?」

ぎこちなさが慣れた柔らかさを取り戻していき、締め付けもより自分のものに密着すれば気持ちよさもさらに良くなり。
ついにはもっと求めたいという欲に負け、一言囁き動きを強く大きくしていく。

エシル・アルトワーズ > 「っあぁ!、いい、いい!クロイツ、クロイツぅっ!」

絡みつく足ごと持っていくほどの勢いで突きこみが激しさを増す。
気が付けば痛みはとうに薄れ、快感と幸福感が胸に弾ける。
ぎゅう、と抱きしめる手足を強く、しっかりと離さないように。
何度も教え込まれた彼の形へと合わせ蠢く膣がお互いの性感を高めあう。

「あぁ、あっ、わたっ、わたし、もう、もう――」

彼の心音が、荒い息遣いが、囁く声がわたしを高みへ押し上げる。
確りと抱きしめ合い、絶頂が近いことを伝える。

「おね、がいっ、わたし、わたしの、なかに、ぜんぶ、ちょうだい――!」

クロイツ > 「いいよ、エシル…!もっと…もっと気持ちよくなろう…!」

絡みついた足で動ける範囲は限られるが、その分勢いをつけ激しく突き入れ抉り擦り。
痛みもなくなった様子と声に、もっと気持ちよくしてあげよう、なって欲しいと考えて。
抱き着く手足の力は強く、これに応えるように強く抱きしめ話はしないと行動で示し。
再び自分の形へと合わさっていく膣内を擦り上げ、気持ちよさを共有して。

「俺ももうすぐだから……一緒に……」

少女の声に興奮は収まる所を知らずに燃え上がり。
密着し触れ合う体にお互いの熱い息使い、心音を伝えあって。

「当たり前だよ……エシルの中に全部出すよ。俺で染めてあげるよ……っああ!」

確りと抱きしめ合い、伝えれることに自分もと余裕もなく返し。
そしてひときわ強く腰を打ち付けて押し付け、少女の最奥に勢いよく熱い子種を注ぎ染め上げていく。

エシル・アルトワーズ > 「クロイツ――あぁぁぁぁぁぁぁっ!」

わたしの胎内で彼が弾け、熱い奔流が子宮を灼く。
最奥を突き押し上られる快感がわたしの中で爆発する。
ぷし、と繋がった部分を蜜が噴出し、お腹を濡らす。
どくん、どくん、と脈打ち吐き出すたびにつられて膣が締まり愛液が飛び散る。
真っ白に染まる世界にわたしとあなただけが感じられて。
それが、ただ只管に愛おしい。

「ぁ・・・いっぱい・・・出てるね・・・クロイツの赤ちゃんのもと・・・ふふっ・・・」

うっとりと目を細め、お腹を優しく摩る。
この中に彼の愛の形が満ちている。それがたまらなく嬉しい。

「クロイツ――好きだよ。愛してる――」

ちゅ、とやさしく今度はこちらから唇を奪ってみる。

クロイツ > 少女の達する声を耳にしながら強く抱きしめ、欲望を解き放つ。
最奥に向け注ぎ込まれる白濁は普段よりも勢いよく大量に吐き出され。
お腹を濡らす感触に視線を落とせば蜜が噴出しているのが見える。
止まらないのではと思うほどに肉棒は脈打ち精を注ぎ、膣の締め付けに更に吐き出して。
頭が真っ白に染まるほどの快楽の中、感じられるのは腕の中の少女だけ。
今までで一番の幸福感に満たされた行為におぼれてしまい。

「いつもより沢山出たかもね……お腹苦しくない?」

少女のお腹を撫でる手に手を重ねて労わる様に摩り。
こうして少女の中に注ぎ満たし、それが本当に少女を思っての事だけに満足さと嬉しさは今までの比ではなく。

「俺も愛してるよ。エシル、大好きだよ」

嬉しく微笑み唇を奪おうとするが先に奪われてしまい。
舌を絡めるではなく、触れ合うキスを何度も重ねて素直な喜びを見せる。

エシル・アルトワーズ > 「ちゅ、ん――ふふっ」

何度もつつきあう唇。
こみ上げる喜びについ笑みがこぼれる。
本来ならば挑戦者たる勇者が魔王と愛し合うなどありえてはいけない話なのだろうが、そんなことは今更どうでもよく。
始まりこそ最悪の形だったけど、ふしぎと今はそれさえ赦せてしまう。
嬉しそうに、わたしと同じような幸福な表情を浮かべる顔をそっと一撫で。

「ねぇ、もう一回――しよ?」

満たされた先、今度は自分から誘ってみる。
心も体も十分に満たされたけど、そうなったらそうなったで
もっともっとと求める体が熱く火照っていて。

はしたないかな、とは思いつつも彼が好きだと言うちょっと甘えた声で強請ってみる――

クロイツ > 「ふふ…お返しだよ」

少女と何度も唇を触れ合わせて、幸せに笑い合い。
魔王と勇者が愛し合うなど物語でしかないような事、しかしそんなことは些細な事と気にもせず。
偶然の出会いから少女にとっての最悪、自分にとっては気まぐれなもの、それも今は大事に思う出会いだと思え。
本当に今は幸せだと笑みを浮かべていれば頬を撫でられ。

「いいよ、一回なんて言わないで何度でもね」

少女の誘いの言葉に驚きを一瞬見せるが直ぐに頷き。
身も心も見たsれはしたが、もっと求めたい触れ合いたいという気持ちは強まるばかり。

少女の甘えた声の強請りに直ぐにと求めてしまい。
その後、何度となく求めあったかは二人だけが知ることで。

エシル・アルトワーズ >
ご案内:「辺境の屋敷:閨」からエシル・アルトワーズさんが去りました。
ご案内:「辺境の屋敷:閨」からクロイツさんが去りました。