2018/06/11 のログ
ご案内:「湾港都市ダイラス エスニック系の輸入品店」にヴィクトールさんが現れました。
ご案内:「湾港都市ダイラス エスニック系の輸入品店」にタピオカさんが現れました。
■ヴィクトール > 会計が終わった後、何やら覗き込むような視線が突き刺さる。
なんだろうかと視線を重ね合わせれば、御礼の言葉に薄っすらと笑いながら準備を進めていく。
「もったいねぇなぁって思ったが……そういうのを独り占めってのも悪かねぇな」
発育不足であろうとも、身体の艶っぽさは所々に現れる。
指の合間から覗いた彼の表情は、落胆とも歓喜とも異なり、何やら見聞するようにじっと静かに確かめる姿。
どう飾ろうか、どう艶を奏でようか。
真面目に彼女を牝として飾り立てる為に、無い知識を総動員させる様子。
ひと撫でしてから早速飾り立てに掛かる。
大人しく作業を見守るなら、サリサリと刃は肌を傷つけること無く滑り、綺麗に茂みを刈り取る。
塗り込んだクリームの効力は、数日経てば分かることだが、その時に気付くかもわからない。
下の毛の手入れをしたことがあれば分かるが、普通に剃ると後で尖った毛先が肌を傷つけて痒くなる。
ひっそりと、それを阻止するための毛先を溶かすクリームを塗ったのも、遊び慣れの果てだ。
「気に入ってくれて何よりだぜ、タピオカみたいな肌だと白とか赤が映えて綺麗だなホントよ」
恥じらいの表情が鏡の前で崩れていくと、グリーンアメジストの瞳が子供のように丸くなる。
その様子に嬉しそうに口角を上げると、インクの染み込み具合を確かめるように、軽く恥丘を撫でていった。
インクの吸い付いた部分がほんの僅かに盛り上がり、モールドの様な感触を齎す。
本人も知識あって選んだわけではないのだが、蓮の言葉の一つは清らかな心を意味する。
子供のような彼女の場合、純真無垢といったところだが、清い点には変わりなかろう。
続く言葉にも頷くなら、わかったと言うように小さく頷き、意志の魔法を染み込ませる。
体の一部となったような感覚で、無意識に浮かび上がらす方法も、潜ませる方法も脳裏に伝わるだろう。
陽日の様に暖かく、そして純真無垢な心を持つ少女。
彼女を指し示す印が一つとなれば、ベッドから引っ張りおろしていき、先程の紙袋を手渡す。
「仕上げだな、そいつも着てくれや」
トップレスブラと、オープンクロッチの透けるショーツ。
真っ白なそれは褐色肌との色味の差で簡単に透けるだろうが、赤く刻まれた部分は透かしレースの下からもよく見えるだろう。
何故か今回は背中を見せること無く、手近な椅子を引き寄せて座り、その姿を眺めていく。
じっと見つめる視線は、芸術や絵画といったものを知らぬ男にしては熱心に魅入るようなもので、それらしく言うなら良い景色を眺めているかのように全体を見つめていた。
■タピオカ > 奥の部屋にて、恥ずかしそうに広げた両脚。
その付け根の奥の、自分のひみつの場所を晒したまま。羞恥心で隠した自分の両手の指の間から彼を見上げてみれば、いつのまにやら彼は絵描きか彫刻家のような顔つきになっていた。
自分の痩躯をどう飾ろうと思い巡らしてくれているその金色の瞳が、わざと飾ったよな悪人めいた目付きとはまた違った魅力に満ちていた。
こうして雌の身体に化粧を施すのは初めてでは無いのだろう、慣れた手つき。
ゴブリンの首なら片手で掴めてしまいそうな、太い手首の先の作業がなんて繊細なんだろう。
恥ずかしさの中に感心と、どこか尊敬じみた様相のこもった光が遊牧民の青緑の中に広がって。
「そう言ってもらえたら嬉しいな。
ふふー。……、自分が別の人に……なったみたい……。あはっ……!
