2018/04/28 のログ
ボブ > (指導していた生徒への受け持ち時間が終わり、挨拶と共に立ち去っていく生徒を見送っていけば、
男はタオルで顔の汗を拭っていくが、着込んでいたシャツには汗がじっとりと染み込み、少し肌の色を透かしていて)

「ふぅ~~、とりあえず今日の受け持ち生徒はこれで終わりだな。
あとはこっちに自由時間として場所の使用許可は貰っているし、個人鍛錬といきますかね」

(顔を拭いていたタオルを畳んで置き、熱くなった身体を軽くクールダウンさせるように水を飲みつつ、独り言を漏らす男)

ボブ > (クールダウンを済ませ、そろそろ個人鍛錬……と思っていたら、修練場の受付嬢が部屋に飛び込んできて)

『すっ!すみませんっ! 冒険者同士が武器を持ったままケンカ…というか、殺し合い寸前になってるんです、助けてください』

「はあぁ~~、血の気が余ってるな…分かった、すぐに行く」

(大きくため息をついた男だったが、本気の殺気を持った人間を相手に回せると思えば、いい鍛錬になると思い、
了解の返事を返して、受付嬢の案内を受けてケンカの現場へと駆け出していった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 武芸修練場」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の住人たちの塒が多くある区画の一つ。
その裏通りに店を構えている露店があった。
並べられているのは傷薬類のポーションや気付け薬、病薬の類で
普段男が取り扱っている如何わしい類のものは表に出されていない。

「…この辺で夜の道具をうっても売れないしねえ」

お世辞にも身なりが良いとは言えない子供に傷薬を手渡して
その後ろ姿を見やりながらぽつと呟く。
それなりに繁盛はしているものの、儲けの少ないものばかり取り扱っているので収益は左程でもない。

ジード > 「今日は…売れるのは病気の薬の類ばっかりか。
 珍しいな、どっちかというと傷薬の方が売れるのに」

客が途切れたタイミングを見計らって売れたものを調べてみると
結構な偏りが出ていることにふと気が付いて空を見上げる。
気が付けば麗らかな陽気に少し肩を揺らし。

「ああ、そういえば季節の変わり目だものね。
 いまいちその辺りの季節感何て感じなくなったねえ」

ジード > 「よし、そろそろ切り上げ時だな。
 薬も切れたし…次に考えにいこうかね」

さて、次はどこに店を出そうか。
そう考えながら立ち上がると、そのまま軽く荷物を整えてから、
路地の裏へと消えていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地」からジードさんが去りました。