2018/03/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
■ジード > 貧民地区の住人たちの塒が多くある区画の一つ。
その裏通りに店を構えている露店があった。
並べられているのは傷薬類のポーションや気付け薬、病薬の類で
普段男が取り扱っている如何わしい類のものは表に出されていない。
「…この辺で夜の道具をうっても売れないしねえ」
お世辞にも身なりが良いとは言えない子供に傷薬を手渡して
その後ろ姿を見やりながらぽつと呟く。
それなりに繁盛はしているものの、儲けの少ないものばかり取り扱っているので収益は左程でもない。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にノアさんが現れました。
■ノア > 傷薬を受け取り嬉しそうに駆ける子供達のボロ靴が ひたひたと音を立てる中、華奢なピンヒールが一つ 硬質な音を立てて近付く。
「 見つけた♡ 」
女は露店へ歩み寄り、にこ と口角を上げ。手にしていた麻袋を、店主に差し出すと
「 はい コレ、約束の。」
若干ドヤ顔。中には指定された植物が、其れなりの量詰まっていた。
■ジード > 「…おや?」
普段とは違い、閑古鳥は泣いて無いがかといって人が多いわけでもない。
ゆったりとした時間を過ごすうちかかった言葉に自然と声が上がる。
視線を動かせば見知った相手の顔が見えて軽く笑い。
「やあ、お疲れ様。それじゃあ約束の物を渡さなきゃね、っと。
今日はどういうのが好みかい?」
目に見えた物を笑って見やりながら、
隣に置いていた袋を引き寄せて中身に視線を向ける。
今は表に出していない毒物などの入った道具袋だ。
■ノア > 「 じゃあ、とりあえず…… 」
材料の調達と引き換えに、女は睡眠薬と神経毒を数回分購入する。続けて、今度は同様の取引を定期的に行いたいとも付け足して。本来の目的は、其れで済んだけれど…
「 あと二日酔いに効く薬、 それから栄養剤も。」
これは今すぐ飲みたいものとして、大袈裟に溜め息吐いてみせ
「 集めるの大変だったのよ。虫は出るし汚れるし、虫出るし… 」
と、採集の苦労を並べるも… 結局は、虫が苦手なだけ。其の疲れを癒す為の栄養剤と、採集には全く関係ない二日酔いに効く薬を、各々追加で注文した。
■ジード > 「はい、毎度あり。また
そりゃあまた、随分とひどい目にあったみたいだね?」
ねぎらいがてらに注文を受けたものを包んで手渡しながら、
笑って追加注文の品を用意しながら肩をすくめて見せる。
「それで、今から今日はやけ酒でもするのかい?
あんまりおススメはしかねるけどね」
注文されたものを渡すのには異論はないものの、
最期に付け加えられたものに不思議そうな表情で問いかける。
それこそぱっと思い付いたのはこれから酒盛りでもやるのかという疑問なのだが。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にノアさんが現れました。
■ノア > 「 折角可愛い装備揃えて出掛けたのに、土で汚れちゃってぼろぼろ。持ってった虫避けのアロマも、一回で全部使っちゃったし… 」
愚痴れば愚痴る程、自分のヘタレ具合を露呈しているとは気付かずに。とりあえず今回の採集分が無くなる迄はゴルドで購入させてもらいたい と、気怠げに眉を下げて
「 暫く飲まない間に、 すっかり弱くなっちゃって。」
酒に関しては弱くなっただけだと 短く返し
「 ………ま、 全然酔わないよりは… 可愛げあるかな ? 」
なんて、あざとい考え付け足しつつ、ゆるりと首を傾げてみせた。
■ジード > 「そりゃ野外にそんな恰好で行くのが悪いさ。
この時期は虫も増えるしねえ」
困ったものだとしみじみと言い返しながら、
金で払ってもらえるという話には少しだけ残念そうな様子を見せはし。
「ははっ。確かに可愛げはそっちの方があるけど、
その後何するにせよ酔っぱらいすぎて動けないなんてのは勿体ないからな」
そういう事なら必要だろうとうなずきながら相手に瓶を追加で一つ差し出し。
「気付け薬だ、持ってきなよ」
■ノア > 「 流石にこんな格好じゃ行かないってば、 ショートパンツとね、 ブーツも新しく買ったの。こう、編み上げになってて可愛くて… あとフィンガーレスのグローブ、シンプルなデザインが気に入って買っちゃった。あとね ── 」
要は、冒険者 "風" な装備は整えたけれど… 結局は見た目重視だった模様。刺繍が可愛いとか、デザインがどうとか、色合いがどうとか 等… 暫く、貴方が興味を持つ持たないに関係なく熱弁し
「 ん、 ありがと♡ 」
手渡された気付け薬は、にこ と礼を述べつつ受け取った。其れを紙袋に入れ、代わりに栄養剤の小瓶を一つ取り出して
「 じゃ、 早速… 」