ひゃ……っ……。あはは、きれいにしてもらえたら、敏感になっちゃったかも」
にこやかに、手鏡にうつる自分の肌を見てご機嫌とばかりに瞳細めて。
自分の肌の色で差別を受けた事もあったけれど、彼のいうようにお腹の下で花咲く蓮にどこか茶目っ気のある形のハートの色具合が対比で際立っている。
清らかな心、とタトゥペイントに銘打たれたように、いつでもそうでありたいと微笑みつつ。
――意思の魔法が自分の中に入ってくる。下腹部に記された絵模様が自分と結びついていく。
強い結びつきがタトゥと遊牧民の魂を互いに信頼させて、いつでも好きに顔を出すといいよ、と誰かが誰かに気安く笑いかけているようだった。こうした種類の魔法を身に受けるのは初めてだから、洗礼を受ける子供のように、施術が終わるまでしおらしげにじっとして軽く瞳を伏していた。教わらなくても、直接心にタトゥを浮かせ、消す言葉を与えてもらい。やがて術が終われば、お礼とばかり。にっこりと笑顔綻ばせて頷く。
「えっと……。うん……。
あ、……あの……、ヴィクトール……。
う、ううん……。なんでもない……」
ベッドから降りて。手渡された紙袋の中身、先に彼に選んでもらった大人の下着。
着てくれや、とかけられた声に頷くものの。さっきと違いこちらに顔を向けたままだった。
どうやら背を向けるつもりもなく、自分の着替えを眺める様子。
その事に気づいて、恥ずかしそうに。頬を赤くした困り顔で彼のほうを伺うけれど。
視線がじっと自分の肌に触れている心地で「ん……っ」と小さく熱っぽい息声が小鼻で詰まらせるとゆっくり首を振った。
彼に肌も晒して、あられもない声も姿も、雌の小孔も相手に知られているのに。
こうして見られる中で、買ってもらった下着を身につけるのが何故か気恥ずかしい。
少しの間だけ、心の準備ができないとばかり無意味に紙袋持ったまま身体を揺すって。
ちら……。相手の金色をもう一度伺って。
赤ら顔を少し横に向けながら、紙袋を手近かの編みカゴに置いて。取り出した透けるショーツ。
広げて、その卑猥さに顔を俯かせる。こくりと喉を鳴らしたあと、右足を上げて、左足を上げて。フワフワとフリルの揺れる両裾をヒップスカートの内へとゆっくり収めていった。
股座のパールの連なりがクレパスに触れ、「あっ」細く声が出た。
立ったまま身を屈め、おそるおそる、ショーツのクロッチにあるクリップを手にとり。
空いた片手で自ら割れ目を広げて、その内側の薄く小さな花びらを摘む。……手が震えた。
そして、その反対側も。……こうして両側がクリップによって開き放たれ、褐色の肌の内側にある雌の小孔が桃色に花開いたまま、その中でパールを抱き込む雌しべとなった。
そのいやらしい締め付けの心地に、着けたあとしばらく身震いをして。
少し腰を引ける格好で裾の広がった踊り子のトップスを脱ぎ去り、褐色の上半身が裸になる。
紙袋を探って、乳房を隠す機能のないブラを見つめ、恥ずかしそうに眉根を下げた。
やがて、ピンクで縁取られたカップレスブラで乳房の下を飾った。
かすかな動きすら股座に響くらしく、どこかぎこちない挙動でトップスを羽織り直し。
「着て……みたよ……。
ヴィクトールの……夜の踊り子になれたかな……?
んっ……、ぅぅ……。はぁ……ぁ……。
お胸……見えちゃう……。お股も……、ぁ……あ……っ!」
改めて向き直った褐色の踊り子。
頬を紅潮させながら、上目遣いで見つめる踊り子の乳房はトップスに透かされて。
おなかを白と赤で飾られ、
腰に広がった薄生地の白からでも際立たされたピンクの下着のライン。
その下で桃色の雌の花が咲き綻ばせた痴態を彼に見てもらうのだった。
腰をつきだして両手を軽く広げて微笑むけれど、まだ慣れない透かして尖らせる乳房と股座の甘い食い込みに小さく鳴いて。
■ヴィクトール > 「こんだけエロくて、可愛い女なんだ。独り占めしてぇに決まってらぁ。 ははっ、余計厭らしさが増して……ちょっと大人びたな?」
肌の濃さも普通とは異なる丁度いいアクセントと思う彼からすれば、差別なんて言葉は脳裏に全く無い。
