2018/04/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の住人たちの塒が多くある区画の一つ。
その裏通りに店を構えている露店があった。
並べられているのは傷薬類のポーションや気付け薬、病薬の類で
普段男が取り扱っている如何わしい類のものは表に出されていない。

「…この辺で夜の道具をうっても売れないしねえ」

お世辞にも身なりが良いとは言えない子供に傷薬を手渡して
その後ろ姿を見やりながらぽつと呟く。
それなりに繁盛はしているものの、儲けの少ないものばかり取り扱っているので収益は左程でもない。

ジード > 「おっと。ここまでかな」

幾らかの来客の後、売れ筋の薬が底をついたのを目にして
腰を上げると露店を片付けて路地の一つへと体を滑り込ませる。
店の存在した痕跡すら残さずに立ち去っていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。