栓を抜き、口を付ける。口を付けてから思う、どれ位飲むのだろう… ? けれどまぁ、大した量ではないし。疲れも溜まっているからと、 一気に中身を飲み干した。
■ジード > 「それは何より。お得意様に何かあったら困るしね。
……女性の好みは色々と大変だなあ」
相手の言葉に鷹揚にうなずいて見せながら、
聞くと無しにその言葉を聞いて思わずぼそりと漏らす。
その可愛いという感覚を完全に理解しきれないものだから、
今一つ女性受けのよろしくない装飾品の類を仕入れる羽目になるのだが。
「…あー。即効性はあるけど、元気になるとはいえ限度はあるからやりすぎると後から来るからね」
一応忠告はしとくよといいつつ、困り顔で眺め見る。
とはいえ止める気は全くない様子。
実際の所、確かに疲労を回復させる効果はあるが同時に多少ハイにもなるので、
はしゃぎすぎると元以上につかれる可能性があるのが困りもの。
■ノア > 散々好き勝手話し、何となく相槌を打ってもらえれば満足。女なんて、そんなもの。取り敢えず今は ここ最近蓄積された疲れを取りたくて、小瓶を勢いよく煽り
「 …………… っ、 」
ごくん、 ─── ありがたい其の忠告は、完全に喉を通ってしまった後で聞く事となった。"後から来る" という其の曖昧な表現に、恐る恐る貴方を見詰め
「 後、 から……… ? 」
何が来るというのかを訊ねようとするも、 不安げな表情は一変。ぱっ、 と明るい笑顔へと変わり
「 ── ま、 いっか♡ 」
流石の即効性。すっかり疲れは吹き飛んだようで、元気いっぱい… 否、 其れを通り越し 所謂 "ハイ" になった女は、貴方の肩を ぽんぽん叩き
「 てゆーか、 いつまで働いてんの ? この時間じゃ客も大して来ないでしょ、 せっかくだし どっか呑み行こ♡ 」
本日二度目の邂逅とは思えぬ、随分と馴れ馴れしい態度で… 開店中の貴方を呑みに誘い始めるハシャぎっぷり。
■ジード > 「……ま、無理はしないようにしておきなよ」
何やらテンションが上がった様子に困った様子を隠しもせず、
それだけ言って苦笑いを浮かべる。
とりあえず元気になったのは間違いがないという事で自分を納得させつつも、
相手の急な誘いに目をしばたたかせた後に空を見上げれば日が傾き始めた時間である。
そろそろ良いかと荷物をまとめ。
「そうだね、それじゃあお付き合いしようか。
何か飲みたい酒のリクエストでもあるかい?」
■ノア > 「 無理 ? してないよ、なんか すごい元気ー 」
荷物を纏め始めた貴方の様子に上機嫌、 ふふ と目元を細める。どうやら効き目は抜群、絶好調らしい。今なら採集だって、山一つ分むしり取れるのではないかと思う位… とにかく、めちゃくちゃ身体が軽い。何が呑みたいのかと問われれば
「 んん… 今日は、 赤♡ 」
果実酒をリクエスト。年代物だったり、銘柄には拘らない。とにかく質より量、近くの安酒場で構わない と
「 二日酔いに効く薬あるし、呑み過ぎても大丈夫っ 」
深酒地獄へ、れっつごー。
■ジード > 「…ああ。これはダメな奴だな」
目も当てれられないという様子で、一応最後まで見ておくかと
付き合う覚悟を決めて立ち上がり、ステッキをくるりと振るえば
露店が一つ大きなカバンに収まってしまう。
それを手に取り、ハイになった様子の相手に一礼して見せて笑い。
「では行こうか、その代わりお酒に酔っぱらった後の保証まではできないよ?」
そういいながらに酒場へと案内していくのだった。
■ノア > 「 ん、 何か言った ? 」
何やら "ダメなやつ" だとかいう言葉が聞こえた気がするけれど、特に気に留める事なく。華麗なステッキさばきと、直後マジックのような光景に、ぱちぱち と拍手を送り
「 だから、大丈夫だってばー コレも貰ったし。」
二日酔いに効く薬と 気付け薬を、袋から覗かせて。準備は万全、怖いもの知らずだと言わんばかりに。このままではまた新たに、あれこれ追加購入する未来しか見えないけれど… 残念ながら、この時の女に其れを判断する事は出来ずに。貴方を巻き込んで、賑わい始める歓楽街の酒場へと消えてゆく ──
「 とことん付き合ってもらうからね♡ 」
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からノアさんが去りました。
ご案内:「平民地区」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 白い猫が歩く、平民地区の屋根の上を通り、時々道のほうに視線を向けながら。
歩く場所はなるべく高いとこ、塀の上、屋根の上と地面に降りないようにしてた。
猫の足なので足音もしない、ただ夜になると石は冷えてるから、
少し肉球が冷たくなる。
いつもの夜の見回りコース、酒場通りに入ると通り側の屋根の淵を歩くように進み。
一番賑やかそうな酒場のむかいの屋根に座って毛づくろい。