可愛らしい笑みを見つめながら掌を這わせていけば、擽ったそうな悲鳴。
友人の挨拶のような気楽さで音が響いたなら、そのコントロールも全て彼女の中に刻まれていく。
悪戯につぅっと肉割れのラインを僅かになぞってから指が離れ、ニヤケ顔で彼女を見つめる。
そこらの女以上に、雄を誘惑する爪痕を残す彼女のほうが艷やかだと、割れ目からタトゥ、臍から谷間を抜けて顔へと視線が這い上がるようになぞっていった。
「見てぇんだよ、いいだろ?」
着飾るのを終える瞬間だけを見るのもいいが、ここまで爪痕を残した少女のすべてを見たい。
恥じらいに頬を赤らめながら、なにか言いたげな声を上げるならクツクツと意地悪に笑いながら本音を吐き出した。
視線が未だ肌を撫で、指先で肌を撫でるように彼女の身体を熱く疼かせていく。
気恥ずかしさも、きっと貪られる少女だったのとは違い、自ら誘う牝へ変わるのを見せつけるからか。
自身の厭らしさを恥に濡れる瞳が重なっても、早くと急かすように笑うだけ。
そして、視線を反らしながら薄青のショーツが剥がれ落ちていくを見つめる。
代わりに足を通す白いショーツは、さらりとした肌触りで太ももをなであげ、浅く腰に食い込んでいった。
腰回りを真っ白に埋め尽くすフリルに、僅かなフロントの布地はレース柄で透けていく。
白い蓮の花は溶け込むかのようだが、逆に赤色の太陽とハートははっきりと瞳に映り込む。
パールがくちゅっと割れ目を押し広げていけば、自然と内側の肉ビラが左右へ押し広げられていった。
甘い声に小さく息を呑みながら、クリップをハメていく姿も余すこと無く見つめる。
粘膜を傷つけぬように、軟質のゴムのような素材が貼られたそれは、きゅっと痛み無く桜色の肉を挟み込み、淡く左右へ広げていく。
より奥へと食い込むパールは、異物感を尿道口や膣口、そして菊座にも這わせながらゴリゴリと肉芽を押しつぶす。
丁度膣口に当たるパールは少し大きめになり、半分ほど唇へ食い込ませるように吸い付く。
動く度に窄まりとなるそこを、コリコリと淡く刺激していく責め具となっていた。
ブラも小さな乳房を下から崩れぬ程度に支えるだけであり、上半身裸のまま身につけても、桜色のニップルは丸見えであり、房も殆ど見えてしまう。
形を維持するためだけの下着、それを纏うだけの合間も震えるのは、パールのおかげかと何気なく割れ目の周りを見つめる。
「声、とろっとろだな……? あぁ、なれてる…つか、オレだけの性奴みてぇだよ。目も身体も心も満たす、クソエロい踊り子だ」
視線を重ね合わせながら、羞恥に蕩ける様子に言葉がなくても盛り具合は伝わったことだろう。
欲にギラつく金の瞳は、彼女を貪る時に見せる雄の目つきそのもの。
白地に映える褐色肌と、その相性の良さに可愛らしく見えるピンクの刺繍。
そして誘うように晒された白と赤のタトゥもまた、男を欲に誘う妾の踊り子以上だろう。
にやりと笑いながら頷き、立ち上がりながら近づいていくと、擦れる性感帯の刺激に嬌声が溢れる。
クツクツと笑いながらも、ぺろんと胸元の布地をめくってしまうと、尖りきった桜色を顕にしていく。
「これはオマケだ、前のと合わせて使えるやつな?」
今宵は手元を離れてしまったボディアクセサリーだが、同じようなものを送るのは少々面白みがない。
少しだけ形を変えて、彼女の乳首へ金色の金具を近づいけていく。
イヤリングのように左右から丸い粒できゅっと挟み込む、ニップルアクセサリー。
乳輪の周りを飾った以前のものと違い、先端を飾るそれは金の半円に赤い水晶を通してあり、ぴったりとニップルに食い込ます。
そしてそこから垂れ下がる細い金の輪を数個連ね、その下にはハート型にカットされた赤い水晶。
それを嵌めてから衣装を正していくも、その下からも煌々と赤色の光が照り返し、乳首も卑猥に飾られているのが完全に透けてしまう。
似合ってるぜと耳元に囁き、軽く頭をひと撫ですると、今度は壁際へ。
そこに垂れ下がる紐を引っ張っていくと、部屋の壁を覆っていた木製のブラインドが横へと傾いていった。
差し込む光は店内のランプのオレンジ、そして幾つも伸びる影は彼女の艶姿を期待した男達のもの。
ガラス越しに食い入るように視線が彼女の到るところへ集中し、瞳の愛撫へと晒していく。
同時に半分透けながらも彼女の姿もガラスに映り込み、自身がどれだけ卑猥になったか目の当たりにするだろう。
■タピオカ > 「……うれしい。ヴィクトールのために……、もっとかわいくなりたいな……。
あは、そうかな……。……ぁ……、あ……、ぁ……っ……、っ」
エロい、可愛い。少年じみた事を誇りにすらしようとしていた自分の雌の部分を褒めてもらうのは、何度でも嬉しいから。ふにっと瞳を緩める笑みになっていく。
割れ目から身体の弱いところがあつまる、中心線にて視線が這い上がってきて、
両手で自分の肩を抱くようにして声音を震わせる。
「いい……、よ……。
恥ずかしい……けど……。いっぱい……見て……」
見られるのがすきだった。自分でもそう気づいていなかった事を、彼に教えられた後。
本来の羞恥心ですぐには素直になれない自分。
笑う彼の意地悪さが、今は逆にはしたない快楽と思える。
見られるのは恥ずかしい。でも、彼に見られたい。そして、彼を誘いたい。
そのせめぎあいに悩ましげな表情になりながら、褐色の身体全体がうっすらと赤みを膨らませていく。
卑猥なデザインなのに、自分の大事な部分を痛めないよう設計されているショーツのクリップを挟む時の心地は、まるで自慰を彼に見せているみたいだった。かあぁぁ……。頭から湯気が出そうな佇まいで頬を染め。胸板に張り付くばかりの、膨らみに乏しい乳房は下から支えられることでふにりと見た目の柔さを演出してくれる。まるで胸が少し大きくなった気がして、その分の自信を持って胸を少し反らした。彼に見えるように。
けれど、些細な動きをショーツのパールが逃さない。菊座から膣口、尿道口まで張り詰めた丸みの並びが食い込み、膣部のみ大粒のそれで足の付け根を責め立てられて「はあっ……」かすれた嬌声が響く。
「えへへ……。ヴィクトールの性奴……。とってもいい響きだな……。
んっ……んっ……。ヴィクトールにかけてもらった視線の魔法って……ちょっといいかも……。
ヴィクトールに見られてるって……、すごく感じて……、……興奮しちゃう……。
……ひゃっ!?」
性奴、エロい踊り子。言葉で弄られるのも好きな遊牧民は、それが褒め言葉に思えてそっと笑顔を見せた。雄の目つきが指先の圧力となって肌が撫でられ、ひくっと肩を動かして両腕を自分の身へ寄せる。トップスがめくられて、かすかに外気から乳房を守っていた布地が失せる。
桜色のニップルがかすかにこすれ、露わとなったことへ羞恥のこもった微かな悲鳴。
「こうしてめくられると……、どきどき、する……。
わああぁ……!用意してくれたんだ、ありがと……!合わせて使えるなんてうれしい……。
王宮の晩餐会で貴族の人がつけてる耳飾りみたい……。きれい……。
――んっ!……、はっ、……はぁはぁ……、ぁ……っ、……はあっ……。
このアクセサリ……、お胸のさきに……、ぎぅって……、はぁ……っ!」
男の人に衣服をめくられて、裸の部分を晒す。そんな行為にも密かに憧れていたもので。
自分の淫らさを次々と明らかにしてくれる相手の行動に嬉し恥ずかしとした笑顔を見せつつ。
その笑顔がいっそう輝いた。巧みなカットワークと、きらびやかさを放つ赤い水晶。
青緑の瞳を大きくさせてお礼を告げるとうっとり見上げて。――嵌めてもらうと、
前のものよりニップルを押し込める心地が強くて、思わず息が高ぶってしまう。
耳元の囁きに伴って頭を撫でられると嬉しそうに瞳を細め。
「ひ――ッ!!?
あっ、あの……、まっ、……まって……、そんなに見られたらっ……っ!
あ!あぁぁ……っ!僕……?……はぁ……はぁ……。こんな……、えっちなカッコしてるの……僕……なの……っ?
ひああっ!ひあっ!……っううううっ……、だ……めっ……、見つめないで……っ!
僕……、僕のからだが……っ、うぅううっ……うううっっっ……!
熱いの……、とまらなくなっちゃうよぉ……っ!あっあっ、……ぁああぁぁぁ……!」
壁際に寄っていった彼を不思議そうに見ていると、開いたブラインドから男の人のいくつもの目線が淫らな踊り子となった自分へ注がれる。
同時に、今まで見たこともない自分に変わった自分。雄を、彼を喜ばせる踊り子。孕み子と変身した自分に興奮気味に頬を赤くし。
ニップルアクセサリーで浮いて、つん、と布地を押し上げる乳首にも、背徳で咲いた花のように開いた股座にも、淫らな印が浮いたタトゥにも。首筋も腕も、太腿もと視線でなじりまわされて、はしたなく両脇を開いて、腕を広げて身悶えする。身体が動くとパールが肉の花弁に食い込み、深まる甘い異物感で甘い鳴き声をあげて。身体を強張らせて耐えようとするのに、次の視線に思わず腰が高く上がってしまう。足元の踏ん張りも危うく、右へ左へと悩ましげなステップになり。右肩が上がっては左肩が下がり、お尻が持ち上げられ、腰がくねる。そんないやらしい踊りを視線の愛撫に囲まれて始めてしまい。ぐいと割り込むパールに唇が震え、艶めかしい表情のまま。ショーツのパールに愛液をまとわせてしまう。
■ヴィクトール > 「もっとか、なら今度は甘ったるいドレスでも着せちまうか」
青い果実のようなところが、少しずつ赤く艶という色気を纏っていく。
その境目を楽しめるだけでも十分なことで、より可愛くと言えば、脳裏に浮かぶのは西洋人形に着せるようなロリータドレスといったところか。
クツクツと笑いながら視線を這わせ、そして言葉にお答えして体中へ視線を這わせていった。
ゆらゆらと瞳に映る彼女の意志、はっきりとした言葉にはならなくても感じるのは、欲情の淫猥な色合い。
誘いたいと、そこから目で感じ取りながらもクリップを挟む時は、その周辺へ視線が集中して撫で回されるかのようだった筈。
少しだけ乳房が寄せ集められて淡い谷間を作れば、少年のようだという言葉を嘘に変えていく。
「そんなこと言ってると、ここに俺の名前いれちまうぞ? なら後でもっと楽しませてやるぜ?」
自分の性奴だと、所有者の印を刻みたくなるのは雄としては当然のことだろう。
抱きしめた身体は熱を帯び、欲情に大きく胸を叩く子供う身体伝いに響き渡るはず。
そして、ここと指し示したのは掌が撫でる恥丘の部分。
蓮の上、そこに弧を描くようにつぅっと指を這わせてから、甘声を楽しみながら上着をずらし、アクセサリーを手に取る。
「ははっ、身体はエロいことに慣れてるけど、生娘みてぇだな。そういうのも唆るぜ? 貴族様の宝石と違って、水晶だけどな……でも、そんな事より…こうすりゃ、それより魅力的だってな」
乳房を淡く揺らすように、指先でずらしたベアトップの布地を二つの先端に引っ掛けて弾く。
そして甘い声と共に羞恥の笑みを見せるなら、ニヤリと笑いながら装飾を施す。
きゅっと乳首を左右から挟み込み、ズレないように金の半円が張り付くようにテンションを効かせる。
血を止めないように、肉ビラ同様、柔らかなクッションで程よく締め付けながら飾られれば、それを再び布地の中へ。
壁際に向かう自身へ向けられる視線、キョトンとした顔に企み笑みじみた悪い顔を見せながら外界との隔たりが解かれた。
「そうだぜ、細っこくて元気で純真無垢なタピオカの姿だ。今は、厭らしくて男を誘惑しまくって、俺の性奴になって腰振りダンスしながらセックスしてぇ、露出狂の踊り子だけどな?」
色を知らなさそうな、垢抜けない顔立ちに宿る羞恥の赤。
厭らしく歪む表情と共に、それに似合う様に飾られた淫猥な踊り子の姿。
食い入るような視線は、指で撫でると言うには生ぬるいもので、乳首へ突き刺さる視線はアクセサリーごとつまみ上げて、捻り上げるような刺激すら走らせる。
反対側には、それこそミルクを吸い出さん息をいでしゃぶりつかれるような刺激。
大洪水のままくねらせる腰は、その内股をもっとみせろと言わんばかりに視線が足をがに股にさせようとする。
肉ビラの合間に挟まった真珠、そこをどかそうとするように視線がグイグイと左右へ押しやり、結果として真珠が接触する穴と陰核全てをゴリゴリと擦り上げてしまう。
追い打ちというように、魔法をもう一段階強化させてしまえば、少女を露出狂へ叩き落とそうと卑猥な声を届ける。
『あんなちっこい身体で……くそ、あのパール邪魔だな…マンコが見えねぇ』
『どこぞの性奴隷か? にしても…垢抜けない顔立ちのクセに、表情も身体もビッチじゃねぇか。嗚呼…ぶち込みてぇ』
『あの野郎の奴隷か、売りもんなら買い取って、ぶっ壊れるまで犯してやりてぇところだが…』
そこそこに裕福な客が多いのか、彼女を買い取ってでも犯すという激しい欲望の声すら脳裏に聞こえるだろう。
それは視線と連動し、視線の方角を見れば、その主の声が強まる。
撫で回されるだけに飽き足らず、欲望の声すら意志として拾いとって彼女へぶつけていく。
自身も視線で向けながら、意志の声を脳裏へ届けるのだ。
この魔法をそのままにしておいてやろうか? と。
見られるだけで撫でられ、盛られれば声すら聞かされる。
彼女が牝であると実感すると同時に、それに狂った悦びを覚えさせようとする悪い男の躾だった。